朝ドラ『おちょやん』のあらすじ・キャスト情報をお届け!2020年後期では杉咲花が喜劇女優に
2020年後期の朝ドラ『おちょやん』あらすじ・キャスト情報を紹介!
【速報でーす】
— NHK PR (@NHK_PR) October 30, 2019
2020年度後期の連続テレビ小説が決定しました。
タイトル:「おちょやん」
ヒロイン:杉咲花
作者:八津弘幸
少女が女優への道を駆け上がるストーリーです。
かなり先ですが、どうぞよろしくお願いします。
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2020年後期に放送されるNHK朝の連続テレビ小説が、杉咲花主演の『おちょやん』に決定しました! 本作は2020年前期の『エール』(主演・窪田正孝)につづく、朝ドラ第103作目。脚本はドラマ『半沢直樹』(2013年)や『下町ロケット』(2015年)、『陸王』(2017年)などのヒット作で知られる八津弘幸が手がけます。 「大阪のお母さん」と親しまれた喜劇女優・浪花千栄子(なにわ ちえこ)。そんな彼女が送った戦前から戦中、戦後を駆け抜ける波乱万丈な人生を描きます。 タイトルの「おちょやん」は大阪の古い言葉で、茶屋や料亭などで働く若い女中さんを指す「おちょぼさん」がなまったもの。 幼少期から女中奉公をしていたヒロインにとってその8年間は自身の原点であり、この言葉にヒロインの親しみやすさや可愛らしさ、誇りなどが込められています。
『おちょやん』のあらすじは?
杉咲花が主演を務める『おちょやん』は、女優を志して「大阪のお母さん」と呼ばれるまでになったひとりの女性の物語です。 大阪の南河内の貧しい家庭に生まれた少女・竹井千代は、小学校にも満足に通わせてもらうことができず、9歳のときに道頓堀にある芝居茶屋へ女中奉公に出されます。そこで彼女は芝居に魅了され、女優の道を志すようになるのでした。 喜劇の世界に飛び込んだ千代は、喜劇界のプリンス・天海天海(あまみ てんかい)と出会い結婚。夫と二人三脚で昭和の激動期を駆け抜け、名実ともに上方を代表する女優に成長していきます。
杉咲花がヒロイン・竹井千代を演じる
本作でヒロイン竹井千代を演じるのは、杉咲花。杉咲は2016年に朝ドラ『とと姉ちゃん』に、高畑充希演じるヒロインの妹役で出演。2019年に放送された大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にも出演しています。 杉咲は製作発表会見で「ヒロインに決まったときは『ついにこの日が来た』とうれしくて泣いてしまいました。」とコメント。また「仕事、勉強、家事、育児などで忙しい皆様の朝の15分を、明るくパワーを感じられる15分にできるよう、一生懸命演じたいと思います。」と意気込みを語りました。
物語を彩る登場人物/キャストも続々発表!
トータス松本(ウルフルズ)/竹井テルヲ
竹井テルヲは養鶏で生計を立てていますが、鶏の世話や家事も娘の千代に任せっきり。気が弱く、世渡り下手な性格のため、千代も憎みきれないようです。 千代の父を演じるのは、ロックバンド・ウルフルズのボーカルを務めるトータス松本です。「ガッツだぜ‼」などの楽曲で知られる一方で、俳優としても活動。2019年には「いだてん」で2度目の大河ドラマ出演を果たし、本作で朝ドラに初出演します。
宮澤エマ/竹井栗子
竹井栗子はテルヲの後妻で、千代にとっての新しい母。もともとは料理屋の仲居をしており、美人で粋な雰囲気の女性です。テルヲ以上に家事をしないため、千代と対立していくことに。 演じるのはミュージカル女優として活躍し、映画やドラマにも出演する宮澤エマ。2020年はミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』(日本版シーズン2)、Amazonオリジナルドラマシリーズ『誰かが、見ている』などに出演しています。
篠原涼子/岡田シズ
岡田シズは千代が女中奉公することになる、芝居茶屋「岡安」の女将です。芝居の街「道頓堀」を深く愛しており、仕事への情熱は人一倍。厳しくも温かく千代に接し、彼女にとっての良き理解者となります。 千代にとってのもう1人の母を演じるのは、私生活でも2児の母である篠原涼子。主演ドラマ「ハケンの品格」シリーズの好演も記憶に新しいベテラン女優ですが、意外にも朝ドラは初出演です。
