2019年12月6日更新

【サクラ大戦】帝国華撃団のキャラクター&声優キャストを一挙紹介!

サクラ大戦、真宮寺さくら、神崎すみれ、神崎すみれ、マリア・タチバナ、アイリス、李紅蘭、桐島カンナ、ソレッタ・織姫、レニ・ミルヒシュトラーセ、マジェミニ・サンライズ、サジータ・ワインバーグ、リカリッタ・アリエス、ダイアナ・カプリス、九条 昴(くじょうすばる)

「サクラ大戦シリーズ」に登場する「帝国華撃団」。帝都に侵攻する「降魔」から人々を守るために結成された秘密部隊です。この記事では、「帝国華撃団」のメンバー全員の性格や能力などを一挙に紹介していきます!

目次

『サクラ大戦』帝国華撃団とは?

帝国華撃団とは、「サクラ大戦」シリーズに登場する日本政府直属の秘密部隊です。隊員の大半は霊力を持った少年少女たちで、組織の略称は“帝撃”。 作中では、襲来する怪物「降魔」の脅威から帝都を防衛するために、前身となった「帝国陸軍対降魔部隊」の再編成を経て設立されました。 平時は大帝国劇場で「帝国歌劇団」として芸能活動をしていますが、降魔が出現すると防衛組織「帝国華撃団」として出動。人型兵器「霊子甲冑・光武」を操って戦うのです。 メインキャラクターが所属する対降魔迎撃部隊の「花組」の他にも、送空挺部隊の「風組」、隠密行動部隊の「月組」、魔神器防衛部隊「薔薇組」、魔障隠滅部隊「奏組」、支援部隊の「夢組」「乙女組」が存在します。 ちなみに、現実で「サクラ大戦」シリーズのライブや舞台を披露した声優ユニットも「帝国華撃団」という名称でしたが、本記事では主に作品世界での「帝撃」について解説していきます。 ※「サクラ大戦シリーズ」のネタバレを含みますので、ご注意の上、お読みください。

大神一郎/cv.陶山章央(すやまあきお)

大神一郎(おおがみいちろう)は、「サクラ大戦」シリーズの1~4作目までの主人公です。担当声優は陶山章央。原作がゲームですから、プレイヤー視点となる存在でもあります。 宮本武蔵の子孫の家系に生まれ、帝国海軍士官学校を首席で卒業して、20歳で花組の隊長に抜擢。平時は大帝国劇場の入場者キップを切る係に扮していますが、帝都に敵が襲来した際には、隊を指揮しつつ自らも剣を取る戦士となります。 生身でも霊子甲冑の操縦時でも二刀流を使いこなし、頭脳明晰で霊力も高い天才です。シリーズを通して少尉から大尉まで昇格していき、4作目のラストでは帝国華撃団総司令となりました。 アドベンチャーゲームの主人公のため、プレイヤーの選択で行動が変化するものの、おおむね真面目で正義感のある好青年。男性主人公でありながら、ユーザーのキャラクター人気投票で上位に入るなど、ファンの好感度の高い人物です。

米田一基(よねだいっき)/cv.池田勝

米田一基は、帝国華撃団創設者の男性です。声優の池田勝が演じました。 1作目の序盤には、酒好きの大帝国劇場支配人として登場しましたが、それは世を忍ぶ仮の姿でした。実際は日露戦争で活躍した帝国陸軍中将で、「帝国陸軍対降魔部隊」を再編して「帝撃」を設立し、司令長官となった人物です。 帝撃のメンバーを家族のように大切に扱っており、隊員も米田に厚い信頼を寄せています。戦闘能力も高く、1作目では「空中戦艦ミカサ」で聖魔城へ突撃。4作目では愛刀「神刀滅却(しんとうめっきゃく)」を手に怨霊・大久保長安と戦いました。 4作目の終盤で主人公に司令官と支配人の座を譲り渡し、引退しています。年齢は60代ですが、妻子は登場しておらず、独身です。

