「キングスマン3」のキャストやあらすじを予想してみた!お馴染みのキャラは再登場するのか?
人気シリーズ第3弾!「キングスマン3」はどんな展開になるのか
2014年に公開され、大ヒットを記録したスパイアクション映画『キングスマン』。マシュー・ヴォーン監督の過激でスタイリッシュなアクションシーンに多くの映画ファンが熱狂し、2017年には続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』が公開されました。 イギリス、ロンドンのサヴィル通りにある老舗テーラー「キングスマン」。しかしその正体はどの国家にも属さないスパイ組織だったのです。 第1作目では新人としてスカウトされたエグジー・アンウィンが、厳しい試練を乗り越え立派なスパイ紳士に成長していく物語が描かれました。主演のタロン・エジャトン(エガートンとも)やコリン・ファースが、スーツ姿で激しいアクションをこなす姿に魅了された人も多いのではないでしょうか。 この記事では、製作が決定した『キングスマン3(仮題)』やスピンオフ作品についての気になる情報をお伝えします。
※この記事には「キングスマン」シリーズのネタバレが含まれます!ご注意ください。
【ネタバレ】前作『キングスマン:ゴールデン・サークル』をおさらい
前作でメンターだったハリーを失ったエグジーは今や立派なキングスマンとなり、スウェーデンの王女ティルデと交際していました。 スパイとして数多くの任務をこなしながら充実した日々を送っていたエグジーでしたが、ある日キングスマン元候補生だったチャーリーに襲われます。そこから彼は巨大麻薬密売組織が絡む大きな陰謀に巻き込まれていきます。
キングスマンを邪魔だと考えた麻薬組織ゴールデン・サークルのボス、ポピー・アダムスはキングスマン本部や諜報員たちの自宅が爆破されます。愛犬のJBや親友のブランドン、同期のロキシーを失ったエグジーは、ただの事務員と思われたため攻撃をまぬかれたマーリンと再会し、緊急指令「最後の審判の日」を実行することに。 しかし、指令が入っているはずの金庫にあったのは「ステイツマン」という銘柄の酒瓶だけでした。酒を酌み交わしながら亡き仲間を偲んでいた2人は、ラベルの裏側に書かれた「ケンタッキー産」のKの文字がキングスマンのマークと同じであることに気がつきます。彼らはそれを手がかりにケンタッキーへ。 酒造元である「ステイツマン」はキングスマンと同じく秘密諜報組織でした。しかも彼らのもとには死亡したと思われていたハリーが匿われていたのです。しかし彼はキングスマンとしての記憶を無くしていました。エギジーとマーリンは彼に記憶を取り戻させるために手を尽くします。 一方ポピーは、麻薬を全面解禁にするようアメリカ大統領に要求。従わなければ麻薬に仕込んでいた毒物で数億人が死ぬことになると脅します。しかし大統領は要求を受け入れるふりをして麻薬中毒者とゴールデン・サークルを一掃しようと考えていました。 その思惑を知ったエグジーはハリー、ステイツマンのウィスキーとともにイタリアにあるゴールデン・サークルの研究施設に忍び込み、解毒剤を入手します。しかし、ウィスキーが不注意でその瓶を割ってしまいました。ハリーはウィスキーが内通者だと考え彼を射殺。エグジーはハリーがおかしくなったと思い、現場復帰に反対します。 そんななか、恋人のティルデから連絡を受けたエグジーは彼女が麻薬を摂取し毒物に侵されていることを知ります。ハリー、マーリンとともにポピーのアジトに乗り込むことになったエグジー。しかし、アジト周辺に埋められた地雷のひとつをエグジーが踏んでしまい、マーリンは彼を助けるために身代わりになります。ポピーの警備隊を巻き込んで、彼は爆死してしまいました。 アジト内部に入り込んだエグジーとハリーは、解毒剤のアクセスコードを奪おうとします。ハリーはポピーの殺人ロボット犬に襲われますが、彼女に拉致されていたエルトン・ジョンに助けられ窮地を脱出。エグジーはチャーリーと一騎打ちになり、仲間の仇を討ちます。 2人はポピーに毒物を打ち込み、アクセスコードを聞き出します。ポピーが死亡し、解毒剤を人々に配布しようとした2人の前にウィスキーが現れ、それを阻止。彼は昔の恋人が麻薬中毒者に殺された過去を語り、麻薬を一掃するために中毒者を一掃しようとしていたのです。しかしエグジーとハリーは彼を殺害し、無事に解毒剤を世界中に配布することに成功しました。 キングスマンはステイツマンから資金提供を受けて再建すを目指すことになり、帰国したエグジーはティルデと結婚します。 その後、再建されたキングスマンにスーツ姿のテキーラが訪れます。
引きつづきマシュー・ヴォーンが監督「キングスマン3」の製作状況は?
