2020年5月18日更新

山を舞台にしたおすすめドラマ4選 作品によって山並みが見せる表情は様々!

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山ドラマ サムネイル

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壮大な山並みを舞台にしたおすすめドラマを紹介

山ドラマと一口に言っても、作品によって山の表情は様々です。事故現場として、挑戦の場として、そして癒しの場として。訪れた人の感情や想いを写す鏡のように、表情を変えていきます。 そんな山に触れ、変化していく登場人物たちを描いたドラマ4作品を紹介!他のドラマでは出会えない体験を、ぜひ味わってみてください。

1.『サマーレスキュー〜天空の診療所〜』(2012年)

標高2,500メートルの診療所で、向井理が医療の原点に触れる

2012年にTBS系列の日曜劇場枠で放送された『サマーレスキュー〜天空の診療所〜』。向井理演じるエリート医師が、山の診療所で医療の原点に触れるヒューマンドラマです。 大学病院で働く将来有望なエリート外科医・速水は、上司に命じられ夏の間だけ山の診療所に出向くことに。自分の腕にプライドを持っていた速水でしたが、これまで頼ってきた最新機器やシステムがない環境の中で挫折を味わい、そこで出会う人々との交流を経て医療の原点に気づいていきます。 標高2,500メートルという壮大な舞台で繰り広げられるヒューマンドラマに心を揺さぶられ、そして普段あまり触れることのない山岳医療の在り方に直面させられるドラマです。

2.『氷壁』(2006年)

登山事故をきっかけに人間の本質が暴かれるサスペンスドラマ

井上靖の同名小説を原作として、2006年にNHKの土曜ドラマ枠で放送された『氷壁』。登山中に起きた滑落事故をきっかけに、事故に関わる人々の思惑が交錯していくサスペンスドラマです。 世界第2位の高さを誇る山「K2」の制覇を目指していたトップ・クライマーの奥寺と北沢は、その途中で滑落事故に遭い、北沢は命を落としてしまいます。事故の原因をめぐってスポーツメーカーと法廷で争うことになった奥寺は、家族や亡き友、そして愛する人の想いに揺られ苦悩していくのでした。 当時20代の玉木宏が主役を務めたほか、石坂浩二や高橋克実、吹石一恵など豪華な面々が脇を固めていて見ごたえのあるドラマとなっています。

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3.『マークスの山』(2010年)

謎の連続殺人事件が、山岳親子心中事件に繋がっていく

直木賞を受賞した高村薫の同名小説を原作として、2010年にWOWOWの連続ドラマW枠で放送された『マークスの山』。謎の連続殺人事件が、やがて過去の心中事件に繋がっていくミステリードラマです。 警視庁捜査一課の合田は連続殺人事件の捜査を進めようとしますが、上層部からの圧力を受け捜査が難航してしまいます。そんな中、捜査線上に浮上したマークスと名乗る謎の青年。マークスとは何者なのか?何が目的なのか?やがて合田は、この事件の複雑な背景を知ることになるのです。 骨太なストーリーや豪華な出演陣が話題となり、放送後にはWOWOWの視聴者数を更新するほどになった本作。1995年に映画化もされているため、ドラマと観比べてみるのもいいかもしれません。

4.『山女日記〜女たちは頂を目指して〜』(2016年)

登山ガイドの成長を通して描かれる、癒しの山ドラマ

湊かなえの同名小説を原作として、2016年にNHK BSのプレミアムドラマ枠で放送された『山女日記〜女たちは頂を目指して〜』。登山ガイドの主人公を通して、山の魅力、そして人との繋がりを描いたヒューマンドラマです。 会社員を辞め登山ガイドになった柚月は、登山客たちが悩みや問題を抱えていることを知り、彼らと向き合うようになります。そしてガイドとして成長しながら、柚月自身も過去の自分と向き合い、新たな人生へと歩み始めるのでした。 主演の工藤夕貴は実際に登山を趣味に持っているため、山との距離感がどこかリアルで、登山への興味が搔き立てられます。人との繋がりが描かれていると同時に、自然との接し方も丁寧に描かれていて癒される山ドラマです。

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作品によって異なる顔をのぞかせる山の魅力

紹介した作品はヒューマンドラマ、サスペンス、ミステリー、とそれぞれジャンルが異なるため、山の魅力を様々な形で体験できます。 4作品のうち3作品は原作となる小説もあり、ドラマの鑑賞前後に読むと作品の世界観をより深く知ることができるのでおすすめです!