2019年11月28日更新

【俺ガイル】雪ノ下雪乃の魅力を解説!可愛いシーンや名言、悲しい過去などをまとめて紹介

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雪ノ下雪乃

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「俺ガイル」雪ノ下雪乃の魅力を徹底解説!秘められた過去や、八幡・結衣との関係など

普通科よりも偏差値の高い国際教養科に在籍している雪ノ下雪乃(ゆきのしたゆきの)は、1月3日生まれのB型。作中で様々な活動をみせる「奉仕部」の部長を務めています。 黒髪ロングと大人びた顔立ちを持った美少女であり、さらには頭脳明晰という一面も。豊富な知識を持っているだけでなく、運動や楽器などたいていのことは3日もあれば習得してしまうなど、恐ろしいほどの万能さを見せてつけています。 しかしその一方で、ほとんどの技能を習得してしまうことから、継続して取り組むということができません。そのため運動面では持久力がなく、さらに方向音痴という意外な弱点を持ち合わせています。 とはいえ、彼女の万能さは主人公である比企谷八幡(ひきがやはちまん)も素直に評価するほど。理論的な思考で物事を考える人間であるため、数々の発言には説得力があります。 この記事では、彼女の過去や人物関係、性格などを振り返りながら、その魅力をひも解いていきたいと思います。

雪乃の性格は負けず嫌い!しかし暗い過去も経験していて……

雪ノ下雪乃をひと言で表すならば、「高嶺の花」でしょう。美人で頭が良く、実際にクラスでは憧れのまなざしを集める存在です。 理論的な思考とまとっている雰囲気からクールな印象を受ける彼女ですが、東京デスティニーランドの人気キャラクター「パンダのパンさん」には目がありません。幼いころに原書を読んでから、マニアと呼べるほどに造詣を深めています。 他にも猫が好きと言う一面を持っていますが、これら自分の趣味や好みを他人の前では出せていません。それは普段から慎ましく振る舞っていることもあるでしょう。 クールと言えば聞こえはいいですが、逆に言ってみれば近づきがたいとも言えます。しかし年ごろの女の子らしい趣味を持っているため、そのギャップに魅力を感じずにはいられません。

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クールな反面で可愛らしい一面も

雪ノ下雪乃の座右の銘は「目には目を歯、には歯を」となっており、これは負けず嫌いの彼女をよく表している言葉です。 奉仕部の活動では合理的で客観的な視点から、相手を論破していく様子が目立っています。後に奉仕部に入部する由比ヶ浜結衣(ゆいがはまゆい)は、そんな彼女のカッコよさに惹かれていき、やがて2人は友達になるのでした。 比企谷八幡とは似たような考えを持っていますが、根本的な思考や視点が異なっているため、相容れない存在となります。そのため、奉仕部の活動において亀裂が生じることもあり、修復が難しい状況にも陥りました。 しかし彼の答えや結衣の言葉を聞いて、雪乃は徐々に変わっていきます。それまで暴言も多かった彼女ですが、穏やかな性格へとなっていき、八幡を異性として認識していくようにもなるのでした。

暗い過去から入部した奉仕部

雪ノ下雪乃の性格は幼いころから変わっておらず、男子からは好意を寄せられている一方で、女子からは嫉妬の対象になっていました。その結果、様々な嫌がらせを受けることになります。 その結果、幼いころの彼女には友達と呼べる相手がいませんでした。孤独に過ごした幼少期の経験から、雪乃は人の醜い部分を含め、「世界を変えるため」に奉仕部に入部します。 高校生活においても彼女の言動は変わりませんでしたが、周りも大人へと成長しているため、かつてのように嫉妬の対象としては見られません。むしろ憧れの存在となっており、修学旅行ではクラスメイトと行動を共にしていました。 奉仕部の活動においては、比企谷八幡との衝突が絶えません。負けず嫌いの性格も相まって、雪乃は自分の正しさを証明しようとしますが、時として彼に救われることも。そのため、活動を深めていくうちに彼を認めていくようになります。

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主人公・比企谷八幡との関係をくわしく解説

「俺ガイル」主人公の比企谷八幡とは、大きな共通点が存在します。それは2人とも友達らしい友達を持っていない、いわゆる“ぼっち”という属性です。 しかし決定的に違うのは、孤立していながら誰からも相手にされない八幡に対して、雪ノ下雪乃は周囲から羨望のまなざしを集めていること。彼の場合、クラスから疎まれている状態にありました。 ただ奉仕部の活動を通して、八幡はクラスメイトとの交流だけでなく、友達を作っていきます。雪乃についても由比ヶ浜結衣という友達ができますが、それ以外には憧れの存在として見られている様子しかありません。 似た者同士と言える2人ではありますが、物語を通じて立場や周囲との関係性が大きく変化していきます。もちろん個人にも良い影響を与えており、衝突ばかりを繰り返していましたが、やがて互いに認め合う仲にまで改善されるのでした。

