2023年7月31日更新

【ネタバレ】海外ドラマ「24」全シリーズのあらすじを黒幕とともに紹介

このページにはプロモーションが含まれています
24レガシー、ドラマ

AD

海外ドラマ「24」全シーズンの黒幕を明かす

アメリカで2001年からテレビ放送が始まったドラマシリーズ「24 -TWENTY FOUR-」。キーファー・サザーランド演じるジャック・バウアー捜査官が人気を博し、1話1時間/1シーズン24話で進行するリアルタイム・サスペンスのスタイルが支持され、世界中で広く長く視聴されたドラマとなりました。 2010年にシーズン8までが放送され、ジャック・バウアーを主人公としたシリーズは一旦終了。2017年には新キャストで新たなシリーズ『24:レガシー』が製作されています。 この記事では、本シリーズを各シーズンごとにネタバレありのあらすじで振り返り、それぞれに登場した黒幕についても明かしていきます。

シーズン1のあらすじ【ネタバレ注意】

黒人大統領候補デイビッド・パーマー暗殺計画を阻止せよ!

テロ対策ユニット(CTU)ロサンゼルス支局に、アメリカ初の黒人大統領候補デイビッド・パーマー議員が暗殺されるという情報が入り、チーフのジャック・バウアー捜査官とともに主要メンバーたちが召集を受けます。 同時にジャックはCTUの内通者捜査という極秘命令も受け、さらに娘キムと妻テリーの誘拐事件も発生。誘拐犯に脅されたジャックはパーマー暗殺計画に協力する羽目に。一方パーマー議員の息子が起こした過去の殺人が政治スキャンダルとなり、公表したいパーマーと隠したい妻シェリーとの間でも争いが勃発します。

誘拐犯と暗殺計画の黒幕は、ユーゴスラビアのミロシェビッチ大統領の影武者だったビクター・ドレーゼン暗殺作戦に関与したパーマー議員とジャックを狙ったアンドレとアレクシス・ドレーゼンの兄弟。父ビクターへの攻撃で妹と母を巻き込んで死なせた二人への復讐計画でした。 しかし実はビクターは秘密の収容所で生き延びていました。ドレーゼン兄弟の本当の目的は、父を奪還することだったのです。さらにCTUに保護されていたテリーが殺害され、CTUスタッフでジャックと恋仲だったニーナが内通者と明らかになります。

AD

シーズン2のあらすじ【ネタバレ注意】

ジャックがCTUに復帰!ロサンゼルスで起こる核爆弾テロを阻止せよ

シーズン1で妻テリーを失ったジャックはCTUを休職し、娘キムとも離れて一人失意の日々を送っていました。パーマー議員はアメリカ初の黒人大統領となっていましたが、休暇中に「ロサンゼルスで核爆弾を爆破させる」というテロ情報が届きます。 パーマー大統領からの要請を受けてCTUに復職したジャックは、このテロ事件には彼が以前潜入していたテロ組織が絡んでいることを知り、爆弾を発見。しかし実際の狙いはCTUであり、多数の死者を出してしまいます。

しかもこのテロを計画したのはニーナだと判明。彼女に主犯ファヒーンの居所を吐かせ、捕らえることに成功しますが、さらにNSA(国土安全保障局)の特殊部隊に襲われます。CTUの調査で彼らを手引きしていたのは中東3国だとされますが、ジャックはそれが偽造だと突き止めました。 この事件の黒幕は、アメリカに原油産出国3国を攻撃させて石油高騰を狙う中東の石油王キングスレーでした。ジャックが突き止めた真実によってパーマーは中東3国への攻撃を中止させますが、プレスコット副大統領がパーマーを陥れて攻撃を決定。キングスレーの自白を引き出したジャックと復職したパーマー大統領によって攻撃は中止され、危機は回避されました。

