ジブリキャラクターの年齢を一挙紹介!気になる登場人物はいくつ?【実はこんなに若かった】

スタジオジブリの人気は国内のみならず海外にも波及し、影響を受けたクリエイターも多いことで知られています。そんなジブリの作品ですが、実は登場人物の年齢が見た目よりも若いことが多いのです。この記事では、ジブリキャラクターの驚きの年齢を紹介していきます。
ジブリキャラクターって何歳なの?気になる年齢をまとめて紹介!
スタジオジブリといえば、世界的に人気のある作品を多数制作してきたスタジオです。しかし誰もが知っている大人気作品は数あれど、キャラクターの年齢まで把握している人は意外と少ないのではないでしょうか? 幼いころに観た作品の主人公は、当時の記憶ではお兄さんやお姉さんに思えましたが、今では自分のほうがはるか年上になっている……なんて経験もあるでしょう。特にジブリ作品のキャラクターの設定は、想像よりも若いことも多いのです。 そこでこの記事では、ジブリの登場人物たちがいくつなのか作品ごとに紹介していきましょう!記事上部の目次から気になる作品にスキップしてみてくださいね。
ジブリキャラクターの年齢を一覧でチェック!
〜10歳 | 『となりのトトロ』メイ 『千と千尋の神隠し』千尋 『崖の上のポニョ』ポニョ 『崖の上のポニョ』宗介 『火垂るの墓』節子 |
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10歳〜 | 『となりのトトロ』サツキ 『もののけ姫』アシタカ 『もののけ姫』サン 『ハウルの動く城』ソフィー 『風の谷のナウシカ』ナウシカ 『借りぐらしのアリエッティ』アリエッティ 『借りぐらしのアリエッティ』翔 『魔女の宅急便』キキ 『天空の城ラピュタ』パズー 『天空の城ラピュタ』シータ 『思い出のマーニー』佐々木杏奈 『火垂るの墓』清太 『ゲド戦記』アレン 『コクリコ坂から』松崎海 『コクリコ坂から』風間俊 『耳をすませば』月島雫 『耳をすませば』天沢聖司 『猫の恩返し』吉岡ハル |
20歳〜 | 『ハウルの動く城』ハウル 『風立ちぬ』堀越二郎 『おもひでぽろぽろ』岡島タエ子 |
30歳〜 | 『紅の豚』ポルコ・ロッソ |
『となりのトトロ』
草壁サツキ12歳・草壁メイ4歳

草壁家の長女であるサツキは、小学6年生の12歳。妹のメイは4歳です。サツキはもともと小学4年生で10歳の設定だったそうですが、しっかりした性格のため6年生に変更されたのだそうです。 小学生くらいまでの年齢だと、トトロの姿を見ることができるようですね。
草壁タツオ:32歳
サツキとメイのお父さんである草壁タツオ。 大学の非常勤講師をしながら翻訳の仕事を手がけ、草壁家を守っている彼は、なんとまだ32歳!病床の妻を案じつつも、娘たちの言葉も正面から受け止められる柔軟さが魅力的です。
『もののけ姫』
アシタカ:17歳・サン:15歳

『もののけ姫』のアシタカは、なんとまだ17歳!この若さで優れた決断力と強さを持っており、里では未来の長と有望視されていたのも納得です。 一方のサンは15歳で、アシタカよりも年下です。山犬のモロの君に育てられていたため、野生的な強さと純粋さがある少女です。
『ハウルの動く城』
ソフィー:18〜90歳

『ハウルの動く城』のソフィーは18歳。帽子店で針子として働いていますが、魔女の呪いにより最高90歳のおばあちゃんになってしまうのです。 その後もソフィーは、作中で幾度となく見た目の年齢が変わります。
ハウル:27歳?

ハウルは端正な顔立ちに美しい金色の髪、木村拓哉のイケメンボイス、しかも魔法使いとしての才能はバツグンというまさに絵に描いたような王子様。なのにメンタルだけは異常に弱くて子どもっぽいというキャラクターでしたが、実は27歳という立派な大人です。 その綺麗な金髪は、作中の後半に綺麗な黒髪に変わります。映画内では触れられていませんでしたが、原作には生まれてから10,000日が経過しているという1文があることから、27歳であると推測されています。
マルクル:8〜10歳

マルクルの年齢も映画では触れられていませんでしたが、まだ幼い見た目から、8歳から10歳くらいであると推測されています。 作中の序盤では、魔法でおじいさんの姿に変装したり、ハウルの城に住み着くようになったソフィーに虚勢を張ったりしていました。 そんなマルクルも物語が進むに連れて子どもらしい無邪気な姿を見せはじめ、まるで母親や姉を慕うように、ソフィーを懐いていました。ちなみに原作では、15歳の男の子として登場しています。
『風の谷のナウシカ』
ナウシカ:16歳

