2019年5月16日更新

「パイレーツ・オブ・カリビアン」全シリーズのあらすじを順番にネタバレ解説!【キャスト・6作目の最新情報も】

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これまで5作が公開されている「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ。この記事ではこれまでのシリーズのあらすじ・主要キャスト・ネタバレをまとめてご紹介します!さらには気になる続編、第6作に関する最新情報もお届け!

「パイレーツ・オブ・カリビアン」全シリーズを徹底解説!ネタバレ注意

「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」に着想を受けて製作された実写映画シリーズです。 2003年に『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』が公開。その後、次々に続編が製作されるたびにヒットを重ね、大人気映画シリーズへと成長しました。そして、2017年には5作目となる『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が公開されています。 本シリーズはジョニー・デップ演じる主人公の海賊ジャック・スパロウ、オーランド・ブルーム演じるウィル・ターナー、キーラ・ナイトレイ演じる貴族の娘から海賊へと転身を遂げたエリザベス・スワンなど人気キャラクターが支えてきました。 この記事では本シリーズを映画が公開された順番に、あらすじ・キャストなどをまるっと紹介。各作品のネタバレもしているので、未鑑賞の方はご注意ください。記事後半では続編となる第6作目の最新情報もお届けします!

シリーズ第1作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』

2003年公開

パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第一作。18世紀のカリブ海の港町ポートロイヤルが舞台です。総督の娘エリザベスは、子供の頃ウィルからもらった黄金のメダルを大切に持っていました。2人はお互いに恋心を抱くも、身分違いの恋のために表には出さないでいたのです。

そんなある日、極悪非道な海賊バルボッサがポートロイヤルを襲います。バルボッサの目当ては自らの体にかかった呪いを解くカギとなる“黄金のメダル”。メダルごと誘拐されたエリザベスを助けるために、ウィルはバルボッサの過去を知る一匹狼のジャック・スパロウと協力し、バルボッサを追いかけます。

港町を治める提督の娘、エリザベスは、幼い頃海賊に襲われた少年ウィルからもらった金のメダルを大切に持っていました。 実はそのメダルはアステカの金貨と呼ばれる財宝。かつてそのメダルを盗んだことで呪いにかかり、不死の体となった海賊バルボッサがメダルを奪うためにエリザベスを襲います。 今は鍛冶屋で働きつつ、エリザベスに秘めた好意を寄せていたウィル。彼女が海賊に襲われたことを知り、投獄中の海賊ジャック・スパロウの力を借りて救出に向かいます。ジャックには、バルボッサに船を乗っ取られた過去があったため、ウィルの誘いは都合がよかったのです。そして、エリザベスを奪還し、バルボッサにも復讐を果たすことに成功します。 港町に戻り、再び投獄され絞首刑になりかけるジャック。ウィルはジャックを助けようとしますが、すぐにエリザベスの父の総督に発見されてしまいます。ウィル自身も逮捕されそうになりますが、エリザベスがウィルへの想いを打ち明けます。総督は渋々二人の仲を許すことに。 そしてジャックも再び海賊船ブラックパール号の船長に戻り旅立って行くのでした。

シリーズ第2作『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

2006年公開

前作から3年後。海賊ジャック・スパロウを逃したエリザベスとウィルは逮捕されてしまいますが、東インド貿易会社のベケット卿に、ジャック・スパロウの持つ“北をさしていないコンパス”を渡せば助けるといわれます。

一方、やっとブラックパール号を取り戻したジャックは、別の船に乗り働き続けなければならないという、13年前のデイヴィ・ジョーンズとの血の契約の期限が迫っていることを知ります。自由を取り戻したいジャックとウィルとエリザベスの3人の冒険が新たに始まります。

