【東京ラブストーリー】坂元裕二おすすめドラマ7選【カルテット】

2017年7月14日更新

2017年に放送され人気と注目を集めた大人のラブ・サスペンスドラマ『カルテット』。このドラマの脚本を担当しているのは、坂元裕二です。これまでに手がけた作品はどれも大ヒット作となっている坂元裕二脚本のおすすめドラマをご紹介します。

大人気ドラマ多数!坂元裕二脚本作品

2017年の『カルテット』や2016年の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』など、そのシーズンに放送されたドラマの中でもとりわけ注目と話題を集めている、坂元裕二脚本作品。リアリティにあふれ共感できるストーリー展開と、思わず登場人物に感情移入してしまうセリフが特徴です。 坂元裕二が脚本を手がけたドラマには社会現象ともなった大ヒット作や、驚異的な視聴率を叩き出した作品も多数あり、日本のドラマ界にはなくてはならない存在です。

話題のドラマの仕掛人、脚本家坂元裕二

坂元裕二が脚本としての活動を始めたのは、フジテレビヤングシナリオ大賞を19歳で受賞したことがきっかけです。その後に連続ドラマの脚本を務めるようになり、1991年に放送されたドラマ『東京ラブストーリー』が大ヒット、社会現象にもなりました。 恋と仕事に悩む男女の姿を等身大に描いたリアリティあふれるストーリーが魅力の坂元裕二作品。これまで話題や注目を集めたドラマの影には、坂元裕二の脚本があるのです。

元祖トレンディドラマ『東京ラブストーリー』

伝説的人気を誇る永遠の名作ドラマ『東京ラブストーリー』。月9ドラマ枠の人気の火付け役的存在でもありました。愛媛から上京した青年が、東京での生活、恋や仕事に翻弄されていく様子を美しくもリアルに描き、当時働く女性の大きな共感を得た作品です。 広告代理店で働く主人公の永尾完治役は織田裕二、帰国子女で天真爛漫な性格の赤名リカを鈴木保奈美、完治の幼なじみの三上健一に江口洋介、完治が高校時代から思っていた女性・関口さとみ役は有森也美が務めました。

爽やかでリアルなオフィスラブ『ラストクリスマス』

『東京ラブストーリー』で主演を務めた織田裕二の久しぶりの月9ドラマ主演作品が、こちらの『ラストクリスマス』です。30代後半の仕事のできる男性である主人公・春木健次は、爽やかで男っぽいルックスも魅力。女性社員からの人気も集めています。 『ラストクリスマス』は、『東京ラブストーリー』にも通じる、魅力的なキャラクターたちが繰り広げるオフィスラブに注目が集まった作品です。 主人公・春木健次の気になる女性で社長秘書の青井由季には矢田亜希子、春木の務める会社の若手イケメン社員・日垣直哉に玉木宏、直哉が思いを寄せるデザイナーの藤沢律子に片瀬那奈が扮しました。

大胆アレンジが新鮮な魅力『西遊記 』

香取慎吾を主演に迎え、小説『西遊記』を現代版に大胆にアレンジしたドラマ『西遊記』は、坂元作品の中でも異色の存在です。 『西遊記』を原作としたドラマは、この作品以前にも放送されていました。初代ドラマ『西遊記』の持つコミカルな魅力はそのままに、それぞれのキャラクターを演じる役者の個性も投影したかのような、大胆なアレンジが話題となりました。 お釈迦様によって五百年もの間封印されていた孫悟空は、助けてもらった三蔵法師の弟子となり、天竺までの旅のお供をすることになりました。三蔵の弟子、沙悟浄、猪八戒と共に行く先々で悪さを働く妖怪たちを退治していきます。 孫悟空役を香取慎吾、沙悟浄を内村光良、猪八戒を伊藤淳史、三蔵法師を深津絵里が演じました。また、孫悟空の筋斗雲が羽状になっていたり、水川あさみ演じる凛凛など、原作にはないこのドラマだけのオリジナルキャラクターや設定も大きな見どころでした。

