2020年5月25日更新

船が舞台のおすすめ映画7選!船上シーンが印象的な映画も紹介【洋画&邦画】

『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』
© Buena Vista Pictures/zetaimage

広大な海を渡る船の旅。アドベンチャーやロマンスなど船で起きる様々なドラマを描いた船上が舞台の名作映画を紹介します。さらに、船が登場するシーンが印象的な映画も厳選しました。

目次

実は名作だらけ!船が登場するおすすめ映画を厳選して紹介

果てしない海を渡る船の旅は、非日常的でロマンがありますよね。映画においても豪華客船でのロマンス、海賊船で冒険するアドベンチャー、船上での事故に見舞われたパニック作品などジャンルを問わず船を舞台にした名作が数多く製作されています。 この記事では船が登場するおすすめの映画を紹介。記事前半では船上が舞台の名作映画を、後半ではciatrが厳選した船のシーンが印象的な映画を紹介していきます。

『タイタニック』(1997年)

実話を元にしたラブロマンス映画の金字塔

『タイタニック』
©Paramount Pictures

1912年に起こったタイタニック号沈没事故に着想を得たラブロマンス大作。ジェームズ・キャメロンが監督・脚本を担当し、同監督の『アバター』に記録を塗り替えられるまで、全世界興行収入1位に君臨していた名作です。 ニューヨークに向けて出港した豪華客船タイタニック号。親が決めた結婚相手と乗船していた令嬢のローズは、アメリカでの成功を夢見て心を躍らせる画家志望の少年ジャックと運命の出会いを果たしました。2人が身分の差を超えて激しく惹かれ合っている間に、タイタニック号は巨大な氷山に衝突し、沈まないはずの豪華客船は沈没していきます。 ジェームズ・キャメロン監督は、本作のために5年かけてリサーチを行いました。今も深海に眠るタイタニック号の撮影や、実際の設計図をもとに実物大のレプリカを製作し、撮影が行われました。壮大なスケールで美しくも儚い悲劇を描き、映画史に燦然と輝く名作です。

「パイレーツオブカリビアン」シリーズ(2003年〜)

海賊映画といえばこれ!大航海アドベンチャーシリーズ

ディズニーのアトラクション「カリブの海賊」を元に製作され、世界中で大ヒットを記録した人気シリーズ。ジョニー・デップ演じる伝説の海賊ジャック・スパロウをはじめとする、魅力的なキャラクターたちの冒険が壮大なスケールで描かれます。 キャラクターたちに負けず劣らず魅力的なのが、個性豊かな船の数々。ジャック・スパロウが船長のブラックパール号と、2作目から登場するデイヴィ・ジョーンズ率いる幽霊船フライング・ダッチマン号は、本物の船をモデルにして製作されたものです。海賊船だけではなくイギリス海軍の船も登場します。 2020年までに全5作品が制作され、6作目はリブート作品になると報じられています。次は一体どんな冒険の旅を見せてくれるのか、これからも目が離せません。

『海の上のピアニスト』(1998年)

船と共に生きた伝説のピアニストの一生

『海の上のピアニスト』
©FINE LINE/zetaimage

船の上で生まれ、その生涯を閉じるまで一度も船から降りることのなかった天才ピアニストの人生を描いたイタリアの映画。名作『ニューシネマ・パラダイス』を手掛けたジュゼッペ・トルナトーレが監督を務めました。 豪華客船ヴァージニアン号の機関師ダニーは船に置き去りにされた赤ん坊を発見。1900と名付けられた赤ん坊はダニーによって大事に育てられますが、ダニーは事故で亡き人となってしまいます。1900はダニーの葬式で流れた音楽に魅了され、ピアノの才能を開花させていきます。 本作で登場するヴァージニアン号は実際に存在し、タイタニック号が沈没した際には最後の無線を受けました。撮影に使われた船は、貨物船を改造して制作されたもの。船と共に生きた主人公の人生を、美しい音楽と共に描いた作品となっています。

『スピード2』(1997年)

豪華客船が止まらない!アクションムービーの第2弾

キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが主演のアクション映画『スピード』の続編。本作ではサンドラ・ブロック演じるアニーが主人公です。 SWAT隊員のアニーは恋人で警察官のアレックスとカリブ海を渡る豪華客船クルーズに参加。3億ドル以上のダイヤモンドが持ちよられるジュエリー・コンベンションも同時に開催される予定が、このダイヤモンドを狙って船の操縦プログラムを設計した男が船を乗っ取ってしまいます。 客船に爆弾が仕掛けられたり、油送船に激突させられそうになったりと、緊迫のストーリーが展開。観光地に船が突っ込むシーンは船や街並みのレプリカを使用して撮影し、アクションシーンのほとんどを役者が実際に演じるなど、リアリティを追求した作品です。

