2019年8月29日更新

『マギ』キャラクター強さランキングTOP15!最終巻までの内容をもとに最強の人物を考察

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マギ

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『マギ』登場キャラクターの中で最強は誰!?最終巻までの強さランキングTOP15

2009年から「週刊少年サンデー」で連載された魔法使いをテーマにした冒険譚『マギ』。2012年から2014年にかけてアニメ化もされた人気ファンタジー作品です。原作は2017年に完結。全37巻に渡る壮大なストーリーが幕を閉じました。 本作は、いくつもの国家や組織が絡む世界を股にかけたストーリーとあって、たくさんのキャラクターが登場しました。個性豊かなキャラクターと彼らの強さが作品の魅力のひとつでもあります。今回は最終巻までの展開を踏まえたうえで、強さランキングを作成。ぜひストーリーを思い出しながら読んでください。

『マギ』には強キャラが多数登場!強さの基準は?

『マギ』の世界では、迷宮(ダンジョン)攻略者が、魔神(ジン)を宿した金属器を手に入れることができます。金属器は、最強の魔法道具といわれるだけあって強さが桁違い。使用者の魔装の程度によって、引き出せるジンの力の大きさも違ってくるので、その点もランキングの指標としています。 また、魔法使いの頂点に君臨し、王の選定という特別な使命を持つマギもその強さは格別です。今回のランキングでも、彼らはその力の大きさを考慮して上位に入っています。 それ以外のキャラクターも含め、戦闘シーンでの勝敗や能力の汎用性、タフネスなどを基準にランキングを作成しました。

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15位:ムー・アレキウス

レーム最強の騎士にして迷宮攻略者のファナリス兵団団長

ムー・アレキウスは、レーム帝国のマギであるシェヘラザードに忠誠を誓うファナリスの兵士です。帝国がマグノシュタットへ侵攻する際に、ファナリス兵団を率いる団長として登場しました。 彼は第8迷宮の攻略者で、力魔法を操るバルバトスと契約しています。マグノシュタットとの戦争では、敵方の魔法道具をものともせず、ファナリスの血を引くずば抜けた身体能力を披露。一方で、魔法量が少ないため全身魔装の耐久時間が短くなっています。その点を加味し、金属器使いではありますが15位としました。

14位:倭健彦(やまとたけるひこ)

鬼倭王国を治める金属器使いの侍

28巻に登場する倭健彦(やまとたけるひこ)は、鬼倭(きな)王国の王です。七海同盟に加入していた関係で、練白龍(れんはくりゅう)からの要請を受け、煌帝国の内紛に参戦しました。「ぜよ」という土佐弁風の口調が特徴的なキャラクターです。 倭健彦は、カイムというジンと契約している金属器使い。武器化魔装の状態では、刀を振るうだけで遠くにいた練紅明(れんこうめい)を一撃で倒してしまいました。強い力を有していますが、シンドバッドが神となった際には彼の洗脳に抗うことができなかったため、14位でのランクインです。

13位:モルジアナ

元奴隷の戦闘民族ファナリス末裔

モルジアナは、メインキャラクターの1人として登場する戦闘民族ファナリスの末裔。奴隷だったところを、アリババによって助けられ、以降アリババやアラジンと共に行動するようになります。 もともとファナリスとして高い身体能力を有していましたが、暗黒大陸での修行を経てさらにパワーアップ。かつてアルマトランの腕のいい剣士であったアルバを寄せ付けない強さを発揮しています。モルジアナは、肉弾戦ではもっと上位に食い込む強さを持っていますが、ファナリスのため魔法戦では不利になりがちなためこの順位です。

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12位:練紅炎(れんこうえん)

3つのジンと契約する煌帝国第一皇子

練紅炎(れんこうえん)は15巻から登場する煌帝国の第一皇子です。知的好奇心が旺盛で野心家、頭も切れるうえに幼い頃から剣技を習得している人物。「炎帝」の二つ名を持つ実力者です。 世界に4人しかいない複数の迷宮を攻略した複数迷宮攻略者のうちの1人が練紅炎です。彼は全部で3つの迷宮を攻略しています。戦闘においては冷静な分析により的確に状況を判断。3つの魔装を組み合わせ、1万もの黒のジンを相手に、魔力を切らさずに戦い続けてみせました。状況への適応力も加味して評価しています。

