『カムカムエヴリバディ』あらすじ・キャスト紹介!ラジオ英語講座が題材に
2021年後期朝ドラ『カムカムエヴリバディ』制作決定!【あらすじ・キャスト】
【制作発表です】
— NHK広報局 (@NHK_PR) July 28, 2020
2021年後期 連続テレビ小説
「カムカムエヴリバディ」
作者:藤本有紀
\ ヒロインは3人 /
▼どんなドラマかといいますと…▼https://t.co/CchIMboVG0#カムカム
2021年後期の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の制作が発表されました。本作は、2007年に放送され人気を博した朝ドラ『ちりとてちん』の藤本有紀が脚本を担当。また史上初の3世代ヒロインということでも話題になっています。 この記事では『カムカムエヴリバディ』のあらすじやキャストについて、最新情報をお届けしましょう。
楽しそうなタイトル『カムカムエヴリバディ』の意味
本作のタイトル『カムカムエヴリバディ』は、終戦直後の日本で大人気となった平川唯一(ひらかわ ただいち)講師のNHKラジオ英語講座・通称「カムカム英語」のオープニング曲からとったもの。 「証城寺(しょうじょうじ)の狸囃子たぬきばやし」のメロディーにのって歌が始まると、日本中の人々が明るい声に励まされました。 ここには、戦後の重苦しい日本を「明るくしたい」という平川講師の願いが込められていたそうです。「カムカムエヴリバディ」の合言葉は、今を生きる私たちの未来をも切り開くパワーワードになる! と願いを込めて、今回の朝ドラのタイトルになったとか。
モデルとなった人物は?
本作のモデルになっているのは、戦後NHK第一放送で英会話講座を担当した平川唯一です。 岡山の農家に生まれた彼は、アメリカに出稼ぎに行ったきり帰ってこない父親に業を煮やし、1916年に迎えに行くため渡米。父を帰国させたあと本人は現地に留まり、鉄道会社や商店で働きながら英語を学びました。 ワシントン大学で演劇を専攻し、卒業後はセントメリーズ教会の副牧師に。現地で滝田ヨネと結婚、長男の誕生を機に日本に帰国します。 帰国後NHK英語放送の国際放送チーフアナウンサーとなった平川は、1945年9月末に退職するまで8年間勤務。彼は終戦時の玉音放送を英訳して国外に向けた国際放送で朗読しました。 退職から1年後、平川にNHKから英会話講座を担当してほしいとの依頼が。 英会話教育については素人だった彼は、自分が渡米したばかりのころ小学生にまじって英語を学んだことをヒントに、「言葉遊び」のような勉強方法を生み出しました。これが好評を博し、英会話ブームを巻き起こすことになります。 戦前、戦中、戦後を英語とともに生きた平川唯一。『カムカムエヴリバディ』では、ユーモアあふれる彼の英会話講座をきっかけに、3人のヒロインの生き様が描かれていくようです。
NHKラジオ英語講座が題材!『カムカムエヴリバディ』のあらすじ
昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代それぞれの人生が展開される『カムカムエヴリバディ』。京都・岡山・大阪を舞台に、時代を超えてヒロインたちの日常を描くハートフル・コメディです。 戦争で夫を失くし、娘を置いてアメリカに渡らざるを得なかった安子(やすこ)。そんな母と英語を憎みながらも、るいはジャズソングに救われて自分の道を切り開いていきます。 そして彼女の娘ひなたは時代劇に憧れつつも、回り道を経てラジオ英語講座に自分の居場所を見つけていくのでした。 3人はラジオ英語講座を聞きつづけることで、それぞれの夢への扉を開いていきます。
【史上初】ヒロインが3世代に!キャストはオーディションで決定
2021年度後期 連続テレビ小説
— NHKドラマ (@nhk_dramas) December 24, 2020
【#カムカムエヴリバディ】
\3人のヒロインが決まりました/#上白石萌音
×#深津絵里
×#川栄李奈
安子・るい・ひなた、3人のヒロインが母から娘へとバトンをつなぐ三世代100年のファミリーストーリー!#カムカムhttps://t.co/KxZwTm779Q
戦前、戦後、そして令和の3世代ヒロインが登場することでも話題の本作。安子役の上白石萌音とひなた役の川栄李奈は、3,061人にもおよぶ候補者のなかからオーディションで選ばれました。 さらに、上白石とその娘るいを演じる深津絵里は朝ドラ初出演となります。
安子/上白石萌音
映画「ちはやふる」シリーズや2019年のドラマ『恋はつづくよどこまでも』などへの出演で知られる上白石萌音が、戦前を生きたヒロイン安子を演じます。 彼女は「連続テレビ小説への出演はずっと大きな目標でした。大好きな「英語」と「ラジオ」が紡がれるこの作品で夢が叶うこと、本当にうれしく思います。」とコメント。 3人のヒロインのうち最初に登場するのが安子であることに触れ、「深津絵里さん、川栄李奈さんへと続くリレーの第一走者として、しっかりバトンをおつなぎできますよう、そして皆様の朝を明るく照らせますよう、誠心誠意務めます。」と意気込みを語っています。
るい/深津絵里
上白石と同じく本作が連続テレビ小説初出演となる深津絵里が、安子の娘るいを演じます。 連続テレビ小説105作目のヒロインを務めることにプレッシャーも感じているようですが、これまで1人の女優が全編のヒロインを務めてきたことに触れ「でも、今回は3人です!あふれる魅力全開の、萌音さんと李奈さんと一緒なら怖いものなし!とてもとても心強いです。」コメントしています。
ひなた/川栄李奈
るいの娘ひなたを演じるのは、『とと姉ちゃん』(2016年)以来2度目の連続テレビ小説出演となる川栄李奈。 やはり彼女にとっても朝ドラヒロインは大きな目標だったようで、何度もオーディションに参加していたのだとか。「今回も自分の全力を出し切って結果を待っていたので受かったと聞いたときは信じられないほどうれしかったです。」と、その心中を明かしています。 祖母や母の影響を受けながら、令和の時代を生きるヒロインをどのように演じるのか注目です。
脚本を務めるのは『ちりとてちん』の藤本有紀
本作の脚本を務めるのは、2007年放送の朝ドラ『ちりとてちん』が人気を博した藤本有紀。2005年のドラマ『花より男子』や2012年の大河ドラマ『平清盛』などでも知られるヒットメーカーです。 『ちりとてちん』は、福井県出身のヒロイン(演:貫地谷しほり)が上方落語家を目指す物語で、彼女の体験と落語の内容が重なっていく構成で人気を集めました。 また2016年のNHK土曜ドラマ『ちかえもん』では、大阪弁の言葉遊びをふんだんに取り入れ、一風変わったキャラクター設定でも高い評価を受けています。 言葉の流れがよく、遊び心のある台詞が藤本脚本の特徴。「英語」が重要なポイントとなりそうな本作でも、その手腕を期待したいですね。
『カムカムエヴリバディ』は2021年秋から放送開始【あらすじ・キャスト】
2021年後期のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』。初の3世代ヒロインが紡ぐ物語、魅力的なキャストから期待が高まります。 ciatrでは今後も最新情報をお届けしていきますので、ぜひチェックしてください!