2019年12月16日更新

破壊神ビルス様の強さから人物像まで完全解説!実は「ドラゴンボール」最強ではない?

ドラゴンボール超 ブロリー
(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2018ドラゴンボール超」製作委員会

映画『ドラゴンボールZ 神と神』で初登場した破壊神ビルス。この記事では「ドラゴンボール」シリーズの様々な作品に登場している彼のプロフィールや強さを詳細に紹介していきます。

目次

「ドラゴンボール」シリーズの破壊神ビルスとは何者か?

「ドラゴンボール」シリーズに登場するキャラクター、破壊神ビルス。 原作が完結してから誕生したので、原作ファンにはあまり馴染みがないかもしれませんが、劇場版最新作『ドラゴンボール超 ブロリー』をはじめとする近年の映画やテレビシリーズなどには必ずといっていいほど登場しているキャラクターです。 今回は、「ドラゴンボール」シリーズの中では比較的最近誕生したキャラクターであるビルスのキャラクター設定や強さ、魅力などを紹介していきます。 なお記事の性質上、一部の作品のネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。

ビルスの初登場は、映画『ドラゴンボールZ 神と神』

ビルスが初登場したのは、2013年に公開された映画『ドラゴンボールZ 神と神』です。 同作は原作者の鳥山明が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた作品で、ビルスは悟空たちの敵として登場します。 その強さは圧倒的で、プライドの高いベジータが戦闘を避けるためになんとかして彼をなだめようとビンゴでご機嫌を取るほど。さらにその他の作品でフリーザが登場した際には、あのフリーザですらビルスに頭が上がらないという描写がされていました。 これだけでも、彼の別次元の強さがわかりますね。

そもそも「破壊神」とはなにか?

先述の通り、ビルスは破壊神です。 破壊神とは、その名の通り破壊を司る神様で、星や生命を破壊することで宇宙の均衡を保つという役割を担っています。全部で12個ある宇宙のそれぞれに一人(正しくは『一柱』)ずつ破壊神が存在しており、各々が強大な力をもっているのが特徴です。 彼らは「破壊のエネルギー」とよばれる特別なエネルギーを身に宿しており、この力で破壊されたものは魂まで破壊されてしまいます。 破壊神同士の戦いは宇宙のバランスすら変化させる危険性があり、最悪の場合、宇宙が消滅するほど。そのため破壊神同士の戦闘行為は禁止されていますが、野球などのスポーツやゲームでの対決は認められています。 各破壊神には天使が付き従っており、彼らは破壊神の身の回りの世話や破壊の代行などを行います。また、創造の神である界王神とは対となる存在です。 なお、破壊神の名前は、お酒に関連するもので統一されています。

地球の食べ物が大好き!謎に満ちた“神”の性格は?

ビルスは“神”ですが、非常に人間臭いキャラクターです。破壊を司る神であるため、絶大な戦闘力や権力を持ってはいますが、邪悪な心は持っていません。 基本的には、わがままで気まぐれで食い意地が張った性格です。気に入らないことがあると適当な星を破壊したり、睡眠を邪魔されると大きく機嫌を損ねたりします。悟空たちが住む地球も、そのときの気分で破壊するかどうかを決めていました。 おいしい食べ物に目がなく、初登場時に地球を破壊しそうになったのも、元はといえば食べ物の恨みでした。ブルマの誕生日パーティーで魔人ブウとプリンの取り合いになり、目の前で全てのプリンを奪われたのに腹を立てて地球が危ない目に遭いました。ブルマに連れられて大抵の美食は味わい尽くしましたが、カップラーメンも大好物です。 他の人から見た人物像としては、おおむね「威厳ある破壊神だが、邪悪ではない」と思われています。界王などはビルスの来訪に極度に気を遣ってはいたものの、界王神や悟空などに助けを求める描写はありませんでした。悟空でさえも一応は「ビルス様」と呼んでおり、ベジータには戦闘力の強さから一目置かれています。唯一、全王だけはビルスのことを雑に扱いました。

双子の兄弟はシャンパ!

