2020年7月16日更新

Wi-Fiルーターおすすめ10選!一人暮らしと家庭、選び方は違う?

スマホ インターネット フリー素材

インターネットへの接続に欠かせないWi-Fiルーター。たくさんの機種があり、なかなか選ぶのに時間がかかります。この記事では、おすすめのWi-Fiルーターを紹介。どこを見るべきか、比較ポイントなども解説するので参考にしてみてください。

目次

Wi-Fiルーターはインターネット回線の要!自分にピッタリの製品を見つけよう

電波 フリー素材

無線機器をインターネットにつなぐためのものとして、すでに広く認知されているWi-Fiルーター。 言わずもがな、主にパソコンやスマートフォンを接続するのに利用されます。ケーブルを使わずに接続できるので、電波の届く範囲なら移動の制限を受けません。スマートフォンをWi-Fiにつなぐことで、データ通信量を減らすこともできます。 この記事では、おすすめのWi-Fiルーターを紹介していきます。「一人暮らし向け」と3人~4人以上で利用する「家庭向け」の2つの観点から、それぞれ5つずつピックアップしました。 記事中に表記されている価格は2020年7月現在のものです。価格が変動している場合もあるためご注意ください。まずはインターネット通信の仕組みやルーターを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

すぐにおすすめWi-Fiルーターを見たい方はこちら

そもそもインターネット通信の仕組みは?

インターネット パソコン フリー素材

インターネットとは世界各国の情報端末とつながるネットワークを指します。インターネットに接続するためには、回線事業者、プロバイダの両方と契約が必須です。 また、2020年7月現在では高速通信が可能な「光回線」が主に利用されています。以下では、光回線を利用したインターネット通信の仕組みについて確認していきます。

回線事業者とプロバイダ

「回線事業者」はインターネットに接続するための「回線」を提供する事業者をいい、そのなかにも電話回線や光回線などいくつか種類があります。 「プロバイダ」は回線事業者の提供する「回線」を介して、インターネットと自宅ネットワークとを接続してくれる事業者です。プロバイダによっては、回線事業者への契約申し込みをまとめておこなえる場合もあり、個別に契約する手間がかからないことも多いです。

データの送受信と光回線

契約した回線を利用してインターネットとデータのやり取りをおこないます。そのうち、光ファイバーと呼ばれる通信ケーブルを使用するのが「光回線」です。 自宅に光回線を引き込んだ場合は回線の終端に「回線終端装置」が設置され、この装置にルーターを接続することで、スマートフォンなどの端末とデータの送受信が可能となります。 また、回線終端装置はデータの「電気信号」を「光信号」へと変換し、プロバイダへと伝達します。プロバイダ側で受け取った光信号はまた電気信号へと変換され、インターネットへと送られるのです。 このようなデータのやり取りを自宅とプロバイダ間でおこない、インターネットと通信しています。

ルーターの選び方や比較ポイントを解説!

パソコン フリー画像

インターネット通信の仕組みを理解したところで、ルーター選びの際に比較したいポイントを確認していきましょう。

Wi-Fiの通信規格

Wi-Fi通信では「IEEE 802.11」が通信規格として普及しています。世代ごとに語尾のアルファベットが変わり、古い順に11a、11b、11g、11n、11ac、11axなどの規格が登場しています。 このうち11n、11ac、11axはわかりやすくするために、それぞれWi-Fi 4、Wi-Fi 5、Wi-Fi 6の表記が用いられることもあります。世代が新しくなるほど最大通信速度も速くなり、11axではルータの機種にもよりますが「9,600Mbps」と、理論上1秒間に9,600MBものデータのやり取りが可能です。 ただし、この数値は理論値であり、自宅の通信環境や機器のスペックによって異なるため注意が必要です。また、bpsはバイトパーセカンド読み、データ通信量を指す通信速度の単位を指します。 たとえば「200Mbps」があらわすのは「1秒間に200MBのデータが送受信可能」という意味です。

ストリーム数

「ストリーム数」はアンテナの本数のことで、WiFiルーターは基本的にアンテナ数が多いほど通信が高速になります。「4×4」といった表記がストリーム数を表し、この場合「4本の送信アンテナ」と「4本の受信アンテナ」を持っています。 11acの通信規格を例に上げるとアンテナ数1本で最大433Mbsですが、1本増えるごとに867Mbps、1,300Mbps、1,730Mbpsと速度が増えていきます。Wi-Fiルーターのアンテナについて気をつけたいのは、受信する側のアンテナ数も同じでないと速度が出ないという点です。 パソコンやスマートフォンなどはアンテナを2本搭載しているものも多く、11acの場合は最大867Mbsの速度が出ますが、3本以上搭載されたルーターを用いても2本分の速度まででしか通信できません。 アンテナは外部に取り付けられているものだけでなく内蔵型のものもあるため、ルーターにつなげる機器のアンテナ数を確認することも重要です。

