ゴジータがついに超サイヤ人ブルーになった！登場回の活躍を振り返る【ドラゴンボール】

ゴジータは、悟空とベジータがフュージョンした姿です。『ドラゴンボールZ』の映画版『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』で初登場し、ジャネンバを撃破しました。『ドラゴンボールGT』では超サイヤ人4ゴジータになり、超一星龍を圧倒します。『ドラゴンボール超』では映画版『ドラゴンボール超 ブロリー』で、ブロリーと戦いました。 見た目はシリーズによって異なります。性格は概ね冷静沈着な傾向がありますが、状況によって異なっています。「オレは悟空でもベジータでもない、オレはキサマを倒す者だ！」という決めセリフが印象的です。 戦闘力は非常に高いのですが、ベジータがフュージョンするときのポーズと動きを「みっともない」と嫌がるため、多用はされません。

映画『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』で、悟空たちは悪の魂が具現化した敵のジャネンバと戦います。ジャネンバによってあの世とこの世の秩序が乱れてしまい、天国と地獄の管理をする閻魔界も封印されました。 悟空とベジータは必死で戦いますがジャネンバに及ばず、悟空がフュージョンを提案します。失敗して強くないベクウに変身してしまいますが、パイクーハンの助けで30分逃げ切ったあとにゴジータに変身しました。ジャネンバはゴジータに歯が立たず、最終的にジャネンバは浄化されて終わります。

『ドラゴンボールGT』では、邪悪龍編でゴジータが登場します。ドラゴンボールから7匹の龍が現れて、世界中をマイナスエネルギーで乱しました。中でも最強の一星龍が6つのドラゴンボールの力を取り込んで超一星龍に変身し、悟空たちを苦しめます。 ゴジータは、超一星龍との戦いに際して、超サイヤ人4悟空とベジータのフュージョンで誕生しました。その戦闘力は超一星龍を圧倒しますが、宇宙最強の強さを得たことで慢心して、とどめは刺せませんでした。超サイヤ人4の状態だとパワーの消耗が激しく、変身は10分で解けてしまいます。性格は傲慢で挑発的、ゴテンクスのようにふざけた態度が目立ちました。

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』は、フリーザによる惑星ベジータの破壊を免れたブロリーが、抑圧的な父親パラガスの元を離れて遠い星に暮らすようになるまでの物語です。 ブロリーは生まれながらに潜在能力がずば抜けていましたが、力のコントロールが出来ない状態で大人になりました。ドラゴンボールを巡って氷の大地に集まったフリーザ、ブロリー、悟空、ベジータは、そこでブロリーの暴走を目の当たりにします。暴走するブロリーに対抗するため、悟空とベジータは失敗を経てフュージョンを成功させました。 黒髪の状態と、超サイヤ人ブルーのゴジータがここで初登場します。ピッコロに「何て呼べばいい」と訊かれ「名前があった方が良い」「その方がカッコいいから」と、自らゴジータと命名しました。 戦闘力はブロリーを圧倒しますが、あと一歩のところでブロリーの味方であるチライが「ブロリーを元いた星に返してやってくれ」と神龍に願ったため、ブロリーは遠い星に移動して物語は終わりました。

ゴジータは技の多様なキャラクターです。多くが悟空とベジータの技ですが、ゴジータオリジナルの技もあります。

ビッグバンかめはめ波は、『ドラゴンボールGT』で初登場しました。悟空の「超かめはめ波」とベジータの「ビッグ・バン・アタック」の融合です。超一星龍を撃破寸前まで追い詰めました。

ソウルパニッシャーは、映画『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』で初登場しました。虹色の気の球で攻撃します。これでジャネンバを倒しました。

レゾナントエクスプロージョンは、『ドラゴンボール超 ブロリー』でブロリーに対して使われました。気を敵に直接叩き込み、内部から破壊する技です。

メテオエクスプロージョンは、ゲーム『ドラゴンボールファイターズ』に登場する技です。気を敵に直接叩き込んだ後に上空へ蹴り上げ、敵ごと爆発させます。

ゴジータは、『ドラゴンボール』シリーズ全ての中でも最強クラスのキャラクターです。悟空とベジータの強さを掛け合わせた戦闘力ですから、最強クラスなのも頷けますね。容姿や性格はシリーズや状況によって異なりますが、いつでも頼れる存在なのは変わりありません。 ゴジータは強すぎるために、傲慢な態度が災いして敵の撃破に至らなかったり、合体時間が短かったりと制約の多いキャラクターでもあります。しかし、悟空たちがどんなに強くなっても、どんどん強い敵が出てくる……そんなところも、ドラゴンボールシリーズの面白さの1つですね。