2018年9月15日更新

『MEG ザ・モンスター』を4DXで観ると死ぬほど楽しい【体験レポ】

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メグ
© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., GRAVITY PICTURES FILM PRODUCTION COMPANY, AND APELLES ENTERTAINMENT, INC.

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『MEG ザ・モンスター』を4DXで観て、死にかけた。

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いや、本当に死にかけた。 最近、専らド派手なアクションやパニック映画などの「大きなスクリーンで観ると楽しい映画」はIMAXか4DX上映で鑑賞しています。もちろん、手に汗を握るサスペンスや静かな作品を4DXで鑑賞すると座席が揺れることを煩わしく感じるかもしれないけど、『ジュラシック・ワールド』のような作品であれば“アトラクション”としての楽しみ方もできる。今、映画館が提供できる新たな映画体験の形だと思うんです。

ここで、4DXとMX4Dの違い簡単にご説明

4DXとは、2009年より韓国のCJ 4DPLEX社が開発した体感型を演出するための劇場上映システムとのことを指します。一方、MX4DはアメリカのロサンゼルスにあるMediaMation社によるもので2012年より提供されたものです。4DXはまさに、4D映画の先駆け的な存在というわけ! もちろん機能的な差異はあれど、一般的には「座席が動く」「水がでてくる」というアトラクション型の映画と認識されていることが多いでしょう。 しかしこの『MEG』を4DXで観た時、私は確信しました。4DXの方が、すごい。“ヤバ良い”と。何がすごいのか、映画の魅力に触れながら4つのポイントごとに解説したいと思います。

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①すっごい、濡れる

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本作の舞台は基本的に海の上、または中です。陸のシーンは5~6分ほどしかありません。勘が良い方は、お分かりいただけるかと思いますが、本作は常に濡れる可能性があるのです。むしろ、濡れてしかいません。しかも、私の体感ではMX4Dより水の量が多いのです!そのため、席には「WATER ON/OFF」のボタンが設置されています(MX4Dにはありません)。 隣に座っていた女の子がお母さんに「濡れるの?消そうかな」と怖がっていて、「ビビりすぎ、かわいいな〜」と思っていたのですが、その後溺れそうなくらいの水の本気度に、私の方が怯えてしまいました。

②激しすぎてしがみついていないと、吹っ飛びそう

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本気なのは水の量だけではありません。作品上映前に、4DXの動作紹介を含めたプロモーション動画が流れるのですが、この時点でしっかりと席に座っていないとポップコーンは吹き飛び、自分は席から吹っ飛ばされる程の“本気度”を理解することになるのです。 その後しっかり座り直せば大丈夫。本作では爆発時はもちろん、メグに襲われている時もかなりの衝撃を体験することができます。この激しさがまた、最高に楽しいのです!パニック映画にスリルを求める方は多いはず。そういった観客こそ、この4DX×巨大サメのWスリルを堪能してほしい!

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③臨場感120%!キャラクターと共にボートの上に乗ってる感覚

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しかし、ただド派手に席が動くだけが4DXではありません。私が今回この『MEG』4DX版で感動したのは、シーンごとの緻密な動作分けなのです。特にメグ討伐に向かった際、停止しているボートの上でステイサム含むメンバーが作戦会議をするシーン。 とある地点まで向かう時は、もちろんボートの揺れに伴って席は大きく揺れ、水しぶきかかったりするのですが……ボートが止まってもエンジンによる微かな振動が細かに再現されているんですよ!しかも振動に加えて、止まっているボードが海の上で波を受けて揺れている感じも同時に体感できます。 なんですか?この凄まじい臨場感。私もみんなと一緒にボードに乗っている気分!メグが来たらどうしよう!

④ステイサム自体も4DXで体験したかった

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何を隠そう本作の一番の魅力は、ジェイソン・ステイサムの存在そのものです。御歳51歳とは思えない、『トランスポーター』の時から何も変わっていない肉体美に唖然……。 容姿はともかく、何よりステイサムには絶大な安心感があります。彼が出てくるだけで、絶対的に人類は救われるというような。スクリーン上での無敵さを、その存在だけで感じさせる。まさに真のアクションスターといっても、過言ではありません。 本作でも彼の演じる主人公ジョナスは過去の人命救出の際に負ったトラウマに悩まされているものの、誰よりも海の危険に詳しく、人を助けることに対するポテンシャルが高いです。彼の判断のおかげで、多くの人が救われてきました。 トラウマによって葛藤しつつ、身一つで海に飛び込み、素手でクジラより大きなサメと戦うイケメン。素晴らしくないですか?私はステイサムの肉体美を4DXで体感できる日を夢見ています。

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『MEG』を4DXで観なければ、一体何を4DXで観るべきか分からない

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もう、本当に『MEG ザ・モンスター』は4DXで観ないとダメなのです。正直、ストーリーは極めてシンプルで「大きなサメが何かの間違いで海に解き放たれてしまったので、退治する」という事に終始します。 金字塔の『ジョーズ』や近年の中で極めて良作である『ロスト・バケーション』といった従来のサメ映画は、サメとの頭脳戦であったり、水の中に入ってしまった時に腕や足など人体の一部をサメに“噛みちぎられそう”という人体破損の恐怖感があります。 しかし本作に登場するメガロドンことメグは、クジラよりも大きなサメ。食われるとしたら丸呑みスタイルなので、先述の人体破損などの“痛そう”という恐怖は薄れます。さらに、巨体故に海上から位置がすぐに確認できて「一体どこに潜んでいて、どのタイミングで襲われるかわからない」という恐怖も従来のサメ映画と比べると弱いかもしれません。 ただ、メグはとにかく規格外のサメなのです!細かいことは気にしない、そのスケールのデカさに痺れるのが『MEG ザ・モンスター』です。そういった意味で4DXで鑑賞するのに最も適している作品と言えるでしょう。

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余談ですが、私は本作をお台場にあるユナイテッドシネマで鑑賞しました。映画館も広く綺麗で、何よりメグと記念撮影ができるのでオススメ。

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2DやIMAXで観るなんて勿体無い!9月7日より絶賛公開中の『MEG ザ・モンスター』は是非、4DXで観てみてください。