【ドラゴンボール超】チライが可愛い！心優しい新ヒロイン、ブロリーの理解者

チライは、ドラゴンボールシリーズの劇場版『ドラゴンボール超　ブロリー(BRORY)』のオリジナルキャラクターです。名前の由来は果物の「ライチ」より。 容姿は地球人に近い体型で、肌は鮮やかな黄緑色、髪は白く、吊り目がちな目が特徴的です。ドラゴンボールシリーズで、フリーザ軍の中では初の女性隊員で、戦闘服はこれまで登場したものとは異なるタイプのを使用しています。最新型のスカウターと、ウエストポーチ、銃を持ち歩いています。 性格は男勝りで直情的、感情にもとづいて衝動的に行動するタイプです。とはいえブロリーが身に着けていたボロきれに見える腰巻が、彼にとって大切なものだと分かると、それを受け入れるような深い優しさも持っていました。 ※この記事では一部、アニメ「ドラゴンボール」シリーズのネタバレに触れています。読み進める際はご注意ください。

チライは、フリーザ軍の一員です。チライは、銀河パトロールの宇宙船を盗んだ罪で追われることになり、逃げるためにフリーザ軍に入隊しました。チライは、昔からフリーザ軍に在籍しているレモと一緒に、強い戦士を集める仕事を任されます。宇宙のあちこちを探し回っているところを、ブロリーと出会いました。 チライはフリーザ軍の一員ではありますが、戦士ではありません。鳥山明は「たまにはこういう闘わないキャラを活躍させたかったのです」と語り、キャラクターデザインについては「久しぶりに、自分なりにかわいいと思える女の子を頑張って(デザインして)みました」と公式ブックレットにて語っています。 『ドラゴンボール超 ブロリー』終盤では、フリーザ軍を脱退して、惑星バンパに移り住んでいます。ブロリー、レモ、チライの3人で新しい生活を始めたため、今後再登場する可能性もありますね。

チライとブロリーは、惑星バンパで出会いました。チライとレモちが強い戦士を探しているときに、たまたま通りかかった惑星バンパから救難信号が出ているのに気付いて、彼女らは着陸。 そこで出会ったブロリーは測定不能、その父パラガスは4200もの戦闘力があり、チライとレモは驚きます。そして、2人はパラガスとブロリーの親子をフリーザ軍に連れていくことにしたのでした。

チライは、レモと共にブロリーの一番の理解者になります。フリーザ軍に戻る途中からチライはブロリーに自分の携帯食料を分け与え、「ありがとうございます」と言うブロリーに、親しい言い方の「サンキュー」を教えました。 その後、父パラガスから付けられている制御装置の電撃がブロリーを苦しめているのを見て、チライはレモと共に「やりすぎだよ」「あんた、どんな育て方したんだ」と怒り、ブロリーをかばおうとします。 その後もチライはブロリー向かって「(パラガスは)あんたをただの強力な武器としか思ってないんじゃないか。復讐と出世のためのさ」と言いますが、「お父さんのことを悪く言うのはいけない」と否定したブロリーには何も反論せず、気持ちを受け入れています。

ゴジータとブロリーの戦いは激しさを増し、フルパワーのゴジータにブロリーは圧倒されていきました。必死で戦うブロリーを見て、チライは「戦いたくて戦ってるんじゃない！ブロリーは本当は純粋で心優しいサイヤ人なんだ！死なすわけにはいかないよ！」と叫び、ドラゴンボール集めに走り回ります。 ゴジータのかめはめ波がブロリーに直撃する寸前に、チライは神龍を呼び出して「ブロリーを元居た星に返してやってくれ！」と願いました。その結果、危機一髪のところでブロリーは自分が育った惑星バンパに移動し、生き延びます。

チライを演じた声優は水樹奈々です。水樹奈々は1980年1月21日生まれ、株式会社シグマ・セブンと株式会社KING AMUSEMENT CREATIVEに所属しています。 大物声優として数々のアニメ作品に出演しているほか、歌手、ナレーター、舞台女優としても活躍しています。 代表作はアニメ『NARUTO -ナルト-』の日向ヒナタ役、アニメ『ハートキャッチプリキュア!』の花咲つぼみ(キュアブロッサム)役などです。2002年から2020年現在までラジオ番組『水樹奈々 スマイル・ギャング』のパーソナリティを務めており、NHKの音楽番組『MUSIC JAPAN』のナレーションをしていたことでも知られています。

チライは、「ドラゴンボール」シリーズのオリジナルキャラクターの中でも、特に注目されたヒロインです。これまでの映画に登場したブロリーが冷酷な殺人マシーンのようなキャラだったのが、本心では戦いを好まない純朴なキャラクターに改変されていたのも、チライが注目された理由の1つです。 純朴なブロリーを理解して寄り添い、奮闘して助けたチライとレモは、なんともいえずいい味を出しています。ルックスも可愛いチライは、特に人気が出ました。今後、再登場が待たれますね。