『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年)

豪華客船が真っ逆さま!パニック映画のパイオニア

『ポセイドン・アドベンチャー』
© Twentieth Century Fox/Photofest/zetaimage

転覆した豪華客船でのサバイバルを描き、パニック映画の先駆けとなった作品。同年公開の『ゴッドファーザー』と並ぶ大ヒットとなりました。 豪華客船ポセイドン号と大晦日を祝っていた乗客たちを大津波が襲い、船は転覆。逆さになった船の中に残された生存者たちは、パニックに陥ります。そんな中、主人公の牧師スコットは他の生存者たちを率いて脱出を試みるというストーリー。 まだCGのない時代に製作された本作は、全て実写で撮影されています。当時の特撮技術を駆使しているものの、上下逆さの船や転覆シーン、大量の水は全て実写で迫力満点。転覆前の船のシーンはイギリスの名船クイーンメリー号で撮影されました。人物描写も丁寧で、生死をかけた状況で繰り広げられる人間ドラマに胸が熱くなります。

『名探偵コナン 水平線上の陰謀』(2005年)

豪華客船で起こる事件に「眠りの小五郎」が目を覚ます?

劇場版「名探偵コナン」シリーズ9作目。終始豪華客船を舞台に物語が進んでいき、クルーザーも登場します。海上保安庁やクルーザー社の協力を得て製作されました。 豪華客船アフロディーテ号の処女航海に招待されたコナンたち。かくれんぼをして遊んでいる間に園子が何者かにさらわれてしまいます。コナンの推理で園子は無事見つかったものの、今度は殺人事件が発生し……。 本作では、いつもは空回りすることが多い毛利小五郎が大活躍。彼ならではの推理やアクションで、犯人を追い詰めるシーンが大きな見どころです。ダイナミックな映像と船という密室で起こる本格的なミステリーが楽しめます。

『空母いぶき』(2019年)

国の平和のために戦う軍事エンターテインメント

空母いぶき ポスター
(C)かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/「空母いぶき」フィルムパートナーズ

かわぐちかいじの人気コミック作品を映画化した作品。航空機搭載型護衛隊「いぶき」と乗員をメインに、国を守るための戦いを描いています。キャストには西島秀俊、佐々木蔵之介といった日本を代表する役者陣が集結。 舞台は近い未来の日本。日本の領土である波留間群島初島が、謎の武装集団に占領されてしまいます。そこで出動を命じられたのは、自衛隊初の航空機搭載型護衛隊「いぶき」をはじめとする第5護衛隊群。現場に向かった彼らは、敵からのミサイル攻撃を受け、戦闘を余儀なくされます。 手に汗握る護衛艦の戦闘シーンはCGで表現され、艦内のセットも豪華。「もしも日本が攻撃を受けたら?」というフィクションですが、任務にあたる自衛官だけではなく政府関係者、マスコミ、一般市民にもスポットが当てられ、様々な視点で描かれているのでリアリティがあります。

ciatr厳選!船のシーンが印象的な映画

ここからは、「船上が舞台ではないが、船のシーンが印象的な映画」を紹介していきます。 船の上で繰り広げられるミュージカルシーン、ロマンチックなシーン、アクションシーンなど、作品をよりいっそう盛り上げる印象的なシーンが登場する作品を見ていきましょう。

『崖の上のポニョ』(2008年)

海辺の町で起こる愛と冒険の物語

ポニョ
© Photofest/zetaimage

人魚姫をモチーフとし、舞台を現代の日本に移して製作されたスタジオジブリによる長編アニメーション映画。 さかなのポニョは宗介を好きになり、人間になって宗介と一緒にいたいと願うようになりました。父フジモトが大切に管理していた「命の水」の力で人間の姿になったポニョは、宗介の元へと向かいます。しかしポニョが魔法の力を得たことによって嵐が巻き起こり、宗介たちのいる町は海にのまれてしまい……。 舞台となるのは広島県福島市にある鞆の浦をモデルとした港町。宗介のポンポン船や、宗介の父が船長を務める貨物船など、様々な船が登場します。CGなしの手書きアニメーションで描かれる船と、まるで生き物のように躍動感のある海の情景が見どころです。

『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』(2018年)

