2025年2月7日更新

【リゼロ】ラムのツノは復活する?死亡や過去はロズワールと関係していた!

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re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ 2期 ラム
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員

人気小説を原作とし、アニメも話題を呼んでいる『Re:ゼロから始める異世界生活』(通称「リゼロ」)。本作には主人公のスバルやメインヒロインのエミリア、レムをはじめとして、個性豊かな登場人物が数多く登場します。 その中のひとりであるラムは、メインヒロインであるレムの双子の姉で「鬼族」の末裔。物語のキーパーソンとして大活躍します。この記事ではそんなラムの活躍や魅力について解説していきます!

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「リゼロ」ラムは妹想いの毒舌メイド

Re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ ラム
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員
誕生日 2月2日
年齢 17歳
身長 154cm
体重 膝に乗せても重くない
能力 千里眼
声優 村川梨衣

銀髪のハーフエルフ、エミリアを次期王候補として擁するロズワール卿の屋敷で働くのが、ラムとレムの姉妹。姉が「傲岸不遜(ごうがんふそん)」で妹が「慇懃無礼(いんぎんぶれい)」、どちらにしてもキツめの毒舌を掛け合い漫才のように繰り出す17歳の双子メイド、というキャラ設定です。 その毒舌は主に主人公のスバルに向けられたもの。ですが妹・レムは、物語が進むに連れてスバルとの絆を深め、やがて毒舌もほぼ封印されていきます。一方姉・ラムはスバルの男らしさを認めながらも、全面的に信頼してはいません。からかい半分に「バルス」と言い、距離を置き続けます。 姉としてのラムは、レムのことを過保護なほどに守ろうとします。主人であるロズワールの命令を頑なに守ろうとするスタンスもまた、男らしさすら感じさせる筋が通ったもの。メイド服がとても似合うキュートなルックスながら、ナイトのような凛々しさを常に感じさせます。

ラムはツノを失い鬼化できない?

ラム・レム姉妹は、亜人種の中で最強とされる「鬼族」です。中でもラムはもっとも純粋な血を引き、「神童」としてもてはやされてきました。肉体も角もすべてが完成された、「鬼神」の再来とまで言われた逸材だったのです。 彼女はそのことを忌み嫌い、鬼などではなくレムの姉として生きることを何より望んでいました。そんなある日、魔女教に鬼族が滅ぼされ、ラムが角を失ってしまうという事件が起こります。そのせいで彼女は本来の力をほとんど出せていないのです。一応鬼化もできますが、長くは続かないうえ全盛期の2割以下の力しか発揮できません。 レムはそのことを気にしていますが、一方のラムは角がなくなり鬼としての本能が薄れたのをむしろ喜んでいます。

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ラムとロズワールはただの主従関係じゃない

ツノを失いロズワールに引き取られる

Re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ ロズワール
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員

普段毒舌なラムが意外な色っぽさを見せるのが、ロズワールと過ごす夜の時間でのこと。彼の膝の上に座った姿は、まるで精巧なメイド人形のようです。普段とは打って変わって無防備な姿を見せています。 このふたりの時間は、ラムの命をつなぐために欠かせない儀式です。魔女教襲撃の際、周囲のマナを吸収して力にする角を失ってしまったラム。彼女は襲撃の日の夜にロズワールと出会い、彼に引き取られました。以来、彼から定期的にマナを補給してもらうことで生きながらえているのです。 しかし物語が進むうち、ラムとレムの運命を狂わせた魔女教襲撃にロズワールが関与していることが発覚します……。

ラムはロズワールに殺される?

ラムは聖域編にて、ロズワールに一度胸を貫かれて殺害されています。これは、スバルが死に戻りの能力を持っているとなんとなく察したロズワールが、その真偽を確かめるためにしたことです。 つまりやり直しがきくことをほぼ確信した上での行為だったわけですが、それでも忠実な従者を自身の手で殺すとは、ロズワールの異常性が垣間見えます。ラムは殺されてなお彼に対して微笑みを向けており、その健気さも切ないです。

ラムが告白したロズワールへの想い

ロズワールが魔女教襲撃にかかわっていたと知った後のラムは、葛藤しつつも彼への愛情を確信しました。そして復讐をおそれるロズワールに対し、「ラムは、ロズワール様を愛しています」とまっすぐな想いをぶつけます。 それでもラムの心を信じられないロズワール。ふたりはかつて「福音書(叡智の書)がしめすのと同じ未来に進んだ場合ラムはロズワールに協力する」、「そうでない場合ラムはロズワールを好きにしていい」と契約を結んでいたため、彼はラムが嫌々自分に従っていると思っていたのです。 そこでラムはロズワールの叡智の書を奪い、燃やすという驚きの行動に出ます。彼女にとって諸悪の根源であり、ロズワールを縛り続けてきたそれをこの世から消すことで、ラムはロズワールを解放しようとしたのです。

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「リゼロ」ラムのツノが復活?鬼化し覚醒

アニメ3期・プリステラ編に続く舞台となるプレアデス監視塔にて、魔女教大罪司教「暴食」のライ・バテンカイトスと戦うことになったラム。バテンカイトスはレムの「名前」や「記憶」を奪い昏睡状態に追いやった張本人であり、ラムにとっては因縁の相手です。 このときのラムは、スバルが味方のダメージを引き受ける権能「コル・レオニス」を得ていたため、ある程度能力を解放することができるようになっていました。もちろん全盛期ほどの実力は発揮できませんが、バテンカイトス相手であれば十分渡り合えるほどです。 バテンカイトスもはじめは、喰らったレムの記憶をもとにラムの動きを予測し、余裕の戦いを見せていましたが、すぐに追い込まれていってしまいます。

