2019年4月11日更新

「カメ止め」上田慎一郎の新作映画『イソップの思うツボ』が2019年夏に公開!期待値まとめ

©埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ

2018年の『カメラを止めるな!』の大ヒットが記憶に新しい2019年、監督の上田慎一郎の新作が2本控えています。うち1本目は『イソップの思うツボ』という作品であることが判明!この記事では2本の新作映画について、2019年4月現在分かっていることをまとめました。

『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督の新作が始動!

カメラを止めるな!

2018年の邦画界を最も沸かせた人物は『カメラを止めるな!』を監督した上田慎一郎で間違いありません。『カメラを止めるな!』は当初都内の劇場2館でのみ公開された映画でしたが、そこから話題が話題を呼び、社会現象に。日本アカデミー賞最優秀編集賞という栄誉に輝き、なんと地上波での公開も果たしました。 そんな上田慎一郎に期待されるのは次回作。なんと2019年に2本の作品が公開されるとのこと。『カメ止め』を超えるさらなるムーブメントを生み出すことができるのか?上田慎一郎の次なる映画作品についてまとめました。

まず映画『イソップの思うツボ』が2019年夏に公開決定

2019年4月10日、ついに本年第一弾となる新作のタイトルが発表されました!

キーワードは「三角関係」「復讐」「カメ」。それ以外、不明

『イソップの思うツボ』は埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザの支援による製作でアスミック・エース配給の新作となります。本作の公開は2019年夏。 既に撮影は2018年の間に終了しているとのことです。撮影期間はわずか9日間。短期間撮影で有名な傑作『十二人の怒れる男』(1957)ですら2週間と言われており、いかに本作がスピード感を持って撮影されたかがわかります。

本作の監督には「カメ止め」から共に製作を行っている中泉裕矢や浅沼直也もクレジット。上のタイトル発表動画にもその姿が。脚本は上田慎一郎による完全オリジナルです。 「三角関係」と「復讐」、そして「カメ(亀)」が重要なテーマになるとのこと。亀…?カメ…?スタッフも共通な「カメ止め」との関連を想像させます。

さらに数々の傑作を生み出す映画プロジェクト第7弾に上田慎一郎が抜擢

上田慎一郎の2019年監督作品は『イソップの思うツボ』だけではありません。 第二弾映画作品は松竹ブロードキャスティング(以下、松竹BC)のオリジナル映画プロジェクト第7弾に決まりました。2019年2月上旬にオーディションが行われ、リハーサルを経てから2019年春の撮影を予定しており、こちらも2019年夏の公開を目指しているとのこと。 松竹BCの本プロジェクトは様々な名作を生み出してきた実績があります。中でも最も注目を集めたのは橋口亮輔『恋人たち』(2015)でしょう。本作は数々の日本映画賞を受賞し、主演の篠原篤は日本アカデミー賞新人俳優賞の栄冠に輝きました。

本プロジェクトは俳優をオーディションで集め、監督自らがワークショップを行うことをコンセプトにしています。この映画の製作手法は「カメ止め」と全く同じ。監督の意向や作家性が遺憾なく発揮される手法です。 監督は本作に関して「守りに入るつもりはありません」と豪語。「カメ止め」を超える傑作が生み出される予感がします。

「カメ止め」じゃない映画で上田慎一郎監督作品を予習しよう

長編映画として『カメラを止めるな!』以前に撮られた映画は『お米とおっぱい』のみです。会議室に集められた男たちが「お米とおっぱい、どちらかがこの世からなくなるとしたらどちらを残す?」という問いに対し、議論を進めるという映画。 本作は自主製作映画であり、ソフト化はされてきませんでしたが、『カメラを止めるな!』のヒットに合わせてDVDの発売が決定しました。上田慎一郎が映画にもたらす勢いの源泉はここにあり?!

上田慎一郎は多くの短編作品を監督していますが、まず観始めるなら最新作からはいかがでしょうか? 優れた若手映像作家の短編を集めた『Short Trial Project』の第二弾で上田慎一郎は2本の作品を監督しています。タイトルは『ヘタクソで上手な絵』(16分)、『正装戦士スーツレンジャー』(10分)の二本。どちらも興味をそそるタイトルです。

まずは第一弾新作『イソップの思うツボ』の続報を待とう

上田慎一郎という「映画監督」で映画を選んでみては?

イソップの思うツボ 上田慎一郎
©埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ

映画『カメラを止めるな!』は大きな社会現象になりました。前半のロングカットから、後半で畳み掛けてくる伏線回収の雨あられ!また同じような映画が観てみたい!と思った方も多いのではないでしょうか? 映画監督の多くは自身の作家性を持っています。面白い映画のエッセンスは過去の映画から引き継がれたものであることも多いし、未来へ引き継がれる可能性も大いにあります。「カメ止め」の感動を上田慎一郎の新作でもう一度味わいましょう! (ciatrでは上田監督の新作最新情報を随時お届けしていきます。)