結婚が描かれているおすすめアニメ作品を紹介!どのヒロインと結ばれる?
アニメの結婚シーンに幸せをおすそ分けしてもらおう
アニメの中には、メインカップルたちが結婚まで至る作品や、結婚をきっかけに物語が動き出す作品があります。今回はそんな結婚を描く作品をテーマに、有名アニメ・人気アニメをピックアップしました。生涯を誓い合う深い愛に触れられる作品を観たい。そんなときにおすすめのタイトルばかりです。 また後半では、アニメに登場する意外性のある夫婦を紹介しています。カップルごとに、夫婦の愛のあり方も様々であることが感じられるはずです。
『CLANNAD -クラナド-』
Key制作の泣きゲーを原作に、京都アニメーションが手掛けたアニメ『CLANNAD -クラナド-』。第1期では、主人公の岡崎朋也とヒロインの古河渚が出会い、学校での様々な出来事を通して2人の心が通い合っていく様子が描かれます。 第2期の『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』は、朋也の高校卒業後の物語。第1期で恋人となった2人が、家族になります。子供も授かり、ハッピーエンドになるかと思いきや、大きな悲しみが朋也を待ち構えることに。 友情や夫婦愛、親子愛など、学生同士の恋愛だけに収まらない壮大なスケールの愛が描かれる作品です。
『五等分の花嫁』
『五等分の花嫁』は春場ねぎによる漫画を原作としたアニメ。2019年に1期が放送され、第2期の制作も決定しています。 勉強のできる上杉風太郎は、借金返済のため同級生で大富豪の娘である中野家の5つ子の家庭教師をすることに。一花・二乃・三玖・四葉・五月という性格もバラバラな彼女たちに振り回されながらも、次第に信頼関係を築いていきます。 物語冒頭は、風太郎は結婚式を控えているシーンからスタート。回想という形で、結婚相手との出会いを振り返っていきます。その相手は5つ子のうちの誰かなのですが、それはまだ明らかになっていません。誰と結ばれるのか、最後に分かるつくりの作品です。
『瀬戸の花嫁』
『瀬戸の花嫁』は木村太彦による漫画を原作としたラブコメアニメです。2007年に放送されました。 自分を助けてくれた人魚・瀬戸燦と結婚をすることになった中学生の満潮永澄。ところが、相手は瀬戸内魚類連合瀬戸組組長の娘という立場の女の子でした。永澄は、彼女との結婚を機に、瀬戸内組の組合員ら燦をとりまく人々によって様々なドタバタに巻き込まれていくことに。 結婚から始まる任侠風ラブコメという、めずらしい設定の作品。平凡だった中学生が、荒波にもまれながら人間としてもひと回り成長していく姿にも注目したい内容です。
『めぞん一刻』
『めぞん一刻』は、高橋留美子作品のひとつ。1986年から88年にかけて放送され、1980年代を代表するラブコメ作品に数えられます。 時計坂という街に建つ「一刻館」に住む主人公の浪人生・五代裕作。彼は、そこに管理人としてやってきた未亡人の音無響子に一目惚れしてしまい……。「一刻館」に入居する非常識で型破りな住人たちとの賑やかな日常を描きながら、2人のゆっくりとした恋模様が描かれていきます。 お人好しで押しの弱い五代と、亡き夫への操から新たな恋に踏み出せない響子。2人の間で繰り広げられるもどかしい関係性が、高橋留美子らしいテンポのよさで楽しめる作品です。
『D.C. 〜ダ・カーポ〜』
『D.C. 〜ダ・カーポ〜』はゲームを原作としたアニメで、2003年に放送されました。アニメでは、主人公・朝倉純一と、義理の妹である朝倉音夢のルートがメインで描かれています。 初音島という枯れない桜の木がある不思議な島を舞台に繰り広げられる、ファンタジー要素のある純愛ストーリーが特徴的な作品です。主人公は魔法が使えたり、周りの人々の見た夢を強制的に見せられてしまう能力を持っていたりします。 ストーリーが進むと同時に、不思議な現象の謎が少しずつ明かされていくことに。そのなかで、ヒロインと心通わせていく様子が丁寧に描かれていきます。
よく考えると意外(?)なアニメキャラ夫婦
アニメを観ていると、登場時は結ばれるようには見えなかったキャラクター同士が、その後結婚していることがあります。 ここでは、意外性に着目して、いくつかのカップルを選出。ネタバレを知らない人にとっては「その2人が結婚するんだ」と、思わずびっくりしてしまう夫婦を紹介します。
孫悟空×チチ
『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空は、当初一般的な常識にも欠けており、結婚といった世俗的なことにも興味がなさそうなキャラクターでした。ところが、成人後には牛魔王の娘・チチと結婚し、2児の父親にもなっています。 また同じく地球に暮らす戦闘民族のベジータも、登場時のプライドが高く一匹狼な性格からは想像しにくいものの、ブルマと家庭を持ちました。 バトル作品ゆえに、各夫婦のなれそめなどはあまり詳しく描写されていません。ですが、悟空もベジータもそれぞれのやり方で妻や子供たちへの愛情を注いでいると感じられるシーンもあります。戦士としてだけでなく、夫や父としての表情もぜひ注目してほしいポイントです。
うずまきナルト×日向ヒナタ
『NARUTO』の主人公・うずまきナルトを、序盤からひっそりと慕っていたおとなしい女の子・日向ヒナタ。彼女は目立った出番はそう多くなかったものの、中盤以降、ナルトにとって心の支えとなっていきました。 とくに日向ネジの死の直後、心が折れそうになっているナルトの手を取り、立ち直らせたシーンは印象的です。そして、劇場版『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』では、2人の愛の物語が描かれました。 ナルトには長年片思いの相手・春野サクラがいたため、途中からヒナタと距離を縮めていくことに驚く視聴者もいたほど。『BORUTO』ではナルトとヒナタの息子・うずまきボルトを主人公にした物語が展開されています。
フグ田マスオ×サザエ
国民的アニメ『サザエさん』に登場するフグ田マスオ・サザエ夫婦は、同作を観たことがある人なら誰でも知っている夫婦でしょう。 2人が夫婦ということ自体は意外ではありませんが、ここではマスオさんの夫としてのスペックに注目しました。アニメでは、早稲田大学商学部卒で現在は海山商事で働くサラリーマンです。役職は係長。28歳にして管理職についており、社内でも将来を有望されていることがわかります。 マスオさんにとっては義両親にあたる、サザエさんの両親と同居しており、仲も良好。カツオやワカメからも慕われる、優しい性格をしています。結婚後の生活スタイルも多様化している今日ですが、義両親と同居している夫としては、理想的な振る舞いができる人物といえるかもしれません。
アニメのカップルから学ぶ理想の結婚
結婚という切り口からおすすめアニメやカップルを紹介しました。 フィクションの世界なので、アニメのような出会いや馴れ初めは、そうそう現実では起こらないかもしれません。ですが、作品を通じて感じる幸せな気持ちや、結婚への憧れなどは、視聴者の心になにかおおきなものを残してくれるはず。 アニメのなかに、自分の理想となる結婚を見出してみるのもいいかもしれません。