『風の谷のナウシカ』のナウシカは16歳。この若さで勇敢さと優しさと慈愛を持つ、大人っぽい少女です。ペジテの王子アスベルと、彼の双子の妹であるラステルも同じく16歳です。 ナウシカの師であり、名の知れた剣士であるユパはまだ45歳。年齢以上の貫禄を感じさせますね。
クシャナ:25歳

帝国トルメキアから派遣されてきた皇女クシャナは、まだ25歳という若さ。しかしすでに立派なカリスマ性を発揮しています。 彼女に仕えるクロトワもまだ27歳です。
『借りぐらしのアリエッティ』
アリエッティ:14歳・翔:12歳

『借りぐらしのアリエッティ』のアリエッティは14歳。対して人間の翔は12歳です。 小人なので分かりづらいですが、アリエッティのほうがお姉さんなのですね。
『魔女の宅急便』
キキ:13歳

『魔女の宅急便』のキキは13歳。本作では、魔女はみんなこの歳で親元を離れて1人で旅に出ます。立派な魔女になるためには、若いころから修行をしなくてはいけないようです。 パン屋に居そうろうすることになったキキは、新たな出会いを通して大きく成長していきます。
ウルスラ:19歳
キキの友達で、画家のウルスラは19歳。この若さで印象的で大きな絵を描き上げる彼女は、将来成功しそうな雰囲気を感じさせます。
おソノさん:26歳
キキが居そうろうし、魔女の宅急便をスタートさせたパン屋の女将おソノさんの年齢は26歳。 年齢以上にしっかりとした性格から、制作スタッフのあいだでも「もしかして、過去にいろいろあったのでは?」と話題になっていたそうです。 ちなみにふっくらとした体型は妊娠によるものなのだとか。映画のエンディングには、産後のスリムになったおソノさんが登場しています。
『天空の城ラピュタ』
パズー:10代前半・シータ:10代前半

『天空の城ラピュタ』のパズーとシータ。2人とも作中で年齢に触れられることは一切ありませんでしたが、大人でも子どもでもなさそう見た目から、おそらく10代前半であると言われています。 ほとんど見た目通りの年齢で、違和感も少ないのではないでしょうか。しかし10代前半にしては、驚くべき行動力と意志の強さを持ち合わせていますね。
『千と千尋の神隠し』
千尋:9歳

『千と千尋の神隠し』の千尋は、小学4年生の9歳。まだ幼い少女がいきなり未知の場所に放り込まれたら、心細いはずですが、千尋はその生活のなかで強い力を身につけていきます。 ハクは実年齢は不明ですが、外見年齢は12歳。こちらもまだ子どもと言える見た目をしています。 千尋の友達となったリンも、実年齢は不明ですが、外見年齢は14歳。千尋をよく気にかけてくれるいい姉貴分でした。
『崖の上のポニョ』
ポニョ:5歳・宗介:5歳

魚の女の子であるポニョと、人間の男の子である宗介はともに5歳。体格は同じくらいですが、地上に来たばかりのポニョは少し幼く、しっかり者の宗介は少し大人っぽく感じられます。 また宗介の母であるリサは25歳、その夫で宗介の父である耕一は30歳です。 ポニョの父でもともと人間だったフジモトは、1906年ごろから海底で「生命の水」を井戸に貯めていたことが分かっているので、100歳は越えているようです。そしてポニョの母であるグランマンマーレは、海の女神のような存在なので、かなり年齢を重ねているのではないでしょうか。
『思い出のマーニー』
佐々木杏奈:12歳

『思い出のマーニー』の佐々木杏奈は中学1年生の12歳。12歳といえば、『となりのトトロ』のサツキと同い年です。 しかし杏奈はすでに中学に進学しており、顔つきも大人っぽく見えますね。
『火垂るの墓』
節子:4歳・清太:14歳

第二次世界大戦末期から終戦直後の混乱のなか、たった2人で生きる兄妹を描いた『火垂るの墓』。 苦難が続いていくなか、なんとか生き延びようともがいた2人でしたが、妹の節子が栄養失調で命を落としたときの年齢はわずか4歳。また兄の清太は14歳でした。 10歳の年齢差があるとはいえ、まだ少年である清太にとって節子を守りながら生きることは簡単ではなかったでしょう。
『紅の豚』
ポルコ・ロッソ:36歳

