2018年8月20日更新

S・キング原作『In The Tall Grass』が映画化!良い出来が期待できるのは何故?

著作が次々と映像化される人気ホラー作家スティーブン・キングが息子のジョー・ヒルと共に書いた『In the tall grass』がNetflixで映画化されます。本記事では映画の情報や見所をお届けします。

不動の人気作家S・キングの作品がまたまた映像化!

スティーブン・キング (ゼータ)
©Dennis Van Tine/Future Image/WENN.com

『キャリー』や『IT』のようなホラー作品から、『アンダー・ザ・ドーム』のようなSF作品、そして『ショーシャンクの空に』、『グリーン・マイル』といった深い人間ドラマまで、幅広いジャンルを緻密な描写で描くことに定評のある人気作家スティーブン・キング。 彼が息子のジョー・ヒルと共同執筆した『In The Tall Grass』が映画化されます。映画版を製作するのは、『ジェラルドのゲーム』と『1922』でキング作品の映像化に定評のあるNetflixです。 本記事では、キング本人だけでなく、ファンもうならせたNetflixとのコラボレーションの最新作となる『In The Tall Grass』のあらすじやキャストについて紹介します。

スティーブン・キングとジョー・ヒル親子って?

スティーブン・キングは、1974年の『キャリー』でデビューを果たしてから、数多くの作品を発表し続けています。モダン・ホラーの名手とされていますが、映画の原作となった『スタンド・バイ・ミー』のような人間ドラマや、Huluでドラマ化された『11/22/63』のようなラブストーリーもヒットしました。 キングの長男であるジョー・ヒルは、キングの息子であることを隠して活動していた時期に発表した『20世紀の幽霊たち』や『ハートシェイプト・ボックス』で注目された若手作家です。有名作家の息子であることだけでなく、2010年に発表した『ホーンズ 角』はダニエル・ラドクリフ主演で映画化されたことも話題となりました。

『In The Tall Grass』の気になる内容は?

S・キング、ジョー・ヒル親子の共著『In The Tall Grass』は、アメリカ・カンザス州を舞台にした中編小説です。主人公は仲の良い双子の兄妹のキャルとベッキー。大学2年生のある日、ベッキーの妊娠が発覚したことから、物語はスタートします。 双子の両親はベッキーに対して、子供が生まれるまでの間は叔父と叔母の家に身を寄せるよう言いました。ちょうど大学の春休みだったことから、キャルはベッキーの旅路に付き合うことに決め、双子たちは車で叔父夫妻の家に向かいます。 3日に渡るドライブの後、2人は助けを求める少年の声を耳にしました。彼らは、少年を助けるために歩きますが、いつしか背の高い草むらの中から出られなくなってしまうのです。

『In The Tall Grass』のキャスト

パトリック・ウィルソン
©︎Kyle Blair/WENN.com

Netflixによれば、役名は明らかにされていませんが、TVドラマ版『ファーゴ』にレギュラー出演していたパトリック・ウィルソンや、出演映画『code8』の公開を控える女優リースラ・デ・オリベイラ、子役出身のオーストラリア人俳優ハリソン・ギルバートンが出演することが発表されています。 また、アベリー・ホワイティッド、レイチェル・ウィルソン、子役のウィル・ビー・ジュニアなどの出演も明らかになっています。 出演交渉中と報じられていたTVドラマ『ウエストワールド』のジェームズ・マースデンについては、スケジュールが合わず、起用を断念したようです。

『In The Tall Grass』のみどころ

シャイニング (ゼータ)
©WARNER BROS

かの名匠スタンリー・キューブリックが手がけた『シャイニング』でも、原作とかけ離れすぎるとなかなか納得してくれないS・キング。そんなキングが素晴らしいと太鼓判を押した『1922』と『ジェラルドのゲーム』の映画を製作したNetflixが次に手がけるキング作品というだけでも、期待できる本作『In The Tall Grass』。 本作のメガホンを取るのはカルト映画『キューブ』でおなじみのヴィンチェンゾ・ナタリ監督。近年は『ハンニバル』、『ウエストワールド』、『ストレイン 沈黙のエクリプス』などTVシリーズで活躍してきたナタリ監督によるスリリングな描写にぜひ注目して見てください。

キングファンは続報をお楽しみに!

本作は2018年7月末にカナダ・トロントでの撮影が開始されたことが発表されました。役名や具体的な内容、予告編についても、これから徐々に明らかになっていくと思われます。 映画まで待ちきれない!という方は、現在日本語版が出版されていないため原作しか手に取ることはできませんが、2019年中にNetflixで配信が開始するまで気長に待ちましょう!