ビルスには、双子の兄弟シャンパがいます。シャンパは第6宇宙の破壊神で、付き人のヴァドスはビルスの付き人ウイスの姉です。シャンパもビルスと同様に邪悪ではありませんが、ちょっと意地悪でものぐさな性格をしています。 超ドラゴンボールを持っていることをビルスに自慢して悔しがらせたり、ビルスとの野球対決のときに意地悪く煽ったりと、憎めない悪さです。ものぐさで修行をサボっているため、体型はぽっちゃりしています。 兄弟仲は良くありません。1度ビルスとシャンパが戦ったときは、宇宙が破壊されかねないとみたウイスとヴァドスに、一瞬で止められました。2人とも負けず嫌いでライバル心が強いため、なにかと小競り合いをします。 しかし、お互いを殺そうなどと本気で憎悪しあっているわけではありません。「力の大会」で第6宇宙が消滅したときシャンパは、ビルスに向かって最後にあっかんべーだけして消えていきました。それに対し、ビルスはしばらく黙ってから「何か言えよ」とだけ呟きます。 永遠の別れ(この時点ではそう考えられていました)に直面しても、お互い意地っ張りなのは変わらなかったようです。

未来トランクス編でのビルスの活躍

未来トランクス編では、ザマスによって行われた人間0計画の阻止に関わりました。人間0計画とは、界王神見習いのザマスによって行われた「過ちを繰り返す人類と、それを許す神を全て滅亡させる」という計画です。 人間0計画の初手として、ザマスが界王神のゴワスを殺害しようとしたときに、ビルスはそれを阻止しました。また、未来の世界で暴れているゴクウブラックの精神がザマスのものであるのを突き止め、現代(本編の世界)でゴクウブラックが生まれる事態を事前に食い止めます。 未来トランクス編では、神の特権(時間を移動する、凶行に手を染める前の人間を破壊する)を使って活躍しました。

ビルスが最強……ではない!彼より強いキャラたち

ドラゴンボール超 ブロリー
(C)バードスタジオ/集英社 (C)「2018ドラゴンボール超」製作委員会

圧倒的な強さを誇るビルスですが、「ドラゴンボール」シリーズには彼よりも強いキャラクターが多数登場します。 その筆頭となるのは、全宇宙の頂点・全王様。彼はあらゆるものを一瞬で消し去ることができます。 次にあげられるのは、ビルスの師匠のウイスをはじめとする天使の面々。そして天使たちの父であり、全王様に従う大神官は、そのウイスより強いことが明らかになっているので、当然ビルスよりも強いでしょう。 このほかにも、第11宇宙の代表として登場したジレンは破壊神よりも戦闘力が高く、悟空とベジータがポタラを使って合体したベジット(超サイヤ人ブルー)も、ビルスより強い可能性があります。 悟空とベジータに関してはそれぞれが常に成長しており、悟空には「身勝手の極意”極”」、ベジータには「超サイヤ人ブルー2」といったパワーアップした姿もあるため、彼らは一人ずつでもビルスといい勝負ができそうです。 また、ビルスと同じ破壊神たち同士も実力は拮抗していることから、ビルスと同格かそれ以上に強いキャラクターは無数に存在するといえるでしょう。 「神と神」では圧倒的な強さを誇っていたビルスが、シリーズの長期化に伴いインフレに巻き込まれていくのは、「ドラゴンボール」シリーズのある種の伝統といえるかもしれませんね。

ビルスのモデルは?キャラクター設定について解説

ビルスのモデルは、鳥山明が飼っているコーニッシュレックスという種類の猫です。長い耳をはじめとする特徴的な顔立ちが印象的ですね。 そして、ビルスの性格にも猫のように気まぐれなところが。ベジータやフリーザですら恐れおののくほどの戦闘力をもち、気に入らないことがあるとすぐに星や人を破壊してしまう彼ですが、一方でブルマの誕生パーティーを台無しにしてしまった時には謝罪するなど、素直な面もあります。 また、美味しいものを好んだり、目上の神である全王が登場すると恐れおののいたりと、フリーザやセルなどのそれまでの「ドラゴンボール」シリーズの悪役に比べると人間味があり、コミカルな描写が目立つのも特徴です。悪役というよりトラブルメーカーと表現する方がより適切かもしれません。

なお鳥山明は、1999年より2005年にかけて不定期で、ネコのような奇妙な生物が活躍する『ネコマジン』というギャグ漫画シリーズを発表しています。 ネコマジンは魔人ブウのような顔立ちですが、ピンと尖った耳やエジプト風の衣装などには、後のビルスのデザインにも通じるものが感じられますね。 なお、『ネコマジン』には『ドラゴンボール』のパロディが盛り込まれているのも特徴。特に、『ネコマジンZ』編では悟空をはじめとするキャラクターも登場するため、ファンは一度読んでみるのも良いのではないでしょうか。

『ドラゴンボール超』でメインキャラになったビルス!今後も物語を盛り上げる?

破壊神ビルスは、気まぐれで破壊を好む危険な存在ではあります。とはいえ邪悪ではなく、わがままだったり意地っ張りだったりするところは憎めません。 『ドラゴンボール超』では最強に近いキャラクターとして描かれていましたが、今後発表される作品でどうなるのかについても、気になるところです。