2019年8月11日更新

上田慎一郎の新作映画『イソップの思うツボ』が気になる!【あらすじ・キャスト】

『イソップの思うツボ』
©埼玉県/SKIP シティ彩の国ビジュアルプラザ

「カメ止め」で一世を風靡した上田慎一郎監督らによる新作が『イソップの思うツボ』です。3人の監督と3人のヒロインによる青春映画……、ではありません!家族、復讐、裏切りが渦巻く群像劇なのです。

上田慎一郎監督の新作『イソップの思うツボ』あらすじ・キャストを紹介!

2018年の邦画界を最も沸かせた人物は『カメラを止めるな!』を監督した上田慎一郎で間違いありません。『カメラを止めるな!』は当初都内の劇場2館でのみ公開された映画でしたが、そこから話題が話題を呼び、社会現象に。日本アカデミー賞最優秀編集賞という栄誉に輝き、地上波での放送も果たしました。 そんな上田慎一郎監督の新作は『イソップの思うツボ』。「カメ止め」を超えるさらなるムーブメントを生み出すことができるのか?上田慎一郎の次なる映画作品についてまとめました。

映画『イソップの思うツボ』予告編からわかること

2019年8月16日に公開される『イソップの思うツボ』のあらすじは現時点で一切不明です。唯一公開されている予告編から「ジャンル・スイッチ・ムービー」ということが読み取れます。これは映画のジャンルが変わるほどに大きな大転換がある物語、ということ。 「三人の少女が出会い、最高の奇跡が起こる青春映画」 >> 「復讐!裏切り!騙し合い!なバトルロイヤル映画!」 というわけです。 『カメラを止めるな!』と同じく、ネタバレ厳禁な映画になること間違いなしです。誰よりも早く鑑賞すべし!

ヒロイン×3目線での『イソップの思うツボ』あらすじは?

映画『イソップの思うツボ』には3人のヒロインがおり、それぞれのヒロインによるストーリーはやがて一つになっていきます。そんなヒロインたちが関わりあうまでのあらすじを紹介します。もちろんネタバレはありません。さらに、一癖も二癖もあるキャラクターを演じる3人の女優も紹介します。

1人目:内気な大学生、亀田美羽

『イソップの思うツボ』
©埼玉県/SKIP シティ彩の国ビジュアルプラザ

女子大生亀田美羽。明るく陽気な大学生活を送ろうとせず、脇目も振らずに家に帰ってペットの亀に餌をやるのが楽しみな地味な女の子。そんな彼女の目の前にイケメン教師が現れ、彼女の目は釘付けに。しかし彼女はなかなか声をかけられない。いつも遠くで見つめているだけ。 彼女の恋は成就するのか?! ……という映画ではありません。

亀田美羽役/石川瑠華

アンニュイな表情が魅力的な石川瑠華が『イソップの思うツボ』のヒロインに抜擢!2017年ごろから舞台や映画、CMなど様々に活動の幅を広げる注目の女優です。『イソップの思うツボ』をが大きな飛躍のきっかけになることが期待できます。

2人目:芸能人一家、兎草早織

『イソップの思うツボ』 井桁弘恵
©埼玉県/SKIP シティ彩の国ビジュアルプラザ

キラキラしたキャンパスライフを送る女子大生、兎草早織。学生の傍、両親ともに芸能人である早織はテレビ番組にも出演している。そんな彼女はイケメン講師に一目惚れし、猛アタックをする。そしてデートの約束を取り付けたのだ。 彼女の恋愛や如何に?! ……という映画でもないのです。

兎草早織役/井桁弘恵

女優・モデルの井桁弘恵も『イソップの思うツボ』のヒロインの1人です。ゼクシィのCMガールや朝の情報番組『ZIP!』でもリポーターを勤めていたことでも知られています。2019年には『4月の君、スピカ。』『クロノス・ジョウンターの伝説』など出演作多数な、今注目の女優です。

3人目:復讐代行屋の娘、戌井小袖

『イソップの思うツボ』
©埼玉県/SKIP シティ彩の国ビジュアルプラザ

小袖と父は復讐代行屋。危険な稼業に就いていながらどこか抜けたところのある父、しっかり者で強い小袖。二人は今日も危なげなく仕事をこなしていた。父は娘を気遣って将来について考えるように言うが、しかし小袖は「やりたいことなどない」と突っぱねる。そんな二人に新しい仕事が舞い込んだ。 二人は仕事を無事に成功させることができるのか。そして小袖の未来や如何に。 ……という映画になるのでしょうか?!