藤枝あやめ・ かえで/cv.折笠愛

藤枝あやめは、シリーズ1作目において、「帝撃」の副司令官だった23歳の女性で、階級は中尉です。声優の折笠愛が演じました。 帝国陸軍対降魔部隊の時期から、愛刀は「神剣白羽鳥(しんけんしらはどり)」を手に、米田とともに戦っていました。合気道と生花が得意で、まさに才色兼備です。 「帝撃」の設立にあたっては、あやめが「花組」のメンバーのほぼ全員をスカウト。隊員の憧れの存在になっていました。しかし、あやめの恋人だった山崎慎之介が、葵叉丹(あおいさたん)と名を変えて、敵の秘密結社に移っていたことで重大事件に。 叉丹の策略により、あやめは自我を失い、降魔・殺女(こうまあやめ)へ変化。大神は苦肉の策として、あやめに封印されていた大天使・ミカエルを目覚めさせ、事態を収集しました。 結果、あやめは天界へを召されて逝去。2作目以降は、替わりの副司令として、妹の藤枝かえでが登場しています。

真宮寺さくら/cv.横山智佐(よこやまちさ)

真宮寺さくら(しんぐうじさくら)は、「サクラ大戦」シリーズのメインヒロインです。「花組」に所属し、アニメ版では主人公となりました。 名前の通りイメージカラーは桜色で、ピンクの和服と赤いリボンがトレードマーク。黒髪で袴姿の太正乙女らしいキャラクターです。1作目の時点での年齢は17歳。声優は横山智佐が担当しています。 魔を祓い封印する「破邪の力」を持つ真宮寺家の一人娘として生まれ、北辰一刀流の鍛錬を叩き込まれて成長しました。剣術は免許皆伝の腕前になっており、父の形見でもある刀「霊剣荒鷹(れいけんあらたか)」を自在に扱います。 明るく正義感の強い性格ですが、一途であるために嫉妬深くもあります。シリーズを重ねるごとに嫉妬心が激しくなるため、愛着の意味も込めてさくらを「鬼嫁」と呼ぶファンも少なくないようです。 また、戦場では勇敢な一方で、雷やネズミは怖がっており、乙女らしい側面も描かれています。

神崎すみれ/cv.富沢美智恵

神崎すみれ(かんざきすみれ)は「花組」に所属する少女です。イメージカラーはすみれ色で、ヘアバンドと胸元の空いた和服がトレードマーク。1作目時点では16歳で、声優の富沢美智恵が演じました。 銀幕スタァの母親と、神埼重工業社長の間に財閥令嬢として生まれ、歌唱、日本舞踊、ダンス、華道や茶道を習得。学力も学年トップで、劇団ではスタァになっています。 戦闘技能も神崎風塵流免許皆伝の実力者で、薙刀を使いこなします。霊力と運動技能を見込まれて、祖父の会社でテストパイロットを努めたことから、霊子甲冑の操縦技能も身につけました。 性格は、プライドの高いお嬢様気質。ただし、周囲から「孤高の天才」として扱われたため友達ができず、結果として寂しがり屋になった面もあります。 1作目の政府転覆事件や、2作目の政略結婚騒ぎなどを経て、4作目で「帝撃」を引退。しかし、12年後を描いた「新サクラ大戦」では総司令官となり、戦いの世界に戻ってきます。

マリア・タチバナ /cv.高乃麗(たかのうらら)

マリア・タチバナは、「花組」において最年長の、リーダーポジションの少女です。1作目時点では19歳。イメージカラーは黒で、髪はプラチナブロンドです。声優は高乃麗(たかのうらら)が担当しました。 ロシア人外交官である父親と、日本人女性の間に生まれたハーフです。国際関係の悪化が原因で両親が結婚できておらず、母方の姓であるタチバナを名乗っています。 生い立ちは壮絶で、幼少期に母のスパイ容疑で一家全員が流刑になった上、両親が他界しました。9歳でロシア革命の戦闘に参加し、勇士「クワッサリー」の異名で名を馳せましたが、仲間の裏切りと隊長の死を経験。失望と後悔からアメリカに移住し、犯罪組織の用心棒をしていました。 「帝撃」の設立初期にあやめにスカウトされて「花組」に入隊。大神が訪れるまでは隊長を担当していました。 性格は冷静沈着で、戦闘においては射撃が得意です。改造銃「エンフィールドNo.1MkIスター・改」を持ち歩き、神がかった銃撃技術を見せています。

