2020年6月9日更新

大阪が舞台のおすすめドラマ10選!気になるロケ地も紹介

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大阪が舞台のドラマ(サムネ)

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大阪が舞台のおすすめドラマを紹介!

活気にあふれた商人の町・大阪。そんな大阪の人々は人情に厚く、他の町では決して描けない物語を紡いでいきます。 また、大阪ならではの言葉遣いやギャグも私たちの心をつかむ要素のひとつ。ついつい笑顔になってしまう作品が多いのも、大阪という町の魅力がなせるワザです! この記事では、そんな大阪を舞台にしたおすすめドラマを紹介していきます。

『ふたりっ子』(1996年)

社会現象を巻き起こした大ヒット朝ドラ

NHK連続テレビ小説にて放送され、最高視聴率31.9%を記録した大人気ドラマ『ふたりっ子』。双子のヒロインの半生を描いた、ほのぼの系ドラマです。 幼少期のヒロインを演じたのは三倉茉奈・佳奈姉妹。デビュー作ながら、存在感のある演技で人気を博しました。 香子と麗子は双子でありながら、まったく正反対の性格。問題児の姉・香子と真面目でがんばり屋の麗子は、家族や周りの人の温かさに触れながら健やかに成長していきます。2人は時に悩みながら、それぞれの道を模索し、未来を切り開いていくのです。 大きな愛情に包まれながら、たくましく成長していく2人。その姿に勇気をもらえる名作ドラマです。幼少期のマナカナの可愛らしい演技にも大注目ですよ!

『カーネーション』(2011年)

あの有名ファッションデザイナー3姉妹の母

世界的に有名なファッションデザイナーであるコシノ3姉妹。彼女たちを女手一つで育て上げた母・小篠綾子の生涯を、実話に基づいて描いたドラマ『カーネーション』。 NHK連続テレビ小説として放送されたこの作品は、国内放送界で最高の栄誉とされているギャラクシー賞を受賞。それだけでなく、各界の著名人からも数々の賞賛の声があがり、「朝ドラ史上最高傑作」と評されるほどでした。 舞台は大正時代の大阪。呉服店の娘として生まれた糸子(尾野真千子)は、やんちゃで男勝りな性格。彼女はある日、偶然通りかかったパッチ屋(だんじり祭りの男性用股引を製造・販売するお店)で、初めてミシンを目にします。衝撃を受けた糸子は学校を中退し、父親の反対を押し切りファッションの道へ進むことを決意しました。 強く生きていく女性の姿に、勇気をもらえる作品です。

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『まんぷく』(2018年)

妻の支えで夫はインスタントラーメンを発明

NHK大阪放送局制作の連続テレビ小説『まんぷく』。新しいものを生み出しながら、懸命に生き抜いた夫婦の半生を描いた作品です。 作品のモデルとなっているのは、インスタントラーメンを開発した日清食品の創業者・安藤百福と、その妻の仁子。ドラマは2人の手記や、関係者へのインタビューを基に制作されました。 安藤サクラ演じる主人公・今井福子は、食べることが大好きな女性。福子は姉の結婚式で発明家・立花萬平と運命の出会いを果たします。やがて2人は夫婦になり、試行錯誤を繰り返しながら、国民に愛されるインスタントラーメンを創り出していくのです。 美味しそうにラーメンをすする安藤サクラの表情にも、ぜひ注目してご覧ください!

『ホームレス中学生』(2008年)

人気お笑い芸人の過酷で陽気な少年時代

お笑いコンビ・麒麟の田村裕の実話小説を原作としたドラマ『ホームレス中学生』。貧乏で、ちょっと特殊な家庭に育った田村少年は、なんと中学生にしてホームレスに!波瀾万丈な運命に翻弄される少年の姿をコミカルに描いた本作は、幅広い年齢層から支持されています。 原作小説は200万部を超える大ヒットを記録。ドラマ化だけでなく映画化・漫画化もされており、大ブームを巻き起こしました。 明るくお調子者の中学生・裕は、ある日父親から「家族の解散」を言い渡されます。衝撃を受け路頭に迷った彼は、なんと公園で暮らしていくことを決意!食べ物もなく、頼れる人もいないーー。そんな状況で、裕はどう生きていくのでしょうか。

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『夫婦善哉』(2013年)

「本当の夫婦」になるのは簡単じゃない

『夫婦善哉』は織田作之助の同名小説を原作とし、NHK土曜ドラマ枠で放送された作品です。舞台は大正から昭和にかけての大阪。一組の男女が、時間をかけて「本当の夫婦」になるまでが描かれています。 NHK大阪放送局の放送開始60周年記念作品として制作され、ギャラクシー賞を受賞するなど、各方面から高い評価を受けた本作。主人公の夫婦を演じたのは、共に実力派俳優として知られる森山未来と尾野真千子。少しずつ距離を縮めていく男女の姿を、繊細かつリアルに演じています。 主人公の維康柳吉は、老舗化粧品問屋の若旦那。妻子持ちの彼は、ある日人気芸者の蝶子と出会い、お互いに惹かれ合っていきます。一筋縄では行かない男女の、命をかけた愛の物語です。

『新・ミナミの帝王』(2010年)

大阪のヤミ金業者が見た人間の本性

関西テレビ制作でフジテレビ系列にて放送されたドラマ『新・ミナミの帝王』。長年にわたり新作が作られ続け、男性からの圧倒的な支持を集めている人気ドラマです。 主人公である金貸しの萬田銀次郎を演じているのは、お笑い芸人の千原ジュニア。その強面を活かし、迫力のある演技を見せています。 萬田は、「ミナミの鬼」として恐れられている高利貸し。そんな彼に弟子入りを志願したのは、元チンピラで現フリーターの坂上竜一(大東俊介)でした。銀次郎と竜一は大阪に潜む社会の闇と対峙し、戦っていきますが……。 お金を通して見えてくる人間の本性。男性の憧れが詰まった、社会派ヒューマンドラマです。

