2018年11月12日更新

映画版『ウォーキング・デッド』リックはどうなる?ドラマとの関係性【最新】

© AMC

2018年現在シーズン9が放映中の人気ドラマ『ウォーキング・デッド』が、ついにテレビ映画化決定!ドラマでは瀕死の中、飛行機にのせられてジェイディスと共にどこかに飛び立ったリック。その後を描く映画版の予想と最新情報を徹底紹介。

『ウォーキング・デッド』テレビ映画化決定!

※この記事にはシーズン9エピソード5までのネタバレが含まれています。

ウォーキング・デッド (ゼータ)
©T.C.D / VISUAL Press Agency

2010年よりアメリカで放映されているゾンビアポカリプスを描いたドラマ『ウォーキング・デッド』。2010年以降、最も人気の高いテレビシリーズの一つとして、世界中のファンに親しまれています。そんな本シリーズが、ついにテレビ映画化されることが決定しました。 本記事では、ドラマと映画の関係性であったり、キャストや内容の決定事項、また映画化における背景や関連最新情報などをお届けします!

2018年11月で決定している映画版『ウォーキング・デッド』最新情報

【三部作構成】製作は2019年より本格的に開始される?

ウォーキング・デッド シーズン9
THE WALKING DEAD&c)2018 AMC Network Entertainment LLC.

シーズン4からシーズン8までのショーランナー(現場責任者)であり、シーズン9以降はチーフ・コンテンツ・オフィサーに変わったスコット・M・ギンプルが、この度映画版の脚本を担当することになっています。 さらに、彼は三部作の構想があることをThe Hollywood Reporterのインタビューで明かしています。 この映画化に関するアイデアは、ギンプルがシーズン4の撮影時、アンドリュー・リンカーンとの会話を通して浮かび上がってきたとのこと。年月をかけて行われていたドラマの撮影の中で、アンドリューが主人公のリックを演じるにあたって素晴らしいパフォーマンスを出していたことを含め、リックの物語をもっと展開していきたいという気持ちが膨れ上がったようです。 また、本三部作はかなり大きな予算で、ドラマシリーズを手がけるAMC局が企画・製作を行います。ドラマ降板の原因が、英国にいる家族との時間がとれなかったことにあったアンドリュー・リンカーンですが、ドラマが9ヶ月の撮影に対して、映画版は2ヶ月の撮影になるとのこと。 これなら彼も家族との時間を持ちつつ、今後も『ウォーキング・デッド』に関わっていけそうですね。

【映画の内容】リックのその後を描く。ミショーンとの再会も?

シーズン9・5話のラストで致命傷を負っていたリックは、ジェイディスによって命を救われ、ヘリコプターでどこかに連れてかれました。映画版の第1作目ではこのあとの出来事や、AとBのタイプの人間を探していたミステリアスなコミュニティをリックの目線で描くとのこと。 The Hollywood Reporterでのスコット・M・ギンプルのインタビューによると、リックは三部作全てに登場。シーズン9の5話のラストから、彼がいなかった6年半後の世界に繋がり、最終的にはその先の展開が描かれる予定です。また、この三部作を通してリックの物語は完結するとのことですが、ギンプルは以下のようにコメントしています。 「リックがどういう人間なのか、そしてどういう人間になっていくのか、そしてどのように自分の置かれた状況下に対応していくかが、映画版で描かれるテーマです。僕らはリック・グライムスという男を知っている、彼なら遠い見知らぬ地にいっても、最終的には家族の元に向かうはず」 この発言からも、彼が映画三部作の中でミショーンやダリルと再会することが考えられます。

映画化になった背景:実はリックはシーズン8で殺される予定だった

さて、リックの離脱の仕方が“死亡”でなかったことには多くの『ウォーキング・デッド』ファンが驚いたはず。そして映画の中心人物となるリックですが、実はシーズン8で殺害される予定だったのだそう。そのアイデアが浮上したのは、先述紹介したテレビ映画製作を考えだしたのと同じタイミング、つまりシーズン4の撮影時です。 しかし、アンドリュー・リンカーンは「まだ準備ができていないと感じた」と、特別な絆を育んできた仲間のキャストやスタッフを振り返り、リックが本当に退場するにふさわしいタイミングを再考したのです。 今後、ドラマ版でリックの姿を見ることはないかもしれませんが、アンドリュー・リンカーン自身はシーズン10で監督として再びドラマにかかわることが決定しています。

リックと同じタイミングで番組を離脱していたマギーは映画に出るの?

