2023年12月24日更新

「幽遊白書」キャラ強さランキングTOP40!最強は妖怪か人間か?

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幽遊白書
(C)Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 (C)ぴえろ/集英社

冨樫義博の代表作『幽☆遊☆白書』は熱いバトルが目白押しの作品です。とくに中盤以降は、次々と強い妖怪や最強の人間が登場。結局のところ誰が強いのか、読んでいるうちに混乱してしまうことも。 そこでこの記事ではciatr編集部が100%中の100%本気で考えた「幽遊白書」の独自の強さランキングTOP40を発表していきます! ※この記事は「幽遊白書」の重要なネタバレを含みます。

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「幽遊白書」キャラ強さランキングTOP40!

「幽遊白書」はひょんなことから霊界探偵となった不良の中学生・浦飯幽助が、様々な妖怪と死闘を繰り広げていくバトルものです。今回は妖怪や人間の区別なく、後述する3つのポイントを基準にランク付けをしました。 なぜこの順位になったのか、その理由や強さのポイントなどは次の見出しから解説していきます!

順位 キャラ名
11位 桑原和真(くわばらかずま)
12位 酎(ちゅう)
13位 美しい魔闘家鈴木(うつくしいまとうかすずき)
14位 陣(じん)
15位 戸愚呂兄弟(とぐろきょうだい)
16位 凍矢(とうや)
17位 北神(ほくしん)
18位 死々若丸(ししわかまる)
19位 流石(さすが)
20位 鈴駒(りんく)
順位 キャラ名
21位 奇淋(きりん)
22位 幻海(げんかい)
23位 鯱(しゃち)
24位 時雨(しぐれ)
25位 柘榴(ざくろ)
26位 東王(とうおう)・西山(せいざん)・南海(なんかい)
27位 舜潤(しゅんじゅん)
28位 武威(ぶい)
29位 鴉(からす)
30位 樹(いつき)
順位 キャラ名
31位 黒桃太郎(くろももたろう)
32位 円(えん)・梁(りょう)・魁(かい)
33位 吏将(りしょう)
34位 是流(ぜる)
35位 阿架連邪(あかれんじゃ)
36位 瑠架(るか)
37位 ガタスバル
38位 朱雀(すざく)
39位 青龍(せいりゅう)
40位 乱童(らんどう)

ランキングの選定基準はこちら

詳しい評価基準はこちら
  1. 戦績作中でどのような戦いぶりを見せたか
  2. 妖怪のクラス・妖力値強さの評価がどの程度か
  3. エピソードのインパクト印象に残るエピソードがあるか否か

ここからはTOP15のキャラについてその強さを解説していきます!

1位:雷禅(らいぜん)

雷禅 幽遊白書

全盛期の強さは規格外な幽助の父親

初登場17巻
ランク・肩書魔界三大妖怪
妖力値1,322,000(飢餓状態)

魔界三大妖怪の1人にして最強の「闘神」が雷禅(らいぜん)です。主人公・浦飯幽助は彼の子孫。妖怪の遺伝子上では、幽助にとっての実父となります。雷禅は食人鬼でしたが、愛する女性との出会いをきっかけに、700年以上絶食した状態で登場しました。

強さのポイント

本格的な戦闘シーンはありませんが、雷禅は飢餓状態で瀕死にも関わらず三大妖怪の他2人とほぼ同格の強さを持ちます。ということは、全盛期の雷禅は無敵だったのでしょう。

椅子から立ち上がりもせずS級相当の幽助に圧勝して見せたことからもその力は別格。強さを誇示する妖怪が多いなかで、愛に生きて死ぬという生き様も印象的でした。

2位:軀(むくろ)

幽遊白書
原作/冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊)  (C)Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 (C)ぴえろ/集英社

キレると手がつけられない魔界三大妖怪

初登場17巻
ランク魔界三大妖怪
妖力値1,575,000

軀(むくろ)は魔界三大妖怪の1人です。強大な軍事力を有している魔界の一大勢力で、当初は素顔も性別も分からないミステリアスな存在でした。実際は凄惨な過去を持つ女性で、「魔界統一トーナメント編」では飛影をスカウトしています。

