2019年3月19日更新

2019年後期の朝ドラは『スカーレット』に 戸田恵梨香ヒロイン抜擢の理由とは?キャスト一覧

IQUEEN VOL.7 戸田恵梨香 (PLUP SERIES)

第101回目となる2019年度後期のNHK連続テレビ小説は、戸田恵梨香がヒロインを務める『スカーレット』に決定。ここではあらすじ・キャスト、モデルとなった人物など作品に関する情報をお届けします。

2019年後期の朝ドラ『スカーレット』を徹底解剖!【戸田恵梨香ヒロイン】

広瀬すずがヒロインを務める第100回目の『なつぞら』に続く、第101回目のNHK連続テレビ小説の制作が発表されました。タイトルは『スカーレット』、ヒロインは戸田恵梨香が務めます。 『スカーレット』は、信楽焼(しがらきやき)の女性陶芸家・川原喜美子を主人公とする物語。タイトルの“スカーレット”とは緋色(ひいろ)のことで、陶芸の窯でたく炎の色であり、主人公の陶芸にかける情熱的な熱い想いと人生も表しています。 この記事では『スカーレット』のあらすじ・キャスト、物語の参考となった人物や信楽焼について、作品の基本情報を紹介します。

朝ドラ『スカーレット』は『なつぞら』の次!記念すべき100作目の情報はこちら

2019年朝ドラ『スカーレット』のあらすじ

舞台は戦後間もない滋賀の信楽。大阪からやってきた少女・川原喜美子は、貧しい家を助ける一番の働き手でした。15歳になると大阪で就職しますが、のちに信楽に戻り、地元の信楽焼の世界に惹かれていきます。 そして、ついに男性社会の陶芸界に飛び込んだ喜美子。信楽焼の陶芸家を目指して、奮闘する日々が始まります。そんな中で、同じ陶芸家の男性と結婚して子どもも二人授かり、仕事と家庭を両立する忙しい毎日を送ることになります。

ヒロインキャストは戸田恵梨香!その起用理由は?

三人姉妹の長女で働き者の喜美子を演じるのは、第63作目『オードリー』以来の朝ドラ出演となる戸田恵梨香。2006年の『デスノート』に弥海砂役で映画デビューを飾り、ドラマ『LIAR GAME』や「SPEC」シリーズで主演を務めるなど、映画・テレビと広く活躍しています。 演じる川原喜美子は、結婚と育児を経験し、さらには信楽焼の後継者を育成していく芯の強い女性。戦後から高度成長期の時代を背景とした男性ばかりの陶芸界でも、信念と情熱を持って挑んでいきます。 戸田恵梨香の川原喜美子役は、『まんぷく』の安藤サクラと『なつぞら』の広瀬すずに続いて3作連続で、製作側からのオファーによるヒロイン決定となりました。少女時代から結婚を経て人生のステージを突き進んでいく力強いヒロイン像を描く上で、企画段階から戸田恵梨香の名前が挙がっていたようです。 戸田は『スカーレット』で、15歳から50代までの主人公を半生を一人で演じることとなります。

朝ドラ『スカーレット』のメインキャスト一覧

川原常治役/北村一輝

借金から逃れるために家族で信楽に来て窯業の運搬を始める、人のよい楽天的な喜美子の父・川原常治。しつけに厳しく亭主関白ですが、娘たちへの愛は深い人物です。 演じるのは北村一輝で、映画『テルマエ・ロマエ』で古代ローマ人を演じるなど、顔の濃さは有名。本作で朝ドラ初出演となります。

川原マツ役/富田靖子

大阪の大地主の娘で、駆け落ちして常治と結婚した喜美子の母・川原マツ。常治を信じ、信楽行きもすんなり受け入れるおっとりした穏やかな性格です。体が弱く、喜美子を頼りにしています。 演じるのは富田靖子で、中学生の時に映画『アイコ十六歳』のヒロインに選ばれて以来、数々の映画やドラマで主演を務めています。朝ドラには『あさが来た』でのカズ役以来の出演となります。

川原直子役/桜庭ななみ

川原家の次女で自由人の直子。姉の喜美子には憧れと反発を抱き、早くに信楽から出て行ってしまいます。わがままな性格で、トラブルメーカーな役どころです。 演じるのは桜庭ななみで、映画『最後の忠臣蔵』でヒロインを演じ日本アカデミー賞新人賞などを受賞しました。2018年には大河ドラマ『西郷どん』に出演し西郷隆盛の娘・市来琴を演じました。

川原百合子役/福田麻由子

川原家の三女で、母譲りの穏やかな性格の百合子。赤ちゃんの頃から地元・信楽を愛し、直子とは逆に信楽で暮らし続けて喜美子の良き相談相手となっていきます。 演じるのは元子役の演技派として知られる女優・福田麻由子です。大河ドラマには過去3度出演していますが、朝ドラ出演は本作が初となります。