船の上で歌って踊る!人気ミュージカル映画の続編

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー
(C)Universal Pictures

全編ABBAの名曲で彩られた大ヒットミュージカル映画の続編。前作に引き続きメリル・ストリープ、アマンダ・サイフリッドらが出演しています。新たなキャストにリリー・ジェームズ、シェールが加わりました。 ギリシャのカロカイリ島で、母との約束であったホテルのリニューアルを完成させたソフィは記念パーティの準備に勤しんでいました。しかし、夫との間にはすれ違いが生じ、さらに妊娠が発覚。一方で若き日のソフィの母・ドナがソフィの父親たちと出会い、カロカイリ島で出産することになった経緯が明らかに。ABBAの名曲とともに母と娘の愛が描かれます。 若き日のドナがクルーズ船で過ごすロマンチックなシーンが印象的。また、名曲「ダンシング・クイーン」が流れるシーンでは、ソフィの3人のお父さんが船に乗り歌って踊りながら登場します。美しい風景と心躍る音楽に思わず笑顔になってしまうこと間違いなしです。

『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)

冒頭から繰り広げられるボートチェイスに釘付け

長きにわたって世界中の人から愛されている「007」シリーズの第19作目。5代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナンの出演作です。 石油王の大金奪還任務に成功したジェームズ・ボンド。しかしその大金には爆弾が仕掛けられており、石油王は爆発に巻き込まれ死亡。事件の真犯人がテロリストのレナードであると睨んだボンドは次に狙われる可能性の高い、石油王の娘であるエレクトラの警護に付きます。 タイトルロールまでのシーンがシリーズ最長となっている本作。その冒頭のシーンで、ロンドンのテムズ川でボンドと暗殺者のボートチェイスが繰り広げられます。ボンドが乗る「Qボート」は、武器の開発を担当するQが製作したボート。潜水可能、魚雷やジェットエンジンなどが搭載され、迫力のアクションシーンを展開します。

『麗しのサブリナ』(1954年)

永遠のアイコン、オードリー・ヘプバーン主演のおしゃれなロマンティック・コメディ

オードリー・ヘプバーン主演のロマンティック・コメディ。ファッションに大きな影響を与えた作品としても知られています。劇中でオードリー・ヘプバーンが着用した八部丈の細身なパンツはトレンドとなり、役名にちなんで「サブリナパンツ」と呼ばれるようになりました。 大富豪ララビー家の運転手の娘サブリナは、ララビー家の次男デイヴィッドに恋心を抱いていました。しかし身分違いの恋は叶わず、サブリナはパリに留学。2年後、見違えるほど美しくなって帰国したサブリナを巡るデイヴィッドと、その兄ライナスとの三角関係が描かれます。 ボートや客船が登場する本作で特に印象的な船のシーンは、映画のラスト。船に乗ってパリへと旅立つサブリナを追いかけてきたのはーー。最後に結ばれるのは兄ライナスか、それとも弟のデイヴィッドか。恋の三角関係の行方は、ぜひその目で確かめてみてください。

『バーフバリ 王の凱旋』(2017年)

愛の力で船が空を飛ぶ?世界中で話題を呼んだ伝説的インド映画

インド国内の興行収入歴代1位を記録した2部構成作品の2作目にして完結篇。全世界で大旋風を巻き起こし、世界興行収入は300億円を突破しました。日本国内でも人気を博し、「絶叫上映」が開催されるなど、大きな話題を呼んだ超大作です。 王位継承を託された伝説の英雄アマレンドラ・バーフバリは、統治国を視察中にクンタラ王国の姫デーヴァセーナと恋に落ちます。その裏で王の座を狙い、彼を陥れようと企むバラーラデーヴァ。そしてついに悲劇が起こってしまいました。25年の月日が経ち、バーフバリの息子・シヴドゥが因縁に決着をつけるべく、戦いに挑みます。 船が登場するのは、バーフバリとデーヴァセーナがマヒシュマティ王国に向かうシーン。白鳥の形をした船の上で繰り広げられる煌びやかな歌とダンスはインド映画ならでは。さらに船は本物の白鳥のように空を舞い、ロマンチックに映画を盛りあげます。

船が登場する映画を見て、船旅気分を楽しもう

船が登場する映画というと限定的な印象がありますが、実は数多くの作品が存在します。今回紹介した作品でも、船の上で巻き起こるドラマや世界中を航海しているような気分を堪能できます。 多彩なジャンルや異なるロケーションが魅力の「船映画」。ぜひ船旅をするように映画を楽しんでみてください。