2023年6月15日更新

『35歳の少女』最終回までのネタバレあらすじ!キャストや賛否両論についても

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『35歳の少女』

柴咲コウが『〇〇妻』(2015年)以来、約5年ぶりに民放ドラマ主演を務めた『35歳の少女』。本作のキャストやあらすじ、賛否両論を生んだ最終回のネタバレを紹介します。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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最終回をネタバレ!衝撃の結末は?

望美は多恵が守り続けた家の売却を取りやめ、愛美と姉妹で一緒に暮らすことに。教師に復職した結人も、彼女の励ましでクラスのイジメ問題と向き合います。 そんなある日、望美は小学校の同級生だった由紀から結婚式に招待されました。しかし結婚式の当日、結婚に反対する由紀の母の策略によって司会がドタキャン。結人から代役を務めるべきだと諭され、望美が急きょ披露宴の司会をすることになります。 途中、会場に乗り込んできた由紀の母を説得し、最後まで代役を務めあげた望美。参列していたローカルテレビ局の社員が、司会ぶりを見てスカウトしてくれました。幼い頃の夢を叶えるチャンスですが、勤務地は北海道になってしまいます。 結人は遠距離恋愛の不安を吐露する望美に「死ぬまで一緒にいるために出会った」と言い、彼女を送り出すことにしました。 愛美はデザイン会社へ就職が決まり、望美を描いた「35歳の少女」もコンクールに入賞。一方の今村家は、進次が一級建築士の資格を取るため専門学校へ。引きこもっていた義理の息子も就職し、後妻の加奈は家族を温かく見守ります。 すべてが丸く収まり、北海道で暮らす望美のアパートに亡くなったはずの母が現れました。多恵は白髪姿の笑顔を初めて見たと涙する娘に、「36歳の誕生日おめでとう」と告げます。 幸せな夢から覚めた望美はアパートの窓を開け、「これが、あたしだ」と胸を張るのでした。

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ドラマ『35歳の少女』のあらすじ

1995年、10歳の望美は不慮の事故で突然長い眠りにつきます。それ以来、家族はバラバラになり、彼女の初恋の少年・結人は夢を捨て孤独に生きるように。しかし望美の母・多恵だけは、娘がいつか目覚めると信じて待ちつづけていました。 そして2020年。望美は25年ぶりに目を覚ましますが、彼女の中身は10歳のまま。多恵は退院を祝うためにすき焼きパーティーを企画し、元夫と望美の妹の愛美を呼び出します。 眠っていた間の出来事を知らない望美を囲んで、久々に始まった家族の食卓。そこへ結人が訪ねてきて、多恵が必死に取り繕おうとしていた家族の真実を暴露しました。すべてが変わってしまった世界に戸惑いながら、彼女は“時を超えて”成長していきます。

今村望美役/柴咲コウ

柴咲コウ

柴咲コウが演じるのは、主人公の今村望美です。柴咲はこの役柄について、「等身大の自分とは違う人物を演じられるのが楽しみです。」とドラマ公式サイトにコメント。やはり、中身は10歳の子供の女性を演じるのでしょう。 さらに彼女は本作について、「1話の台本を読み、自然と感情が揺れ動きました。望美が、望美の周りの人々がどうなっていくのか、毎回次の台本が届くのをワクワクしながら待っています」と語っています。 柴咲は、脚本の遊川やプロデューサーの大平太と忌憚なく意見を交わしつつ、より良い作品を創り上げていきたい、とし「たくさんの方に見ていただき、皆様の心に残る作品になれば嬉しく存じます。」ともコメントしました。 遊川和彦の脚本ではドラマ『〇〇妻』(2015年)でも主演を務めていて、衝撃的な最終回が話題になりました。今回はどのような結末なのかが見どころです。

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広瀬結人役/坂口健太郎

坂口健太郎

望美の同級生で初恋の相手・広瀬結人。小学校の教員をしていましたが、ある事故をきっかけに退職しています。25年ぶりに望美が目覚めたことをきっかけに、2人の関係はどのように変化していくのでしょうか。 結人を演じるのは、映画『今夜、ロマンス劇場で』(2017年)などで知られる俳優の坂口健太郎。近年ではドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(2019年)や映画『仮面病棟』(2020年)などに出演しています。 『競争の番人』(2022年)や現在放送中のドラマ『Dr.チョコレート』でも主演を務めています。2023年7月からスタートするドラマ『#CODE ー願いの代償ー』でも主演が決定しているなど大活躍中の俳優です。