AD

シーズン3のあらすじ【ネタバレ注意】

ジャック、麻薬カルテル潜入で麻薬中毒に陥る!バイオテロを阻止せよ

CTUに正式に復職したジャックは、3か月前の麻薬カルテル潜入捜査でヘロイン中毒に陥っていました。そんな中、ロサンゼルス保健局前にウィルスに侵された遺体が放置され、麻薬カルテルのボスのラモン・サラザールを解放しなければ致死性の高いウィルスをばらまくというテロ予告が。

このテロを計画したのは、ラモンの弟ヘクター。実はウィルス押収のために麻薬カルテルに潜入したジャックに唆された計画でした。ジャックは自分が逮捕したサラザールを、ウィルス押収のために脱獄させてウィルスを買わせようとしますが、武器商人アマドールが偽ウィルスに仕掛けた爆弾でサラザールは爆死します。 アマドールの裏にいたのは、バイオテロの首謀者サンダース。ジャックとドレーゼン暗殺計画に参加したイギリスの元工作員で、自分を見捨てたアメリカ政府への復讐を画策していたのです。サンダースはアマドールから買ったウィルスを、ロサンゼルスのホテルで散布してバイオテロを決行します。 さらにアメリカ各都市でのバイオテロを企んでいたサンダースですが、CTUに娘ジェーンを人質に取られて計画を断念。ウィルスの偽競売でサンダースを裏切っていたアマドールは粛清され、サンダースはバイオテロで死亡したCTU職員ガエルの妻に射殺されます。事件は解決しますが、ジャックは麻薬中毒を指摘され、CTUを解雇されてしまいます。

AD

シーズン4のあらすじ【ネタバレ注意】

連続で起きる時間差多発テロに備えよ!原発テロの恐怖

バイオテロから1年3か月、国防長官の特別補佐官となったジャックは長官代理としてCTUに出向いた際、列車爆破テロの情報を聞きつけます。テロリストの尋問から本当の狙いが国防長官と知りますが、長官と娘はすでに誘拐されていました。 捜査のためCTUに復帰したジャックは長官の救出に成功しますが、原発の遠隔制御装置がテロリストの手に渡っており、原発テロが勃発。住民に避難命令が発令される中、ジャックはテロリストの隠れ家を突き止めて原発のメルトダウンを回避します。

しかしこの多発テロの首謀者マルワンは逃走し、核発射コード入手のため次の狙いをエアフォースワンに定めます。大統領代理となったパーマー元大統領は、テロ関与が疑われる中国の核開発技術者リーの確保をジャックに命じますが、中国領事館内で総領事が流れ弾で死亡する事態に。 ロサンゼルスに発射された核ミサイルは空軍に撃墜され、マルワンはジャックとの銃撃戦の末、飛び降り自殺を図りました。しかし総領事の件で中国政府に身柄引き渡しを求められ、中国への情報流出を恐れたローガン新政権に命を狙われていることを知ったジャックは、死を偽装して姿を消すことになります。

シーズン5のあらすじ【ネタバレ注意】

パーマー元大統領暗殺!神経ガスによるテロを防げ

フランク・フリンと名乗り、原油採掘業をして身を隠していたジャックに、パーマー元大統領暗殺の一報が入ります。なんとジャックにその暗殺の容疑がかけられていました。捜査のため空港へ向かうと、空港占拠事件が発生し、CTUと連携してテロリストを撃破します。 その後CTUに連行されたジャックでしたが、ローガン政権の大統領補佐官カミングスがパーマー暗殺の黒幕であることがわかり、CTUに復職することに。そこへ神経ガスによる大規模テロの計画が発覚します。

