2023年12月25日更新

「幽遊白書」戸愚呂兄弟の化け物じみた強さを120%完全解説!兄は能力値最強?

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「やるねェ」戸愚呂(弟)の基本プロフィールを紹介!

フルネームは作中で明かされておらず、現在も不明なまま。また、戸愚呂と呼称する場合ほとんどが弟のことを指します。 圧倒的な強さ、見た目の印象や人格者としての一面を併せ持つことから、敵ながら高い人気を誇っているキャラクターです。 垂金屋敷(たれかねやしき)で初登場を果たした戸愚呂。垂金屋敷に囚われていた雪菜(ゆきな)の拷問役として雇われていました。 極悪非道な兄とは対称に、相手を気遣ったりする優しさを持っていて、時にはユーモラスな発言をしたりなど意外な一面も。強さに並々ならぬこだわりがあり、卑怯で挑発的な兄とは違い正々堂々の勝負を好みます。自他共に厳しく、強さを真っ向から追い求める求道者のような性格です。

戸愚呂兄弟、実は初登場時に負けていた?裏で行われていた賭けとは

戸愚呂弟 幽遊白書
(C)Yoshihiro Togashi 1990年-1994年  (C)ぴえろ/集英社 ©CTW, INC. All rights reserved.

幽助との最終戦を除き、余力を残しながら圧勝を重ねて来た戸愚呂兄弟。ですが実は一度、桑原によって倒されていました。その戦いは再登場を果たした際に、より強いインパクトを残す布石のようなエピソードです。 ある日、雪菜を助けに来た浦飯幽助(うらめしゆうすけ)達。戸愚呂兄弟はそんな彼らの前に立ちはだかり、圧倒的な力の差をみせつけます。そのまま一方的な戦いになるかと思われました。ですが、桑原の機転によって、霊剣で貫かれた事により敗北するのでした。 実はこの戦い、垂金によって裏で賭けが行われていました。戸愚呂兄弟の勝利に賭けていた垂金を陥れるために、幽助たちの勝利に巨額の金を賭けた左京(さきょう)による指示で兄弟はわざと敗北。これによって垂金は全財産を失い失脚、雪菜も解放されました。最期は弟に頭を蹴り飛ばされて死亡します。 この数日後、弟は幽助の前に姿を表します。あの敗北は演技だと知り、さらに底知れぬ強さを見せつけられ震える幽助を「暗黒武術会」に招待し、立ち去るのでした。

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フルパワー120%にはなれなかった?筋肉操作の強さに迫る!

能力は、自身の筋肉量を増強することで身体能力や妖気を強化する「筋肉操作」。肉弾戦を好み、その思想が反映された能力と言えるでしょう。筋肉操作は主にパーセンテージによって表され、それによっては見た目が大きく変化します。そのヴィジュアルや圧倒的な強さは、他のどんなキャラクターよりも印象的です。 ここでは筋肉操作のパーセンテージとその強さや、活躍エピソードを紹介します。

筋肉操作20~45%

幽助達の前に初めて姿を現した時は20%です。身体を剣に変身させた兄を使い、幽助達と戦闘。敗北しますが、実は裏で糸を引いていた左京の指示で負けたように見せていただけでした。 30%では巨大な猛獣を粉砕する事ができる強さで、暗黒武術会の出場者である美しい魔闘家鈴木はこの状態を見ただけで即命乞いをしたというエピソードがあるほど。 暗黒武術会では45%の状態がメインで闘いました。魔界狂戦士チームをこの状態で全員倒しています。 戸愚呂(弟)は20~45%程度の筋肉操作でだいたいの敵を倒せるらしく、これより上の筋肉操作は披露すること自体が極めて稀だそうです。

筋肉操作60~80%

幽助を暗黒武術会へと招待する時に見せた姿が60%です。数分でビルを全壊させるなど桁違いのパワーを披露し、幽助を震撼させました。 筋肉操作が80%になると見た目が人間離れし、筋肉が鎧のようになります。放出された妖気でさえ危険で、弱者が浴びると即死するほど。拳の風圧を飛ばして攻撃するなどの飛び道具を持ち、パンチ1発で巨大なクレーターを作る事ができます。

