2020年7月16日更新

ソフトバンクエアーはどんな人におすすめ?評判や、メリット・デメリットを徹底解説

ソフトバンクエアー サムネイル

“工事がいらないWifi”としてテレビCMなどで話題のソフトバンクエアー(Softbank Air)。ここではソフトバンクエアーがどのようなサービスなのか紹介し、メリットとデメリットを解説していきます。契約を考えている人は参考にしてみてください。

目次

ソフトバンクエアー(Softbank Air)とは?評判やメリット・デメリットを解説

ソフトバンクエアー(Softbank Air)とは、コンセントに挿すことでインターネットを利用できるサービスのこと。街中を飛んでいる電波を機器が受信することでネットに接続する、無線LANの方式を取っています。 このように電波を無線で受け取るという形は、一般的な光回線などと異なります。フレッツ光などの光回線は、光ファイバーを有線で自宅へ引いてくる方式を取っているので、大規模な工事を必要とする場合があります。 ソフトバンクエアーの場合は機器をコンセントに挿すだけで簡単にインターネットを利用できるため、光回線よりも手軽な利用ができるのが大きなポイントとなっています。 あまり良くない評判も多くみられますが、どんなサービスも一長一短。今回はなるべく客観的ににメリット・デメリットを紹介していきます。

ソフトバンクエアーの月額料金・プランは?

スマホ パソコン フリー素材

ソフトバンクエアーの月額料金やプランについて解説します。端末を分割払いする場合とレンタルする場合で料金が変わるので注意してください。 ちなみに分割・レンタルどちらの場合も契約期間は2年間です。

①分割払い

分割払いの場合には、通信料金と端末代を支払います。端末の購入費用は、3年以上にわたって契約すれば費用は全額割引になるものの、途中で解約すると支払っていない分の料金が請求される仕組みです。 またSoftbank Airスタート割はソフトバンクのスマホを契約している人限定のサービスで、このサービスを利用すると最初の12ヶ月は4,880(円)−1,080(円)=3,800(円)で利用することができます。 月額料金についてはレンタルよりも分割払いのほうが安いので、長期でソフトバンクエアーを利用したい方はこちらのプランを選択するといいでしょう。

②レンタル

レンタルの場合は月額レンタル料の490円が加算された5,370円。ソフトバンクのスマホを使っている場合は最初の12ヶ月の月額が5,370(円)−1,080(円)=4,290(円)になります。 こちらは解約する時期に関わらず端末の費用は請求されないので、短期でソフトバンクエアーを利用したい方向けのプランと言えます。 ちなみにレンタルと分割払いでは、解約までにかかる費用を比較するとどうなるでしょうか。 27ヶ月目まではレンタルで契約したほうが安く、28ヶ月目からは分割払いの方が安くなります。おおよそ2年以上利用する予定の人は分割払いでの契約を、2年も使わないという人はレンタルでの契約がおすすめです。

ソフトバンクエアーのメリットとは?

工事不要!コンセントだけで接続

ソフトバンクエアー最大のメリットは、必要な工事が一切必要ないという点です。 光回線の場合は、契約してから実際に工事して使えるまでに時間がかかることも多く、特に春などの引っ越しシーズンでは工事が1ヶ月待ちという状況もよくあります。 引っ越してからすぐにインターネットが使いたかったり、何らかの事情で有線の光ファイバーを自宅に引けない方はソフトバンクエアーを使うメリットが大きいと言えるでしょう。 ただし2年間の契約縛りがあり、手軽に解約することはできないので注意してください。

データ容量は無制限

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ソフトバンクエアーと通信方法が近いものとしてWiMAXなどのWifiルーターが挙げられます。 どちらも無線LANで通信を行うという点では同じですが、他社の無線ルーターは3日間で10GB以上インターネット通信を行ったら通信速度が制限されるなど、データ容量に制限がある端末が多いです。 ソフトバンクエアーはデータ容量による利用制限などは設けていません。無線LANでも比較的安定した環境でインターネットが利用できるのは大きいですね。 ただし通信速度が遅いという意見が多く、より速度の安定性を求める場合は光回線を選ぶのが妥当かもしれません。

ソフトバンクスマホとのセット割※条件あり

ソフトバンクエアーは、ソフトバンクのスマホとセットで利用することでお得な割引が受けられます。 1つ目のプランが「SoftBank Airスタート割」。ソフトバンクエアーとソフトバンクのスマホを同時に利用することで最初の12ヶ月間1,080円の割引を受けられるというもの。 2つ目のプランが「おうち割 光セット」。ネットとスマホをセットで契約すると家族全員のスマホが500円〜1,000円お得になるというものです。 例えば家族4人でソフトバンクのスマホを使っている場合、4人全員が1,000円割引になるプランを使った場合だと1,000(円)×4(人)=4,000(円)の割引となります。 この2つを組み合わせることで、実質ほぼ無料でインターネットを利用できるため、家族でソフトバンクを使っている場合は非常にお得となっています。

ソフトバンクエアーのデメリットは?