しかもその計画の首謀者は、ジャックのCTUでの元上司ヘンダーソンでした。空港占拠と神経ガステロの実行犯はロシアの独立派組織リーダーであるビエルコでしたが、裏で操っていたのはヘンダーソンであり、パーマー暗殺を企てたのも彼でした。神経ガスはCTUに散布され、多くの犠牲者を出します。 ところが実は、すべての黒幕はローガン大統領だったということが判明。さらにビエルコが核弾頭を積んだ潜水艦を強奪し、新たなテロを目論みます。ビエルコとヘンダーソンを潜水艦で仕留め、核ミサイル発射を阻止したジャックは、ローガン大統領が関与した証拠も手に入れました。しかし中国側にジャックの生存がバレてしまい、連れ去られてしまいます。

AD

シーズン6のあらすじ【ネタバレ注意】

ジャック帰国!連続自爆テロ&小型核爆弾テロを阻止せよ

連続して起こる自爆テロの恐怖で、アメリカでは中東系市民への警戒が高まっていました。そんな中、アメリカと中国の政府間交渉によりジャックが帰国を果たします。その理由は、ジャックをテログループのリーダー・アサドと交換することでした。

しかし本当のテロ首謀者はアサドの右腕だったファイエドであり、アサドはテロを防ごうとしていたことが判明。ジャックは脱走して、前大統領の弟であるウェイン・パーマーに知らせ、アサドには協力を求めます。そして元ソ連将軍グレデンコがファイエドに小型核爆弾を横流しし、ジャックの父フィリップもテロに関与していることがわかりました。 ファイエドの目的は弟の仇であるジャックを殺し、アサドをアメリカ政府に殺させること。さらにグレデンコと組んで、核爆弾テロを各地で起こそうとしていました。ロシア領事館を襲撃してグレデンコを拘束したジャックは、彼を囮にしてファイエドも確保し、核爆弾テロを阻止します。 そんな時、死んだはずの元恋人のオードリーが中国で拘束されていることを知り、工作員チェンと核の制御回路との交換をします。CTUの介入でオードリーは無事保護しますが、チェンは次にジャックの甥ジョシュを連れ去ります。チェンの手先となっていたフィリップをジョシュが射殺し、CTUとともにチェン確保とジョシュ保護に至りました。

AD

シーズン7のあらすじ【ネタバレ注意】

CTUが解体?!インフラジャックと生物ガステロを止めろ

シーズン6の最後にオードリーと別れ、一人放浪の旅に出ていたジャック。アフリカのサンガラに滞在していたところで、CTUに関する聴問会のためアメリカに帰国します。ジャック不在の間にCTUは解体されていました。しかしそこで、FBIからテロ捜査の協力を依頼されます。

テロの首謀者はアメリカが軍事介入しているサンガラのジュマ将軍で、その右腕のデュバク大佐が全米の通信交通網などインフラを乗っ取る計画を実行していました。目的はアメリカの軍事介入を止めること。なんと死んだはずのCTUの元同僚トニー・アルメイダが生きており、テロ組織に潜入していました。 CTU解体後もブキャナンやクロエとともに独自に捜査しており、ジャックも協力して潜入することに。デュバク確保には成功しますが、今度はジェマ将軍がホワイトハウス襲撃し、娘を人質にされたテイラー大統領は投降してしまいます。ブキャナンが犠牲になり、テイラー大統領は無事奪還しますが、さらに民間軍事会社スタークウッドからジェマ将軍が生物兵器を購入する情報を得ます。 生物兵器を奪還する際、ウィルスに感染してしまったジャック。しかしトニーが実はテロ組織側だとわかり、病の体を押して現場に出ます。トニーの本当の目的は、妻ミシェルを殺した黒幕のアラン・ウィルソンを殺害することでした。FBIの突入でトニーは本懐を遂げず確保され、ジャックは昏睡状態に陥ってしまいます。