鬼化したラムがライを蹂躙

大ピンチに陥ったバテンカイトスは「日食」を何度も使い、化け物のような姿に。見た目だけでなく実力も人間離れしたものとなり、さすがのラムも圧倒されてしまいました。 しかしそんな中、ラムは「共感覚」で眠るレムとつながることで、角を一時的に復活させるという荒業を披露。その結果、鬼化に成功して一瞬で形勢を逆転してみせます。 バテンカイトスはあらゆる超越者の力を取り込んでいましたが、鬼化したラムにとって彼はもはや敵ではありません。繰り出される攻撃を難なくいなし、余裕たっぷりで何度も相手に攻撃を叩きつけます。 最終的に、恐怖におののくバテンカイトスは逃走しますが、ラムはその後を追いかけて容赦なく首を刎ねるのでした。

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ツノが復活したらラムは作中最強クラス?

ラムの実力については、原作者が「角ありラムは作中5本指に入る」と明言している通り、ずば抜けたものであることが明らかになっています。 彼女が負ける相手としてはっきり挙げられているのはラインハルトとレイドですが、このふたりと比較対象になるあたり、ほとんど敵なしの実力者であることが察せられます。角が復活した場合、作中最強クラスに名を連ねるのは間違いないでしょう。

「リゼロ」ラムの能力は?ツノなしでも強い

ラムは“ツノナシ”であるため、現在はレムほど強くありません。とはいうものの、戦闘力は充分すぎるほど高いものとなっています。 戦闘時には、風魔法を巧みに操って周囲の敵を蹴散らしていました。スバルが魔獣に単身で挑んだ際、助けにきたラムは魔獣の群れをあしらいます。鋭い空気の刃は、あっさりと魔獣を打ち倒すほど。ただし彼女はマナを吸収できないため、長時間使い続けることはできません。 またラムは「千里眼」という能力を持っています。これは、彼女と波長の合った生き物と視界を共有するというもの。視界を劇的に広げることで周囲の敵などの情報が一目で理解できるのです。 このように、ラムは長時間の戦闘には向いていませんが、一時的に危機をしのぐことはできます。レムの強さに彼女のサポートが合わさることで、姉妹の連携はより際立つのです。

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「リゼロ」ラムのこれまでの活躍を振り返る

妹・レムが何より大切!衰弱死した際には激しい怒りを見せたことも

re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ 2期 レム
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員

ラムにとって、双子の妹であるレムは何よりも大切な存在です。屋敷での仕事こそ妹には及びませんが、常にレムのことを気にかけています。 中でもレムが突然死んでしまったときは、見たこともないほどの悲しみと怒りを見せました。ラムのレムに対する愛情の深さは、こうしたところからみられます。 ロズワール邸に入ったスバルは、呪いをかけられて死ぬ運命にありました。彼はベアトリスの協力を仰いで死を回避しますが、代わりにレムが呪い殺されることに。そしてラムは、事情を知るであろうスバルに敵意を向け、彼を殺しにかかるのでした。 またラムは幼い頃の出来事から、レムに対して負い目を感じています。あのときに角を折り、何事も上手くできなくなってしまった彼女は、妹に頼らざるを得ません。それでも彼女は、姉としてせめて妹のことだけは守ろうと思っているのです。

ラムが1話で2度死亡?神回と言われる1期15話での衝撃

エミリアの王選を巡る魔女教徒の魔の手は、もっとも安全な場所であるはずのロズワール邸にも及びます。初めはスバルを介した呪いによって、レムが衰弱死。スバルのせいだと思い込んだラムの慟哭(どうこく)は、とても痛ましいものでした。 そんなラムにも悲惨な死が、一度ならず二度も訪れます。レムと同様に、たった1話の間に2度亡骸として登場するのが第15話。屋敷内と庭でそれぞれ、血まみれの姿で倒れています。 それはスバルの死に戻りの能力を恨みたくなるほど悲惨な情景でした。まるですべての物語が突然終わってしまったかのように流れるエンドロールは、まさに強烈。ファンの間でこの第15話は、神回として別格扱いされています。

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「リゼロ」ラムの声優は村川梨衣

ラムの声を担当したのは声優の村川梨衣 (むらかわりえ)。感情を抑え気味に語るシーンが多い役柄ですが、本人はかなりのハイテンションなのだとか。たとえば直球勝負の元気が炸裂している『えとたま』のヒロイン、にゃ〜たんと同一人物とは思えない巧みな演じ分けに脱帽です。 2011年の『FAIRY TAIL』以来、声優としてたくさんの番組に関わってきたほか、2016年からはアーティストとしても活動。聞く人を笑顔にしたいという元気な曲目は、音楽評論家からも高い評価を得ているそうです。 ちなみに妹のレムは、水瀬いのりが担当。初めてスバルと出会った頃の傲岸不遜と慇懃無礼な毒舌二重奏を、村川との抜群のコンビネーションで楽しませてくれます。

「リゼロ」ラムは鬼化したら超強い!

Re:ゼロから始める異世界生活 リゼロ ラム エミリア
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員

ストレートに毒舌を振りまく一方、優しい心の持ち主でもあるラム。特に妹のレムとはまるで一心同体のように、互いに大切に思い合っています。 天才的な能力を持ちながら角を失ったため全力を出せないラムですが、鬼化すると作中屈指の実力を発揮して大活躍します。今後の彼女の活躍からも目が離せませんね!