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筋肉操作100%

決勝戦で幽助相手に披露したフルパワーの力。その姿は人としての形をしておらず、皮肉にもかつての仇、潰煉を思わせます。「これまでの俺とは違う」と戸愚呂が発していたように、その強さは桁違いに跳ね上がっていました。 指で空気をはじく“指弾”という技は本来簡単な飛び道具程度のものでしたが、100%の力を発揮した戸愚呂が使うとその威力は凄まじいものへと変化します。霊力を開放した本気モードの幽助も全く歯が立たず、一方的な試合展開に。 そんな100%の状態にもデメリットがあります。それは体力の消耗が激しいため、長時間維持することができないことです。短期決戦に持ち込んだ戸愚呂は、幽助の強さをさらに引き出すためにあることを画策したのでした。

筋肉操作120%

100%の力を開放し、絶望的な強さを見せつける戸愚呂。彼は常に強敵と全力の戦いを望んでおり、それを幽助に対して求めるようになります。幽助の力をさらに高めるために、自分と同じ境遇に陥れようと画策し、桑原を殺害するフリをするのでした。 桑原が殺されたと勘違いした幽助は激昂し、これまで防戦一方だった試合展開に変化が。戸愚呂に対して攻撃を繰り出すことができるようになり、互角に渡り合うまでパワーアップします。 これを喜んだ戸愚呂は、「100%中の100%」という限界を越えた状態にまでパワーアップ。ですが霊力を完全開放して放たれた幽助の霊丸を前に、初めて防御に徹します。強力な霊丸を握り潰すも、とうに身体は許容量を越えており、筋肉が崩壊して敗北するのでした。 戸愚呂はその散り際で、「他の誰かのために120%の力を出せる…… それがお前たちの強さだ……。」と語ります。戸愚呂は幽助が自分では到達できなかった領域に達したこと、その幽助に負けたことに満足し、穏な顔で散るのでした。

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能力だけは最強クラス!極悪非道な戸愚呂(兄)

戸愚呂(兄)は性格がヤバい!

戸愚呂(兄)は身体を自在に変形、操る「武態」という能力を使って戦います。その能力を使って身体を剣や盾に変形し弟に使わせる戦闘スタイルが主ですが、個人の戦闘力も高く、足をドリルに変形させたり、指先を針に変形させて攻撃。脳や心臓といった急所の位置を移動させることも可能で、瀕死に至るダメージなどを回避できる強力な能力です。 弟と同じく垂金屋敷で初登場した戸愚呂(兄)。捕われていた雪菜の拷問役として雇われていました。雪菜に涙を流させるために、彼女が可愛がっていた小鳥を目の前で殺すなど極悪ぶりを見せます。そのタイミングでは発言が少なく、得体の知れない謎に包まれたキャラクターでした。 後に暗黒武術会編で再登場を果たし、根っからの醜悪ぶりが露わになりました。その性格は他人の死や心の傷を、好んでもてあそぶほどの残酷非道さ。対戦相手に対して挑発を行う事が多く、そのせいで自身が窮地に立たされることもしばしばありました。 最後は1対1の勝負を邪魔しようとしたり幻海を嘲笑ったりしたことから、弟に見限られ場外まで蹴り飛ばされます。以前から弟は兄の言動に思うところがあったのか、“俺は品性まで売った覚えはない”と吐き捨てられました。

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暗黒武術会で蹴り飛ばされた後、戸愚呂(兄)はどうなった?

弟に見限られ、場外まで蹴り飛ばされた兄は「魔界の扉編」で再登場を果たします。彼の回復能力は脳や心臓までは回復できないとされていましたが、体が一部残っていれば回復しきる程高かったのです。 場外まで蹴り飛ばされた後、頭部半分の状態で生きながらえていた戸愚呂(兄)。海を漂いながら少しづつ体を再生させ、「首くくり島」に自力で這い上がります。特殊な年波を発し、それをキャッチした仙水忍(せんすいしのぶ)に出会い、救出されました。 都内の一室にある水槽で静養していた戸愚呂(兄)は、相手を取り込み、能力をコピーする“美食家(グルメ)”という能力を持った男、巻原定男(まきはらさだお)に襲われ、取り込まれてしまいます。しかし戸愚呂(兄)は巻原を内部から逆に取り込み、寄生することで完全復活。彼の肉体、精神や能力までも奪い取ってしまうのです。加えて巻原が“美食家”で奪っていた能力、“盗聴(タッピング)”能力までも我がものとしました。