アイリス/cv.西原久美子

アイリスは「花組」の最年少隊員で、1作目の時点では9歳でした。ブロンドの髪と大きなリボン、派手なドレス姿が特徴です。イメージカラーは緑。声優の西原久美子が演じました。 本名はイリス・シャトーブリアンで、フランス貴族のシャトーブリアン家に生まれました。異常に高い霊力量は、粒ぞろいの「帝撃」の中でもトップ。強力過ぎるがゆえに危険視され、家族から軟禁され育ちました。 戦闘では、膨大な霊力を活かして、回復や瞬間移動、念動力、テレパシーなどを使います。ただ、本人も力を制御できないことがあり、度々暴走しています。 世間から隔絶されて、友達もできなかったためか、ぬいぐるみの「ジャンポール」をいつも持ち歩くようになりました。性格は無邪気で子供らしいのですが、「子供じゃないもん」が口癖です。 4作目で13歳まで成長しても、容姿や口調はほぼ変わらず、幼女ポジションのままでした。ちなみに、アニメ版では性格が異なり、物静かで臆病な少女になっています。

李紅蘭(りこうらん)/cv.渕崎ゆり子

李紅蘭(りこうらん)は、「花組」に所属する発明家です。メガネと三編み、チャイナドレス姿が特徴で、イメージカラーは緑。 中国の北京出身でありながら、神戸に住んだ経験もあるため「発明は爆発や!」などと独特の関西弁を話します。1作目の時点で17歳で、声優の渕崎ゆり子が演じました。 明るく気さくな性格ですが、辛亥革命で両親と兄弟を亡くした過去があります。舞台でコメディキャラクターを演じておどけて見せるのは、実は脆く崩れそうな心の裏返しでもあるようです。 霊力は低いのですが、発明が得意で、「帝撃」の技術開発に大きく貢献しています。霊子甲冑の整備も行っているため、「帝撃」には不可欠な人物です。ただ、好奇心から勝手に謎の研究をはじめて爆発させ、隊員を困らせることも度々あります。

桐島カンナ/cv.田中真弓

桐島カンナは、「帝撃」のムードメーカーとも言える存在です。年齢は1作目の時点で19歳。身長が2メートル近く、話し方も勇ましい姉御肌です。「ワンピース」ルフィ役で知られる声優・田中真弓が演じました。 沖縄に生まれ、桐島流空手第28代継承者になっています。亡くなった父の仇を探していたときに、あやめにスカウトされて「花組」に入隊。生身でも霊子甲冑でも格闘が得意で、肉弾戦では「帝撃」の中でも最強。 性格はさっぱりとしていて面倒見が良いのですが、すみれとは対立ばかりしています。ただ、4作目ですみれが引退する際には、カンナが他の隊員以上に大泣き。すみれを想うからこその喧嘩だったことが分かりました。 また、攻略ヒロインとなったルートでは、恥ずかしがり屋の乙女らしい面も描かれます。

ソレッタ・織姫/cv.岡本麻弥

ソレッタ・織姫は、2作目から「花組」に入隊したメンバーです。 イタリア出身のためか「~でーす」と、カタコトに近い語尾で話します。初登場時の年齢は17歳。イメージカラーはイタリアンローズで、声優の岡本麻弥が演じました。 「赤い貴族」と呼ばれるイタリア貴族の母親とと、日本人画家の父親の間に誕生したハーフです。母方の家で演劇や音楽の訓練を受けて育ち、8歳でピアノのリサイタルを開催。天才的な資質を開花させています。 霊力を見抜かれて「賢人機関」にスカウトされ、欧州の「星組」に入隊。「星組」が解散になったため、芸能活動に戻っていましたが、「帝撃」からの参加要請を受けて「花組」に入りました。戦闘ではビーム攻撃を行います。 性格は直情的で、プライドの高いキャラクターです。物語序盤では、父親との確執が原因で、男性全般に嫌悪感を抱いている様子でした。しかし、大神との距離が縮まると懐いてくる、いわゆるツンデレキャラです。