最大接続数

Wi-Fiルーターには一度にデータの送受信をおこなえる端末の台数が決まっています。これを最大接続数と呼び、ルーターの機種によって異なります。 大人数で利用する場合はその分接続する機器も多くなるため、最大接続数の確認は必須です。 一人暮らしだとしてもスマートフォンやパソコンだけでなく、プリンターやエアコンなど、インターネットに接続できる機器は多いため、どのくらいの端末をつなぐつもりか事前に確認しておきましょう。

IPv6

インターネットにつながれた各端末にはIPアドレスが割り振られ管理されます。「IPアドレス」はネットワークにつながる機器を識別するための番号で、IPは「インターネットプロトコル」の略称です。「プロトコル」は端末同士の通信に関するきまりごとを指します。 従来「IPv4(Internet Protocol Version 4)」と呼ばれるプロトコルでIPアドレスは管理されてきました。しかし、将来的に割り振れるIPアドレスがなくなってしまうため、新たなプロトコルとして出現したのが「IPv6(Internet Protocol Version 6)」です。 IPv6では通信の方式を従来の「PPPoE(PPP over Ethernet)」と新しい方式の「IPoE(IP over Ethernet)」の両方を利用することができます。 IPoE方式は通信速度に優れており「最大100Gbps」で通信が可能です。IPv4で使われるPPPoE方式の通信速度は「最大200Mbps」とIPoEに劣ります。 IPoE方式で通信するには、接続するwebサイトとルーター、プロバイダがIPv6に対応している必要があります。webサイトによっては対応しておらず、PPPoE方式でしか通信できない場合もあるため注意が必要です。

ビームフォーミング

ビームフォーミングはルーターやモバイルWi-Fiから発される電波を、スマートフォンやパソコンなどの端末の位置を把握してピンポイントで飛ばす技術です。通常は360度均等に電波が放たれており、これを集中させることでより信号を強くできます。 2階建て、3階建ての住宅では壁や床に阻まれて電波が届きにくいことも多々あります。ビームフォーミングを利用することで遠くまで電波が届きやすくなるため「電波が弱い」「通信が途切れる」といった問題の改善につながるでしょう。 ビームフォーミング機能を利用する際には、送信側のルーターと受信側のスマートフォンやパソコンなどの端末がビームフォーミングに対応している必要もあり、事前に確認が必要です。

2.4GHzと5GHz

Wi-Fiで使用されている通信帯域は「2.4GHz」と「5GHz」帯の2種類です。 「2.4GHz」帯は障害物に強く、壁を挟んでいても電波がつながりやすいという特徴があります。しかし、2.4GHz帯は電子レンジなどの家電が発する電波と同じ帯域であるため、電波が干渉してしまい接続が不安定になる可能性もあります。 「5GHz」帯は障害物に弱いという難点はありますがWi-Fiでのみ利用される帯域のため、電波干渉が起きにくい帯域です。2.4GHz帯で通信が途切れやすい場合は、5GHz帯を利用することで安定する可能性があります。また2.4GHz帯に比べ高速な通信ができることも特徴です。 WiFiの通信規格ごとに対応する通信帯域も異なります。11aと11acが5GHz帯のみ、11bと11gが2.4GHz帯のみ、11nと11axが2.4GHzと5GHzの両方にそれぞれ対応しています。

ルーター導入する以外、他の選択肢は?

スマホ パソコン フリー素材

自宅に回線を引く以外には、モバイルルーターやWiMAXを利用することも選択肢のひとつです。 どちらも共通して持ち運びができ、外出先からでもインターネットに接続できる機器です。また、自宅に回線を引き込むための工事が必要がなく、契約が終わればすぐ利用できるのも魅力となっています。 しかし、月々のデータ利用量に上限が設けられている場合や、利用状況によって一時的な速度制限を受けることがあるため、大容量の通信を頻繁におこなう場合はもどかしい思いをすることがあります。 機種によって通信速度やバッテリーの連続稼働時間も異なるほか、サービスが使用可能なエリアも変わるため契約前に確認が必要です。 月々のデータ利用量がそれほど多くない方や、外出先でよくインターネットを利用する方におすすめ。

【一人暮らし】おすすめWi-Fiルーター5選

まずは一人暮らしにおすすめなWi-Fiルーターを紹介していきます。接続台数や広さはそこまでではないものの、速度や安定性がしっかりしているルーターです。

BUFFALO WSR-1166DHPL/N

BUFFALO製の「WSR-1166DHPL/N」は11acの通信規格を持つ製品で、最大866Mbpsでの通信ができます。またIPv6サービスにも対応しているため、環境に次第で高速な通信が可能です。 2.4GHz帯と5GHz帯双方に対応しており、一人暮らしなどで部屋をまたいで通信する必要がない場合には5GHzを使うことで接続もより安定します。 有線接続を利用する場合でも、すべての接続ポートで最大1,000Mbpsができる高機能な製品です。

