2019年8月7日更新

才能溢れる英国俳優タロン・エガートン(エジャトン)について知っておきたいこと

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イギリス出身の若手実力派俳優タロン・エガートン

2014年、マシュー・ヴォーン監督の『キングスマン』で主演に抜擢され、一気に世界にその名を知らしめたタロン・エガートン(エジャトン)。その確かな演技力はもちろん、歌唱力も注目され、幅広い作品で活躍しています。 今回はそんな彼のプロフィールから出演作、トリビアまで興味深い情報をお届けしましょう。ファンはもちろん、彼のことがちょっと気になっている方もぜひチェックしてみてください!

タロン・エガートンの基本プロフィール

タロン・エジャトン(エガートン)
© Mario Mitsis/WENN.com/zetaimage

■本名:タロン・デヴィッド・エジャトン(Taron David Egerton) ■生年月日:1989年11月10日 ■出身地:イギリス、マージーサイド・バーケンヘッド ■身長:176cm ■瞳の色:ヘーゼル(緑がかった茶色) タロン・エガートンは、リヴァプールを中心とするイングランド北西部のマージーサイドで生まれました。両親はリヴァプール近郊の出身で、祖母はウェールズ人です。幼少期にウェールズに移り住んだ彼はイングランド生まれではありますが、自分を“生粋の”ウェールズ人と考えているそうで、ウェールズ語にも堪能です。 2012年に王立演劇学校を卒業し、俳優としてのキャリアをスタートさせた彼は、2014年からテレビシリーズ『The Smoke(原題)』にレギュラー出演。同年、映画『キングスマン』に主演し一躍スターとなりました。 日本では一般的に苗字が「エガートン」と表記/認知されていますが、正しい発音は「エジャトン」です。

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彼女や恋愛遍歴が気になる

エジャトンは2016年からイギリスのテレビプロデューサー、エミリー・トーマスと交際。 俳優として知られるようになってから交際していると噂された/交際した相手は彼女のみで、パーティーにそろって姿を見せるなど、仲の良い様子が目撃されています。

『キングスマン』でブレイク!続編「ゴールデン・サークル」でも大活躍

デビューから2年、ほぼ無名だったタロン・エガートンは、オーディションを経て『キック・アス』(2010)などで知られるマシュー・ヴォーン監督の『キングスマン』の主演に大抜擢されました。 『キングスマン』は、貧困層の青年エグジーが亡くなった父の同僚にスカウトされ、国際諜報機関キングスマンの一員になるまでを描く、スパイアクション・コメディ。本作のヒットとともに、彼も世界的に知名度を上げます。 続編にもひきつづき出演し、エグジーは彼の当たり役に。「キングスマン」シリーズは、2020年2月にスピンオフ作品『ザ・キングスマン(原題)』の公開が決定していますが、前日譚である同作に彼は出演しないことが濃厚です。 その後、制作される「キングスマン3(仮題)」には彼も出演することが決定。英Desial Spyによれば、監督のマシュー・ヴォーンは本作でエグジーとハリーの物語を完結させると語っています。

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『ロケットマン』で歌の才能を遺憾なく発揮

2019年公開のミュージカル映画『ロケットマン』で、タロンは実在のミュージシャンであるエルトン・ジョンを演じました。 ジョンの半生を題材としつつも「伝記映画ではない」と強調された本作で、彼はその歌唱力と演技力を存分に発揮し、現実の“エルトン・ジョン”とはまた違うキャラクターを作り上げています。 実はその役作りで大いに参考になったのが、エルトン・ジョン本人と話したことだったとか。ファンタジーミュージカルとして『ロケットマン』の構想を温めていたジョンは、彼に自分のモノマネではなく自由に演じさせ、歌い方も真似をする必要はないとアドバイスしていました。 彼は、そのおかげでのびのびと演じることができたとPeople誌に語っています。

そのほかの出演作も見逃せない

『戦場からのラブレター』(2014)

タロン・エガートンは、2015年イギリス製作の映画『戦場からのラブレター』(日本未公開)で主人公の兄役を演じ、アリシア・ヴィキャンデルとの共演も果たしました。

『レジェンド 狂気の美学』(2015)

実在の双子ギャングをトム・ハーディが一人二役で演じる『レジェンド 狂気の美学』にも彼は出演。ギャングから足を洗おうとする兄レジーと、それを快く思わない弟ロンの争いが描かれます。彼はロンの恋人であるエドワード・“マッド・テディ”・スミスを演じました。

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『イーグル・ジャンプ』(2016)

2016年に公開された『イーグル・ジャンプ』でタロンは、実在するスキージャンプ選手マイケル・エドワーズを演じました。かつては天才スキージャンパーとして知られ、エドワーズのコーチを引き受けることになるブロンソン・ピアリーをヒュー・ジャックマンが演じています。

『SING/シング』(2016)

2016年のイルミネーション・エンターテインメント製作のCGアニメーション映画『SING/シング』でタロンは、ギャングの父を持つゴリラの少年、ジョニーを演じています。歌のオーディションを題材とした本作で彼はエルトン・ジョンの「アイム・スティル・スタンディング」を披露しました。 また、2021年に公開が予定されている続編『SING2(原題)』にも出演します。

知ってる?タロン・エガートンに関するトリビア

“タロン”という名前は母親のミススペルから!?

タロンというあまり聞きなれない名前になったのは、実は母親のミススペルが原因だとか。本当はウェールズ語で雷を意味する「Taran(タラン)」という名前を付けたかったところ、ミススペルによって「Taron(タロン)」という名前になってしまったそうです。 本来つけようとしていた「タラン」は、ウェールズでは一般的な名前のようです。

実は犬が怖い!?

『キングスマン』で、エージェントたちは相棒となる犬を連れて訓練を受けます。エグジーはパグ犬のJBを相棒としていますが、実は彼本人は犬が苦手なのだとか。 2015年、彼は英Independentに「犬は好きだよ。あまり一緒に過ごさないけどね。ここ数年で、自分は犬が怖いんだと認めるようになった」と語っています。また「『キングスマン』の続編では、猫の相棒が登場するといいな」とコメントし、自分は猫派だと認めていました。

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アニメーション声優の仕事に大喜び

子供のころは絵を描いたり工作をするのが好きだったというタロン・エガートン。しかし、演劇に情熱を傾けるにしたがって、絵を描いたり、芸術的活動に従事することは少なくなっていったといいます。 Men's Varietyによると、そんな彼がアートと演技の架け橋としてやってみたいと思っていたのが、アニメーションでの声の演技だったのだとか。2016年にイルミネーション・エンターテインメントの『SING/シング』に出演し、その夢を叶えることができました。

タロン・エガートンから今後も目が離せない 2019年10月には『フッド:ザ・ビギニング』公開が控える!

キングスマンゴールデンサークル (プレス)
© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

初主演映画『キングスマン』が大ヒットとなり、世界中にその名を知らしめたタロン・エガートン。その後も着々とキャリアアップしています。 2019年には主人公ムーミン・トロールの声を務めたテレビアニメーションシリーズ『MOOMIN VALLEY(原題)』が放送され、ロビン・フッドを題材とした『フッド:ザ・ビギニング』が10月18日日本公開に。 さらに『SING2(原題)』や「キングスマン」3作目も控えているタロン。今後の活躍からも目が離せそうにありませんね!