レニ・ミルヒシュトラーセ/cv.伊倉一恵

レニ・ミルヒシュトラーセ(画像右)は、2作目から「花組」に加わりました。 服装がパンツルックで一人称が「ボク」というボーイッシュなキャラクターです。初登場時の年齢は15歳で、イメージカラーはジャーマングレー。声優の伊倉一恵が演じました。 ドイツ出身で、非人道的な方法で霊力兵士を養育する「ヴァックストゥーム計画」の被験者になって育ちました。結果、人間らしい感情を喪失。機械的に人と接するようになりました。その後、欧州の部隊に参加し、15歳で「花組」に入隊。 前述の経緯から、当初の性格は冷静沈着でしたが、隊員の優しさに触れて、徐々に笑顔を見せるようになります。戦闘では槍を使い、近距離戦闘でカンナに匹敵するほどの攻撃力を誇ります。 ゲームでは、「主人公がレニを男子だと勘違いする」という展開からはじまります。そのため、攻略ヒロインでありながら、序盤は攻略用のパラメーター自体が表示されない、という演出になっていました。

藤井かすみ/cv.岡村明美

藤井かすみ(画像左)は、通称「帝劇三人娘」こと、輸送空挺部隊「風組」のリーダー格の女性です。 紫色の和服姿で、「帝撃」の事務仕事をしています。1作目登場時の年齢は22歳で、声優は岡村明美が担当しました。「帝撃」の全体の中で女性としては最年長のため、頼れるお姉さんとしてのポジションになっています。 料理と花が好きという王道の大和撫子キャラで、落ち着きのある聞き上手です。事務担当ということもあって生真面目な性格のため、プレイヤーがだらしない選択肢を選んでいると、厳しい発言をすることも……。 ちなみに、原作ゲーム中の髪の色が、場面によって緑系だったり茶色系だったりしています。ファンの間では、未だに本当の髪の色について議論が続いているようです。

榊原由里/cv.増田ゆき

榊原由里も「風組」の事務職担当です。赤い帽子と緑のスカーフが特徴的で、1作目の時点では20歳。声優の増田ゆきが演じました。 好奇心旺盛でミーハーな性格のため、新聞、ラジオ、噂話などから様々な情報を仕入れています。ゴシップ好きでもありますが、人を傷つけたいわけではないようです。 たとえば、霊視甲冑の資金集めをするかすみの奮闘を、密かに大神に伝えるなど、入手した情報を人のために使っている様子も描かれています。 ゲーム中でも、プレイヤーが由里と会話をすれば、多くの情報を入手できました。細かい設定から、メインストーリーに関わる重要な伏線までを伝えてくれる、マニアにはありがたい存在です。

高村椿/氷上恭子

高村椿も「風組」の1人で、売店の販売員を担当していました。1作目の登場時の年齢は15歳で、声優の氷上恭子が演じました。 せんべい屋の実家に生まれ、明るくノリの良い江戸っ子として成長。「帝撃」のメンバーながら、本人が熱狂的なマリアのファンだと公言しています。 主に劇団の売店で写真の販売を行っており、ゲーム中ではブロマイドの購入画面に登場する役割です。4作目の黄金蒸気事件の後は、かすみと由里と共に、新支部へ転属になったという設定になっています。

加山雄一/cv.子安武人(こやすたけと)

加山雄一(画像左)は、隠密行動部隊「月組」の隊長である男性です。 ギターやウクレレを片手に現れ、格言のようなことを口にして去っていくのがお約束。2作目で初登場した時点での年齢は22歳。声優は子安武人が担当しました。 江戸幕府で諜報活動をしていた忍びの家系に誕生し、士官学校時代には大神と同期でした。大神とは成績上位を争うライバルであり、唯一無二の親友となっています。「帝撃」への入隊後は、「月組」の隊長として密かに活動。 平時は劇団の黒子として舞台を支えつつ、世界の極秘情報を扱い、裏方としてサポート任務を行っています。また5作目では、新主人公・大河新次郎の世話役として登場しました。

清流院琴音(せいりゅういんことね)/cv.矢尾一樹

清流院琴音(せいりゅういんことね)は、「薔薇組」の隊長です。そもそも「薔薇組」は、魔神器防衛部隊として2作目から登場しました。正式部隊ではなく、構成員である3名が自称している非公式部隊です。 隊員である3名は、実力者であったにも関わらず、性同一性障害(作中表現ではオカマ)であったために陸軍から隔離され、「帝撃」司令官の米田に拾われた、という経緯があります。 そんな「薔薇組」の隊長である琴音は、「美」を追求するナルシスト。常に女言葉で話しています。初登場時点での年齢は29歳で、声優の矢尾一樹が演じました。 戦況を冷静に分析する判断力と、サーベルで白兵戦を行う戦闘力を兼ね備えています。魔神器争奪戦では、大神たちを助けるために参戦。4作目の黄金蒸気事件解決後、斧彦と菊之と共にめでたく陸軍復帰ができました。