強さのポイント

軀はメンタルに強さが左右されるタイプで、飛影に対して本気でキレた際には一撃で彼をふっ飛ばしていました。このときの強さは飛影いわく大会を余裕で優勝できるほどのものだったとか。

情緒不安定な頃は目に映る者を1人残らず殺していたという軀。周りが軀を避けていたせいで戦闘シーンがほぼありませんが、それこそが彼女の強さの証です。

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3位:浦飯幽助(うらめしゆうすけ)

幽遊白書
原作/冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊)  (C)Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 (C)ぴえろ/集英社

主人公らしく成長率と可能性は無限大!

初登場1巻
ランクS級
妖力値-

本作主人公の中学2年生、浦飯幽助。物語開始そうそうに死亡した彼は試練を乗り越えて復活し、霊界探偵として活動していくことになります。喧嘩で鍛えた腕っぷしに加え、修行で霊気技も使えるようになりました。

強さのポイント

大会では60時間の激闘の末に黄泉に敗北してしまいますが、魔族大隔世によって魔族として復活した際は、操られているとはいえS級クラスの強さを発揮していた幽助。

主人公として数々の激闘を繰り広げたこと、続編があったら雷禅を超えるのではないかという期待、10代の彼の伸びしろなどを考慮しての3位です!

4位:飛影(ひえい)

幽遊白書 飛影
原作/冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊) ©Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 ©ぴえろ/集英社

必殺技「邪王炎殺黒龍波」のかっこよさは破格

初登場3巻
ランクS級
妖力値-

飛影はのちに幽助の仲間となる邪眼持ちの氷女(こおりめ)の妖怪です。魔界で名の知れた盗賊として登場しました。三白眼と毒舌が特徴的なキャラで、額のはちまきを取ることで邪眼の力を解放可能。人気投票では2連続で1位を取るほど人気の高いキャラです。

強さのポイント

飛影はスピードと剣術に優れ、真っ向勝負が得意。炎の妖気を操っての必殺技「邪王炎殺黒龍波」は敵を一瞬で消し炭にする威力を持ち、暗黒武術会では全戦全勝しました。

軀のもとで修行後は、強者ぞろいの軀軍のNo.2まで上り詰め、S級上位相当までパワーアップ。初登場時がD級だったことを考えると、成長率は段違いです。

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5位:妖狐蔵馬(ようこくらま)

美しく冷酷非道な「伝説の極悪盗賊」

初登場9巻
ランクS級
妖力値152,000

妖狐は蔵馬の本来の姿(前世)です。この姿になると狐の耳と尻尾が生え、戦闘力も一気にあがります。もともとは冷酷非道な性格で、「伝説の極悪盗賊」として知られていました。中盤以降は戦闘中にたびたびこの妖狐蔵馬が登場しています。

強さのポイント

偶発的に妖狐に戻ってからは次第に人間の姿のまま妖狐の力を使えるようになっていきます。もとはA級ランクでしたが、最終的にはS級まで成長。自分を格下だと見誤った鯱(シャチ)に襲われた際は彼を瞬殺していました。

妖狐の姿になることでより強力な魔界の植物を召喚でき、蔵馬本来の強さを活かすことができます。その美しさもインパクト大でした。

6位:煙鬼(えんき)たち雷禅の喧嘩仲間

三大妖怪に食い込む実力者揃い

初登場18巻
ランクS級
妖力値-

煙鬼(えんき)・孤光(ここう)・棗(なつめ)・九浄(くじょう)・痩傑(そうけつ)・周(しゅう)・才蔵(さいぞう)・鉄山(てつざん)・電鳳(でんほう)の9人は、最強の妖怪・雷禅の大昔の喧嘩仲間です。魔界統一トーナメントにて雷禅の弔いのため9人揃って登場しました。

強さのポイント

煙鬼は大会優勝、才蔵は準優勝を果たしています。三大妖怪の黄泉かそれ以上の実力者といわれる彼らが登場したことで、作中のパワーバランスが一気に崩れたほど。黄泉や蔵馬も彼らに負けていました。