AD

シーズン8のあらすじ【ネタバレ注意】

引退したジャックが新CTUに!中東和平協定に絡む核兵器テロを防げ

娘キムの幹細胞治療によって一命を取り留めたジャックは無事回復。捜査官を引退し、娘夫婦と過ごしていました。しかしそこへジャックの馴染みの情報屋が現れ、テイラー大統領が進める中東和平協定締結を阻止するため、カミスタン共和国のハッサン大統領暗殺計画があることを知らせます。 CTUは新体制となっており、ジャックは再び捜査に加わることに。ハッサン大統領を避難させますが、テロリストの襲撃を受けます。ここに高濃縮ウランを持つロシアンマフィアが絡んでいることが判明し、テロリストはハッサン大統領を差し出さねば核攻撃すると脅迫してきました。

ハッサン大統領は自ら投降しますが、救出は間に合わず殺害されてしまいます。カミスタンの反体制テロリストと取引していた黒幕はロシア政府で、裏にはローガンとロシア大統領スワロフがいました。恋人のルネがロシア側に殺されたこともあり、スワロフ大統領を独断で狙撃しようとしますが、戦争を危惧したクロエが止めに入りました。 ロシアと繋がりのあるローガンの口車に乗り、ロシアのテロ関与を知りつつも和平交渉に固執して計画に加担していたテイラー大統領。しかしジャックの娘キムへの遺言の映像を見て改心し、調印式ですべての陰謀を暴露して、暗殺命令が出ていたジャックに逃亡の時間を作りました。ジャックはクロエにキムを頼むと告げ、姿を消したのでした。

AD

「24 レガシー」のあらすじ【ネタバレ注意】

元特殊部隊の軍人エリック・カーターがCTUに加入!中東のテロリストと戦う

陸軍特殊部隊所属の軍人エリック・カーターは、イエメンでの作戦でテロリストのハリードを殺害して帰国。しかし殺害されたハリードの息子ジャダラたちテロリストが特殊部隊の隊員とその家族たちを標的にしていることを知って、戦うことを決意します。 妻ニコールを兄アイザックに預け、CTUの元局長レベッカ・イングラムを頼ったエリック。ジャダラのアジトへ突入したCTUでしたが、あと一歩のところでジャダラたちは逃亡。しかもジャダラの部下がニコールとアイザックを誘拐してしまいます。そんな中、政府からアジト空爆の許可が下り、エリックたちは絶体絶命に。

銃撃戦の中、辛うじて爆撃を避けたエリックは生き残ったジャダラを拘束しました。危険人物ナセリの逃亡を知ったエリックは追いますが、ナセリはCTUに侵入し、爆発を起こしてジャダラを奪還します。実はジャダラの父ハリードは生きて地下に潜伏しており、ナセリはジャダラの資質を確かめるためにハリードが送り込んだ男でした。

レベッカとエリックは、レベッカの夫ジョンを誘拐したジャダラから連絡を受け、指示された場所へ向かいます。レベッカが時間を稼ぐ中、エリックはジャダラを撃ちますが、レベッカはハリードとナセリに連れ去られてしまいました。 レベッカを公開処刑から救うため、ナセリの娘を探し出したエリック。ナセリに娘が生きていることを伝え、レベッカの解放を要求すると、ナセリは公開処刑前にレベッカを助けました。しかしナセリはハリードに撃たれ、レベッカは処刑前に自殺を図っていたこともあり、ジョンに看取られて亡くなります。 すべてが終わった後、エリックはニコールの元に帰りますが、穏やかな生活より戦いを望む自分を再認識し、CTUに加入することを告げるのでした。

AD

スリル満点のリアルタイム・サスペンス「24」をぜひ体験してみて!

どのシーズンも迫力&スリル満点の状況と展開で、観る者をグイグイ引っ張っていく「24 -TWENTY FOUR-」シリーズ。一度見始めたら、とても途中では止められません! 一度全部観たという方も、もう一度またシーズンを振り返りつつ、再度鑑賞してみるもの楽しみの一つ。登場人物も多く、見逃した部分も忘れているところもあるかもしれません。この機会にぜひ全シリーズ、どっぷり浸かってみてはいかがでしょうか?