再登場で強くなったのかと思いきや……。

しばらく正体を明かさずに巻原として活動していた戸愚呂(兄)はある日、仙水一味の天沼月人(あまぬまつきひと)と共に桑原を誘拐します。追ってきた幽助たちに対し、指を伸ばして攻撃したことからその場にいた蔵馬に正体を見破られました。巻原の頭部を上半分破壊されたことでようやく正体を明かした戸愚呂(兄)。巻原の下顎から戸愚呂(兄)の首から上が生えているようなおぞましい姿でした。 正体がバレてしまい、開き直った戸愚呂(兄)は再生能力に限界が殆ど無いことや“美食家”、“盗聴”能力を得たことで、無敵レベルに到達したと豪語します。天沼と戦った後で救いようの無い結末に苦悶していた蔵馬の心を“盗聴”で読み、挑発する戸愚呂(兄)に蔵馬は激怒しました。 戦闘が開始し、無敵と豪語するだけあって蔵馬に致命傷を与える戸愚呂(兄)でしたが、なぜか蔵馬は倒れません。何度攻撃を繰り出しても一向に倒れることのない蔵馬に混乱し始めます。 実はほぼ不死身レベルの高い再生能力を逆手にとった蔵馬が、脳を破壊するまで宿主に幻覚を見せる“邪念樹(じゃねんじゅ)”を戸愚呂(兄)に植えつけていたのです。 蔵馬に、「お前は死にすら値しない」と言い捨てられた戸愚呂(兄)は“邪念樹”によって永遠に死ぬことができず、彼の幻影を追い続けることになりました。 自身の体を操作する能力、不死身レベルの高すぎる再生能力、相手を取り込み我がものとする能力、読心能力など、その力だけ見ると弟を遥かに凌駕する強さです。しかし対戦相手は全て、逆鱗に触れることで限界を超えるタイプだったことや、そんな相手に構わず挑発を繰り返したことによって尽く敗北。外道なキャラクターにふさわしい最後でした。

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戸愚呂の悲しすぎる過去と最期

実は戸愚呂兄弟は元々人間でした。幻海とも武術仲間で、弟子達と日々修練に励んでいました。当時、強さの全盛期にあり、格闘家として名声を獲得し、弟子にも恵まれまさに絶頂だった戸愚呂。自分こそが最強だと信じて疑わない彼のもとに、ある日潰煉(かいれん)という妖怪が暗黒武術会に戸愚呂を招待するためやって来ます。 潰煉は戸愚呂を武術会に招待する“ついで”に弟子達を皆殺しにし、立ち向かった戸愚呂も一方的に打ちのめしています。全盛期の戸愚呂でも敵わない潰煉は、当時の暗黒武術会の優勝候補。幻海に「潰煉の強さはあの時誰にもどうしようもなかった」といわしめる程の実力を持った妖怪だったのです。この日から戸愚呂は幻海や兄の前から3ヵ月姿を消します。暗黒武術会出場のために再び姿を表した時、彼は復讐の鬼と化していました。 暗黒武術会に出場し決勝で潰煉を殺して、復讐を果たした戸愚呂。ですが大会後も自身を責め続けました。傲りのあった自分が許せなかった彼は、優勝褒美として“さらなる強さをを目指すために”妖怪への転生を望みます。兄もそれに乗じ、戸愚呂兄弟は妖怪へと転生したのです。

妖怪へ転生した戸愚呂が本当に求めていたものとは、全てを背負い自分を責め続けた男の最期

実は“さらなる強さを目指すため”というのはただの建前で、本当に求めていたものは“贖罪のため、自身を否定し倒すことができる強敵”でした。そこに現れた幽助。彼の強さや見え隠れする危なさに、戸愚呂は自分を投影していたのかもしれません。 幽助に倒され、霊界裁判にて刑罰を取り決める審問が行われます。戸愚呂は人間時代、悪人しか殺しておらず、また格闘家としての功績も評価に値するものでした。そのため、情状酌量の余地がありましたがそれを拒みます。 死後もなお自身を責め続けている戸愚呂は最も過酷で重い刑罰、冥獄界行きを自ら進言。これはあらゆる苦痛を1万年かけて与え続けそれを1万回繰り返し、完全に魂を消滅させるというものです。つまり彼は1億年苦痛に耐えても転生という救いがないこの刑罰を望んでいるのです。それを受け、コエンマは何度も考え直すよう言いかけました。しかし戸愚呂の意志は変わらず、渋々冥獄界行きの判を押したのでした。 冥獄界へ行く途中、幻海と出会う戸愚呂。その時幻海からも冥獄界行きを考え直すよう説得されますが、もう決めたことだと意志の強さを固辞します。そして幽助を気遣った言葉を幻海に投げかけた後に、「世話ばかりかけちまったな……。」と言い残して最も過酷な所へ歩みを進めたのでした。

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戸愚呂のかっこいい名言を紹介

「お前もしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」

80%の力を出した戸愚呂(弟)が幽助を客席まで殴り飛ばした時に放ったセリフ。かつての自分を投影した幽助が全力を出していると思い込んでいるけど、心の中に迷いがあるのを見抜き、“そのままでは死ぬぞ”と幽助を律するセリフです。 戸愚呂が発したセリフの中でも知名度と人気が圧倒的に高いセリフで、戸愚呂のことはよく知らなくても、このセリフだけは聞いたことあるなんて人も多いのではないでしょうか?