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『セトウツミ』(2017年)

ただしゃべるだけ。それも青春

此元和津也による同名コミックを原作としたドラマ『セトウツミ』。テレビ東京系ドラマ25枠で放送され、若者を中心に人気を博しました。 主人公はやんちゃで天然ボケの瀬戸と、メガネをかけたクールな内海。2人は毎日のように川辺に集まり、関西弁でたわいもない話を続けます。彼らの何気ない会話はまるで漫才のようで、ついクスッと笑ってしまいます。 瀬戸と内海を演じるのは、共に人気急上昇中の若手イケメン俳優・葉山奨之と高杉真宙。2人が見せる絶妙なバランスが、なんとも癖になります。 想定外のボケを繰り出す瀬戸と、冴え渡るツッコミの内海。2人の高校生らしい姿に、癒されること間違いなしのドラマです!

大阪へ聖地巡礼!あの人気ドラマのロケ地は?

大阪が舞台の作品のファンなら、ぜひロケ地にも行ってみたいもの。 ここでは、大阪でロケ撮影された人気ドラマと、そのロケ地を紹介します。お気に入りのドラマのロケ地に足を運んでみては?

『半沢直樹』(2013年)

「倍返しだ!」でおなじみの大ヒットドラマ

TBS系日曜劇場枠で放送され、社会現象にもなった大人気ドラマ『半沢直樹』。ドラマ内では数々の名台詞も生まれ、マネした人も多いのではないでしょうか? 本作は、大手銀行を舞台に繰り広げられる、醜い派閥争いの中でもがく男たちを描いた社会派作品。原作は人気小説家・池井戸潤の同名小説です。

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阪急梅田ビル

主人公である半沢(堺雅人)が勤めている東京中央銀行大阪西支店の外観として使用されていたのが、阪急梅田ビル。ドラマのオープニングで毎回大きく映し出されたため、印象に残っている人も多いことでしょう。 大阪梅田の中心に位置しておりアクセスが良いため、観光でも立ち寄りやすい場所です。

ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋

なんとも個性的な名前のこちらの歩道橋。この歩道橋では、半沢がカバンを持って走るシーンが度々撮影されました。 阪急梅田ビルの目の前に位置しているので、この歩道橋からビルを見上げてみるのもおすすめ。

ヒルトンプラザウエスト6階のグランカフェ

大阪駅からすぐの場所に位置しているヒルトンプラザウエスト。その6階にあるのが撮影に使用されたグランカフェです。 このカフェでは、半沢とその同僚である渡真利忍(及川光博)が話をしているシーンの撮影が行われました。

梅田スカイビル空中庭園展望台

半沢が勤める東京中央銀行大阪西支店の屋上として使われたのが、梅田スカイビル空中庭園展望台。この場所では、彼が部下と話をするシーンなどが撮影されました。 ヒルトンプラザウエストの出入り口から真正面を見上げると、展望台の様子を外からも見ることができます。

『白い巨塔』(2003年)

大学病院の権力闘争を描いた名作

フジテレビ開局45周年記念作品として制作されたドラマ『白い巨塔』。視聴率は毎回20%を超え、大きな社会現象を巻き起こした社会派医療ドラマです。 唐沢寿明演じる主人公・財前五郎は天才的なオペの技術を持つ医者。そのため彼は、自信家で実力主義な一面を持っています。「患者を助けたい」というまっすぐな思いで医者を志した財前でしたが、病院での内部抗争や権力争いに次第に飲み込まれていき……。地位や権力について考えさせられる名作です。

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北新地

本作のロケ地として使用されたのが、大阪北新地。ドラマの撮影はほとんどが東京や神奈川で行われましたが、財前の通うクラブがある町の風景には北新地が選ばれました。 彼の行きつけのクラブは「アラジン」。クラブのママ役を黒木瞳が演じています。

『マッサン』(2014年)

ウイスキーづくりに燃える夫を支えるのはスコットランド人の妻

『マッサン』はNHK連続テレビ小説にて放送され、朝ドラ初の外国人ヒロインの起用が話題となった作品。スコットランド人の女性と造り酒屋の跡取り息子が紡ぐ、心温まるラブストーリーです。 作品の舞台は大正時代。酒屋の跡取り息子である亀山政春(玉山鉄二)はウイスキー造りを学ぶため、スコットランドへ留学することに。彼はそこでエリーという女性に出会い、やがて夫婦となりました。彼らは日本でのウイスキー造りに情熱を燃やしていきます。 エリーは政春のことを「マッサン」と呼び、その可愛らしい姿が人気となりました。

住吉大社

『マッサン』のロケ地である住吉大社は、地元の人から「すみよっさん」と呼ばれ古くから親しまれてきた人気スポット。住吉大社では、二人でお参りをするシーンや荷物を引いて歩くシーンなど様々な撮影が行われました。 その中でもとくに印象的なのは、橋の上でマッサンとエリーが仲直りするシーン。ロマンチックな風景に、思わずキュンとしてしまいますよ!

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大阪でなければ描けなかったドラマがある

人情味のあふれる町・大阪を舞台にした物語は、他の町では描くことのできなかった作品ばかり。ミナミの金貸しや、世間話に明け暮れる高校生など、どのキャラクターも個性的で深く印象に残ります。 そんな大阪が舞台のお気に入りドラマは見つかりましたか?気に入ったドラマのロケ地を巡れば、大阪の魅力をさらに感じられそうですね!