11位:シバ

神杖を持つソロモンの三賢者の1人にしてアラジンの母

シバは、アラジンたちの世界を作ったとされるアルマトランのソロモンを支える三賢者の1人です。もともと捨て子でしたが、のちにソロモンと出会い彼の妻となります。アラジンを生むものの、戦いで致命傷を負っていたためすぐに絶命。彼女のルフはアラジンに受け継がれています。 ソロモンとの出会いによって神杖を使う魔道士となったシバ。ソロモン率いる抵抗軍においても、NO.3に挙げられる人物です。NO.2といわれていたアルバとの戦いで致命傷を負っていますが、三賢者の1人として高い能力を有していたことから11位にランクイン。

10位:アルバ(練玉艶)

偽りの体で暗躍するアル・サーメンの首領

アルバは、11位のシバと同じくかつてはソロモンの三賢者の1人だったマギです。その後ソロモンに反逆し、シバを殺害。以降は、アル・サーメンの首領として練玉艶(れんぎょくれん)の肉体を乗っ取り、自身の野望のために秘密裏に動いていました。 アルマトラン1の剣士であり優れた魔道士であったアルバは、精神魔法で相手を堕落させたり、極大魔法を複数使ったりすることもできます。練白龍(れんはくりゅう)やジュダルとの戦いでは、玉艶の首を落とされました。最終的にアルバは憑依先を失い異空間に戻ることとなったため、この位置となります。

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9位:ジュダル

黒いルフに染まった戦闘狂マギ

ジュダルは5巻から登場する3人目のマギ。赤ん坊の頃にアル・サーメンに攫われて育てられたという過去を持っており、黒いルフを持つ堕落したマギです。非常に好戦的な性格で、なかでも同じマギであるアラジンのことを敵対視しています。 アラジンとは2度対戦しており、1度目はウーゴにより重傷を負わされ、2度目はアラジンの究極魔法を受け世界の果てに飛ばされました。この勝敗の結果と、世界の果てでアリババの魂と出会わなければ復活できていなかったことから9位と判断しています。

8位:練白龍(れんはくりゅう)

復讐に翻弄された複数迷宮攻略者

練白龍(れんはくりゅう)は煌帝国の第4皇子で、9巻から登場。根は真面目な性格の青年ですが、復讐に囚われてしまい堕落してしまいます。ザガンとベリアルの2つの迷宮を攻略。ベリアルは共に攻略に挑んだジュダルによって無理やり契約させられたジンですが、以降は複数迷宮攻略者として着実に力をつけていきます。 白龍は復讐の鬼と化し、母である練玉艶(アルバ)を倒し、さらには兄である練紅明を討伐しようとしました。しかし、止めにきたアラジンとアリババと交戦。アリババによって両足を失いながらも、彼の肉体を滅ぼすことに成功します。強さはあるものの、精神的な脆さも含めて総合的に判断しました。

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7位:アリババ

アラジンが王の器に選んだ心優しき元王子

アリババはメインキャラクターの1人であり、アラジンによって王の器として見いだされた青年です。迷宮アモンを攻略した金属器使いでもあります。白龍との死闘の末、魂が世界の果てに飛ばされてしまいますが、そこで体感で100年近い時間を修行に費やし、再びアラジンたちのもとへと帰ってきました。 アリババはずば抜けた才能はありませんが、迷宮を攻略するだけの戦闘力の持ち主。さらに、修行により超集中力を体得しています。これらの強さに加え、アラジンが王の器として認めた彼の人間性ーー他人のために自分を投げ出せる優しさや、周りの人の心を動かして何かを成していく力、を高く評価しました。

6位:ユナン

大渓谷に引きこもったさすらいのマギ

ユナンはマギの1人で、15巻で初登場となります。彼は記憶を持ちながら9度転生しているため、その知識量は膨大。長い時間のなかで様々な絶望や争いを見てきたため、どこか達観しており、きまぐれに迷宮を出現させています。普段は大渓谷の守り人として引きこもっており、人々からはさすらいのマギと呼ばれている存在。 ユナンはアルバとの戦闘の際、苦戦を強いられていました。戦闘力としてはもう少し下の位置になりますが、転生の末、ほかの人では知り得ないことを知っていることや迷宮を自在に生み出していることを加味しています。また彼がいなければアリババが帰還できなかったため、新しい世界の功績者の1人として6位と判断しました。