草間宗一郎役/佐藤隆太

川原家の居候で、謎の旅人・草間宗一郎。常治が信楽に連れてきた人物で、戦時中は満州で働いていたようです。空襲で行方不明となった妻を探し続けています。 演じるのは、ドラマ『ROOKIES』の熱血教師・川藤幸一役で有名な佐藤隆太です。

熊谷照子役/大島優子

喜美子の幼なじみで、同級生の熊谷照子。信楽一の大窯元「丸熊陶業」のお嬢様で、プライドの高い勝気な性格です。家業には肯定的で、婿を取ってまで盛り立てていこうとします。 演じるのは元AKB48の大島優子。

大野信作役/林遣都

喜美子の幼なじみで、同級生の大野信作。大野雑貨店の一人息子で、母親が信楽に来た川原家の住居を世話したことから知り合いに。照子のアピールにも鈍感で、気が弱い引っ込み思案な性格。 演じるのは林遣都。映画デビュー作『バッテリー』で各映画賞の新人賞を受賞し、以来映画やドラマで活躍中の俳優です。

大野陽子役/財前直見

川原家の隣人で、信楽の商店街にある大野雑貨店を切り盛りする大野陽子。信作の母で、おおらかな性格です。祖母の住まいを川原家に提供してからはマツの友人となり、喜美子たちを気遣います。 演じるのは財前直見で、これまでNHK大河ドラマに3回、連続テレビ小説に4回出演するベテラン女優です。

庵堂ちや子役/水野美紀

喜美子が大阪で出会った新聞記者・庵堂ちや子。喜美子が働く下宿屋で出会い、よき友人となっていきます。女性が仕事を持つという生き方を体現し、喜美子にも大きな影響を与えていくことに。 演じるのは舞台にも出演し、アクションにも定評のあるベテラン女優・水野美紀です。

酒田圭介役/溝端淳平

喜美子が大阪で出会った医学生・酒田圭介。喜美子が働く下宿屋に住んでいます。育ちの良い真面目な好青年で、喜美子とは兄のような存在から恋に発展していくようです。 演じるのは溝端淳平。彼は映画初主演作『DIVE!!』では大野信作役の林遣都と共演しています。

実在する陶芸家・神山清子の半生がモデル

朝ドラ『スカーレット』の主人公・川原喜美子の人生は、実在の陶芸家の半生をモチーフとしています。その陶芸家の名は、神山清子。 ただし神山はあくまでモデルで、作品で描かれる登場人物やストーリーラインは、ドラマオリジナルなものに仕立て上げられるようです。

陶芸家・神山清子について

神山清子は、日本における女性陶芸家の草分け的存在で、骨髄バンクの創設にも深く関わった人物です。1936年に長崎県佐世保市に生まれ、陶器の絵付け助手から独立し、作陶を始めました。古信楽(こしがらき)を再生し、自然釉薬(ゆうやく)を使う陶芸で第一人者となります。 同じく陶芸家で長男の賢一が29歳で白血病で倒れ、この時の経験から骨髄バンクの必要性を感じて啓蒙活動を始めました。2002年にはその半生を綴った本『母さん 子守歌うたって—寸越窯・いのちの記録』が出版され、2005年にはそれを原作とした映画『火火(ひび)』も公開されています。

信楽焼とは

『スカーレット』の舞台となる信楽で、喜美子が人生をかける“信楽焼”。滋賀県甲賀市の信楽で作られる炉器を信楽焼といい、日本六古窯の一つとされています。たぬきの置物で有名ですね。 神山清子の陶房は“寸越窯(ずんごえがま)”といい、仕事場や作品展示場、穴窯・ガス窯炉油窯・電気窯があります。映画『火火』もここで撮影され、当時の作品も見学できるようです。

『スカーレット』の脚本は『ホタルノヒカリ』の水橋文美江が担当

朝ドラ『スカーレット』の脚本家は、ドラマ『みにくいアヒルの子』、『ホタルノヒカリ』で知られる水橋文美江。NHKドラマではこれまでに『つるかめ助産院』や『みかづき』を手がけています。 制作統括は朝ドラ『カーネーション』や『ごちそうさん』でプロデューサーを務めてきた内田ゆきが担当します。さらにプロデューサーは長谷知記、演出は中島由貴、佐藤譲、鈴木航が務め、これまで朝ドラや大河ドラマのプロデュース、演出に関わってきた人物たちが集結しました。制作はNHK大阪放送局が担当。また劇中音楽の制作は、NHKドラマ『アシガール』で音楽を担当した冬野ユミが務めます。

朝ドラ『スカーレット』の放送は2019年9月30日から!

戸田恵梨香は、2018年12月6日に行われた制作・ヒロイン発表会見で、「深い愛情や人とのつながりが、いかに大事なのかということを伝えていけたら」と喜美子役への意気込みを語っています。 2019年度後期の連続テレビ小説『スカーレット』は、2019年4月にクランクイン、2019年9月30日から翌年3月までの放送が予定されています。これから順次発表となる作品に関する続報も要チェックですね!