戌井小柚役/紅甘(ぐあま)

3人目のヒロインを演じるのは女優の紅甘。俳優の貴山侑哉と小説家・漫画家の内田春菊との間に生まれた紅甘は2007年ごろから女優として活躍してきました。最近では『ここは退屈迎えに来て』(2018)への出演でも知られています。

【解説】亀が空から降ってくる?

ある日、空から【カメ】が降ってきた。 予告編冒頭に現れるこの字幕。空から降るはずのないものが降ってくる現象をファフロツキーズと呼びますが、映画好きであればピンと来る方も多いのではないでしょうか。この現象をテーマにした映画にポール・トーマス・アンダーソン『マグノリア』(1999)があります。関係のなさそうに見える9人が徐々にお互いへの干渉を強めていく群像劇の傑作です。 『イソップの思うツボ』は『マグノリア』にオマージュを捧げていると思われます。

映画『イソップの思うツボ』は群像劇、つまり人と人との間にある「関係」を描いた映画です。無関係ではいられない家族、関係がこじれて発生する復讐、関係があるからこそ生まれる裏切り。 『イソップの思うツボ』に関係を持ったあなたは、きっと気持ちよく騙されるでしょう。鑑賞中は細部まで見落とさず、しっかり関係を持ってくださいね。

監督も上田慎一郎、中泉裕矢、浅沼直也の3人?!

イソップの思うツボ 上田慎一郎
©埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ

映画『イソップの思うツボ』は上田慎一郎、中泉裕矢、浅沼直也という監督によって撮られました。この三人が仕事を共にしたのは今回が初めてではありません。『カメラを止めるな!』では上田慎一郎が監督、中泉裕矢が助監督、浅沼直也がスチールを担当しています。 さらに2015年、『4/猫 ねこぶんのよん』というオムニバス映画では共に監督を勤めています。

上田慎一郎が手がけた長編作品は「カメ止め」だけじゃない

長編映画として『カメラを止めるな!』以前に撮られた映画は『お米とおっぱい』のみです。会議室に集められた男たちが「お米とおっぱい、どちらかがこの世からなくなるとしたらどちらを残す?」という問いに対し、議論を進めるという映画。 本作は自主製作映画であり、ソフト化はされてきませんでしたが、『カメラを止めるな!』のヒットに合わせてDVDの発売が決定しました。上田慎一郎が映画にもたらす勢いの源泉はここにあり?!

優れた若手映像作家の短編を集めた『Short Trial Project』の第二弾で上田慎一郎は2本の作品を監督しています。タイトルは『ヘタクソで上手な絵』(16分)、『正装戦士スーツレンジャー』(10分)の二本。どちらも興味をそそるタイトルです。

中泉裕矢監督作品は?

中泉裕矢は2019年3月2日公開の映画『君がまた走りだすとき』で長編作品での初監督デビューを果たしました。世界6大マラソンを走り抜いた実在の川口市民ランナーと、彼を中心に揺れ動く人間模様を描いた映画です。 中泉裕矢はこの他にも「カメ止め」のスピンオフ、『カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」』の監督も勤めています。

浅沼直也監督作品にも注目

浅沼直也も多くの作品を手がけていますが、長編作品としては映画『Heart Beat』(2013)があります。多くの映画、ドラマで活躍する石橋杏奈を主演にした青春スポーツ映画です。

映画『イソップの思うツボ』は2019年8月16日公開!

『イソップの思うツボ』
©埼玉県/SKIP シティ彩の国ビジュアルプラザ

『イソップの思うツボ』は作品の内容に関して秘密の多い映画です。これは『カメラを止めるな!』と一緒。きっと大掛かりな仕掛けが用意されているはず。もう一度気持ちよく騙されることを期待して、2019年8月16日の公開を待ちましょう!