「リゼロ」のレムはなぜこんなに人気なの?その魅力を徹底紹介!【Re:ゼロから始める異世界生活】

2017年11月22日更新

ファンタジー小説『Re:ゼロから始める異世界生活』の新作OVA製作が決定!見どころはやはり圧倒的人気を誇る鬼っ娘メイド、レムの活躍です。どんなところが多くのアニメファンから愛されているのか、彼女の魅力の秘密を探ってみました。

レム、「リゼロ」の主人公を支え助けるスーパーメイドを紹介!

2016年4月から放送されていたテレビアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』(通称「リゼロ」)は、Web版ライトノベルが原作。突然、異世界に放り込まれた主人公ナツキ・スバルが半妖精の美少女エミリアを助けるために、次々に襲ってくる危機に立ち向かっていく冒険ファンタジーです。 物語の中で、エミリアに次いでスバルとの関係が深まっていくのがレムです。貴族のもとで働く彼女は青い髪に豊乳でメイド服という萌え系ルックスながら、強力な鬼の力の持ち主。テレビ版でも、魔獣や魔女の手下たちを文字どおり薙ぎ倒しながらスバルを助けてきました。 スバルを精神的にも温かく支えてきたレムは、まさにヒロインの鏡。OVA化される「新作エピソード」でも、重要なキーパーソンとなりそうです。急展開する物語を十二分に楽しむためにも改めて、レムがどれほど大切な存在なのかということをおさらいしておきましょう。

軽蔑と反発が信頼から愛へと変化、きっかけは鬼の力だった

レムがアニメで初めて登場したのは第4話。スバルが保護されたロズワール卿の屋敷で、双子の姉・ラムとともに出会います。ふたりの反応はきわめてネガティブ。あからさまに冷徹な言葉で、軽蔑と不信感をスバルにぶつけてきます。 スバルは原因不明の「死に戻り」によって、ふたりとの距離を縮めることができません。それどころか2度目の死に戻りではレムに殺される始末。やがてスバルは、自分に呪いがかけられていることを知ります。ちょうどその頃、仲良くなった村の子供たちが森の魔獣にさらわれてしまいます。 救出に向かうスバル。監視役としてついてきたレムとともに魔獣の群れに立ち向かいます。ところが彼女は激闘の中で鬼の力が発現、正気を失って魔獣に襲われかけます。それをスバルは身を呈して救います。この出来事をきっかけにレムはスバルを信頼し、やがて愛することになります。

見た目のかわいさでは互角、なのにラムより人気者になった理由とは

悪夢のような出逢いと命がけの戦いを経て絆を深めたスバルとレムですが、その役割が姉のラムではなかったのはなぜでしょう。双子ですから身体的スペックはかなり接近しています。わかりやすい違いは髪の毛の色と目元、そして胸のサイズ。推定ですがラムはAかB、レムはDカップかと思われます。 性格面では、初めこそコピーのように似通った印象でしたが、実際には微妙に違います。姉妹同士と主人であるロズワール以外に他人を信用しないところも共通。それでも姉だからこそより頑なで気丈に振舞っているのがラムです。一方のレムは姉に対する依存度が強い分、精神的な弱さがあります。 そんな弱さが、レムの他人に対する優しさにつながります。のちにスバルはさまざまな場面で主人公らしからぬ醜態と見苦しさをさらけだします。それでもレムが彼を大切にし続けることができるのは、髪の色でも胸のサイズでもなく、彼女だけが持つ弱さ=優しさがあるからこそなのでしょう。

男をその気にさせる名言を連発!圧倒的な包容力と甘える力に萌える

レムのもうひとつの才能が、包容力に満ちたデレ系発言を嫌味なしに使いこなせること。たとえば第11話はタイトルそのものが「レム」。スバルの前でとことん弱さをさらけ出した彼女がつぶやく「レムはとっても弱いです。ですからきっと寄りかかってしまいますよ」の破壊力は相当なものです。 第18話「ゼロから」は自分の無力を思い知ったスバルが、なんとレムにプロポーズ。レムの返事が名言です。「未来のお話は笑いながらじゃなきゃダメなんですよ」と微笑みながら、「今一緒に逃げてしまったら、レムが一番好きなスバル君を置き去りにしてしまう」と諭します。 第11話とは正反対の立場で、弱さをさらけ出すスバルに対して「レムは知っています」と、彼の魅力をいくつも語りかけます。さらに「スバル君の◎◎が好きです」のフレーズでホメ名言連発。とどめはやっぱり「ここから始めましょう。ゼロから!」、物語を貫くテーマを凝縮した名言です。

蘇るたびに繰り返される無残な死。重なる怒りがペテルギウスを討つ!

そんなレムですが、実は全25話の中で何度も死亡します。そのつどスバルの死に戻りによって復活するのものの、繰り返される彼女の死は否応なく無残で悲惨。とくにペテルギウスとの直接対決が始まった頃からは、目を覆いたくなるような惨劇がスバルの目の前で繰り返されます。 第15話「狂気の外側」は、ファンの間でも“鬼がかった”エピソードとして神回扱いされています。冒頭から血まみれのレムが登場、死に戻りで復活するものの半ばからはペテルギウスによってボロクズのように殺されてしまいます。 それでもスバルに向けて「生きて」とつぶやきこと切れる瞬間は、この物語でもっとも美しいレムの姿かもしれません。生きていても死んでしまってもレムはやはり、スバルにとって「ファム・ファタール(運命の女)」のようです。 この回で、スバルのペテルギウスに対する憎しみと怒りは、間違いなく頂点に達しました。この第15話の後もスバルの空回りと鬱エピソードが続きます。けれどすべては、白鯨討伐戦を経て打倒ペテルギウスを成すための、壮大な布石でした。第19話からは疾風怒濤の大反攻が始まります。

まるで夢のように幸せなテレビ未公開のエピソード「第三章断章」

テレビアニメは、ペテルギウスとの最終決戦で幕を閉じます。しかしその場には、レムがいません。彼女は白鯨との戦いでの負傷がひどく、傷ついた戦士たちとともに王都へと強制的に帰らされてしまったのでした。思い切り濃厚なスバルとのつながりは、第22話以降ぷっつり途切れてしまいます。 レム派のファンにとって新作エピソードへの期待は高まるばかりですが、一方でWeb小説版には涙なくして読めない特別な物語があります。それが「第三章断章」。タイトルは「ナツキ・レム」と言います。ナツキとレム、ではありません。わかりやすいのに意味深です。 冒頭に出てくるのは、スバルの元気な子供たち。男の子がリゲル、女の子がスピカと呼ばれています。そこに現れるのがふたりのお母さん。つまりスバルの奥さんです。イメージ的にはテレビ版第18話プロポーズシーンからの別ルートと考えてください。 締めくくりの一文は「レムは今、世界で一番—幸せです」

【ネタバレ注意】レムが登場する「リゼロ」新作エピソードを大予想。

テレビ版では第21話以降姿を消しすレム。小説版ではその時、彼女の身にとんでもない事件が起きていました。王都に向かった一行は新たな大罪司教から攻撃されて、甚大な被害を受けます。そしてレムはスバル以外の人々の記憶から存在を消され、まるで眠り姫のように意識を失い続けています。 原作どおりの流れならば、新しいOVAはスバルとレムの悲しい再会から始まることになりそうです。物語では、彼女の存在を取り戻すためのスバルの冒険が描かれるのではないでしょうか。 小説版のラストでスバルは「必ず」という言葉を繰り返します。迎えに行く。取り戻す。そして「待っていろ」と。スバルとレムの新しい物語が、再びゼロから始まります。