2020年2月12日更新

伝説のサイヤ人ブロリーって何者?【戦闘力~映画での活躍】

ブロリー

超人気アニメ『ドラゴンボール』。世界中で愛されるバトルアニメですが、ファンの間で語り継がれる伝説的強さのキャラクターがいます。それがブロリーです。今回は伝説のサイヤ人ブロリーをご紹介いたします。

目次

ドラゴンボール伝説の超サイヤ人ブロリーとは

ドラゴンボールでお馴染みの超サイヤ人。本来は《1000年に1人、サイヤ人の超戦士が現れる》という伝説上の存在でした。原作漫画ですと孫悟空やベジータ、孫悟飯がなる金髪の姿がそれとされていましたが、ブウ編になって悟空、ベジータ、悟飯にくわえ、悟天、トランクスも超サイヤ人になれるようになり、バーゲンセール状態になりました。 そこで登場したのがブロリーです。孫悟空ことカカロットに強大な憎悪を持つ彼こそが「伝説の超サイヤ人」だったのです。

ブロリー登場映画のあらすじ、時系列を整理

ブロリーの初登場作は『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』。セルゲームの少し前が舞台の今作でブロリーは冒頭から南の銀河で破壊の限りを尽くし、界王様も衝撃を受けていました。 新惑星ベジータに招かれたベジータが出会ったのは父バラガスに制御されていた物静かで大人しい長身、長髪の男性ブロリー。初めはベジータの命令のままに動いていたブロリーでしたが赤ん坊の頃に養育機が隣同士で泣き声に悩まされていた悟空と出会い、憎しみが爆発します。 バラガスの制御を超えて伝説の超サイヤ人になったブロリーは悟空、ベジータ、トランクス、悟飯、ピッコロを相手に一人で猛威を奮いました。 次にブロリーが登場したのは『危険なふたり!超戦士はねむれない』です。前回の戦いで死亡したと思われていたブロリーでしたが宇宙ポッドで脱出し、地球に不時着し冬眠していたことが明らかになります。 時系列としてはセルゲーム後、ブウとの戦いが始まる少し前で悟空が死んでいる時です。氷漬けから目覚めたブロリーは悟空の面影を強く残す悟天に襲いかかり、成長した悟飯が弟を守るために立ちはだかります。セルを倒した悟飯をも圧倒する相変わらずの強さを見せつけたブロリーとの戦いに、子供のトランクスと悟天も加わります。

ブロリーの戦闘力

産まれた時にはすでに戦闘力が一万を超えていたブロリーは恐るべきサイヤ人です。この戦闘力は地球に来襲した際のベジータ、ナッパには及びませんがサイヤ人の王、ベジータ王に匹敵する数字となっています。青年になったブロリーは通常時で最終形態フリーザなど相手にならない戦闘力14億を記録しています。 打倒セルを目指していた時の悟空達の攻撃を軽々とかわして超至近距離からかめはめ波を受けても平然と立っているほどの強さに加えて、ブロリーは瀕死から復活すれば戦闘力が大幅に上昇するサイヤ人の特性も持っています。

ブロリーの声優は島田敏

ブロリーの声優は少年、老人、二枚目、三枚目と何でもこなす超ベテランな島田敏。豹変前は物静かで豹変後は残忍で凶暴極まりないというブロリーのキャラクターをドラゴンボールにない怖さで演じています。他の出演作に『ちびまる子ちゃん』の友蔵役や『忍たま乱太郎』のヘムヘム役、『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』のネックス・ギルバートがあります。

前例のないキャラクターだった?

ブロリーの映画出演作は3作、それに加えてクローン体であるバイオブロリーが『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』に出演しており、ブロリーという名前を持つキャラクターが4作にも渡って大ボスを務めています。これはインフレが激しいドラゴンボールにおいて前例がないことでした。 こうなった理由として生みの親の小山高生が ブロリーのあまりの存在感にこれ以上の敵を生み出せなかったからとのこと。ブロリーは残酷で凶暴なサイヤ人の性質をこの上なく体現したキャラクターで、孫悟空の影ともいえる存在。キャラクターの着想も悟空と同じく西遊記の孫悟空から取っており、額に巻かれた制御装置はそのまま三蔵法師が孫悟空の額に付けた金の輪を元にしています。 原作者の鳥山明が監修した新映画『神と神』や『復活のF』にはブロリーは登場せず、あくまで別世界のキャラクターと明言されていますが、ビルスやウィスといったキャラクターが出てもなおドラゴンボール最強の呼び名が高いブロリー。関連ゲームは最強キャラクターとして参戦することが多く、今なお色褪せない凄みを持っているといえます。

鳥山明はブロリーの存在を忘れていた?