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5位:ダビデ

800歳をこえる1人目の魔法使い

ダビデはソロモンの父であり、アラジンにとっては祖父にあたる人物です。魔導士聖教連の第一元老で、23巻にて登場。実際は800歳以上の年齢ですが、魔法によって若々しい見た目を維持しています。 彼は神から最初に魔法を与えられた人物です。また、神の魔力を奪っているため、膨大な魔力量を誇ります。自身に与えられた使命を遂行することを第一としていましたが、最終章ではその目論見をアラジンによって阻止されてしまいました。最後、迷宮の塔が破壊されたことで一緒に消滅しています。

4位:ウーゴくん

アラジンの友人であり聖宮の番人であるジン

アラジンからウーゴくんという愛称で呼ばれている彼は、アラジンが持つ金属器のジン。元はソロモンの三賢者の1人にして、マギや迷宮システムを構築した天才魔導理論構築者です。このシステムを管理するためにジンとなり、聖宮の番人となった人物。 ウーゴくんは、アラジンとジュダルの戦闘の際、乱入してきた練紅玉の攻撃により一度消滅しました。その後、聖宮にて全能の神となる大魔法を開発。その結果、聖宮にやってきたダビデを圧倒する力を手にしています。全能の神として圧倒的な力を持ちますが、ソロモンに盲信的な点が弱点となったため4位としました。

3位:ソロモン

偉大なる大王でありアラジンの父親

ソロモンはアルマトランの抵抗軍のリーダーにして、アラジンの父。偉大なる大王として語られる存在です。成長期を迎えたアラジンとそっくりの顔をしています。 自身の父親であるダビデによって、神の存在や運命の存在を知ると、ソロモンは神からすべての力を奪ってしまいます。そして、そのルフをあらゆる知的生命体に平等に分配したのでした。黒の神やアル・サーメンを封印してしまうほどの圧倒的な力を評価しています。

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2位:シンドバッド

7つのジンを従える七海の覇王

シンドバッドは、シンドリア王国の初代国王にして7つの迷宮を攻略した伝説の複数迷宮攻略者です。臣下からの信頼も厚く、豪快な兄貴肌の性格。一方で、自分が思い描く世界平和のために世界を変えたいという強い欲求を持つ人物でもあります。 7つのジンを従える彼の戦闘力は作中においても圧倒的です。黒いルフを取り入れ半分堕落していることも手伝って、より強い力を持っています。世界を変えるためにウーゴくんから聖宮の番人の座を奪いますが、その後アリババの言葉を聞いて考えを改め、最後はアラジンをダビデから庇い聖宮とともに消滅しました。最終巻の結末も踏まえ、2位としています。

1位:アラジン

世界に初めて現れた4人目のマギ

アラジンは本作の主人公。4人目のマギというイレギュラーな存在であり、その正体はアルマトランのソロモンの息子です。アリババたちと旅をするうちに自分が何者であるかを知り、世界の仕組みを理解していきます。 彼は争いを好まない性格ではありますが、修行を経て次々と魔法を会得していきます。最終巻では祖父であるダビデが強制的に発動させた「世界をルフに還す魔法」を止めるために、ダビデと対峙。結果として、魔法を抑え込むことに成功します。聖宮消滅とともにアラジンも消えかかりますが、ウーゴくんやシンドバッドに助けられ帰還。たくさんの人に愛される存在であったことを高く評価しての1位となりました。

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『マギ』はキャラクターの個性が光る魔法冒険譚

『マギ』に登場する強いキャラクターをランキング形式で15人紹介しました。魔法バトルやジン、金属器など魔法ファンタジーならではの面白さがつまった本作は、ストーリーだけでなくキャラクターも魅力的。ぜひこの機会に作品を読み返して、最終巻までの壮大な冒険を振り返ってみてください。