犬猿の仲から気になる相手へ

“ぼっち”という共通項を持ちますが、性格や考え方が対照的なので、衝突が絶えません。ただ一方で、能力の高さやここぞという場面での活躍など、互いに認めざるをえない状況にもなっていきます。 雪乃の単独での行動だけでは、依頼された内容を解決することができません。そこに八幡の意見などが加わり、由比ヶ浜結衣の行動もあって、無事に解決する様子がたびたび描かれています。 そうしていくうちに、雪乃は彼を異性としても認識していくように。 ただその中で、修学旅行での3人がそれぞれに解決への道を進んでいきます。最終的には八幡の力で解決されることになりますが、その結果、結衣と一緒に彼を否定することになって、深い溝を作ってしまいました。 やがて3人は和解したものの、彼女の八幡に対するイメージは浮き沈みが激しいものになっています。しかし異性としての認識は変わらず、どんどんと想いを膨らませている様子が窺えるでしょう。

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由比ヶ浜結衣との関係は複雑?

由比ヶ浜結衣との出会いは、彼女が奉仕部に依頼を持ち込んだ時がきっかけです。雪ノ下雪乃の強くてぶれない姿勢に感銘を受けて、彼女は奉仕部への入部を決めました。 雪乃はそれまで表面上の付き合いしか経験していませんでしたが、彼女の出会いは大きな変化をもたらします。2人で楽しく会話を繰り広げ、時として笑顔を見せることも。奉仕部に何も依頼がやってこない時、雪乃は本を読んで過ごしていました。それが結衣の入部によって、年ごろの女の子らしい時間を送るようになったのでした。 また、結衣は奉仕部でコミュニケーション能力が断トツに高い人物。他にも空気が読める力や明るく振る舞う様子など、いずれも雪乃が持っていないものを持っています。 結衣が雪乃に憧れているように、雪乃もまた彼女に対して憧れや尊敬の気持ちを持っているのでしょう。だからこそ、結衣から話しかけてくる時は、丁寧に応対しているのです。

救ってくれる大切な友達

雪ノ下雪乃にとって由比ヶ浜結衣という女の子は、憧れだけではなく、ひとりぼっちの世界から救い出してくれた大切な友達でもあります。 明るく振る舞っている、いわゆる「いい子」の彼女が入部すると、奉仕部に会話の華が咲くようになりました。雪乃と比企谷八幡だけでは重苦しい雰囲気が目に見えていますが、結衣がいれば一気に明るくなるのも頷けます。 また、女の子同士だからこそ理解し合えるものあるはず。性格や考え方など、対照的な雪乃の結衣ではありますが、共感するところや分かり合えることが多くあります。 だからこそ、奉仕部の関係が悪くなった時に結衣の言葉に耳を傾けて、3人の仲が修復されました。結衣がいなければ、雪乃はまた暗い世界に迷い込んでいたでしょうから、太陽とも言える存在なのかもしれません。

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雪乃の家族関係は?

雪ノ下雪乃の父親は建設会社の社長であり、県議会議員も務めている社会的地位の高い人物。そして言うことは絶対に従わせようとする母親、完璧な姉・雪ノ下陽乃(ゆきのしたはるの)がいます。 家庭は裕福な環境で、美貌も頭脳も恵まれている雪乃。しかし彼女にとって家庭は息苦しい場所であり、作中では実家を離れて一人暮らしをしています。 そのため雪乃は家事全般もこなせるという生活力も持ち合わせているほど。由比ヶ浜結衣にお菓子作りを教えるなどの様子が描かれていますが、本当に万能であることを想い知らされるばかりです。 しかし彼女が家族との間に問題を抱えているのも事実。特に母親に関しては、独裁者と言わんばかりに言うことを聞かせてきたので、2人の間で確執が生まれてしまっています。

陽乃は憧れの存在で反目する相手

姉である雪ノ下陽乃もまた、容姿端麗で頭脳明晰な人物。明るい性格も相まって、完璧とまで言えてしまうほどの人物ですが、雪ノ下雪乃を複雑な想いにさせている人物でもあります。 雪乃には持っていないものを持っているため、同等以上もしくは上位互換と言える存在です。実際に姉と比較されながら成長してきたため、憧れの気持ちと嫉妬が混在するようになります。 また、陽乃はことあるたびに雪乃の弱い部分を攻めるところがあり、より姉に対する想いが強くなっていくのでした。雪乃に向けられた愛憎混じりの言葉は、彼女を弱らせていくばかり。 しかし雪乃の陽乃への感情は、憎しみだけで構成されていません。彼女の負けず嫌いな性格が働いて、いつか超えたい存在として見ているのも事実なのです。

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雪ノ下雪乃に夢中になる可愛いシーンや名言を紹介!

