2020年2月7日更新

「小説家になろう」発のおすすめアニメ10選【設定が秀逸でおもしろい!】

Re:ゼロから始める異世界生活 2018年カレンダー

「小説家になろう」から続々と生まれているヒット小説とヒットアニメ。ここでは「なろう」発のおすすめアニメタイトル10本を厳選して紹介します。設定の違いや作品のテイストなどを参考に、お気に入りの作品を見つける参考にしてみてください。

目次

そもそも「なろう小説」とは?人気のアニメ化作品多数の一大カテゴリー

小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿された作品を原作に書籍化・アニメ化された作品を、この記事では総称して「なろう小説」としています。 サイト内で人気が高いのは、異世界転生ものやファンタジー冒険譚、MMORPGなどゲームを題材にしたもの、ハーレムものなど。サイトへの投稿自体はジャンルの制限があるわけではないので、なかには推理ものや恋愛小説といったジャンルの作品ももちろんあります。 ジャンルの王道系ストーリーから、あえて王道の設定を逆手に取った“アンチテンプレ”ものも人気。このサイトからシリーズ1000万部以上を売り上げるタイトルも生まれており、アニメ化されたものも話題となる傾向があります。 今回は10作品を紹介!他にももっとたくさん面白い作品があるのはもちろんですが、特におすすめの人気作品ばかりです。

1.『Re:ゼロから始める異世界生活』

「リゼロ」こと『Re:ゼロから始める異世界生活』は、長月達平による小説を原作にアニメ化した作品。2016年に第1期が放送、2019年と2019年にOVAが発表され、2020年4月からアニメ第2期が放送されます。 コンビニ帰りの引きこもり高校生ナツキ・スバルが部屋着姿で異世界に召喚されることから物語がスタート。召喚と同時に主人公に与えられがちなチート的な能力はなく、彼に与えられたのは死んだら巻き戻る“死に戻り”の力のみ。 死ぬ痛みを伴うこのタイムリープ能力を使いながら、守りたい人たちの死の運命を変えるべく、スバルが奮闘していきます。主人公だからといって物事をうまく進められるわけではなく、悲痛な叫びを上げながらもがいていく姿が印象的な作品。

2.『この素晴らしい世界に祝福を!』

暁なつめによる『この素晴らしい世界に祝福を!』は、2016年にアニメ化された作品。通称「このすば」。書籍化の際に「小説家になろう」からは削除されています。 不慮の事故で死んでしまったひきこもり高校生のカズマが、異世界に冒険者として転生する物語。運だけが取り柄の平凡な冒険者となったカズマのもとには、トラブルばかりを巻き起こすメンバーたちが集まってきて……。 日々、彼女たちが持ち込む厄介事を押し付けられ、嫌な顔をしながらも最後は仲間のためにあれこれ奮闘する姿をコミカルに描いていきます。 カズマをはじめ、アクアやめぐみん、ダクネスといったメインキャラクターたちはいずれもどこか残念なところがあるキャラ。個性の強いキャラが生き生きとしているのが特徴の作品です。

3.『ログ・ホライズン』

『ログ・ホライズン』は橙乃ままれによる小説を原作に2013年、2014年にアニメ化された作品。2020年にファン待望の第3シーズンの放送も決定しています。 人気MMORPG「エルダー・テイル」をプレイしていた主人公シロエは、ある日ゲームと酷似した異世界に立っていることに気が付きます。現実世界のプレイヤーが数十万人規模でこの異世界に冒険者として飛ばされていることに気がついたシロエ。彼は、この世界から現実に戻る方法や、異世界の秩序を守るために仲間たちと奔走していくことに。 戦闘シーンもあるものの、集団転生によって生まれる社会の歪みや異世界にもともと住んでいた人々との関係性などに焦点を当てている点が特徴的です。

4.『魔法科高校の劣等生』

佐島勤による『魔法科高校の劣等生』は、「小説家になろう」で一時期PV累計ランキング1位を独占していた人気作品。2014年にアニメ化、2020年にアニメ2期が放送予定です。 魔法と呼ばれる超能力が、国家間の関係性に大きく関わるほど重要な位置づけにある世界を舞台に、しがらみを背負って生きる劣等生の兄と優等生の妹を描く物語。2人が通う国立魔法大学付属第一高校の生徒たちや、主人公・司波兄妹の関わる十師族、他国の陰謀などが絡み合っていく重厚なストーリーが特徴です。 劣等生というレッテルを貼られて入学するものの、その実、圧倒的な力を持っている主人公・司波達也の活躍が爽快な点も、本作の見どころといえます。