TP-LINK Archer AX10

TP-LINKから発売されている「Archer AX10」は11axに対応した製品です。11axは5GHz帯のみに対応している点に注意が必要です。専用に用意されたTetherアプリを利用することで簡単に初期設定ができます。 11axは2020年7月現在、最新の通信規格のため価格は割高になりがちです。しかし、この製品は7,000円台で入手できるためコストパフォーマンスに優れています。

NEC Aterm WG2600HS

「Aterm WG2600HS」は4×4のストリーム数を持ちます。ストリーム数が多いため、5GHz対では最大1733Mbpsでの通信が可能となっています。2.4GHz帯でも最大800Mbpsと快適な通信速度を誇ります。 壁掛けや横置きで設置が可能で、省スペースで運用できます。使用していない場合は消費電力をカットする「ECOモード」に自動で切り替わるため、節電にも有用です。

フォン・ジャパン FON2601E

「FON2601E」はソフトバンクが提供するルーターで、サイズが非常にコンパクトなのが特徴です。縦横約109mmの大きさで、重さも117gと軽量です。通信帯域は2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応しており、最大で866Mbpsの速度で接続できます。 有線接続のポートも1つ搭載されており、最大1,000Mbpsでの高速通信が可能です。また、ユーザー登録をおこなうことで公衆Wi-Fiスポットの「Fon Wi-Fiスポット」を無料で利用できるうれしい特典もついています。

ASUS RT-AC59U

ASUSから出ている「RT-AC59U」は4本の外付けアンテナが特徴的なデザインの製品です。アンテナの角度を調整することでより広範囲に電波を行き渡らせることができます。 また、スマートフォンから利用できる「ASUS Router」アプリからはルーターの設定を簡単に変更できるほか、Wi-Fiの接続状況も確認できます。2.4GHz帯と5GHz帯の双方に対応しており、5GHz帯では最大867Mbsでの通信が可能です。またIPv6にも対応しています。

【家庭用】おすすめWi-Fiルーター5選

ここからは家庭用のおすすめWi-Fiルーターを紹介していきます。家族全員が何かしらのインターネット通信を行うには、それなりの接続台数や速度の安定性が必要になってきます。 また、家のどこでもストレス無く通信するためには、電波の届く範囲も要チェックです。

NEC Aterm PA-WG1900HP2

NEC製の「Aterm PA-WG1900HP2」は目安の利用人数が6人となっており、複数人で利用する家庭向きの製品です。複数人でインターネットを利用する場合は、接続する端末の数も増えがちです。 この製品はビームフォーミング機能も備えているため、利用されている端末に電波を届けやすくなっています。接続台数も18台と多いうえ、障害物に強い2.4GHz帯では最大600Mbpsの速度で通信も可能です。

BUFFALO WSR-1166DHPL2

BUFFALOの「WSR-1166DHPL2」は4000円前後の価格でありながら、必要な機能を押さえた製品です。最新の通信規格には対応していませんが、11acに対応しているため5GHz帯で最大866Mbpsでの通信が可能です。ビームフォーミング機能を備えているほか、IPv6にも対応しています。 推奨利用環境では、12台までの端末を同時につないでも安定して通信できます。複数人での利用が想定されているので、家庭向きのルーターです。

TP-Link ARCHER AX50

「Archer AX50」はTP-Linkの人気商品で、最大256台もの端末を接続できます。最大通信速度は5GHz帯で2,402Mbpsと非常に高速です。5GHz帯と2.4GHz帯の両方を同時に利用できるデュアルバンド機能やビームフォーミング機能も備えています。 価格は1,3000円前後と割高ですが、価格に見合うスペックの高い製品です。

ELECOM WRC-X3000GS

ELECOM製の「WRC-X3000GS」は11axの通信規格に対応した製品で、5GHz帯の最大通信速度が2402Mbpsと高水準です。ビームフォーミングを搭載しているため障害物を越えて電波が届きやすく、さらに、推奨接続台数も36台とご家庭向きの性能です。 バンドステアリング機能と呼ばれる、電波の混雑している帯域をを避けて自動で帯域を切り替える機能もついており、複数人での利用に適した製品と言えるでしょう。

アイ・オー・データ WN-DX1167R/E

アイ・オー・データから発売されている「WN-DX1167R/E」は4,000円弱の手頃な価格帯の製品です。対応端末をボタンを押すだけで接続が簡単にできる「WPS」機能がついており、面倒な設定の手間が省けます。 11acの通信規格に対応しており、最大通信速度は5GHzで867Mbpsと快適な通信速度を誇ります。IPv6に対応、ビームフォーミングも搭載と必須機能が詰まった商品です。

広さ、速度、安定性……。自分に適したWi-Fiルーターを見つけよう!

大きさや価格帯、性能がさまざまなルーターを比較して選ぶのはなかなか大変な作業です。使用する人数や接続する端末の数、ルーターが設置される場所の特性などといった視点から選ぶのがよいでしょう。 現代ではインターネットがないと生活が成り立たない人も多く、できるだけ快適な通信環境を用意したいですよね。自分の通信環境と照らし合わせながら、ベストな製品を選択したいものです。