ベジットは『ドラゴンボール』最強の超戦士?戦闘力はゴジータを上回る!?
ベジットは『ドラゴンボール』最強の戦士!悟空とベジータがポタラで合体
ベジットとは、ベジータと孫悟空が合体したキャラクターです。名前は「ベジータ」と、悟空のサイヤ人としての名前「カカロット」を組み合わせたものに由来します。 『ドラゴンボール』に登場する代表的な合体方法には、フュージョンとポタラの2種類があり、ベジットはポタラによって誕生した戦士です。 この記事では、ベジットの強さやゴジータとの違い、必殺技、さらに担当声優まで詳しく解説します。
フュージョンとポタラの違い
フュージョンとポタラには、どのような違いがあるのでしょうか。 まず「フュージョン」とは、2人の戦士が融合するための技です。成功させるには、体格や気の大きさが近いことが条件とされ、独特のポーズをぴったり合わせる必要があります。うまく成功すれば、2人の力を大きく上回る強力な戦士が誕生します。ただし、合体していられるのは30分まで。一度合体が解けると、再びフュージョンするまでしばらく間を置く必要があります(原作では具体的な時間は明示されていません)。 一方の「ポタラ」は、界王神に代々伝わる秘宝で、一対の耳飾りの形をしています。左右の耳にそれぞれ装着することで合体でき、フュージョン以上の力を引き出せるのが大きな特徴です。 また、原作ではポタラによる合体に時間制限はなく、一度合体すると基本的には元に戻れないとされていました。ただし、この設定については『ドラゴンボール超』で新たな事実が明らかになります。
ベジットとゴジータってどっちが強いの?

ベジットとよく比較されるのが「ゴジータ」です。名前のとおり、ベジットが「ベジータ+カカロット」なのに対し、ゴジータは「悟空+ベジータ」を組み合わせた名前。最大の違いは合体方法で、ベジットはポタラ、ゴジータはフュージョンによって誕生します。 原作41巻では、老界王神がポタラについて「効果はフュージョン以上」と明言しています。そのため、同じ悟空とベジータが合体した場合でも、純粋な戦闘能力ではベジットのほうが上ではないか、という説が有力です。 一方のゴジータは、1995年公開の劇場版『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』で初登場したアニメオリジナルキャラクターでした。その後、『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018年)に「ゴジータブルー」として登場し、作品世界に本格的に組み込まれることになります。 ただし、作品ごとの描写や合体時間、形態など条件が異なるため、ベジットとゴジータのどちらが強いのかは現在もファンの間で議論が続いています。
ポタラでの分離は不可能?悟空とベジータが合体解除に成功した理由

ポタラで合体したベジットが、なぜ悟空とベジータに分離したのでしょうか。その理由は、界王神ではない者同士のポタラ合体には約1時間の制限時間があるためです。 原作では当初、ポタラによる合体は一度成立すると元に戻れないと説明されていました。ところがブウ編で、ベジットが魔人ブウの体内に侵入した際、なぜか悟空とベジータの2人に分離してしまいます。この時点では明確な理由は示されず、悟空もブウの体内にある特殊な環境が影響したのではないかと推測していました。 その後、『ドラゴンボール超』でこの謎に答えが示されます。悟空が第10宇宙の界王神ゴワスに分離した理由を尋ねると、界王神ではない者同士がポタラで合体した場合、効果は約1時間しか持続しないと説明されました。 一方で、合体する者のどちらかが界王神であれば時間制限はありません。キビトと東の界王神が合体したキビト神が長期間分離しなかったのは、そのためです。
原作に出てくるキャラでは最強説が濃厚!
続々と強敵が登場する『ドラゴンボール』ですが、ベジータと悟空といえばサイヤ人のなかでも強さを極めた存在。このふたりが合体してしまったら、果たして敵う相手はいるのでしょうか。 ポタラによる合体はフュージョンをも凌ぐとされているため、最強と最強が合わさったうえにフュージョン合体よりも強い、ということになります。キャラクターとしては、最強と言わざるを得ません。 実際、作中では魔人ブウをも圧倒するほどの強さを見せています。
魔人ブウによって、最強のアメ玉に変身!?
魔人ブウとベジットの戦いは、ベジットが大きく優勢をとり、魔人ブウを焦らせました。苦肉の策として不意打ちで放たれた「お菓子光線」で、ベジットはコーヒーキャンディに変えられてしまいます。 勝ち誇ったブウでしたが、ベジットはアメ玉になっても強さは変わらず。むしろ小さくて攻撃しにくいうえに、当たる面積が小さい分だけ鋭いパンチを出せるようになりました。 ベジットはアメ玉の姿のまま「どうする?おまえのあいては世界一強いアメ玉だぞ!」と言い放ちます。不利だと思ったブウは結局アメ玉からベジットの姿に戻しているので、実際に最強のアメ玉だったといえるでしょう。
『ドラゴンボール超』未来トランクス編でも活躍!
