2018年8月23日更新

最強は誰だ、高齢アクションスター特集!【あのスターも中高年に】

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トム・クルーズ
©︎ciatr

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高齢化の進むアクション映画界

華麗なアクションシーンが繰り広げられるアクション映画。そこで活躍するアクションスターたちは見事なアクションを披露し、観客を魅了し続けてくれます。 しかし最近ではアクションスターたちの高齢化がささやかれるようになっているのも事実です。世界中の誰もが知っていると言っても過言ではないアクションスターであるシルべスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーはすでに70歳を超えるという年齢!またトム・クルーズやキアヌ・リーブスのようなアクションシーンをこなすイケメン俳優もすでに50歳を超えています。 しかし2018年に入り「ターミネーター」シリーズの最新作の製作が発表されるなど、年齢に関係なくアクションスターたちは活躍を続けています。 今回は年齢に関係なく活躍を続けるアクションスターたちを紹介していきます。(なお、下記の年齢は2018年8月23日時点のものとなります)

【72歳】ロッキーで大旋風を巻き起こしたシルべスター・スタローン

シルヴェスター・スタローン
©Z16/ACE Pictures/Newscom/Zeta Image

アクションスターの代名詞といっても過言ではないシルベスタ・スタローン。 1949年生まれのシルヴェスター・スタローンは29歳のときに観戦したボクシングの試合に感銘を受け、それをベースとした脚本をわずか3日で書き上げ、映画会社に売り込みなんとか映画化に成功します。これが1976年公開の映画『ロッキー』であり、当初はB級映画扱いだったものの、のちに大評判となり、一気にシルべスター・スタローンの名前が世界中に知れ渡ることとなりました。 その後「ロッキー」シリーズ、「ランボー」シリーズなどの出演で、アクションスターの地位を不動のものとします。 最近は以前ほどアクション映画への出演はしていないものの、2015年公開の「ロッキー」シリーズのスピンオフ作品『クリードチャンプを継ぐ男』に出演したり、製作スタッフとしてアクション映画に携わるなど、ハリウッドきってのアクションスターの地位は保持しています。

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【71才】政界でも大活躍アーノルド・シュワルツェネッガー

アーノルド・シュワルツェネッガー
©Jens Kalaene/dpa/picture-alliance/Newscom/Zeta Image

シルヴェスター・スタローンに並び、アクションスターの大御所であるアーノルド・シュワルツェネッガー。 オーストリア出身で、ボディービルダーとして世界中に名を馳せたアーノルド・シュワルツェネッガーが映画俳優に転身したのは1970年。その後数本のテレビドラマやドキュメンタリーに出演後、1982年公開の『コナン・ザ・グレート』への出演で注目を集め始めます。その後1984年公開の『ターミネーター』の大ヒットで、アクションスターとして世界中にその名を馳せることとなります。 2000年代に入ってからは政治活動も注目を集めるようになり、2003年から2011年までカリフォルニア州の知事を務めました。知事時代は俳優活動を控えていたものの、知事辞任後は再び精力的に活動をしており、2018年には入り、「ターミネーター」シリーズの最新作への出演も発表されました。 1947年生まれのアーノルド・シュワルツェネッガーはすでに70歳を超える現在もアクションスターとしての今後の活動に注目が集まっています。

【60歳】北欧が生んだアクションスター!ドルフ・ラングレン

ドルフ・ラングレン
©︎PHIL McCARTEN/UPI/Newscom/Zeta Image

1957年に北欧スウェーデンに生まれたドルフ・ラングレン。 スウェーデンで大学に在学中に極真空手に入門し、数々のトーナメントに出場して空手家としてその名を馳せることになります。その後アメリカに渡り、モデルの仕事を経て、映画界にデビューを果たします。そして『ロッキー4/炎の友情』でロッキーの敵役を見事獲得し、アクションスターとして注目を集めるようになりました。 その後も1992年公開の『ユニバーサル・ソルジャー』を始め、アクション映画への出演にこだわり続け、60歳を超える現在もアクション映画のみに出演を続けています。またドルフ・ラングレンは母国スウェーデンの他、シドニー工科大学やマサチューセッツ工科大学など世界の名門大学で学んだ経験を持ち、知能指数が160あるとも言われている秀才アクションスターです。 現在では俳優としての他、監督としてアクション映画に携わっており、これからもアクション映画界を語るに外せないアクションスターの一人と言えるでしょう。

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【57歳】ベルギーが生んだ英雄!ジャン=クロード・ヴァン・ダム

ベルギーが生んだアクションスター、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。 1960年生まれのジャン=クロード・ヴァン・ダムは、幼少の頃より体を鍛える目的で、バレエ、マーシャルアーツ、ボディビルを習い、1970年代には数々の空手やキックボクシングの世界選手権に出場を果たします。 その後フランス映画への出演をきっかけに演技に目覚めます。その後アメリカに渡り、チャック・ノリス主演の映画でスタントマンを務め、その後チャック・ノリスの映画を多く手がけていたキャノンフィルムズの責任者の目に止まり、数多くのアクション映画の出演を果たすことになりました。 2000年代には入りしばらく低迷していたものの、2012年公開の映画『エクスペンダブルズ2』の出演で見事返り咲きを果たします。その後も順調に映画出演を果たし、2018年には新作『スティール・サンダー』が公開され、これからのさらなる活躍に注目が集まっています。

【64歳】アジアが生んだアクションスター!ジャッキー・チェン

ジャッキー・チェン
WENN.com

現在のアクション映画を語るに外せないアクションスターの一人、ジャッキー・チェン。 1954年香港に生まれたジャッキー・チェンは千葉真一に憧れアクションスターを目指すようになります。そしてカンフー映画のスターであったブルース・リーの映画へのスタントマン出演を経て、次第にアジアが生んだアクションスターとしての地位を確立していきます。 ジャッキー・チェンの特徴は自身のキャラクターを活かした作品への出演、また『プロジェクトA』や『ポリスストーリー/香港国際警察』に代表されるような、監督兼俳優として携わり、また命がけのアクションシーンが売りの作品への出演と言えるでしょう。 一時はアジアを離れ、ハリウッドを中心に活動を続けていましたが、最近は再びアジア映画へも積極的に出演を続けており、2016年にはアカデミー名誉賞を受賞しました。アジアが生んだアクションスター、ジャッキー・チェンのさらなる活躍に世界中の注目が集まります。

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【56歳】スタントなしでアクションシーンに挑むトム・クルーズ!