韓国のヒット映画の日本リメイク版『猟奇的な彼女』

韓国の大ヒット映画『猟奇的な彼女』を、設定を日本に置き換え大胆アレンジしたドラマがこちらの作品です。 大学の理学部で講師として働く眞崎三郎は、温厚で生真面目な性格の青年です。ある日駅で酔っ払っている女性・高見凛子を助けますが、彼女は気が強くわがまままで横暴と三郎とは正反対の強烈なキャラクター。衝撃的な出会いと凛子のキャラクターから苦手意識を持っていた三郎ですが、彼女に内に秘めた純粋さや繊細さにいつしか惹かれていくのでした。 眞崎三郎を 草彅剛、高見凛子を田中麗奈が演じました。三郎の同僚で幼なじみである朝倉南には松下奈緒、凛子が忘れられないでいる元恋人・野々村俊介には市川染五郎が扮しました。

母性とは母とは何かを描いた問題作『Mother 』

母性や母として生きることに悩む女性の姿を描き、話題となった作品『Mother』。虐待や母子家庭の苦労、母と娘の葛藤が、シリアスなストーリーの中に美しくも繊細に盛り込まれています。 かつては研究者として活躍していた鈴原奈緒は、研究室の閉鎖のため、小学校教諭となりました。自分の受け持つクラスに虐待が疑われる女生徒・道木怜南のことを気にしながらも、どうすることもできないでいる奈緒。しかしある日、ゴミ袋に入れられて捨てられている怜南を見つけ、奈緒は自分が母親となり、怜南と生きることを決意します。 自身も母に捨てられた過去を持つ鈴原奈緒には、松雪泰子が扮しました。虐待を受ける少女・道木怜南は、芦田愛菜、母の道木仁美には尾野真千子、仁美の恋人・浦上真人には綾野剛、奈緒の里親・鈴原籐子に高畑淳子、奈緒の実母・望月葉菜を田中裕子が演じました。

二組のすれちがい夫婦の物語『最高の離婚』

2組の夫婦のすれちがい生活を通して、現代の30代の結婚感や恋愛感が辛辣に描かれる作品が『最高の離婚』です。真面目で神経質な性格の夫と、がさつで家事が苦手な妻、と正反対の性格の二人が結婚生活を送っていく上で直面するトラブルは、男女問わず多くの人の共感を呼びました。 東日本大震災発生の時、帰宅途中で意気投合した女性と交際することになった濱崎光生は、その後彼女と結婚することに。しかし、結婚生活を送る上で正反対の性格の二人は度々衝突し、すれちがいの毎日が続きました。 几帳面で神経質な性格の夫・濱崎光生を瑛太、がさつな性格の妻・濱崎結夏を小野真知子、光生の大学自時代の恋人上原灯里を真木よう子、灯里の夫・上原諒を綾野剛が演じました。

4人の男女が織り成す四重奏『カルテット』

カルテットを結成しているアマチュア演奏家の4人の男女の恋愛模様を時にコミカルに時にシリアスに描いたドラマ『カルテット』は2017年の1月から3月に放送されました。 カラオケボックスで練習をしていた4人の演奏家たちは、人前で演奏できる機会を得るためカルテットを結成し、練習に励みます。メンバーの一人である 巻真紀は専業主婦ですが、その夫は1年前から失踪しています。姑から夫殺害の疑いをかけられている真紀。姑はカルテットの一員である世吹すずめに依頼して彼女の行動を探り始めました。 夫が疾走している主婦の巻真紀を松たか子、真紀の行動を探っているチェロ奏者・世吹すずめに満島ひかり、普段は美容院で働いているヴィオラ奏者の家森諭高(いえもり ゆたか)には高橋一生、有名な指揮者を祖父に持つ別府司は、松田龍平が演じました。

時代の空気を取り込んだセリフの魅力

虐待やネグレクトを題材に扱った『Mother』、結婚生活は送っても、なかなか夫婦になれない男女を描いた『最高の離婚』、30代の男女の間の空気を心情の変化を繊細に描いた『カルテット』。坂元裕二作品は、どれも時代の空気を自然にストーリーの中に取り込み、それを登場人物の何気ない会話にまで反映させています。 ラブストーリー、ホームコメディから社会派サスペンスまでさまざまなジャンルで時代の空気を描き、その時代を生きる人々の胸に響く鋭い視点を持ったセリフを、魅力的なキャラクターの登場人物たちに語らせています。多くの人の心を惹きつける普遍性を持ちながらも、坂元裕二作品にしかない魅力です。