5.『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』

『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』は愛七ひろによる異世界転移もの。オンラインゲームの下請けプログラマーが過酷な“デスマーチ”進行中、仮眠から目を覚ますとゲームの世界に……。 レベル1で途方にくれている主人公・サトゥーはひょんなことから最強の強さと財宝を手に入れます。転生そうそうにこれらを手に入れた彼がとった行動は、なんと異世界観光。旅の途中で増えていく仲間とともに、この世界の各地を見て回るのでした。 本作は異世界ものらしいバトルも描かれますが、あくまでメインは異世界観光という珍しい作品。アラサープログラマーが、15歳の冒険者としてどんな風にこの世界を感じていくのか。一緒に旅しているような感覚が楽しめます。

6.『転生したらスライムだった件』

『転生したらスライムだった件』は伏瀬による作品。本作はシリーズ累計発行部数1000万部を突破する人気シリーズで、2018年にアニメ1期、2020年にアニメ2期が予定されています。 大手ゼネコンで働くサラリーマン・三上悟が通り魔に刺されて死に、スライムとして転生するところから始まります。“捕食者”と“大賢者”というユニークスキルを持った彼は、洞窟の中でヴェルドラという巨大な竜に出会い、リムルという名前をつけてもらうのでした。 スライムのリムルとして、やがて様々な種族たちと関わり、その名を異世界に轟かせていきます。最強スライムの冒険譚が、個性豊かな種族・キャラクターたちとともに描かれていく作品です。

7.『盾の勇者の成り上がり』

『盾の勇者の成り上がり』はアネコユサギによる小説。2019年にアニメ化され大きな注目を集めている作品です。 主人公の岩谷尚文は、ある日メルロマルクという異世界に盾の勇者として召喚されます。しかし、彼を待っていたのは勇者としての扱いではなく、裏切りと冤罪、国民からの信用も財産もすべて失うという過酷な運命でした。 絶望した尚文は奴隷のラフタリアを買い、彼女とともに元の世界に戻るためにも、この世界の“波”と呼ばれる大災害に立ち向かっていくことに。 序盤はとくに主人公がどん底まで絶望する鬱展開が続く、異色の作品。タイトルにもあるように、そこから成り上がっていく様子が本作の見どころです。

8.『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』

本好きの下克上

『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』は香月美夜による異世界転生ものの作品。2019年にアニメ第1期が放送され、2020年に第2期放送が予定されています。 主人公は病的な本の虫である女性・本須麗乃。彼女は念願の司書となる夢が叶う直前に死んでしまい、異世界に転生。そこでは、彼女は病に冒された病弱な5歳の女の子・マインだったのです。本どころか文字すらないに等しい世界で、彼女は司書になるため、あらゆる知識を駆使して奔走していくことに。 主人公が幼い虚弱体質な女の子ということで、異世界転生ものながらバトルがない珍しい作品。前世である現代日本の技術や知識を総動員していく姿が痛快で、同時に紙の本を手に取りたくなる内容でもあります。

9.『異世界チート魔術師』

『異世界チート魔術師』は内田健による作品で、2019年にはアニメ化もされました。主人公は高校生の西村太一と吾妻凛。2人はある日突然、異世界に転移してしまいます。 異世界で生きていくために2人は冒険者になることに。魔力の検査を受けた結果、太一は未知の属性を持ち、一方で凛は四大属性すべての素質を持っていることが明らかに。2人は魔術師レミーアのもとで修行をしながら、この世界で生き抜く術を身に着けていくのでした。 異世界でチート魔力を手にした普通の高校生2人の活躍を描く本作。王道のバトルファンタジーを楽しみたい人におすすめです。

10.『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』

夕蜜柑による「防振り」こと『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』は、VRMMOをプレイする女の子・本条楓を主人公としたほのぼのとしたバトルファンタジー。2020年にアニメ化されました。 ゲーム初心者の楓は友人にすすめられたVRMMO「NewWorld Online」をプレイするところから物語はスタート。彼女は、痛いのは嫌だからという理由で人気のない大盾を選び、ステータスポイントもすべて防御力に割り振っていきました。その結果、無敵の防御力を手に入れた彼女は、本人も思わぬところでゲーム内で注目されるプレイヤーに。 運営によるスキル調整が入ったり、友人と一緒にギルドを組んだりしながら、ゲームの世界を楽しむ楓の姿が生き生きと描かれているのが魅力の作品です。

王道からアンチテンプレまで楽しめる「小説家になろう」発アニメ!

「小説家になろう」からアニメ化された人気作10タイトルを紹介しました。いずれも原作小説以外に、コミカライズやスピンオフ小説、新作アニメ制作決定と各メディアで話題となっている作品です。ひとくちに「なろう」発アニメといっても、その内容はさまざま。設定や作風の違い、各作品の工夫などを比べながら視聴してみるのも、おすすめの楽しみ方です。