名倉潤(ネプチューン)/岡田宗助
妻のシズや千代を優しく見守る、芝居茶屋「岡安」の主人・岡田宗助。シズに一目惚れして岡田家に婿入りしたため、彼女には頭が上がりません。 芝居茶屋の主人を演じるのは、お笑いトリオ・ネプチューンのリーダーである名倉潤。『しゃべくり007』や「ジョブチューン」などのバラエティ番組で活躍しています。朝ドラへの出演は、2016年下半期放送の『べっぴんさん』に続いて2度目です。
東野絢香/岡田みつえ
岡田みつえはシズと宗助の間に生まれたひとり娘で、箱入りの“嬢さん”(とうさん)。幼なじみの天海一平に好意を抱いており、それを隠そうとしません。 演じる東野絢香は2017年頃から舞台で活動している新人女優です。2019年に「猪又進と8人の喪女」でドラマデビューを果たしており、映像作品への出演2本目が朝ドラという大抜擢!まだまだお茶の間の知名度は低いですが、本作をきっかけに名前が知られることでしょう。
いしのようこ/富川菊
富川菊は老舗の芝居茶屋「福富」の女将です。「岡安」は「福富」からのれん分けしているという経緯があるため2つの芝居茶屋は何かと張り合い、シズと菊もライバル関係にあります。 菊を演じるのは、1985年にアイドルデビューし、現在は女優として活動するいしのようこ。朝ドラは『べっぴんさん』(2016年)に続き、4度目の出演となります。近年は2時間ドラマで活躍しているほか、『トットちゃん!』(2017年)や「ハイポジ」(2020年)などに出演しました。
井上拓哉/富川福助
富川福助はシズの息子で「福富」の跡継ぎですが、芝居茶屋の仕事には興味がないようです。みつえとの仲も良く、トランペットに夢中になっています。 福富のひとり息子を演じる井上拓哉は、関西を拠点とする劇団Patchの看板役者です。朝ドラは『まんぷく』(2018年)に続き、5度目の出演。近年は映画『決算!忠臣蔵』(2019年)や『居眠り磐音』(2019年)、「ディア・ペイシェント」(2020年)などに出演しました。
成田凌/天海一平
天海一平は人気喜劇一座の座長・天海天海の息子で、のちに千代の夫となる演劇界のプリンス。新しい喜劇を作ることに目覚め、千代と共に「鶴亀家庭劇」の旗揚げに参加します。 2度目の朝ドラ出演となる成田凌は、モデルとしてキャリアをスタートし、2016年にドラマ「逃げ恥」で注目を集めました。2020年はドラマ『アンサングシンデレラ』のほか、主演映画『弥生、三月』など数々の作品に出演する売れっ子です。
星田英利/須賀廼家千之助(すがのや せんのすけ)
天海天海と共に喜劇一座を率いていた、喜劇界のアドリブ王・須賀廼家千之助。とっぴな行動で周囲を振り回すトラブルメイカーで、千代と一平の師匠でありながらライバルとも呼べる存在です。 演じる星田英利は、旧芸名でもある「ほっしゃん。」の愛称で知られるお笑いタレント。俳優としても独特の存在感を放ち、近年はドラマ『ブラック校則』(2019年)、映画『酔うと化け物になる父がつらい』(2020年)などに出演しています。
板尾創路/須賀廼家万太郎(すがのや まんたろう)
頭ひとつ飛び抜けた観客動員数を誇る「須賀廼家万太郎一座」を率い、東京でも人気を集める喜劇王こと須賀廼家万太郎。千代や一平にとって、いずれ超えるべき壁となります。 演じる板尾創路は、お笑いコンビ「130R」のボケ担当。コンビは事実上の休止状態が続いており、俳優のイメージが強くなっています。映画『火花』(2017年)では監督・脚本も担当し、近年は月9ドラマ『監察医 朝顔』(2019年)や『全裸監督』(2019年)などに出演しました。
中村鴈治郎/大山鶴蔵
大山鶴蔵は道頓堀一帯の芝居小屋を牛耳る、「鶴亀株式会社」の社長です。経営者としての冷徹な一面と無類の芝居好きの一面を持ち、千代の女優としての道に大きな影響を与えます。 上方演劇界のドンを演じるのは、4代目中村鴈治郎。2015年に当代を襲名し、上方歌舞伎界をけん引する歌舞伎俳優です。朝ドラ出演は『おちょやん』で2度目ですが、前回の『おていちゃん』が1978年放送なので、42年ぶりの出演となります。
