【少女漫画】省略されがちな「ひょんな」部分に突っ込んでみる【ひょんなことから付き合い始めた2人】

2018年9月11日更新

少女漫画のあらすじで、主人公の男女が付き合うことになったきっかけを省略した「ひょんなことから付き合うことになった」という表現。では、その「ひょんなこと」とはどんなきっかけなのでしょうか?その部分を徹底解説していきます。

少女漫画って「ひょんなこと」から付き合いがち!

そもそも、「ひょんな」ってどういう意味?

主人公のカップルが付き合うことになったきっかけや、出会いのきっかけを紹介する際に、その出来事を省略して表現する「ひょんなことから」という文言があります。 では、その「ひょんな」とはどんな意味があるのでしょうか?国語辞典で調べてみると「思いがけないさま。意外な。妙な。」といった意味が出てきます。 つまり、少女漫画において「ひょんなことから」と記述されている場合は「通常の生活では思いがけない」といった意味になると言えるでしょう。今回はそんな「ひょんなことから」付き合った2人の、ひょんな部分にフォーカスしてみます。 少女漫画が最も盛り上がる付き合う瞬間に浸って、キュンキュンするも良し。「そんなこと現実では……」とツッコミを入れるも良しです!

りぼんの大人気コミック『ママレード・ボーイ』が実写映画化【2018年公開】

ある日突然、主人公の光希(桜井日奈子)は両親からパートナーを交換して再婚することを告げられます。戸惑う光希をよそに、話はどんどん進められ、相手の家族と会うことに。そこで同い年の息子、遊(吉沢亮)と出会います。二つの家族は一緒に暮らすことになり、一つ屋根の下での生活が始まるのです。 両親が突然パートナーを入れ替えて再婚し、二家族が一緒に暮らすという現実ではあまり考えられないような状況。ましてや、その子供たちが惹かれ合い付き合うことになるなんて、少女漫画ならではの展開と言えるでしょう。そのきっかけ紹介するのに「ひょんなことから」と表現するのも納得です。

漢前(おとこまえ)でピュアな恋『俺物語!!』【2015年公開】

原作は、別冊マーガレットの増刊号にて読み切り作品として掲載され、その反響から続編の連載がスタートした人気作です。 剛田猛男(鈴木亮平)は高校生らしからぬいかつい顔に大きな体の持ち主で、彼が好きになる子はもれなく、親友の誠(坂口健太郎)を好きになってしまうのでした。そんなある日、電車で痴漢に遭っている凛子(永野芽郁)を助け、猛男は一目で恋に落ちますが、凛子もまた誠を好きなのだと勘違いしてしまします。しかし凛子は助けてくれた猛男に恋をしていて、誠の協力を借りて二人は思いがけず付き合うことになります。 本作で言う「ひょんなこと」とは、猛男の勘違いによって凛子の想いに気付かない不器用さを表現していると言えるでしょう。

自分を変えてくれる恋愛に出会えた『好きっていいなよ。』【2014年公開】

講談社の少女漫画誌「デザート」にて連載された、講談社きっての大人気コミックです。 主人公の橘めい(川口春奈)は人を信じることができず、誰とも関わらないで生活をしていました。学校でもほとんど喋らないめいを面白がって嫌がらせをするクラスメイト。ある時、そのくだらなさに怒っためいが「いい加減にしろ」と回し蹴りをするのですが、そこに居合わせた大和(福士蒼汰)に命中してしまいます。それを機に大和はめいに惹かれ、めいも次第に心を開いていくのでした。 この作品での「ひょんなこと」とは、まさにめいの蹴りが大和にヒットしたこと。直撃し、ケガまでしたにも関らず大和は「面白い」と大笑いします。今までに出会ったことのないタイプのめいに興味を抱くきっかけになったのでしょう。

自分を見つけた初めての恋『今日、恋をはじめます』【2012年公開】

「Sho-Comi」で連載された人気少女漫画の実写映画化作品です。 地味で真面目なつばき(武井咲)は、そのダサい恰好から入学早々からかわれるように。更に最悪なことに同じ名前の椿京汰(松坂桃李)の隣の席になってしまい、絡まれてしまいます。「これ以上、からかうならその髪、切りますよ」と反抗するも、京汰は「今日から俺の女にする」と公言し、クラスメイトの目の前でキスをするのでした。 京汰はこれまでモテてきたので女子のほうから寄ってきていました。だからこそ、つばきのような地味な子を落としてみたいという魂胆があったのです。実際にも、こういった悪ふざけのようなシチュエーションは起こりえそうです。

この想い、いつか……『君に届け』!【2010年公開】

高校の入学式、爽子(多部未華子)は道に迷っていた風早(三浦春馬)と出会います。その時、爽子の髪に桜の花びらがついたのを風早が取ってくれるのでした。友人と去って行った風早が振り返ると、桜を見上げてほほ笑む爽子が。その笑顔に一瞬で心を奪われた風早と爽子は次第に惹かれ合っていくのでした。 真っ黒な髪と、人と関われない爽子をクラスメイトは“貞子”と呼んで避けていました。けれど爽子はみんなを怖がらせずに、風早くんのようになりたい、と密かに憧れていたのです。そして実は風早も、入学式で出会った爽子の笑顔に惹かれていたのでした。 道を教えただけというリアリティあるシチュエーションが、ときめきをくれることでしょう。

少女漫画ならではの「ひょんなこと」で始まる、淡い恋。

思春期の女の子たちがドキドキしながら読む少女漫画。その中の恋愛にはいつも、少女たちの憧れや理想が詰まっていました。 少女たちの憧れる恋愛で大切なのは、“恋の始まり”です。恋の始まりにはいつも特別な出来事が起こるのが少女漫画ではお決まりに。思春期の少女たちは、そんなドキドキする恋の始まりに胸をときめかせるのです。 漫画の世界では、甘酸っぱい恋の始まりは「ひょんなこと」がきっかけだったりします。少女漫画ならではの、特別な恋の始まりは、いくつになってもキュンキュンすること間違いなしです。