2019年2月20日更新

動画サービス「ディズニープラス」が2019年ついに開始!配信作品の豪華ラインナップがスゴイ

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ミッキーマウス

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ディズニーが独自の動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」を開始!

米ディズニーは2019年に独自の配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」を開始することを発表。これまでNetflixなどで配信されていたディズニー・ピクサー作品は削除され、今後は「ディズニープラス」のみでの配信となります。 さらに、ディズニープラスでしか見られないオリジナル番組や映画の配信も予定しており、多くのディズニーファンにとって見逃せないサービスになりそう! 2012年よりNetflixと結んでいるコンテンツ提供契約は、2018年に終了。サービスが増えることにより、色々なサービスを使い分けなければならないという弊害が発生するのでは?など、不安の声もあるようです。 この記事では「ディズニープラス」のサービス概要から配信予定作品まで紹介。このサービス開始がストリーミング業界に及ぼす影響についても考察していきます。

「ディズニープラス」はどんなサービス?

アメリカのウォルト・ディズニー・カンパニーが2018年11月8日に発表した、動画配信サービス「ディズニープラス」。新しい独自のストリーミングサービスとなり、2019年以降に公開する映画も独占配信することが決まっています。 何よりも特徴的なのが、ディズニーの他にピクサー、スター・ウォーズ(ルーカスフィルム)、マーベル、ナショナルジオグラフィックの5つのレーベルを持っていること。そしてさらに、「21世紀フォックス」のエンターテイメント部門などを買収したことで、ディズニーとフォックスから30%ずつ出資を受けていたHuluもディズニーの傘下に。 業界最強のストリーミングサービスになることは確実の「ディズニープラス」ですが、2019年2月時点では日本でのサービス開始は未定となっています。しかし日本語版のティザーサイトも用意されているので、日本でもサービスは開始されるのでないかと思われます!

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配信予定の作品一覧【超豪華なオリジナル作品多数!】

ディズニーCEOのボブ・アイガーによれば、「ディズニープラス」は「素晴らしい映画とテレビ番組にアクセスができる唯一無二のものになる」そうで、配信される作品は“家族で楽しめる内容”が基本となっているようです。 では、サービス開始後に配信が予定されている作品を見てみましょう。それぞれのレーベル向けに、オリジナルのコンテンツが用意されています。

【スター・ウォーズ】『ローグ・ワン』のキャシアンが主人公のドラマ

キャシアン・アンドー ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
©︎Supplied by LMK

「スター・ウォーズ」シリーズのエピソード3と4の間に位置するスピンオフ作品『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』。そのヒロインだったジン・アーソとともに戦った、キャシアン・アンドーが主人公となる実写ドラマが配信されます。『ローグ・ワン』の前日譚となるようです。

【マーベル】「アベンジャーズ」シリーズのヴィランやヒーローのドラマが3本

トム・ヒドルストン演じるマーベルのヴィラン、ロキが主人公となるドラマが制作決定しています。 その他にもマーベルでは、アベンジャーズのメンバーであるスカーレット・ウィッチとヴィジョンのドラマ、ファルコンとウィンター・ソルジャーのドラマの2本も制作準備中とのこと!前者はタイトルを『ザ・ヴィジョン・アンド・スカーレット・ウィッチ(原題)』とし、脚本家は映画『キャプテン・マーベル』のジャック・シェイファーに決定しました。 ファルコンとウィンター・ソルジャーがタッグを組んで主人公となるドラマは、6〜8話で1シーズン完結のミニシリーズとなるようです。これら3本のドラマはいずれも、映画版に出演した俳優が同役を演じることになっています。

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【ピクサー】「モンスターズ・インク」シリーズのテレビアニメ版

モンスターズ・インク
©T.C.D / VISUAL Press Agency

ピクサーの人気シリーズ「モンスターズ・インク」も、テレビアニメ版の制作が決定。映画『モンスターズ・インク』は2001年にディズニー・ピクサーで製作されたフルCGアニメーション。2013年には続編『モンスターズ・ユニバーシティ』も公開されました。映画ではサリーとマイクのコンビが主人公でしたが、ドラマ版は誰が主役になるのでしょうか?