デイヴィ・ジョーンズは昔、海の女神であるカリプソに恋をし、その証に自身の心臓をえぐり出して宝箱に収めたのでした。契約を破棄するため、ジャックはその宝箱を開けることができる鍵をデイヴィから奪う必要があったのです。 ジャックの元にたどり着いたウィルはその話を聞き、デイヴィ率いるフライング・ダッチマン号に船員として乗り込みます。そしてデイヴィの蛸の足のような口ひげの間に隠された鍵を手に入れることに成功します。 ウィル、そしてジャックと合流したエリザベス、かつてのエリザベスの婚約者ノリントンは、デイヴィの心臓が入った箱が隠されたクルーセル島にやってきます。そこでジャックは心臓を手に入れますが、デイヴィの手先であるクラーケンに襲われ、エリザベスはジャックを囮にして逃げてしまいます。 無事に港街に戻ったものの、ジャックを見殺しにしたことを後悔しはじめるエリザベス。彼を救うことを決意し、預言者ティアを訪ねます。そこでなぜか、目にしたのは前作でジャックに倒されたはずのバルボッサだったのです。

シリーズ第3作『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』

2007年公開

2007年後悔のシリーズ3作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』は前作のラストから続く物語です。

デイヴィ・ジョーンズの力を手に入れたベケット卿が、その力を使ってカリブ海にいる海賊たちを葬っていました。次々と処刑していくベケット卿がとらえた1人の少年が、処刑場である歌を歌います。その歌は、9人の伝説の海賊たちを呼び寄せる招集の歌だったのです。

海賊たちが生き残るには、伝説の海賊たちが9人集結するしかありませんが、伝説の海賊の一人であるジャック・スパロウはクラーケンに飲み込まれていました。ジャックを救出するため、ウィルは世界の果てへ向かいます。

クラーケンに食べられてしまったジャックを助けるため、エリザベスは預言者ティアと彼女が蘇らせたバルボッサと行動を共にすることに。そして、伝説の海賊サオ・フェンからの地図を手に入れ死後の世界へと向かい、無事にジャックを救出します。 次なるバルボッサの狙いは、伝説の海賊船長たちによる評議会を開き、そこでティアの体に封じ込められた海の女神カリプソを復活させ、東インド会社を倒すことでした。しかし評議会メンバーの一人であるサオがベケットに殺されてしまい、亡くなる直前サオは船長の座をエリザベスに託します。 サオの代わりに評議会に参加したエリザベスは、海賊船長たちの代表となり、カリプソを解放します。自由になったカリプソは嵐を起こし、その中でジャックはデイヴィの心臓を見つけて刺しますが、その直前にデイヴィはウィルの脇腹を刺していました。 ウィルは命を落とす代わりにフライング・ダッチマン号の新しい船長になることを選択。代償として10年に一度しか陸に上がれない体になってしまいます。 今やお互いに海賊の身となったウィルとエリザベスは、10年後の再会を約束し、別れを告げるのでした。

シリーズ第4作『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』

2011年公開

2011年公開のシリーズ4作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』。3作目まで監督を担当していたゴア・ヴァービンスキーからロブ・マーシャルへとバトンタッチされ、それまでヒロインだったエリザベスに代わり、かつてジャックの恋人だった女海賊アンジェリカがヒロインとして登場する作品です。

話は英国王ジョージ2世が、永遠の命を手にすることができるという生命の泉の情報を手にする場面から始まります。

生命の泉までの地図を持っているのはジャック。相棒ギブスと旅をしていたジャックは、ロンドンで捕らえられ、ジョージ2世から生命の泉を探すよう命じられます。そして同行するように言われた相手は、なぜか英国に忠誠を誓っていたバルボッサでした。

ジャックは命令を断り、ロンドン中を逃亡しますが、その中で自分の名前を使って仲間を集めている海賊がいる事を耳にします。その海賊の正体は、かつてジャックの恋人だった女海賊アンジェリカでした。アンジェリカの手下に吹き矢で眠らされるジャック。 目覚めた場所は史上最悪の海賊黒ひげが船長の船、アン女王の復讐号でした。実はアンジェリカは黒ひげの娘だったのです。死期が近いと予言された黒ひげは、生命の泉を探していました。生命の泉での延命の儀式には、2つの銀の聖杯が必要です。 聖杯の一つには生命の泉の水を、もう一つには水と人魚の涙を入れ、2人の人間がそれぞれを飲み干します。そして、涙の入った聖杯を飲んだ人間が、水だけの聖杯を飲んだ人間の寿命を受け継ぐ事ができるのでした。 一方、バルボッサはギブスを連れて泉を目指していました。実はバルボッサは黒ひげと交戦した際に船と自らの足を失って義足となっており、その復讐の為だけに英国軍に加担していたのでした。 黒ひげとバルボッサ率いる英国軍は泉周辺で鉢合わせし、戦いが始まります。その中でバルボッサが毒を塗った剣で黒ひげを刺し、助けようとしたアンジェリカもまた毒を受けてしまいます。 黒ひげは娘を犠牲にして助かろうと、人魚の涙のはいった聖杯を飲もうとします。しかしジャックが聖杯を入れ替えていた為、黒ひげは水だけの聖杯を飲み、かわりに涙の入った聖杯を飲んだアンジェリカが助かります。 バルボッサは復讐を果たす事に成功し、英国軍を捨て、アン女王の復讐号の船長となって旅立って行きました。