太田斧彦(おおたよきひこ)/cv.郷里大輔

太田斧彦(おおたよきひこ)は、「薔薇組」の1人です。身長2メートルで筋肉隆々の巨漢ですが、嗜好は女性的で女言葉を使っています。年齢は2作目の初登場時点で36歳。担当声優は郷里大輔です。 琴音と同じく、優秀な軍人であるにも関わらず、性的嗜好が問題視されて上層部に認められなかった不遇な過去を持ちます。「帝撃」に入隊後は、劇場の地下に「薔薇組」の部屋を用意し、他のメンバーと共に生活。 性格は、優しくて世話好きです。キス魔であり、好意を持った相手の唇を奪おうとします。戦闘では、体格と腕力を活かした格闘戦が得意。4作目の黄金蒸気事件解決後に、陸軍へ復帰しました。

丘菊之丞(おかきくのじょう)/cv.松野太紀

丘菊之丞(おかきくのじょう)は、「薔薇組」の1人です。小柄で華奢な身体で、肉体は男性ですがスカートを着用しています。2作目時点での年齢は19歳。声優の松野太紀が演じました。 恥ずかしが屋で控えめな性格をしており、体格が細いこともあって女性とよく間違われます。戦闘力は高くありませんが、魔神器争奪戦には参加し奮闘しました。日頃は気弱であるものの、勇気と正義感を持っています。 他の「薔薇組」隊員と同様に、黄金蒸気事件解決後に陸軍に復帰できました。

雅音子(みやびねこ)/cv.田中真奈美

雅音子(みやびねこ)は、魔障陰滅部隊「奏組(かなでぐみ)」の隊長である少女です。 年齢は登場時点で16歳。アニメは声優の田中真奈美、舞台版は女優の田上真里奈が演じました。音子は漫画『サクラ大戦奏組』の主人公ですので、同作の概要を簡単に確認しておきましょう。

サクラ大戦奏組とは

そもそも漫画『サクラ大戦奏組』は、「サクラ大戦シリーズ」のガールズサイド版という位置付けのシリーズです。「花組」で大神が少女たちの隊長になったように、「奏組」では音子が少年たちの隊長を務めます。 「花組」が出動するほどではない、小規模事件を「奏組」が解決しているという設定です。平時の「奏組」は、劇団のオーケストラに扮しています。 主人公の音子は、黒髪でショートカットの少女です。幼いころに「オモンサマ」という化け物に遭遇して以来、“音が見える”という特殊技能を身に着けました。 出雲の小劇団に所属していたところ音子は、「帝撃」にスカウトされて上京。表舞台の「花組」に憧れていたため、音楽担当の「奏組」への所属だと知り、当初は落胆しました。 さらに、音楽担当ということすら仮の姿であり、実際は「降魔」と戦う秘密部隊だと知り、音子は衝撃を受けます。しかし、持ち前の切り替えの早さで立ち直り、仲間と共に成長していくのでした。

雅音子の性格と能力

音子は、優しくて仲間想いの性格です。劣等感が強く自信がない様子ですが、落ち込んでもすぐに立ち直る切り替えの早さはあります。 音楽では、指揮者(マエストロ)とフルートを担当。戦闘では、霊音(れのん)を見ることで「降魔」をいち早く発見し、隊員に指示を与えます。最前線で戦うことはしませんが、霊力も非常に高いため、後方支援や手当などは得意です。 また、「不幸の招き音子」とあだな名をつけられるほど、運が悪い子だとされています。あまりにも運が悪すぎるせいで、同じ「帝撃」に所属しているにも関わらず、なぜか憧れの「花組」のメンバーに全然出会えていません。 「花組」に憧れつつ奮闘する音子は、「サクラ大戦シリーズ」の多くの女性ファンに共感され、人気の外伝主人公となっています。