3本の映画で敵役となり、絶大な人気を獲得したブロリー。ですが、鳥山明はブロリーが特に好きではなかったと語っています。 これはブロリーに限らず、劇場版に登場したほとんどのキャラクターに鳥山が抱いていた感想です。劇場版オリジナルのキャラクターのほとんどは映画を制作する東映が作り出し、鳥山はデザインの修正などのサポートしかしていなかったため、印象が薄いままでした。 時にはブロリーのことを聞かれ、忘れていたと答えたことも。それでもブロリーは人気を維持し、外伝作品などで新たな姿を披露しています。

ブロリーゴッド

ブロリーゴッドはユニバーサルスタジオジャパンの体感型コンテンツ『ドラゴンボールZ・ザ・リアル4D at超天下一武道会』に登場した、新たなブロリーの姿です。 長く伸びた髪が特徴的で、その姿は超サイヤ人3によく似ています。超天下一武道会の会場をぶち壊して突如乱入してきました。 その力は圧倒的で、並み居る天下一武道会参加者をはねのけた他、アトラクション公開当時の悟空とベジータの最強形態・超サイヤ人ブルーを一蹴するほどでした。ブロリーゴッドを消してほしいという願いを受けた神龍すら、この力には対抗できないとさじを投げるほど。 最終的には体感型アトラクションらしく、悟空とアトラクションの観客達がフュージョンすることで悟空の辛勝となりました。

ブロリーダーク

ブロリーダークはブロリーのゲームオリジナル形態です。トレーディングカードアーケードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』第7弾「ブロリーダーク編」に登場しました。 ゲームの敵役である魔神トワの手により仮面と暗黒ドラゴンボールをつけられ、フルパワー状態でも髪が黒く肌も暗い色で表現されているのが特徴です。必殺技は暗黒ドラゴンボールから放つ緑色の槍、「ダークブラストスティンガー」。 ゲーム内では自身を洗脳しようとしていた魔神トワを退け、悟空を追いかけまわしました。最終的には力の源だった暗黒ドラゴンボールを奪われ倒れます。

父親パラガスの存在

「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」

劇場版「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」でのパラガスは、ブロリーを兵器として厳しくコントロールしているものの、愛情や尊重の気持ちを示す場面もありました。 パラガスは、地球で過ごしていたZ戦士たちの集まりに訪れ、ベジータに「新惑星ベジータの王になって頂きたくお迎えにあがりました」と騙ります。その真意は、かつてベジータ王に追放された恨みを晴らす復讐のための演技でした。 最期は悟空たちに陰謀を暴かれ、1人逃げ延びようとします。これを裏切りととらえたブロリーによって、パラガスは殺害されました。ブロリーが登場する映画作品は全部で4作ありますが、「危険なふたり!超戦士はねむれない」「超戦士撃破!!勝つのはオレだ」には登場しません。

『ドラゴンボール超 ブロリー』

『ドラゴンボール超 ブロリー』のパラガスも、同じくブロリーを支配下に置いています。しかしチライとレモは「パラガスはブロリーを兵器として利用しているだけだ」と非難しました。 今作のパラガスは、ブロリーの怒りの力を引き出すために、フリーザによってあっさり殺されてしまいます。逆上したブロリーは暴走し、ゴジータとの戦いは熾烈を極めました。決着はつかず、チライの計らいで移動した惑星バンパで、ブロリーはチライ、レモと共に新しい生活を始めることになりました。

鳥山明によるブロリーの物語!『ドラゴンボール超 ブロリー』での活躍は?

『ドラゴンボール超 ブロリー』に登場したブロリーは、運命に翻弄された戦いを繰り返しています。 惑星ベジータで生まれてすぐ、あまりに高すぎるブロリーの潜在能力を恐れたベジータ王は、父パラガスと子ブロリーを惑星バンパに追放されてしまいます。そこの厳しい環境を生き抜いていた父子でしたが、偶然通りかかったフリーザ軍のチライ、レモに助け出されます。 その後、地球へ集まった悟空、ベジータ、ブロリーで、壮絶な戦いを繰り広げます。父パラガスはベジータ王の息子ベジータを憎んでいたために、息子のブロリーを使ってベジータを亡き者にしようとしたためでした。

ブロリーの性格

ブロリーの人物像は『ドラゴンボール超 ブロリー』で深みのあるものになっています。 性格は素直で純朴で、父親を絶対視していました。惑星バンパで父パラガスと2人きりで育ったため、精神や知性は未熟です。非常に高い戦闘力を持っていますが、本来大人しくて戦いを好みません。 ブロリーはボロボロの腰布を身にまとって、とても大切にしています。それは、昔初めてできた友達の怪獣、バアの耳でした。ブロリーを冷酷な殺戮兵器として育てて利用しようとしたパラガスによって、ブロリーとバアの仲は引き裂かれてしまったのです。 チライとレモはパラガスに反感を抱きますが、それでもブロリーは父パラガスをいじらしく慕っています。パラガスによって支配下に置かれ、ブロリーは驚異的な強さを持ちながらも、自分自身の意思を持てないでいました。

チライとの関係

チライとブロリーは、ブロリーとパラガスが暮らしていた惑星で出会いました。強い戦士をスカウトする使命を帯びていた女性隊員のチライと老兵レモは、ブロリーとパラガス父子をフリーザ軍に連れて帰ります。 チライはブロリーの性格や行動や腰布であるバアの耳に関して理解を深め、「パラガスはブロリーを利用しているだけ」「電撃で制御するなんてやりすぎだ」と非難する一方で「お父さんのことを悪く言うのはいけない」と言うブロリーの気持ちにも寄り添います。 クライマックスでは、ゴジータと死闘を繰り広げている最中に「ブロリーを元居た場所に帰してやってくれ」とドラゴンボールに願い、戦いを終結させました。その後チライはレモと共にブロリーと合流し、悟空とブルマの支援も受けて、新しい生活を始めました。