2020年5月15日更新

「天使にラブソングを」あらすじやキャストなどシリーズ振り返り!3作目にウーピーは出演する?

天使にラブソングを
© Buena Vista Pictures

日本でもゴスペルブームを巻き起こした音楽コメディ『天使にラブ・ソングを…』の3作目製作が発表されました!前2作をおさらいし、3作目が配信される予定のディズニーの動画配信サービスも紹介します。

目次

「天使にラブソングを3」が製作決定!音楽コメディの名作を振り返る

『天使にラブ・ソングを…』
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1992年のアメリカ映画『天使にラブ・ソングを…』は、殺人現場を目撃したクラブ歌手が修道院に匿われて大騒動を起こすコメディで、当時ロングランの大ヒットを記録した作品。主人公デロリスを演じたウーピー・ゴールドバーグの代表作となりました。 続編『天使にラブ・ソングを2』も翌年1993年に公開、2011年にはブロードウェイでミュージカル化もされています。そして1作目公開から実に26年も経った2018年、ついに3作目の製作が発表されました。 今回はシリーズ前2作についておさらいし、3作目について2020年5月現在、明らかになっている情報を紹介していきます。

「天使にラブソングを」シリーズってどんなストーリー?

1作目は1992年にアメリカで公開し、その翌年には日本でも公開されました。原題は『Sister Act』で、「シスター」=「修道女」たちのパフォーマンスが主題。また、これは「修道女のふり」というもうひとつの意味もあります。 2作目『天使にラブ・ソングを2』は1993年アメリカ公開、翌年に日本でも公開され、やはり大ヒットを記録しました。こちらは前作とは違い、高校を舞台に素行の悪い生徒たちが歌を通して更生していくストーリーとなっています。

1作目『天使にラブ・ソングを…』(1993年)のあらすじ

主人公のデロリスはネバダ州のナイトクラブで歌う、しがないクラブ歌手で、実はマフィアのボス・ヴィンスの愛人。しかしある時ヴィンスが殺人を犯す場に居合わせたため、その日以来命を狙われる羽目になってしまいました。 警察に重要参考人として保護されたデロリスは、聖キャサリン修道院で修道女として身を隠すことに。初めは修道院での堅苦しい生活に嫌気がさしていたデロリス。しかし、そこで聖歌隊の指揮を任され、歌手としての本領を発揮します。 退屈で単調な聖歌をアレンジし、下手だった聖歌隊を鍛え上げながら、デロリスは修道女たちと友情を育みます。その後、その爽快なパフォーマンスで修道院の聖歌隊は注目を集めるようになり……。

続編『天使にラブ・ソングを2』(1994年)のあらすじ

舞台は前作の1年後、ラスベガスで歌手として成功したデロリスのもとに、聖キャサリン修道院の仲間たちが訪れます。彼女たちは社会奉仕のために赴いている聖フランシス高校の悪童たちとの悪戦苦闘具合をデロリスに語り、援助を要請。 こうして聖フランシス高校の音楽クラスを担当することになったデロリスですが、想像以上に手強い生徒たちに手を焼くことに。そこで聖歌隊を結成し、生徒たちの心を一つにしようと奮闘していきます。 1作目から多くのシスター役のキャストが続投した本作。また、高校が舞台となったため、新たにオーディションで生徒役が選ばれました。特にメインの生徒・リタを演じた歌手のローリン・ヒルは熱演を見せています。

シリーズに登場したキャストを紹介!

デロリス/シスター・メアリー・クラレンス:ウーピー・ゴールドバーグ

『天使にラブソングを』ウーピー・ゴールドバーグ
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マフィアに命を狙われ、修道院に身を隠すことになったシスター・メアリー・クラレンスことデロリスを演じるのは、女優・コメディエンヌ・歌手として活躍するウーピー・ゴールドバーグです。 彼女は映画のアカデミー賞、テレビのエミー賞、音楽のグラミー賞、舞台のトニー賞の4つをすべて受賞した人物としても知られています。 本シリーズでも、彼女のパワフルな歌声とコミカルな演技から目が離せません。

ヴィンス・ラ・ロッカ:ハーヴェイ・カイテル

ハーヴェイ・カイテル
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マフィアのボスであるヴィンスは、愛人のデロリスが殺人現場を目撃したため、彼女の命を狙うようになります。 演じるのは、『ミーン・ストリート』(1973年)や『タクシードライバー』(1976年)、『アイリッシュマン』(2019年)など、数多くのマーティン・スコセッシ作品に出演しているハーヴェイ・カイテル。 渋い存在感と演技で、『レザボア・ドッグス』(1992年)をはじめとするクエンティン・タランティーノ作品や、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014年)などのウェス・アンダーソン作品に多く出演しています。

修道院長:マギー・スミス

マギー・スミス
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聖キャサリン修道院の院長は、筋金入りのお堅く真面目な性格で、デロリスのことも彼女を称賛するシスターたちのこともよく思っていません。しかもかなりの毒舌家で、丁寧な物言いに嫌味を混ぜることもしばしば。 そんな修道院長を演じるのは、イギリスの大女優マギー・スミス。「ハリー・ポッター」シリーズのマクゴナガル先生や、海外ドラマ『ダウントン・アビー』のヴァイオレット役で知っている人も多いのではないでしょうか。 映画はもちろんテレビ、舞台と幅広く活躍し、アカデミー賞では主演/助演女優賞を1回ずつ受賞しています。

メアリー・パトリック:キャシー・ナジミー

『天使にラブソングを』キャシー・ナジミ―、ウェンディ・マッケナ
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ふくよかで陽気な修道女のメアリー・パトリック。歌やダンスなど楽しいことが大好きな彼女は、デロリスがやってくる前から聖歌隊ではりきって歌っていましたが、声が大きいだけで周りとの調和がとれていませんでした。 そんなメアリー・パトリックを演じたキャシー・ナジミ―は、本シリーズのほかに『ホーカス・ポーカス』(1993年)や『ディセンダント』(2015年)などに出演しています。