『紅の豚』の主人公であるポルコは、外見が豚なので分かりづらいのですが36歳。ちなみに人間だったときの名前はマルコ・パゴットです。彼の幼なじみであるジーナも、彼と同世代と思われます。 もう1人のヒロインであるフィオは17歳。設計の時にポルコが不安に思ったのも分かるような若さなのです。
『ゲド戦記』
アレン:17歳

宮崎駿監督の長男である宮崎吾朗監督のデビュー作品として、一躍話題になった『ゲド戦記』。その主人公であり、一国の王子であるアレンは17歳です。こちらは見た目通りの年齢ではないでしょうか。 幼い子どもではないとは言え、17歳という若さで王子という地位はかなりのプレッシャーだったのでしょうか。実の父親である国王を殺害し、国を出て行方をくらませてしまうなど、心を病んでいるような印象を受ける設定でした。
『風立ちぬ』

実在の人物をモデルに描いた映画『風立ちぬ』は数年にわたるストーリーなので、登場人物の年齢も変化していきます。 汽車と震災のシーンでの堀越二郎は20歳、里見菜穂子は13歳です。また2人が再会した時の堀越二郎は30歳、里見菜穂子は23歳。 結婚式を挙げた時の堀越二郎は31歳、里見菜穂子は24歳。菜穂子が黒川邸から去ったとき、彼女は25歳で、この歳で病死しています。 二・二六事件時の堀越二郎は33歳。第二次世界大戦時には36歳、太平洋戦争時は38歳。終戦時には堀越二郎は42歳でした。
『コクリコ坂から』
松崎海:高校2年・風間俊:高校3年

『コクリコ坂から』の主人公である小松崎海は、映画冒頭には港南学園高等部1年生で、物語の途中で進級して2年生になります。 彼女の父は10年前に乗っていた船が遭難し、行方不明になっています。母も仕事で海外におり、海は妹や弟の世話をしながら小松崎家を守るしっかり者。 彼女と恋仲になる風間俊は、海より1つ年上です。映画冒頭には高校2年生で新聞部の部長を務め、3年生に進級。卒業後は、横浜国立大学に進学しました。
『耳をすませば』
月島雫:14歳・天沢聖司:15歳

ジブリ映画のなかでも人気の高い『耳をすませば』。主人公の月島雫は、中学3年生の14歳です。彼女と恋に落ちる天沢聖司は、雫と同じ学年ですが15歳。雫のほうが誕生日が遅いのです。 聖司の祖父で、古道具店「地球屋」の主人である西司朗は80歳です。また雫がたびたび出会う猫のムーンの年齢は不明。街中を渡り歩いているため、「お玉」「ムタ」とも呼ばれています。
『猫の恩返し』
吉岡ハル:17歳

『猫の恩返し』は、『耳をすませば』の月島雫が書いたという設定のスピンオフ作品です。 そんな本作の主人公である吉岡ハルは、高校2年生の17歳。あるとき車に轢かれそうになっている猫を助けたことをきっかけに、不思議な出来事に巻き込まれていきます。
バロン・ムタ

『耳をすませば』と共通するキャラクターが登場する本作。 バロンことフンベルト・フォン・ジッキンゲンは、本作での年齢はわかりませんが、姉妹作『耳をすませば』では、西司朗が戦前に留学先のドイツで手に入れたことがわかっています。 一方でムタことルナルド・ムーンは、猫王から「どうすればそんなに長く生きられるのか」と尋ねられており、普通の猫の寿命をはるかに越えて、不老不死とさえ思われているようです。 猫の国の王子であるルーンや、彼の恋人であるユキの年齢は不明ですが、彼らはほかの猫たちに比べて若いのではないでしょうか。
『おもひでぽろぽろ』
岡島タエ子:10歳/27歳・トシオ:25歳・あべくん:10歳

1982年が舞台となっている『おもひでぽろぽろ』。主人公の岡島タエ子は、原作漫画では1955年生まれの設定ですが、映画版では1956年生まれの26歳です。 彼女が休暇で滞在することになった山形で知り合ったトシオは25歳。タエ子の姉の夫の親戚にあたり、農家を営んでいます。 タエ子の思い出のなかに登場する、小学生時代の同級生あべくんは、当時の彼女と同じく10歳の小学5年生です。
ジブリの世界の人々は年齢もさまざま!違いに着目して物語を楽しもう
この記事では、スタジオジブリの登場人物たちの年齢を紹介してきました。全体的に思っていたよりも若いという印象を受けたのではないでしょうか。 多くのキャラクターたちはしっかりしているように見えるので、もっと年上の設定かと思ってしまいますね。ジブリワールドの魅力的なキャラクターと、自分自身の年齢を比較してみるのも楽しいかもしれません。