2018年8月30日更新

『スター・トレック4』からクリス・パイン、クリス・ヘムズワースが降板

© Paramount Pictures

クリス・パインとクリス・ヘムズワースがギャラ問題により『スター・トレック4 (原題)』から降板するようです。来年の『スタートレック・ディスカバリー』放送を控えながらも、リブート版には陰りが見えてきました。

クリス・パイン、クリス・ヘムズワースがギャラ問題により降板……!

The Hollywood Reporterによれば、クリス・パインとクリス・ヘムズワースがギャラの金額交渉決裂が原因で降板することになったようです。クリス・パインは通算4回目のキャプテン・ジェイムズ・T・カーク、クリス・ヘムズワースはタイムトラベルを介して戻ってくる、カークの父親を演じるはずでした。再キャストについては未だ決まっていません。 カルト的な人気を誇る「スター・トレック」シリーズのリブートとして2009年から始まった作品群「ケルヴィン・タイムライン(本家とは別の世界線)」は、今までドラマシリーズを除き三作ほど映像化されてきました。中でも、最新作『スター・トレック BEYOND』はトレッキーと呼ばれるスター・トレックファンからの評価は高かったものの、商業的に成功したとはいえなかったため、次回作『スター・トレック4 (原題)』の制作が危ぶまれていました。 「スター・トレック」シリーズの生みの親、ジーン・ロッデンベリーが同作品上に作り出したユートピアでは、「レプリケーター」という、生体以外何でも複製できる万能コピー装置のおかげで、強欲な「フェレンギ人」を除き貨幣経済は衰退していました。降板した二人は製作側にとっての「フェレンギ人」だったということになってしまうのでしょうか?

「死と対決することは、いかに生きるかということなんだ。そうだろ?」

スター・トレック ビヨンド
© Paramount Pictures

しかし、複製も代替もきかない演技を見せ、これまでの作品を素晴らしいものにしてきた二人の役者を責めることは正しいとは言い難いでしょう。彼らは代理人を通じて、以下のように主張しています。 「制作会社(パラマウント)はパインとヘムズワースに対して契約を守らず、商業的にいまいちだった映画の続編制作に予算を注ぐために、二人のギャラを減らそうとしている」 二人とパラマウントのどちらが「フェレンギ人」なのかはこれだけではわかりませんが、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、サイモン・ペッグ、ジョン・チョウらの続投は決定しているため、再キャスティングが必要なのはキャプテン・カークと、そしてカークの父親役のみ。 とはいえ、主要キャストとなる二人をこれから見つけることはそう簡単なことでもないため、ギャラの交渉が再度行われて整理されれば、二人が戻ってくる可能性も無きにしもあらず、です。 キャプテン・カークたちの辞退はリブート作品において致命的な降板騒動ですが、果たして今後はどのような展開を迎えるのか、続報が待たれます。