トム・クルーズ
Geisler-Fotop/Newscom/Zeta Image

現在の映画界を代表するスター、トム・クルーズ。様々なジャンルの映画に出演するトム・クルーズの最近の人気作といえば、華麗なアクションシーンが売りの「ミッション:インポッシブル」シリーズです。 元々プライベートで車やバイク好きであるトム・クルーズは、アクションスターも顔負けの運転技術を映画で披露しています。そして危険が伴うアクションシーンもスタントマンなしで行うのが彼のポリシーであり、だからこそ迫力満点のアクションシーンに誰もが引き込まれてしまうと言えるでしょう。 1962年生まれで、すでに50代半ばでありながら、2018年には『ミッション:インポシブル/フォールアウト』が公開されました。本作でももちろんトム・クルーズの迫力あるアクションシーンが堪能できます!

【47歳】脚本やプロデューサー業も行う!マット・デイモン

マット・デイモン
WENN.com

ヒューマンドラマへの出演が多いイメージのあるマット・デイモン。しかし2002年公開の『ボーン・アイデンティティー』をはじめ数々の映画でアクションスター顔負けの見事なアクションシーンを披露しています。 脚本家としてアカデミー賞受賞経験を持つマット・デイモン。現在も俳優としてのみならず、脚本家として、製作スタッフとして映画に携わることのある多才な人物です。 1970年生まれで現在47歳のマット・デイモン。彼のアクション映画が今後も製作されることをぜひ願いたいところです。

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【53歳】端正な顔立ちで世界中の女性を虜にするアクションスター!キアヌ・リーブス

キアヌ・リーブス
©Marechal Aurore/ABACA/Newscom/Zeta Image

端正な顔立ちで世界中の女性を虜にするキアヌ・リーブス。比較的若く見られることが多いキアヌ・リーブスですが、1964年生まれですでに50歳を超える年齢となっています。 今は亡きリバー・フェニックスとの共演で話題を呼んだ『マイ・ブライベート・アイダホ』や2003年公開の『恋愛適齢期』などヒューマンドラマやラブロマンス映画が似合う俳優でありながら「スピード」シリーズや「マトリックス」シリーズなど華麗なアクションシーンたっぷりのアクション映画に多く出演する俳優でもあります。 そのスレンダーな出で立ちからは想像しがたい見事なアクションシーンは、他のアクション俳優のアクションシーンには見られない美しさがあり、キアヌ・リーブスが出演するアクション映画はアクション映画が苦手な女性にも受け入れやすいのが特徴です。

【63歳】コメディ俳優としても活躍!ブルース・ウィリス

ブルース・ウィリス
©Dennis Van Tine/ABACAUSA.COM/Newscom/Zeta Image

「ダイ・ハード」シリーズで世界中の注目を集めるようになったブルース・ウィリス。 もともとは1985年から放送開始されたテレビドラマシリーズ『こちらブルームーン探偵社』でコメディ俳優として注目を集め始めていたブルース・ウィリスは「ダイ・ハード」シリーズのヒットで一躍アクションスターとしての道を歩み始めます。 その後も1997年公開の『フィフス・エレメント』などのアクション映画への出演を続ける一方、ジャンルを問わず様々な映画に出演を続け、また歌手活動を行った時期もあるブルース・ウィリス。 1955年生まれですでに60歳を超える年齢でありながら、精力的に映画活動を続けるブルース・ウィリスは今後も続々と新作の公開や製作が控えており、その勢いはとどまるところを知らないと言っても過言ではないでしょう。

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次の世代を狙う!?若手アクションスターたち

年齢を感じさせない高齢アクションスターが未だ活動を続ける中、若手アクションスターも注目を集め始めています。 1980年生まれのドイツ出身の若手アクションスター、マティス・ラントヴェアー。ドイツのジャン=クロード・ヴァン・ダムとも称されるマティス・ランドヴェアーは日本での劇場公開作品はなく、DVDでしかその姿を拝めることができませんが、今世界中が注目しているアクションスターです。 特に彼が一躍注目を集めるようになった『死亡特急』は本国ドイツではテレビドラマシリーズ化されるほどの人気となっています。 また1978年生まれで南米チリ出身のラテン系アクションスター、マルコ・サロールにも今注目すべき若手アクションスターの一人です。 2014年公開の『マチューテ・キルズ』、2015年公開の『ザ・リディーマー』は、どちらもマルコ・サロールの華麗な肉体とアクションをたっぷり堪能できる作品となっており、これからのさらなる活躍に注目が集まっています。

まだまだ現役!高齢アクションスターたち

現在のアクション映画を牽引するアクションスターたちの高齢化が進む中、誰もが引退宣言せず、若手アクションスターたちにその座を引き渡すことなく、現役で活躍を続けています。 その活躍の陰には、日々過酷なトレーニングが積まれていることは誰もが想像できることであり、そして誰もがさらなる活躍を願っていることは間違いありません。 年齢を感じさせることなく活躍を続けるアクションスターたちに今後も注目していきましょう。