ヒューゴ・ジュリアード/cv.細谷佳正

ヒューゴ・ジュリアード(画像中央)は、「奏組」のメインヒーローです。長身で金髪のイケメンで、年齢は20歳。イメージカラーは黒です。 アニメ版は声優の細谷佳正、舞台版は俳優の渡辺和貴が演じました。 欧州大戦で母と姉を亡くしているため、女性が戦場に出ることにトラウマがあります。そのため、当初は音子が隊長になることに反対していました。ロレンツォ撃退後は音子を認め、距離が近づいていきます。 性格は無口で物静かです。一歩引いたところから隊員を観察しており、ストレングス隊から「お父さんのようだ」と評されました。とはいえ、戦闘になると率先して行動し、隊員にも声をかけて励まします。本質的には仲間想いのようです。 音楽ではアルトサックスを担当。「降魔」に対しては短剣を両手に持って戦います。

G.O.バッハ・ジオ/cv.日野聡

G.O.バッハ ・ジオ(画像右)は「奏組」の1人です。銀髪でメガネをかけており、年齢は18歳。愛称は「ジオ」でイメージカラーが緑です。アニメは声優の日野聡、舞台版は俳優の宮垣祐也が演じました。 ジオは、音楽家バッハの家系に貴族として生まれたました。家系に誇りを持っていますが、“貴族だからこそ身分に相応しい振る舞いをすべき”という「ノブレス・オブリージュ」の精神を大切にしているため、あからさまに他人を見下したりはしません。 常識はずれな言動が多く、隊員からは天然キャラとして扱われています。音楽ではバリトンサックスを担当。戦闘で使用する武器はレイピアです。

桐朋源二(とうほうげんじ)/cv.松岡禎丞

桐朋源二(とうほうげんじ/画像中央)は、「奏組」の1人です。女子以下の小柄な体型で、赤みがかった髪が特徴的。イメージカラーは赤で、年齢は17歳です。アニメは声優の松岡禎丞、舞台版は俳優の倉本発が演じました。 幼い頃に両親を亡くし、弟の桐朋源三郎とともに親戚の家で育ちました。しかし、引取手の親族に虐待まがいの仕打ちを受けたという過去を持っています。 暗い過去のことはあまり周囲に話しておらず、元気に明るく振る舞っています。女性には優しくしなければいけない、という信念を持ち、音子に対しても優しく尊重する姿勢です。 音楽はトランペットを担当。戦闘になっても武器を持たずに、素手で戦います。

桐朋源三郎(とうほうげんざぶろう)/cv.梶裕貴

桐朋源三郎(げんざぶろう/画像右)は、「奏組」の1人です。 源二の弟ですが、目つきが鋭く身長は高めです。年齢は17歳で、イメージカラーは水色。アニメは声優の梶裕貴、舞台版は俳優の塩澤英真が演じました。 源二と同様、両親を亡くして親戚の家で酷い扱いをされて育った過去があります。斜に構えた態度で皮肉を言う癖があり、とくに口論になりやすい相手は、源二と音子です。 とはいえ、実際は仲間想いで、大切な人が傷つけられると徹底的に守ります。相手に対しては容赦しません。クールな振る舞いをしているものの、好物は金平糖です。いつも金平糖の袋を持ち歩いているかわいい面もあります。 音楽ではフリューゲルホルンを担当。戦闘では和弓を使います。

フランシスコ・ルイス・アストルガ/cv.立花慎之介

フランシスコ・ルイス・アストルガ(画像右)は「奏組」の1人です。 赤い長髪が特徴的で、年齢は22歳。イメージカラーは淡紅色です。アニメは声優の立花慎之介、舞台版は俳優の小野健斗が演じました。 物語序盤のスイスは、素性が謎とされていましたが、途中で暗殺組織で裏切り者を抹殺する仕事をしていた、という経歴が判明しました。「仲間殺しのルイス」と呼ばれ、かつて同じ組織にいた者からは憎まれているようです。 日頃は、柔らかく温かい態度で人に接しており、いつも微笑の表情を崩しません。家庭菜園や紅茶が好きなこともあり、隊員からの呼称は「母のような存在」です。ただし、自室には絶対に他人を招かないなど、ミステリアスな面もあります。 音楽ではトロンボーンを担当。戦闘では金属の投げ輪・チャクラムを使います。