シリーズ第5作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』

2017年公開

シリーズ第5作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』。本作の監督はヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドリムという2人の監督が担当。 今回ジャックの敵となるのは、「海の死神」の異名をもつサラザールという、海賊を忌み嫌う非情の海賊ハンター。サラザールは魔の三角形域にとらわれていましたが、そこから脱出し、長年抱いていたジャックへの復讐の念を果たそうとします。サラザールを阻止する為には、”最後の海賊”だけが持つことができる秘宝”ポセイドンの槍”が必要です。「ポセイドンの槍」には全ての呪いを解く力が宿っていました。 ジャックのかつての仲間で、エリザベスの夫・ウィルはシリーズ3作目で10年に一度しか陸に上がれない呪いにかかってしまいましたが、彼の息子ヘンリーは立派な水兵に成長していました。そして、父の呪いを解く為に同じく「ポセイドンの槍」を探していたのです。

槍を求めてヘンリーは、英国植民地セント・マーティン島にたどり着きます。そこで魔女の疑いをかけられた、美しい天文学者カリーナに出会います。彼女はガリレオ・ガリレイが残した日記を持っており、そこには槍に辿りつく方法が記されていました。カリーナを囮に英国軍から逃げ切ったジャックですが、それと引き換えにカリーナは英国軍に捕らえられてしまいます。 さらに酒のためにジャックが手放したコンパスによって、魔の三角水域に閉じ込められていたサラザールは解放されてしまいます。その後、ジャックは再び英国軍に捕まり、そこでヘンリーこそがウィルとエリザベスの子どもであると知るのです。ジャックとカリーナはヘンリーによって救出され、同じ「ポセイドンの槍」を見つける目的を掲げ、大海原へ旅立ちます。 一方、ヘクター・バルボッサはサラザールが復活したと知り、海の魔女・シャンサに会いに行き、彼女の持っていたコンパスを手に入れます。バルボッサは自らが支配している海がサラザールに支配されないよう彼と交渉し、ジャックを捕らえるため2人は協力することに。 コンパスの力でジャックたちを見つけ出したバルボッサ。ジャックを捕らえ、ポイセドンの槍の在処までの案内を仰ぎます。一行はガリレオの日記に記された島に着き、カリーナが光りが消えていた場所に赤い宝石をはめ込むと、海が二つに割れポセイドンの槍が現れました。 ヘンリーとカリーナは槍を粉々にすることで、海の呪いを解けると確信していました。そこへサラザールが現れ、槍を掴んでジャックを殺そうとします。槍はジャックに刺さりましたが、ヘンリーによって粉々に。海が元に戻る中、バルボッサはカリーナの手を取ります。バルボッサの腕に彫られた星座が見えた時、カリーナは彼こそが自分の父であることを知るのでした。そしてバルボッサは自分の身を挺してサラザールたちと海の底に消えていったのでした。 ポイセドンの槍がなくなったことで、ウィルは呪いは解け、ヘンリーのもとへ向かいます。そこにエリザベスもやってきて、家族は無事再会を果たすのでした。

