2020年4月3日更新

直木賞受賞作『ホテルローヤル』映画化!『百円の恋』監督が手掛ける期待作のキャストやあらすじが気になる

『ホテルローヤル』原作
©桜木紫乃/集英社 ©2020 映画「ホテルローヤル」製作委員会

桜木紫乃による直木賞受賞尺『ホテルローヤル』の映画化が発表されました。監督は『百円の恋』などで知られる武正晴。この記事では、期待高まる本作の原作やあらすじ、スタッフなどについて紹介します!

目次

直木賞受賞作『ホテルローヤル』映画化決定!気になるあらすじや監督は?

桜木紫乃による直木賞受賞作『ホテルローヤル』の映画化が発表されました。北国のラブホテルを舞台に、「非日常」を求める人々を切なくも瑞々しいタッチで描いた原作は、いったいどのように映像化されるのでしょうか。 今回は、原作のあらすじや映画版のスタッフ、さらに、原作者と監督から本作に寄せられたコメントを紹介します。

原作小説『ホテルローヤル』とは?

『ホテルローヤル』原作
©桜木紫乃/集英社 ©2020 映画「ホテルローヤル」製作委員会

原作は2013年に第149回直木賞を受賞し、電子書籍も含めて累計発行部数85万部を超える桜木紫乃の代表作。発売元の集英社で“ここ5年で発売した中で最も売れた”単行本・電子書籍としても知られ、今なお性別を超えて多くの読者を獲得しています。 桜木紫乃による小説の映画化は、2015年の『起終点駅 ターミナル』につづいて2作目となりました。

『ホテルローヤル』のあらすじ

原作は、北海道の湿原に立つラブホテルを舞台に、現在から過去へ時間軸を遡り、ホテルの盛衰とそこを訪れる人々の生と性を、切なくも瑞々しいタッチで描いた七編からなる連作小説です。 映画では、原作の持つ静謐な魅力をそのままに、ホテルの経営者家族の一人娘・雅代を中心に物語が展開。閉塞感のある日常を離れ、ホテルローヤルの扉をひらく男と女、問題を抱える経営者家族や従業員、それぞれの人生模様が繊細に綴られます。

監督は『百円の恋』『全裸監督』の武正晴 脚本は「わた定」の清水友佳子

本作のメガホンをとったのは、『百円の恋』(2014年)で日本アカデミー賞やブルーリボン賞など数々の映画賞を総なめにした武正晴。同作は、第88回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品としてもエントリーされました。 また、2019年には話題を読んだNetflixオリジナル映画『全裸監督』でも、総監督を務めています。 彼は今回の『ホテルローヤル』映画化について、「桜木紫乃さんの名作を映画化できるとお話しをいただき5年。ようやく映画が完成でき、ホッとしている。」としたうえで、桜木はシナリオに自由を与えてくれたとも語りました。 さらに「この原作に惚れ込んだ素晴らしいキャストとスタッフが集結して挑んでくれた。僕の敬愛する啄木が、さいはてと呼んだ土地での仕事を僕は一生忘れないだろう。釧路、札幌、北海道の土地のおかげで、唯一無二の映画が創れたと自画自賛している。」と自信をのぞかせています。 脚本を担当した清水友佳子は、2017年のドラマ『リバース』で、第93回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞・最優秀作品賞などを受賞。2019年にはドラマ『わたし、定時で帰ります。』の脚本を担当し、2020年放送予定のNHK朝の連続テレビ小説『エール』でも共同脚本を務めています。

キャストはいったい誰?

監督のコメントによると、映画『ホテルローヤル』はすでに完成しているようです。しかし、キャストについては2020年4月現在、一切明かされていません。 原作の内容から、俳優陣にも文字どおり体当たりの演技が求められたと予想されますが、いったい誰が出演しているのでししょうか?『百円の恋』でその演技が絶賛された安藤サクラや、『全裸監督』の主演を務めた山田孝之などの出演を期待してしまいますが、今後の公式発表に注目です! 映画『ホテルローヤル』は、2020年冬、TOHOシネマズ日比谷ほかで全国ロードショーとなります。