【ディズニー】『ハイスクール・ミュージカル』のリブート版

ディズニーチャンネル製作のオリジナルムービーとして2006年に放送された『ハイスクール・ミュージカル』からは、リブート版の制作が決まっています。サントラも大ヒットし、続編が2007年、劇場版が2008年に制作された人気作です。リブート版では誰が主役を務めるのか注目が集まっています。

【ディズニー】「天使にラブ・ソングを」シリーズの続編

天使にラブソングを
© Buena Vista Pictures

ウーピー・ゴールドバーグが主演を務めた1992年の映画『天使にラブ・ソングを…』の3作目となる続編の制作も決定しています。続編とはいえリメイク版に近く、キャストも一新して製作されるようです。1993年の続編『天使にラブ・ソングを2』でもウーピーは再度主演しましたが、3作目ではカメオ出演になる模様。

「ディズニープラス」の気になる月額料金は?

ここまで強力なラインナップを用意しているとなると、月額料金も相当高くなるのでは?という心配の声も上がっています。

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配信サービス月額料金比較表

配信サービス名 月額料金(税込) 登録作品数
Netflix 864円(スタンダードプラン) 非公開
Hulu 1,007円 約5万本
Amazonプライム・ビデオ 400円 非公開
U-NEXT 2,149円 約13万本
TSUTAYA TV 1,007円 約1万本
dTV 540円 約12万本
auビデオパス 606円 約1万本

2018年末時点での各ストリーミング・サービスの月額料金(税込)を比較してみましょう。最大のライバルとなるNetflixはスタンダードプランで月額864円。Huluは1,007円、Amazonプライム・ビデオは月400円(年間一括払いでは3,900円)です。 他の日本での動画配信サービスでは、U-NEXTが2,149円、TSUTAYA TVが1,007円、dTVが540円、auビデオパスが606円となっています。作品数の多さではU-NEXTの13万本とdTVの12万本が突出していますが、NetflixとAmazonプライムは本数非公開です。 果たしてディズニー・プラスの月額料金と本数はどれくらいになるのでしょうか?2019年4月、ディズニーCEOボブ・アイガーにより、本サービスの月額利用料金が月6.99ドルであることが発表になりました。

「X-Men」や『デッドプール』も!NetflixやAmazonプライムの脅威に?

デッドプール
©20TH CENTURY FOX

前述の通り、バラエティ豊富な5つのレーベルを持ち、配信開始時から強力なラインナップを揃えている「ディズニープラス」。さらにフォックスを買収しHuluを傘下に置き、『デッドプール』や「X-Men」シリーズの権限も獲得。R指定作品の『デッドプール』のために、R指定ブランド新設の可能性も出てきました! またディズニーは、Huluが全世界で視聴できるようにする計画も発表。もしもNetflixの月額料金より安く、Amazonプライムと同等くらいの価格になるとしたら、相当な脅威になることは間違いありません。 先行するNetflixやAmazonプライムから出遅れているとはいえ、この本格的なディズニーのストリーミングサービス参入に、業界1位を誇っているNetflixがどのように対処していくのかが注目されています。

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先駆けて、国内向けサービス「ディズニーデラックス」が登場

ディズニー フリー画像

さて、世界で「ディズニープラス」のサービスが始まる前に、日本国内では先駆けて「ディズニーデラックス」という別サービスが開始。本サービスは、「ディズニープラス」のようにディズニーブランドの映画・テレビなどのコンテンツの見放題配信を主に、公式による記事や作品トリビアが堪能できるアプリなどが展開されます。

ディズニーデラックスの詳細はこちら

動画配信サービス「ディズニープラス」は2019年後半からスタート

ディズニーファンだけでなく、アメコミファンやピクサー、スター・ウォーズのファンにも大きな影響を及ぼす「ディズニープラス」の配信サービス開始。アメリカでの配信開始が2019年11月からであることが発表されています。 ただしこれも前述の通り、日本でのサービス開始も視野には入っているようなので、早ければ同時期、遅くても2020年からになることを期待して待ちましょう!