「酒はダメなんで、オレンジジュースください」

魔界と人間界をつなぐトンネルを作ることを画策している左京(さきょう)。協力を要請され、それに応じた戸愚呂(弟)にたいし左京は乾杯を求めます。そこで放たれた一言です。 厳つい見た目に対してオレンジジュースを求める意外さにクスっとしてしまいます。格闘家としての信念から酒を避けているのか、単純に飲めないのかは定かではありませんがどちらにせよ見た目とのギャップが強すぎて多くの読者の頭に残っているセリフでしょう。

「世話ばかりかけちまったな……。」

幽助に倒された後、霊界裁判で自ら“冥獄界行き”という最も過酷な罰を求めた戸愚呂。冥獄界へと向かう途中で再会した幻海との会話で最後に放たれたセリフです。 お互い思い合っていた幻海と戸愚呂は潰煉の一件以降、すれ違ってしまいます。おそらく戸愚呂自身、幻海のことはまだ思っており、また気にもかけていたのでしょう。しかし自分の中に芽生えた復讐心がそれを許しません。 幻海は戸愚呂のことを離別してしまってからずっと気にかけていたのでしょう。戸愚呂もそれを感じていて、幻海との最期で別れの言葉として謝罪したのです。 自分への罪滅ぼしは誰かを巻き込むのではなく、自分が冥獄界で行うという気持ちのあらわれも見て取れます。

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戸愚呂兄弟の声優は誰?

戸愚呂(弟)を演じたのはシュワちゃん公認吹き替え声優としても名高い、玄田哲章

玄田哲章(げんだてっしょう)は戸愚呂(兄)を演じた鈴木勝美と同じ、81プロデュースに所属している男性声優。威厳を感じる重みある声が特徴的で、ボスキャラや人外を務めるとも多くある実力派です。 「ワンピース」のカイドウや、「ナルト」の九喇嘛(くらま)などを演じており、低く落ち着いた演技が印象深いです。また、あのアーノルド・シュワルツェネッガーの公認吹き替え声優としても有名で、玄田哲章を知らなくても、シュワちゃんの声の人と言えば分かる人も多いのではないでしょうか。 アニメ版「幽遊白書」の戸愚呂(弟)役では、強面ですが人格者としての一面を持つ彼を芯の通った逞しい声で見事に演じていました。

戸愚呂(兄)を演じたのは、ひねくれボイスが特徴的な鈴木勝美

鈴木勝美(画像左)は81プロデュース所属の男性声優。声優、ナレーター業をこなす傍で、専門学校の講師を務めるなど後進の育成にも注力しています。声質は高く、クセがあるひねくれ演技が特徴的です。 「超時空要塞マクロス」の柿崎速雄や「NINKU-忍空-」のヒロユキ役などを演じており、他ナレーションや映画の吹き替えなど、今後も活躍が見込まれるベテランです。 アニメ版「幽遊白書」の戸愚呂(兄)役ではキャラクターの外道っぷりが、甲高い笑い声やまとわりつくような喋り口調によって完璧に表現されていました。

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戸愚呂は凹凸コンビ!ダンディな弟と非道な兄!

本記事では「幽遊白書」の中でも印象深い敵キャラクターである戸愚呂兄弟を紹介しました。身長もさることながら、その性格までもが対照的な戸愚呂兄弟。弟は作中屈指の人気を誇る一方、兄はとことん非道で嫌われています。 後にコエンマから、戸愚呂兄弟の妖怪ランクはB級相当だとされていました。つまり、霊界にとってそこまで脅威に値しないレベルだということです。それを受け、読者からは不満が続出したんだとか。ですが、彼らの強さが与えたインパクトは絶大であり、魅力的なキャラクターであることに変わりありません。 また戸愚呂兄弟の様々な魅力に、限界を超えた120%でハマってみてはいかがでしょうか。