そのほかのキャスト

時岡愛美役/橋本愛

橋本愛

望美の妹である愛美は、大手広告代理店に務めるしっかり者ですが、恋愛には不器用。長年昏睡状態だった姉が突然目覚めたことで、彼女の生活は大きく変わっていきます。 愛美を演じる女優の橋本愛は、2019年のドラマ『同期のサクラ』に続く遊川作品への出演となりました。

時岡多恵役/鈴木保奈美

望美の母・多恵を演じるのは、ドラマ「SUITS/スーツ」シリーズでもおなじみの鈴木保奈美。 娘の事故後に夫と離婚した彼女は、その後25年ものあいだ娘の回復を信じて待ちつづけました。ようやく目覚めた娘が10歳の心のままだと知った母は、どのように接していくのでしょうか。

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今村進次役/田中哲司

ドラマ「緊急取調室」シリーズや『あなたの番です』(2019年)などで知られる田中哲司が演じるのは、望美の父である今村進次です。 かつて大手ハウスメーカーに務めていた今村は、娘の事故をきっかけに多恵と離婚。その後に再婚して家庭を持った彼が、25年ぶりに目覚めた娘とどのように向き合うのかに注目です。

今村加奈役/富田靖子

進次の再婚相手である今村加奈。夫が前の家庭に未練があることをうすうす感じている彼女は、突然目を覚ました義理の娘との関係に思い悩むことになります。 複雑な状況に置かれる加奈を演じるのは、女優の富田靖子。近年では映画『友罪』(2018年)や朝ドラ『スカーレット』(2019年)、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』(2020年)などに出演しています。

今村達也役/竜星涼

加奈の連れ子で、進次にとって義理の息子である達也は、新卒で入った就職先を2年ほどで退職して以降引きこもり生活を送っています。 達也を演じる竜星涼は、映画『ぐらんぶる』(2020年)や朝ドラ『ひよっこ』(2017年)などに出演。橋本愛と同じく、遊川作品には『同期のサクラ』につづいての出演となります。

遊川和彦によるオリジナル脚本

過保護のカホコ

『35歳の少女』の脚本を担当するのは、『女王の教室』(2005年)や『家政婦のミタ』(2011年)、『過保護のカホコ』(2017年)、『同期のサクラ』(2019年)など、数多くの大ヒットドラマを手掛けてきたことで知られる遊川和彦。柴咲コウとは、2015年の『〇〇妻』以来、5年ぶりの再タッグとなります。 遊川は本作について、「35歳の少女という難役に挑戦する柴咲コウさんの勇気と覚悟に応えられるよう、魂を込めて物語を書き上げたいと思います」とコメントを寄せました。 また、制作チームには前述の『家政婦のミタ』や『同期のサクラ』のスタッフが集結。 プロデューサーの大平太は、「まだ詳しい内容は、明らかにできませんが、キーワードは、「35歳、25年、10歳」です。毎回、遊川作品は、新しいことに挑戦してきましたが、今回も、驚く仕掛けがたくさん用意されています。「もの凄いスピードで成長していく人間の物語」を、楽しみにしていてください。」と自信を覗かせています。

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ネタバレ感想!最終回についての意見も

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毎回誰かが癇癪起こしていて感情の熱量がすごいから、一気観するのはちょっとしんどい。ラストは賛否を呼びそうだけど、予想外に希望のある終わり方で好きでした!

(30代女性)

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最後のトントン拍子はなんだこれ状態。「ひどい」って感想が多いのも少し納得するけど、伝えたいメッセージは最後までブレていなかったし、良いドラマだったと思う。

(30代男性)

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『モモ』の引用がとても印象的。本を読んでいるかどうかで見方が変わりそうですね。鈴木保奈美さんの演技が素晴らしく、痛いくらいの母の想いに胸が締め付けられました。

(40代女性)

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King Gnuの「三文小説」とキャストが神すぎるドラマ!良くも悪くもこじらせた登場人物ばかりの遊川脚本が光るドラマで、もう1度観たくなりました。

(20代女性)

ドラマ『35歳の少女』の最終回ネタバレ!納得いかない?その結末とは

『35歳の少女』は終わり方に賛否両論ありつつ、遊川和彦ならではの余韻が残るドラマです。 体当たりの演技で難役に挑んだ主演の柴咲コウ、坂口健太郎、橋本愛らキャスト陣の熱演も注目。未視聴の人はぜひ観てみてください!