メアリー・ロバート:ウェンディ・マッケナ(歌唱:アンドレア・ロビンソン)

メアリー・ロバートは、聖キャサリン修道院で最年少のシスターです。内気でおとなしい性格ですが、修道院になじめずにいたデロリスに真っ先に声をかけるなど、優しさと思いやりを持っています。当初は自信が持てず、聖歌隊でもか細い声でしか歌えませんでしたが、デロリスと出会って変わっていきました。 メアリー・ロバートを演じたのは、1982年から舞台女優として活躍していたウェンディ・マッケナ。舞台、テレビ、映画と幅広く活躍し、1999年には、主演した舞台『Side Man(原題)』がトニー賞最優秀新作プレイ部門に輝いています。

メアリー・ラザラス:メアリー・ウィックス

聖キャサリン修道院でも年長のシスター、メアリー・ラザラスはデロリスがやってくる前は聖歌隊の指揮者を務めていました。当初は指揮者の座を奪われたことでデロリスを疎んじていましたが、やがて和解し、デロリスと最も親しい友人の1人になります。 彼女を演じたメアリー・ウィックスは1934年にブロードウェイデビューを果たし、1930年代後半からは映画にも出演するようになりました。『アイ・ラブ・ルーシー』(1952年)や『名探偵ダウリング神父』(1989年〜1991年)などのテレビドラマへの出演でも知られています。 1995年に逝去した彼女の遺作となったのはディズニーアニメ『ノートルダムの鐘』(1996年)で、ピンク色のおばあさんの石像・ラヴァーン役を務めました。

メアリー・アルマ:ローズ・パーレンティ

聖歌隊でピアノの伴奏を担当するメアリー・アルマは、年長で耳が遠く補聴器が必要ですが、ときどきスイッチを入れ忘れてしまいます。デロリスの聖歌のアレンジを非常に気に入っており、活き活きと楽しそうに演奏する姿が印象的です。 アルマを演じたローズ・パーレンティは舞台女優としてキャリアを開始し、1920年代から50年代にかけて映画でも活躍しました。彼女は1996年にこの世を去っています。

リタ・ルイス・ワトソン:ローリン・ヒル

『天使にラブソングを2』ローリン・ヒル
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『天使にラブソングを2』の舞台となる聖フランシス高校の生徒リタは、クラスの中心的な存在です。歌手になる夢を母親に否定され、デロリスの授業にも反発してクラスを出ていってしまいました。しかし、最終的にはソロパートを任せられるなど、歌唱力はかなりのものです。 リタを演じたのは、当時人気を博していた3人組ヒップホップグループ、「フージーズ」のメンバーであるローリン・ヒル。本作公開の翌年、フージーズはアルバムデビューを果たしました。その後、ローリン・ヒルはソロでも活躍しています。

ウェスリー・グレン・“アマール”・ジェームズ:ライアン・トビー

アマールは、アフリカの英雄シャカ・ズールーの誇りを抱く青年です。常に白人の優位性を黒人に取り戻すことを主張しますが、その情熱は空回りぎみ。当初は合唱団でも大きな声を出せませんでしたが、デロリスの特訓で、ハイトーンボイスを操れるようになります。 アマールを演じたライアン・トビーは、ソウルシンガー、シンガーソングライター、プロデューサーとして活躍しています。本作出演後、ウィル・スミスのアルバム制作に参加。1999年にはR&Bトリオ、シティ・ハイのメンバーとしてアルバムをリリースし、グラミー賞にノミネートされました。

フランケイ(フランキー):デヴィン・カミン

教室にカセットプレーヤーを持ち込み、ラップを披露していたフランケイ(フランキー)は軽率な性格でしたが、後半ではデロリスの思いに賛同し、クラスメイトを引っ張っていく存在になります。 フランキーを演じたのは、俳優のデヴィン・カミン。本作出演後はいくつかのテレビシリーズに出演し、2003年には日本のアニメ『ストラトス・フォー』の英語版で声優を務めています。2008年には、映画『インパクト・ポイント 狙われたビーチの妖精』に出演しました。

「天使にラブ・ソングを」3作目は「ディズニー+」で配信!

2018年にVarietyほか、各メディアが報じたところによると、シリーズ3作目は、2019年からサービスが開始されたディズニーの動画配信サービスDisney+(ディズニー・プラス)向けに製作されるとのこと。 ディズニ、ピクサー、マーベルなどの動画を配信しているDisney+は、2020年現在「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフドラマ『マンダロリアン』や、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマなど、オリジナル作品の制作にも力を入れています。本作も、そんなオリジナル作品のひとつに位置づけられているのでしょう。 「天使にラブソングを」の3作目について詳しい内容はまだ発表されていませんが、リメイクではなく正式な続編になるということ。しかし、まったく新しいバージョンになるともいわれています。 これまでシリーズの主演を務めてきたウーピー・ゴールドバーグは、2018年9月にイギリスのテレビ番組Good Morning Brtainに出演した際、「私はカメオ出演することになると思う」と語りました。新たな主人公がどんなキャラクターになるのかにも注目ですね!

新たなバージョンの「天使にラブソングを」に期待!

天使にラブソングを
© Buena Vista Pictures

日本でもゴスペルブームを巻き起こした『天使にラブ・ソングを…』。1作目から20年以上経って、また新たなバージョンが製作されるということだけでもワクワクしますね! 配信が予定されている「Disney+」は、2020年6月から日本でもサービス開始予定です。