「キングスマン3」は、当初2019年1月から撮影開始の予定でしたが、その後スピンオフ作品より後に撮影されることになりました。 両作はどちらもマシュー・ヴォーンが監督を務めており、スケジュール調整の問題があったのか予定通りの日程でスピンオフの撮影を終わらせ、その後「キングスマン3」に取り掛かるという順番になったようです。 ディズニーがFOXから映画化権を獲得した作品の多くが宙ぶらりんの状態になっているなか、本作はプリプロダクションが順調に進んでいるということです。
「キングスマン3」キャストを予想!おなじみのキャラは登場するのか?
2019年4月現在、3作目のキャストにはハリー役のコリン・ファース、アメリカのスパイ組織「ステイツマン」のリーダー、シャンパン役のジェフ・ブリッジス、テキーラ役のチャニング・テイタムらの名前が挙がっています。 当初、これまで主人公エグジー役を務めてきたタロン・エジャトンは、2018年11月の時点で「キングスマンの3作目には出演しない」とYahoo movies UKのインタビューで語っていました。また「二度とエグジーを演じないというわけではありません」とも話し、ファンを落胆させました。 しかしのちにエジャトンが「出演しない」と言っていたのはスピンオフの『キングスマン:ザ・グレート・ゲーム(原題)』のことと、原作者のマーク・ミラーが自身のTwitterで説明。スピンオフはスパイ組織「キングスマン」の始まりを描く前日譚であるため、エグジーが登場しなくても当然ですね。
「キングスマン3」のあらすじを予想してみた【ネタバレ注意】
前作『キングスマン:ゴールデン・サークル』は、チャニング・テイタム演じる若きステイツマン、テキーラがスーツ姿でテーラー「キングスマン」に入っていくシーンで幕を閉じました。 ここから想像されるのは、彼がキングスマンに移籍するという可能性です。キングスマンは前作でほとんどのメンバーが死亡したため、人手不足になっていると考えられます。また、エグジーはスウェーデン王女と結婚しスパイとして活動するのが難しくなっているのかもしれません。 そこで協力関係にあるステイツマンから、若手エージェントであるテキーラが手伝いがてら紳士としてのマナーを学びに来るのではないでしょうか。 英国紳士のハリーと生粋のアメリカ人であるテキーラがコンビを組んで、ミッションに挑むのも面白そうですね。
スピンオフ『ザ・キングズ・マン (原題)』も製作中
「キングスマン」シリーズのスピンオフとして『ザ・キングズ・マン (原題)』の製作も決定しています。 こちらは20世紀を舞台に、おなじみのスパイ組織「キングスマン」の前日譚を描くストーリーになるとのこと。こちらもマシュー・ヴォーンが監督を務め、キャストにはスタンリー・トゥッチやアーロン・テイラー=ジョンソン、リス・エヴァンス、レイフ・ファインズらが名を連ねています。これまでのシリーズとは一味違うスパイアクションになりそうですね。 「キングスマン:ザ・グレート・ゲーム」は、2020年2月14日に全米公開が予定されています。
「キングスマン」ユニバースはまだまだ広がる?
「キングスマン」シリーズで企画されているスピンオフは前述した「ザ・グレート・ゲーム」だけではありません。 『キングスマン:ゴールデン・サークル』に登場したアメリカのスパイ組織「ステイツマン」をメインとしたスピンオフ映画や、テレビシリーズも企画されているとのこと。 「ステイツマン」の映画にはシリーズ第2作目「ゴールデン・サークル」に出演したチャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス、ハル・ベリーらがカムバックするものと見られています。 いずれもはっきりしたことはわかっていませんが、続報を楽しみに待ちたいですね。
「キングスマン3」の公開日はいつ?
大人気スパイアクションシリーズ「キングスマン」の魅力はスピード感のあるアクション、ユニークなガジェット、ユーモアあふれるセリフ、そして魅力的なキャラクターです。 「キングスマン3」にエグジーが登場しないというのは残念ですが、そのぶんシリーズの良さを残しながら、これまでの作品とは一味違う作品になることが期待されますね。 スピンオフ作品「キングスマン:ザ・グレート・ゲーム」の公開は2020年2月に決定しており、「キングスマン3」はそれ以降の公開になることが予想されます。早くとも2020年の年末あたりでしょうか。続報を待ちましょう!