『ドラゴンボール超』の未来トランクス編でも、ベジットは活躍しました。未来の世界で、ゴクウブラックとザマスがポタラで合体した「合体ザマス」を倒すために、再び悟空とベジータもベジットとして戦います。このとき超サイヤ人ブルーに変身した姿を、アニメ版では「ベジットブルー」と名乗っています。 アニメ版では合体ザマスとベジットの戦いは互角でしたが、徐々にベジットブルーが合体ザマスを追い詰めていきます。ところがあと一歩でとどめ、というところで、制限時間より前に悟空とベジータへ分離してしまいました。エネルギー消耗が激しく、合体を維持する力を使い切ってしまったためです。 なお合体ザマスは、アニメ版では未来トランクスの一撃が致命傷となって肉体が滅び、宇宙と一体化して襲い掛かるも、未来の全王によって宇宙ごと消されてしまいます。
『ドラゴンボール』最強の戦士、ベジットの必殺技を紹介!
原作ではあまり技を使っていないベジットですが、アニメやゲームなどさまざまな媒体で必殺技が描かれています。ここでは代表的な4つを紹介します。
気の剣(スピリッツソード)
手を手刀の形にし、片手の先端に集めた気を剣状にして敵を突き刺す技です。本編での呼称は「気の剣」で、「スピリッツソード」はゲーム作品で定着した名称です。
連続気功波
相手に向かって片手から複数の気功波を放つ技です。アニメではブウがくりだした「スーパーゴーストカミカゼアタック」を迎撃する際に使用しています。
かめはめ波
お馴染みの悟空の技です。両掌に気を集めて前面へ向けて放つ技で、ベジットとしてはアニメ版で使用しています。
ビッグ・バン・アタック
ベジータの技です。掌から気の塊を放つ技で、ベジータは球体で放ちますが、ベジットはエネルギー波の形で放ちました。合体前のふたりの技をどちらも使いこなせるのが、ベジットの強みです。
ベジットの声は堀川りょうと野沢雅子の合わせ技で実現!
『ドラゴンボール』では合体技を用いた際、合体前のキャラクターが同時に声を重ねて喋ることで、ひとりのキャラクターを作り上げています。 ベジットも例外ではなく、悟空の声優である野沢雅子とベジータの声優である堀川りょうのふたりが、同時に声を出しています。ふたつの声が重なって生まれる独特の響きは、合体キャラならではの魅力です。
アニメ版『ドラゴンボール』シリーズで孫悟空を演じたのは野沢雅子
野沢雅子(のざわまさこ)は悟空だけではなく、悟飯・悟天と孫一家の歴代声優として一人三役を担当し、アフレコも同時にこなすという伝説級の声優です。『ドラゴンボール』にはなくてはならない人物ですね。 そのほか有名どころでは、『ゲゲゲの鬼太郎』(1968年)の鬼太郎、『ど根性ガエル』(1972年)のひろしもこの人が演じています。
アニメ版『ドラゴンボール』シリーズでベジータを演じたのは堀川りょう
堀川りょうといえばベジータですが、ベジータを演じる際は安っぽくならないように「てめぇ」を「きさま」に、「〜しねぇ」を「〜しない」に言い換えて、アニメでのベジータ像を作り上げたのだそうです。 他作品では『聖闘士星矢』(1986年)の繊細なアンドロメダ瞬や、『GS美神』(1993年)のイロモノキャラ横島忠夫など、幅広い役を演じています。
ベジットは『ドラゴンボール』屈指の最強戦士!ゴジータとの比較にも注目
悟空とベジータがポタラで合体したベジットは、魔人ブウを圧倒し、合体ザマスをも追い詰めた『ドラゴンボール』屈指の戦士です。 フュージョン以上の効果を持つとされるポタラで誕生した一方、『ドラゴンボール超』では界王神ではない者同士の合体には約1時間の制限があることも明らかになりました。圧倒的な強さを持ちながら、実は時間との勝負を強いられる存在でもあるのです。 『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018年)でゴジータが再登場したことで、「ベジットとゴジータはどちらが強いのか」という議論もさらに盛り上がりました。ベジットは未来トランクス編以降、本編では再登場していません。アニメを見返しながら、あらためて両者の強さや戦い方の違いを比べてみてはいかがでしょうか。