なかにはセリフのないキャラもいたためまとめてこの順位としています。強さでは煙鬼・才蔵・九浄・孤光の順と推測。

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7位:黄泉(よみ)

両目を失い感覚を研ぎ澄ませた三大妖怪の一角

初登場17巻
ランク三大妖怪
妖力値1,550,000

黄泉は三大妖怪の1人です。数千年前は妖狐(蔵馬)と組んで盗賊をしていました。妖狐に見限られた際に両目を失ったことで、聴力と知略を培って三大妖怪として一大勢力を築き上げます。他の2人と違って野心家で狡猾な妖怪です。

強さのポイント

黄泉といえばやはり幽助との60時間にも及ぶ戦いです。戦闘はアニメの方が詳しく補完されていて、両者の激闘が味わえます。

すごいのはその聴力で、光を失った彼は長年の鍛錬の末に、国中の会話をすべて聞き取れるようになっています。肉弾戦でも空気の流れを読めるため、幽助の攻撃も見えていないのに軽くかわしていました。

8位:修羅(しゅら)

生まれる前から強い三大妖怪の息子

初登場18巻
ランクS級相当
妖力値80,000(培養器時点)

修羅は黄泉の息子です。魔界統一トーナメントには父・黄泉とともに参戦。予選で黄泉と当たってしまい本戦出場は叶いませんでした。年相応に生意気な少年ですが、黄泉のことは「パパ」と呼ぶかわいらしい一面もあります。

強さのポイント

幽助は修羅が自分と互角の実力者であることを感じ取っていました。このあたりは物語終盤なので、幽助もS級相当の強さを持っています。それと同格ということでこの位置としました。

作中では黄泉と激闘を繰り広げます。実践不足の修羅は当然父親に負けましたが、ポテンシャルも込みで考えると成長が楽しみなキャラでした。

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9位:蔵馬(南野秀一の姿)

幽遊白書
原作/冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊)  (C)Yoshihiro Togashi 1990年-1994年 (C)ぴえろ/集英社

バラの棘のように美しく危険な存在

初登場3巻
ランクS級相当
妖力値-

南野秀一(みなみのしゅういち)は妖狐蔵馬が人間に転生した姿です。容姿端麗な秀才で、秀一本来の穏やかな性格と妖狐蔵馬の残忍性を持ち合わせています。飛影とともに幽助の前に現れた蔵馬は、敵対関係を経て仲間となりました。

強さのポイント

薔薇棘鞭刃(ローズウィップ)を使っての華麗な戦闘スタイルは、当時多くのファンを沸かせました。特攻型の仲間たちのブレーンとしての活躍も光り、彼の頭脳がなければ負けていた場面も多くあります。

普段からは想像できない残忍な処刑方法や、終盤の妖狐の力を50%出せるようになったことなども評価しました。

10位:仙水忍(せんすいしのぶ)

S級並の力を発揮する人類最強の男

初登場13巻
ランクS級相当
妖力値-

仙水忍は「魔界の扉編」のラスボスで、幽助の前の霊界探偵です。妖怪への憎悪と人間不信の末、多重人格となってしまった人間です。霊界探偵として10年以上、妖怪と戦ってきた実績があります。

強さのポイント

仙水忍は人間としては間違いなく最強です。雷禅の介入があったことで対幽助戦では幽助が勝利しましたが、人格ごとの異なる戦い方で幽助を最後まで苦しめました。

忍だけが使える「聖光気」を発した際は人間なのにS級妖怪クラスの力に達しており、1ラスボスとしての存在感も考慮して上位にランクイン!