さて、この映画化で焦点が当たっているのはリックですが、実は彼がドラマを卒業した同じタイミング、つまりシーズン9の5話で同じく離脱したキャラクターがいました。ローレン・コハーン演じるマギーです。 シーズン9よりショーランナーになったアンジェラ・カンはIGNのインタビューにて、彼女が今シーズンでは最後の登場だったこと、そして今後の登場について以下のように語っています。 「確かに、今シーズンでマギーが姿をみせるのはこれが最後でした。しかし、私たちはもっと彼女の物語を伝えていきたいと思っているんです。それをなんとか実現できるよう、現段階では弁護士との話し合いやスケジューリングをしています。本当に素晴らしい存在ですし、いずれ彼女のストーリーはお見せできるようになると思っております」

映画化に対してファンの反応と期待すること

『ウォーキング・デッド』ファンからは、リックが死なないで済んだことを安堵するコメント、さらには映画化に対してだけでなく、今後のドラマに対する期待が高まっている声も以下のようにあがっています。

「正直、今や『ウォーキング・デッド』を好きじゃないっていうのも問題ないと思う。自分もそこまで強いファンじゃないし、ところどころ観たり観なかったりしている。でも、シーズン9の5話に関しては本当に良い出来だったと思う。今回ばかりは、初めてこのドラマシリーズの今後が楽しみになったよ(あと……映画シリーズも?)」

シーズン4以降、ドラマの人気が低迷していたことからファン離れが進んでいた『ウォーキング・デッド』でしたが、今回のリックの卒業はそういったファンを再び呼び戻すことに成功したかも? 他には、具体的な映画版の出演者についての期待の声もあがっています。

「この映画三部作にはリックのフラッシュバックで、ミショーンも登場するはず。ダナイ(ミショーン役の女優)は、そもそも出演もすべきだよ」 特にこの、ミショーン役のダナイ・グリラとダリル役のノーマン・リーダスの出演が噂されていますが、未だ公式には発表されていません。

他キャラのスピンオフの可能性も?広がるTWDユニバース

映画化に対してファンが期待を抱く現在、なんと『ウォーキング・デッド』はさらなるユニバースの展開を広げていく可能性が高いようです。ギンプルはThe Hollywood Reporterのインタビューにて、ミニシリーズの展開、また特定キャラのスピンオフ製作について触れました。 「今は映画三部作に力をいれているけど……これから数年間かけて、スペシャルドラマや新シリーズといったハイクオリティなデジタルコンテンツを展開していこうと考えているよ。過去の出来事や昔の馴染みのキャラクターについて、もっと掘り下げたりしたい。また、新しいキャラクターを新しいシチュエーションで紹介することも視野にいれているんだ」

アメリカ以外でのストーリー?

『ウォーキングデッド』画像
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ギンプルはさらに、同THRにおけるインタビューで、今後展開するコンテンツの舞台が“アメリカ以外”であることを匂わせています。 「僕たちはメインシリーズと同じものをみたいと思わない……同じモチベーションや人々による、同じような生活の様子はね。『ウォーキング・デッド』や『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』とはテーマやトーンが差別化された、異なるタイプの物語であるべきなんだよ。それにあたって、舞台(ロケーション)のバリエーションは重要なポイントだと考えている」 ギンプルは、世界の他の場所で何が起きているのかを描くことが最も重要だと述べています。この発言から、今まで描いてきたアメリカ以外の場所を描く新シリーズ実現の可能性は非常に高いと考えられるのです。 ファンがこの9年間で、ずっと番組側に投げかけてきた「他の場所では何が起きているのか」という問いに、ついに答えてくれるみたいですね。

スピンオフの可能性があるキャラクターはニーガン?メルル?

さて、ギンプルの発言に基づくと人気の高いキャラのスピンオフ製作も可能性が高いのですが、問題は「誰の物語が描かれるのか」ですね。 現在候補として有力なのは、シーズン6の最終話から登場した“TVシリーズ史上最高のヴィラン”とも評されるニーガン。そして、ダリルの兄でありシーズン前半で命を落としたメルルです。 ニーガンのスピンオフは、キャラクターを演じる俳優ジェフリー・ディーン・モーガンが実現を熱望しているのです!TV guideのインタビューでジェフリーは以下のように語っていました。 「ここ2年ほど、スコット・M・ギンプルとスピンオフ製作できないかと話し合っている。詳細はまだわからないが、ニーガンの物語を伝えられる素晴らしい機会になると思う」 原作コミックではすでに、ニーガンが救世主のリーダーになる前の物語を描いたスピンオフコミック「Here's Negan」が刊行されているので、企画も進みやすいはず。

他の候補として考えられるキャラクターは、メルル。彼はシリーズのなかで最も愛されているキャラのダリルの兄として早すぎる死を遂げたこと、そして先述したギンプルの「昔のキャラクターについてもっと深く掘り下げたい」というインタビューでの発言から、スピンオフ製作の可能性が考えられます。 彼がギャングとして悪事を働いていた頃の、ゾンビ・アポカリプスが起きる前の出来事や、リックにつけられた手錠を外してガバナーと出会い、リックたちと再会するまでの出来事が描かれるのではないでしょうか。 この両者含め、キャラクタースピンオフはミニドラマシリーズか映画での制作になりそうで、現段階では不明です。

映画版『ウォーキング・デッド』は2019年より本格的に製作開始!

ウォーキング・デッド
© AMC

映画版『ウォーキング・デッド』の第1作目ですが、実はすでにギンプルは脚本の執筆に取り掛かっているようで、2019年より本格的に製作が開始されるといわれています。公開日(放映日)はおそらく、2020年頃になるのではないかと考えられます。 ファンとしては待ちきれませんが、その間もメインシリーズは更なるストーリー展開や新キャラクターの登場で私たちを楽しませてくれそうです!