通信速度

メリット・デメリット フリー素材

残念ながらソフトバンクエアーの通信速度はあまり速いとは言えません。他の光回線やWiMAXと比較した下り通信速度はソフトバンクエアーが481Mbps。対して主な光回線が1Gbps、無線ルーターのWiMAXでも867Mbpsと大きく引き離されています。 もちろんこれは理論上の最高速度で、実際にこの速度が出るわけではありません。ソフトバンクエアーの実測値は、1Mbps出ない場合も珍しくないようです。 光回線の実測値は常時100Mbps前後、WiMAXでも20Mbps程度の通信速度は安定して出ると言われています。Youtubeなどの動画サイトを見るのに適した通信速度が5Mbps以上と言われるので、ソフトバンクエアーを契約してもインターネットを快適に利用できないかもしれません。 常に使う回線なので、通信速度に難があるのはかなり痛いですね。

速度制限

電波 フリー素材

ソフトバンクエアーの公式サイトには、「ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。」という記述があります。 ソフトバンクエアーと同じ無線LAN方式でインターネット通信するWiMAXは、3日間で10GB以上使用すると18時〜午前2時の間は1Mbpsの制限を設けています。 ソフトバンクエアーには容量制限こそ無いものの、ソフトバンクエアーの通常の通信速度や速度低下の記述を見ると、容量制限のある無線ルーターと比べても通信速度が低くなってしまう場合も考えられるでしょう。 少なくとも光回線のような安定性は期待できないと思われるので、夜間にインターネットを利用することが多い方はソフトバンクエアーは向いていないかもしれません。

契約期間の縛りは?

ソフトバンクエアーは分割・レンタルどちらも2年間契約する必要があり、途中で解約した場合の違約金は9,500円です。 そのため契約して使い勝手が悪かったり、思ったほど速度が出なくても簡単に解約ができず、どうしても解約したい場合は違約金と、場合によっては端末の費用を支払う必要があります。 端末を購入した場合は、契約してすぐに解約すると最大で59,400円の端末代がかかってしまいます。 ソフトバンクエアーに限らず、契約期間の縛りがあるサービスは違約金が発生することがほとんどです。自分にあったサービスか契約前によく考えたほうが良いでしょう。

料金が高め

ソフトバンクエアーは、他の光回線や無線ルーターと比較しても料金が高め。 主なサービスと料金を比較すると、ソフトバンクエアーが4,880円に対してソフトバンク光は3,800円(マンション)、NURO光の場合は4,743円、無線ルーターのUQ WiMAXは3,880円と、光回線や無線ルーターより1,000円程度料金が高くなっているのがわかります。 また違約金や端末割引についても複雑で、契約自体は2年縛りで更新されますが、端末の支払いが終わるのは3年。つまり解約時にお金がかからずに解約するためには実質4年間サービスを利用しなければなりません。 1,000円の差も4年積み重ねるとかなりの金額になるので、とにかく安さだけを重視したい人には向いていないかもしれません。

ソフトバンクエアーの評判は?

パソコン フリー画像

ここまでソフトバンクエアーのメリットとデメリットを解説しましたが、やはり一番のメリットである工事がいらないという点が評価されているようです。 賃貸物件などだと壁をくり抜くなどの作業が難しい場合もありますし、そもそも工事自体が面倒と感じる人も多いので工事をしなくてもインターネットが利用できるのは大きいですね。 反対に、通信速度や安定性に関してはあまり評価がされていないようです。 無線でインターネットに接続しているので仕方のない部分もありますが、やはり光回線と比べてしまうと実際に計測される通信速度には大きな差がありますし、夜間に速度が大きく制限される場合もあるようです。 結論としては、なにかしら理由があって光回線は契約できないけど、容量に制限の無い通信サービスが欲しい。速度はあまり気にしない、といった方におすすめできるサービスと言えます。

ソフトバンク光と比較してみよう!

ソフトバンクエアーと固定回線で迷う人も多いと思います。ここではソフトバンクエアーとソフトバンク光を比較します。

通信速度と料金

通信速度に関してはソフトバンク光とソフトバンクエアーでは大きな差があります。 まず下りの最大速度で比較するとソフトバンク光が1Gbpsに対してソフトバンクエアーが481Mbpsとなっており、大きな差がついています。また、実際の速度でも光回線であるソフトバンク光のほうが速い場合がほとんどだと思われます。 利用料金を比較すると、ソフトバンクエアーが4,880円(端末購入)/5,370円(レンタル)で、ソフトバンク光は3,800円(マンション)/5,200円(戸建て)です。 全体的にはソフトバンク光の方が安い傾向がありますが、戸建ての場合にはソフトバンク光のほうが月額料金が高くなる場合もあります。

サービス面

ソフトバンクエアーとソフトバンク光では運営会社が同じなこともあり、サービス面ではほとんど差がありません。両者ともスマホ割に対応しており、ソフトバンクのスマホとセットで使うと利用料金が割引になります。 ソフトバンク以外のキャリアスマホを使っている場合はあまりサービス面での優遇はないので、キャリアに合わせて検討してみてはいかがでしょう。

メリット・デメリットをチェックしたうえでソフトバンクエアーを使おう!【まとめ】

今回は、ソフトバンクエアーについて解説しました。工事がいらないインターネットで話題になった通り、工事不要で自宅にインターネット環境が作れるのは大きなポイントです。 ただし有線の光回線と比べると通信速度や品質はやっぱり落ちてしまうので、自宅でのインターネット環境という部分では力不足と感じてしまう方も多いかもしれません。 とはいえ無線LANを利用していて容量に制限がない回線は貴重なので、通信速度にはこだわらないけどいつでも使えるインターネットを繋ぎたいという方は検討しても良いかもしれませんね。