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11位:桑原和真(くわばらかずま)

根性で勝負を制する努力の人

初登場1巻
ランクA級相当
妖力値-

桑原和真は幽助の生前からの喧嘩仲間であり戦友です。不良でお調子者なところが目立ちますが、実際は人情に篤い熱血漢で努力の人。霊感が強いだけの普通の人間ながら、メインキャラとして幽助とともに行動していきます。

強さのポイント

妖怪ランクに換算するとおそらくA級程度となり、S級妖怪たちと比べると一歩足りない桑原。とはいえ幽助一行のムードメーカーでもあり、実際のバトルでは泥臭く粘り勝ちする展開が多く、作品前半ではおおいに見せ場もありました。

人間なのに霊剣や次元刀を使える特異性や、作品に欠かせない存在として六人衆より上としています。

12位:酎(ちゅう)

じゃんけんは弱いが意外と強い酔っぱらい

初登場6巻
ランクS級
妖力値121,600(アニメ版)

酎は暗黒武術会の1回戦で幽助チームと戦った六遊怪チームの1人です。魔界統一トーナメントでは蔵馬にスカウトされて、玄海の修行を受けて六人衆の1人として参戦しました。大の酒好きで酔拳の使い手です。

強さのポイント

修業によって六人衆は全員10万ポイント超えを果たしています。なかでも我流の体術を使う酎の実力は高く、雷禅の旧友の棗に負けはしたものの、大会後は彼女に修行をつけてもらっていました。

暗黒武術会での幽助との殴り合いバトルも印象的です。

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13位:美しい魔闘家鈴木(うつくしいまとうかすずき)

1000の姿と技を持つトリックスター

初登場9巻
ランクS級
妖力値-

美しい魔闘家鈴木は裏御伽チームの大将として登場したピエロ姿の男です。闇アイテム作りが得意で、「前世の実」「試しの剣」なども彼が作ったもの。彼も六人衆として玄海の修行を受けて10万超えを果たしています。

強さのポイント

彼の作ったアイテムは蔵馬や桑原にとってキーアイテムとなっており、その功績も加味しての順位です。改心後は実はイケメンだった素顔を晒し、かなり真面目になっていました。暗黒武術会の頃と比べるとギャップがすごく、いろんな意味で人気のキャラ。

トーナメントでの様子は描かれませんでしたが、アニメではちゃっかり予選を突破していました。

14位:陣(じん)

幽☆遊☆白書 幽遊白書 陣
原作/冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊) ©Yoshihiro Togashi 1990年−1994年 ©ぴえろ/集英社

1000の姿と技を持つトリックスター

初登場8巻
ランクS級
妖力値120,800(アニメ版)

暗黒武術会にて魔性使いチームの副将として登場した陣。東北弁が印象的な風使いです。同大会では幽助と対戦しました。玄海との修行後、六人衆の1人として魔界統一トーナメントにも出場しています。

強さのポイント

暗黒武術会では風力で幽助の霊丸を封じて、ほぼ互角の戦いを展開。陣は幼くみえて、飛影が百戦錬磨の強者と評した妖怪です。幽助の「霊光弾」でふっ飛ばされて、満足気な表情で気絶したシーンは印象的でした。

他の六人衆と同じくトーナメントの詳細は不明ですが、幽助とのバトルを評価。強さとしては凍矢・死々若丸・鈴駒とも大差はないと考察しています。

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15位:戸愚呂兄弟(とぐろきょうだい)

B級だけど名勝負で魅せた名悪役

初登場6巻
ランクB級
妖力値-

戸愚呂兄弟は「暗黒武術会編」におけるラスボスです。元人間のB級妖怪で、兄は変幻自在な不死身の身体を持ち、弟は相手に応じて筋肉量を変化させることが可能。浦飯チームの決勝相手であり、兄は桑原と、弟は幽助と対戦しました。

強さのポイント

決勝戦で見せた、幽助の渾身の霊丸と「100%中の100%」の戸愚呂弟のバトルは作品を代表する名勝負です。フルパワーの戸愚呂弟が、そこに存在するだけで周りの者のオーラを吸い取っていく描写は、最高に強者感がありました。

実際はB級なので純粋な強さなら30位あたりですが、バトルのインパクトを重視してのランクインです。

名勝負ばかりの「幽遊白書」は最強のバトル漫画!

キャラ最強ランキングを通じて作品を振り返ってみると、やはり「幽遊白書」のバトルはどれも熱くて面白かった!と改めて感じさせられます。ぜひオリジナルのランキングを作りながら、この不朽の名作を読み直してみてください!