2019年6月4日更新

映画『AI崩壊』は世界を狙う意欲作 大沢たかお主演最新作の概要と見どころを紹介【あらすじ・キャスト】

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大沢たかお

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大沢たかお×入江悠で世界を狙う!映画『AI崩壊』が2020年に公開

「サイタマノラッパー」シリーズや『22年目の告白 私が殺人犯です』(2017)などで知られる入江悠監督の最新作『AI崩壊』が、大沢たかお主演で製作されることが発表されました。大ヒットとなった「22年目の告白」のプロデューサー、北島直明と再びタッグを組む本作は、いったいどんな作品になるのでしょうか。 また、主演の大沢以外にも豪華キャストが集結。2019年1月31日の公開が決定し、期待が高まる本作のあらすじやキャスト、注目ポイントを紹介します。

原作なしの完全オリジナル脚本 どんなあらすじに?

『AI崩壊』の舞台は、医療、金融、交通、セキュリティなど、AIが国民の生活を支えるインフラとして欠かせないものになっている2030年の日本。しかしあるとき信頼していたAIが暴走をはじめ、日本中が大惨事に巻き込まれるというストーリーです。 本作は、入江監督による完全オリジナル脚本ということで詳しい情報はまだ発表されていませんが、その内容について「思弁的・哲学的な問いを内包しつつ、手に汗を握るノンストップ・サスペンス映画を作るべくキャスト・スタッフ一丸となって撮影へ臨みます」と語っており、原作ものが多い日本映画への挑戦であるともコメントしています。

天才科学者桐生浩介を演じるのは大沢たかお

『AI崩壊』で大沢たかおが演じるのは、画期的なAIを発明した天才科学者・桐生浩介。桐生は自らが開発したAIの暴走を止めるために奔走することになるのでしょう。天才、というとエキセントリックなキャラクターが多い印象がありますが、大沢が演じる桐生はどんな性格なのかも気になりますね。 テレビドラマ『JIN-仁-』や映画『藁の楯 わらのたて』などで知られる大沢は、その演技力も高い評価を受けています。 本作の撮影現場では、大沢をはじめキャスト陣からもアイディアの共有があるとのことで「大沢さんがおっしゃっていましたが、原作が存在する作品って『原作がこうだから仕方ないよね』ってなりますが、今作はそういうことがない。キャストの皆さんから『ここってこうやるともっと面白くなりませんか?』という意見が自由に出てくる」と語っています。 キャスト陣も積極的に関わっている本作がどんなものになるのか楽しみですね。

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賀来賢人、岩田剛典など若手人気俳優が集結 その他主要キャストを紹介

賀来賢人

テレビドラマ『今日から俺は!!』や映画『ちはやふる -結び-』などに出演している人気若手俳優、賀来賢人も本作に出演します。 賀来は女優の賀来千香子の甥としても知られ、妻は女優の榮倉奈々。テレビドラマや映画をはじめ、舞台やCMにも数多く出演しています。

岩田剛典(EXILE、三代目J Soul Brothers)

EXILEと三代目J Soul Brothersのメンバーであり、近年は俳優としても活躍している岩田剛典。2016年の映画『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』で初主演にして日本アカデミー賞新人賞を獲得し、その後も活躍をつづけています。 その他に俳優としての代表作には、テレビドラマ/映画「HiGH&LOW」シリーズや『去年の冬、きみと別れ』(2018)や『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(2018)などがあります。

広瀬アリス

女優・ファッションモデルとして知られる広瀬アリスは、2010年にテレビドラマ『明日の光をつかめ』で初主演を果たし、その後も数多くのテレビドラマ、映画、CMなどで活躍しています。 テレビドラマではNHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』(2017)や『探偵が早すぎる』(2018)、映画では『銀の匙 Silver Spoon』などが代表作です。

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三浦友和

三浦友和は1972年にテレビドラマ『シークレット部隊』でデビュー。映画デビュー作となった『伊豆の踊子』(1974)でブルーリボン賞新人賞を受賞しました。70年代には二枚目俳優として大人気を博し、多くの映画で共演してきた歌手で女優の山口百恵と結婚。数多くのテレビドラマ、映画、CMなどに出演し、現在に至るまで活躍をつづけています。 また、ピクサーのアニメーション映画『Mr.インクレディブル』(2004)および続編の『インクレディブル・ファミリー』(2018)では、主人公のボブ・パー/Mr.インクレディブルの吹替を担当しました。

監督は入江悠、北島直明がプロデューサーに ハリウッド・リメイクを見据えた意欲作!

『AI崩壊』の監督を務めるのは、「SR サイタマノラッパー」シリーズや『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』(2011)、そして韓国映画のリメイク『22年目の告白 私が殺人犯です』(2017)などを手がけてきた入江悠。 入江の完全オリジナル脚本で、彼の子供の頃からの夢だったという「近未来SF」×「クライムサスペンス」をAIを題材に描いた本作は、「人間とはなにか。生命とはなにか。文明とは。人間の仕事は減っていくのか。そして、私たちは人工知能の普及によって幸福になるのか」という哲学的な問いを内包しながらも、手に汗握るノンストップ・サスペンス映画になると語っています。 また、入江とともに「22年目の告白」を手がけたプロデューサーの北島直明は、同作では韓国映画を“日本仕様”にする苦労があったと語り、今度はその逆をやりたいと考えたのだとか。また、日本だけでなく世界を視野に入れ、世界でリメイクされるような作品を目指しているとのこと。 「海外でAIを題材にするとき、基本的にはAI対人間。そうではなくて、日本らしくAIを取り扱う側にフィーチャーする。世界中にあるSFといわれているAIムービーには、実はかつてこういう事件が起きて、そこからAIが加速度的に発展して新未来を迎えることになるんだ、全てのSF映画の前日譚になるような映画にしたいという気持ちで臨んでいます」と意欲的な発言も。 これまでヒット作を連発してきたクリエイター2人の、新たな挑戦に注目が集まります。

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すべてのAI映画の前日譚に!?映画『AI崩壊』に期待大

映画監督・入江悠、敏腕プロデューサーの北島直明が再びタッグを組み、人気・実力ともにハイレベルなキャストが集結した意欲作『AI崩壊』。 構想に2年をかけたという本作は、世界を視野に入れた本作巨額の製作費を投じ、「藁の楯」を超えるアクションと「22年目の告白」を超えるヒリつく展開の脚本ができたと自信を覗かせる北島。さらに、「日本映画史に残るような緻密でスリリングなサスペンスを映画を製作します。ご期待ください!」とコメントしています。 キャスト・スタッフ陣が自信を持って製作しているという本作に期待が高まりますね。映画『AI崩壊』は2019年1月31公開です!