井川遥/高城百合子
高城百合子は類まれなる美貌と情熱的な演技で観客を魅了し、芸の道に生きるスター女優。千代は道頓堀の芝居小屋で初めて彼女を目撃し、その生きざまに感銘を受けます。 千代憧れの女優を演じるのは、朝ドラ『半分、青い。』(2018年)で菱本若菜役を演じ、着用した衣装も話題を集めた井川遥。近年は月9ドラマ『貴族探偵』(2017年)などのほか、『半沢直樹』第2シーズン(2020年)にも出演しました。
若村麻由美/山村千鳥
山村千鳥は京都にある小さな芝居小屋で、「山村千鳥一座」を率いる女座長。クセの強い女性ですが芝居への情熱はすさまじく、千代に芝居の基礎を叩き込みます。 千代の最初の師匠を演じるのは、朝ドラ第39作目『はっさい先生』のヒロインに抜擢され、一躍知名度をあげた岩村麻由美。近年の出演作は、ドラマ『ハケン占い師アタル』(2019年)や映画『みをつくし料理帖』(2020年)などがあります。
西村和彦/宮元潔
道頓堀を出て京都で活動を始めた千代が働く、カフェー「キネマ」の店主・宮元潔。活動写真(映画)が大好きで、店では自分を監督、店員を助監督に見立てています。 「キネマ」の店主を演じるのは、アクション俳優としてデビューし、トレンディドラマでも活躍した西村和彦です。朝ドラへの出演は『ぴあの』(1994年)以来となり、近年は多数の2時間ドラマや『三匹のおっさん』(2018年)などに出演しています。
吉川愛/宇野真理
宇野真理はカフェー「キネマ」で住み込みで働いており、千代と同室になる女給(メイド)。出身は富山県で、女優を目指して実家から家出しました。 演じる吉川愛は、2002年から2016年に「吉田里琴」名義で活躍した元子役です。2017年に再デビューし、ドラマ「いだてん」(2019年)や『恋はつづくよどこまでも』(2020年)などに出演。2020年には主演映画『転がるビー玉』が公開され、注目を集めています。
阿部純子/若崎洋子
岩崎洋子は美しさはもちろん、客あしらいも上手い「キネマ」1番の人気女給です。千代や真理と同じく女優志望で、人知れず苦労を重ねています。 演じる阿部純子は小学生の時にモデルデビューし、2010年に「吉永淳」名義で女優デビュー。『とと姉ちゃん』(2016年)ではヒロインの親友を好演し、本作が2度目の朝ドラ出演です。近年の出演作には、主演映画『ソローキンの見た桜』(2019年)や『燃えよ剣』(2020年)などがあります。
若葉竜也/小暮真治
映画監督になる日を夢見て、鶴亀撮影所の助監督として奔走する小暮真治。撮影所の大部屋女優になるものの、業界の右も左もわからない千代の助けとなる存在です。 朝ドラ初出演の若葉竜也は、1歳で大衆演劇の舞台に立ち、大河ドラマ『徳川慶喜』で主人公の幼少期役に抜擢されました。近年はドラマ「コールドケース2」(2018年)や映画『台風家族』(2019年)、主演映画『街の上で』(2021年公開予定)などに出演しています。
六角精児/片金平八
鶴亀撮影所の所長で、所長室ではなぜかふんどし姿で空手の型をしている片金平八。普段はえらそうにしていますが、大山鶴蔵社長の前では腰が低いようです。 カタキン所長を演じるのは、大人気作「相棒」シリーズの鑑識官・米沢守役で知られる六角精児。近年も実写映画「銀魂」シリーズやドラマ『鉄の骨』(2020年)などに出演する個性派俳優です。朝ドラは『半分、青い』(2018年)に続き、6度目の出演になります。
主題歌は秦基博の「泣き笑いのエピソード」に!
2020年後期の朝ドラ『おちょやん』の主題歌は、秦基博の「泣き笑いのエピソード」に決定しました。本作のために書き下ろされたこの楽曲では、日々を一生懸命に生きる主人公・千代のひたむきさを描いたとのこと。 秦は公式サイトに「悲喜こもごも巻き起こる『おちょやん』の毎日に、少しでも色を添えられればと思います。」とコメントを寄せています。
2020年後期の朝ドラ『おちょやん』の放送はいつから?
連続テレビ小説『おちょやん』は、2020年7月から杉咲花がクランクインしたと伝えられています。 詳しい放送開始日はまだ発表されていませんが、同年秋から半年間放送予定。続報を楽しみに待ちましょう!