シリーズ第6作目はリブート作品?続編に関する最新情報

2017年に公開された「最後の海賊」は邦題こそ“最後の”ですが、原題は「Dead Men Tell No Tales」で「死人に口なし」という意味のため、5作目がシリーズ最後の作品ではないと言われていました。 ディズニーは、ジャック・スパロウを演じるジョニー・デップのギャラが高騰していることなどを考慮し、第6作目をリブート企画(キャストや設定を一新して新たに作り直す作品)として進めていました。 しかし、新作の脚本に起用されていた『デッドプール』のレット・リースとポール・ワーニックが、2019年に入って企画から離脱することが米メディアDeadlineによって伝えられたのです。 Deadlineによれば、ディズニーはリブート企画を進めるために新たな脚本家を選定中という噂もあれば、企画自体白紙に戻し、シリーズは5作で完結させるという声もあると言います。何はともあれ、公式からの続報に注目したいところです。

映画に登場するメインキャラクターとキャスト

ジャック・スパロウ:ジョニー・デップ

お酒と女性が大好きな一匹狼の海賊ジャック・スパロウ。 この役を演じるのは、作品ごとに様々な表情を見せるカメレオン俳優のジョニー・デップです。個性的な役も多く、『シザーハンズ』のエドワード役、『アリス・イン・ワンダーランド』マッドハンターなどを演じています。 ジョニーは文献などを読み、本作のパフォーマンスにも反映させていたと言います。また、「自身の掟に忠実な、現代のロックスターのような」イメージをもって演じたそうです。

ウィル・ターナー:オーランド・ブルーム

第1作から第3作までのメインキャスト。海賊の息子と知らずに幼少期を過ごし、エリザベス・スワンに恋心を抱いています。エリザベス救出の過程で、ジャック・スパロウと徐々に固い絆を結んでいきました。

この役を演じるのは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで、エルフ族のレゴラスを演じ、世界的ブレイクを果たしたオーランド・ブルーム。

『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』や『ホビット』シリーズなど様々な作品に出演し精力的活動しています。

エリザベス・スワン:キーラ・ナイトレイ

第1作目から3作目までのメインヒロイン。高貴な身ながらも、鍛冶屋の青年ウィルに恋をしてしまいます。活発で自立心の強い女性です。

この役を演じるのは『プライドと偏見』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたキーラ・ナイトレイ。彼女は両親が芸能関係だったこともあり幼い頃から女優活動を開始。2014年には映画『はじまりのうた』で美しい歌声を披露しました。

ヘクター・バルボッサ:ジェフリー・ラッシュ

カスピ海の王として知られている伝説の海賊。かつては、ジャック・スパロウが船長を務めていたブラックパール号の船員でした。

この役を演じるのは、『シャイン』のピアニスト役でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェフリー・ラッシュ。娯楽作品・文芸作品などジャンルにかかわらず多くの作品に出演し、幅広い役柄を演じてきました。

シリーズに登場するその他のキャスト

ジョシャミー・ギブス:ケヴィン・マクナリー

ジャック・スパロウの右腕的存在の航海士。ジャックは絶対の信頼を置いており、物語においては、海の伝説を多く知っている解説役でもあります。

演じるのはイギリスの俳優で40年以上の芸歴を持つベテランのケヴィン・マクナリー。『推理作家ポー 最後の5日間』や、『ワルキューレ』などに出演しています。

ジェームズ・ノリントン:ジャック・ダヴェンポート

エリザベスに求婚する海軍士官。ウィルと三角関係になるものの、士官らしい潔さを持ち、身を引いたり、自分の行いに後悔するなど人間らしい一面を持っています。

この役を演じるのは、TVドラマシリーズ『This Life』で一躍人気者になったジャック・ダヴェンポート。イギリス英語の発音の良さと声が魅力的な俳優です。

ウェザビー・スワン:ジョナサン・プライス

エリザベスの父親でポートロイヤルの総督です。おてんばな娘にいつもやきもきさせられています。

スワン総督を演じるには、『未来世紀ブラジル』や『G.Iジョー』に出演しているジョナサン・プライス。ブロードウェイ出身で、トニー賞をはじめ舞台の各賞を総なめにする実力の持ち主です。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは新たな航海に出れるのか?

2019年5月現在、シリーズ最新作として期待されている6作目は、脚本家が離脱したことによって制作がストップしている状況です。 ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウを中心に、個性豊かなキャラクターが盛り上げてきた本シリーズ。ディズニーはリブート企画を再スタートし、新たな航海に出ることができるのでしょうか?ファンとしては、主人公が変わってもシリーズは続いて欲しいですね。