スティーヴン・キングの『ジンジャーブレッド・ガール』がついに映画化!
ホラー小説界を代表する巨匠スティーヴン・キング。1973年に『キャリー』で小説家デビューし、そしてデビュー作がいきなり映画化され、ホラー小説家として世界中から注目されるようになりました。 その後も『シャイニング』や『IT』『ミザリー』など発表するホラー作品が次々と映画化され、またホラー作品のみならず、『スタンド・バイ・ミー』や『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』など心温まるヒューマンドラマも発表し映画化されています。 ホラー小説界のみならずアメリカを代表する作家の一人と言っても過言ではないスティーヴン・キング。そんな巨匠が2007年にエスクァイア誌上で発表し、のちに2008年発売の短編集「とうに夜半を過ぎて」に収録された『ジンジャーブレッド・ガール』がついに映画化されることになりました。 今回は2018年春に映画化が発表されたばかりの『ジンジャーブレッド・ガール』について紹介していきます。
『ジンジャーブレッド・ガール』気になるあらすじ
『ジンジャーブレッド・ガール』の主人公は幼い我が子を突然死で亡くした女性エミリー。 子どもを亡くした苦しみからなかなか立ち直ることのできないエミリーは走り続けたり、無理な嘔吐を繰り返して自分の体を極限にまで追い詰めることでその苦しみを紛らわそうとします。そんな彼女を夫ヘンリーは理解することができず、エミリーはついに家を飛び出し、父親の別荘でしばらく過ごすことになりました。 エミリーが静かに過ごすその土地にピッカーリングと名乗る男性がやってきます。そして父の友人からピッカーリングの悪い噂を聞かされるもエミリーは彼と知り合いになります。そしてピッカーリングと知り合ったことにより彼女の静かな生活が恐怖に満ちた生活へと変わってしまうのです。 エミリーに迫る危険を描き上げた本作は観る人を恐怖で震え上がらせること間違いありません。
スティーヴン・キングも脚本に携わる!
Molly, aka the Thing of Evil, prepares to attack me for wearing a Jamaica hat with a Maine shirt. The calm expression is just a disguise. I didn't know she could read. pic.twitter.com/OSHg9TNojj
— Stephen King (@StephenKing) February 15, 2018
映画化が発表されたものの、2018年5月現在、映画『ジンジャーブレッド・ガール』の詳細は聞こえてきていません。 しかし原作者であるスティーヴン・キングが『ローズ・レッド』や『スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル』はじめ、彼の数々の作品の監督を務めた経験を持つクレイグ・R・バクスレーとともに脚本を手掛けることが発表されています。 またクレイグ・R・バクスレーが本作でもメガホンを取り、またミッチェル・ガーリンが製作に携わることも同時に発表されました。
キャストは未定、現在調整中
主人公エミリーを誰が演じるかを始め、本作への出演キャストが気になるところですが、残念ながら2018年5月現在、キャストは決まっておらず、現在調整中と発表されています。 スティーヴン・キングの恐怖の世界を誰がどのように演じるのか、キャストの発表が待ち遠しいですね!
『ジンジャーブレッド・ガール』世界中の人を惹きつけること間違いなし!
本作の製作会社となるブレインストーム・メディア社のマイヤー・シュワルツシュタイン会長は『ジンジャーブレッド・ガール』がスティーヴン・キング小説ファンをがっかりさせることなく、また世界中の人を魅了することなしと自信たっぷりに語っています。 まだ『ジンジャーブレッド・ガール』の詳細は発表されていませんが、まもなくキャスト、そして撮影開始日、公開予定日などが発表されることが間違いないでしょう。