合理的な思考で相手を論破し、特に比企谷八幡に対しては毒のある発言を多く残している雪ノ下雪乃。そんな彼女が放っているセリフの中には、名言と呼べるものがあります。 物語が進むにつれて、雪乃は奉仕部の仲間たちと過ごしていくことにより、穏やかな性格へと変化居ていくようになった彼女は、一匹狼と言わんばかりに周りと接していた当初と比べて、よりヒロインらしくなっていきます。 ここからは、雪乃の印象的なシーンから名言を紹介。また、彼女が魅力的に見える可愛いシーンも合わせて紹介していきましょう。

「最低限の努力をしない人間には、才能がある人をうらやむ資格はないわ」

確かに努力をしない人からすれば、勉強やスポーツで活躍する人は「才能に恵まれている」のだと捉え、劣等感を抱きがちです。しかし雪ノ下雪乃からすれば、それはその人の怠慢であると言い放つのでした。 整った顔立ちは先天的なものではありますが、彼女を構成する頭脳は勉強を続けてきた努力の証であり、後から身につけられたものです。 勉強を続けるという努力をしてきたからこそ、作中では頭脳明晰として扱われている雪乃。それは、憧れている姉を超えたいという想いから生まれているものでした。 努力をすることの大切さを知っているからこそ、このセリフには重みがあります。

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「馴れ合いなんて、私もあなたも一番嫌うものだったのにね……」

雪ノ下雪乃にとって、人間の醜い部分を含めた世界を変えるという目的において、友人という存在は不要だったでしょう。そのため、比企谷八幡にはシンパシーを感じていたのかもしれません。 しかし由比ヶ浜結衣を含めた奉仕部3人で活動する時間が増えていくと、それまで慣れていた孤独を嫌がるようになります。 表面上の付き合いは不要と切り捨てていた人間関係でしたが、いつしか人と接することで得られる温もりを大切に思うように。結衣を大切な友達と思っては、同時に考えを改めさせられる結果となるのでした。 それは雪乃だけではなく、八幡も同様です。修学旅行での一件で3人の関係がバラバラになりますが、そこに亀裂が生じたからこそ、より一層に人間関係の大切さを実感するのでした。

「その、こんな時間だし、一緒にいられるのを見られると……」

修学旅行など学校のイベント行事では、カップルが成立することが珍しくありません。比企谷八幡を異性として認識するようになった雪ノ下雪乃は、夜に2人で出歩いているところを見られたくないという想いが見えてきます。 八幡のことを嫌っているわけではありません。ほんのりと意識しているからこそ、妙な噂が流れてしまうことによって、余計に意識してしまうと思ったのでしょう。 それまで恋愛には興味を一切示さなかった彼女ですが、年相応の女の子らしい一面を覗かせている貴重なシーンです。

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雪ノ下雪乃を演じた声優は早見沙織!

雪ノ下雪乃の声優を担当しているのは早見沙織です。 彼女は、幼い頃にオードリー・ヘップバーンが出演する映画を見ていたときに、演技に合わせてピッタリ声をあてる技術に衝撃を受け、声優の仕事に興味を持つようになったそう。 透明感のある声が高い評価を得ており、子供から大人まで幅広い年齢のキャラクターを見事に演じています。もちろん、活発なキャラクターや大人しい性格の人物までも、演じ分けているところも実力派声優と言えるでしょう。 一方で歌手としての一面を持っており、キャラクターソングはもちろんソロ活動も展開。歌声もまた癒されるものとなっていますので、耳に優しい声が多くファンに愛されています。

まとめ

雪ノ下雪乃は、奉仕部の部長として活動を続けていましたが、比企谷八幡と由比ヶ浜結衣との出会いによって、とげのある性格が穏やかになっていきます。そして年ごろの女の子らしく、異性である八幡への気持ちも芽生えさせていき――。 「俺ガイル」では八幡が雪乃と結衣のどちらを選ぶのかという部分が、最大の注目どころとなっています。この点に注目しつつ、これからも雪ノ下雪乃の魅力をたっぷりと味わいましょう!