2020年8月18日更新

映画『1917 命をかけた伝令』の動画が配信開始!無料視聴できるサービスはどこ?【DVDレンタル情報も紹介】

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2019年に公開された映画『1917 命をかけた伝令』。サム・メンデス監督による本作は、第一次世界大戦下、1600人の攻撃作戦を阻止するため2人の伝令が戦場を駆け抜ける物語です。 本作は全編ワンカットの映像が、まるで視聴者も戦場にいるかのような感覚をもたらします。映画のセオリーを覆す映像で話題となった本作は、第92回アカデミー賞で10部門にノミネートされ、撮影賞、視覚効果賞、録音賞の3部門で受賞しました。 本記事ではそんな本作を観られる動画配信サービス、あらすじ、見どころとおすすめの関連作品を紹介します。

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映画『1917 命をかけた伝令』のあらすじ

1917年4月、第1次世界大戦が開戦して3年が過ぎた頃。イギリス陸軍のマッケンジー大佐が率いる1600人のデヴォンシャー連隊は、フランスの西部戦線でドイツ軍を追っていました。 彼らの部隊が大規模な攻撃を決行する前夜、陸軍本部はデヴォンシャー連隊の前方に、ドイツ軍の強固な要塞と砲兵隊が待ち構える罠が張られていることを突き止めます。 このままでは1600人が全滅してしまう可能性が。さらに前線につなぐ電話線は切れていて、最後の望みをかけ陸軍本部はウィリアムとトムの若い兵士2人を呼び出します。 彼らに託された任務は、戦場を駆け抜け攻撃中止を伝えること。限られた時間の中で、若き兵士2人の無謀とも言える作戦が始まるのでした。

登場人物&キャストを紹介

ウィリアム・“ウィル”・スコフィールド/ジョージ・マッケイ(小林親弘)

ウィリアム・“ウィル”・スコフィールドは、デヴォンシャー部隊への伝令役に任命された若い兵士。階級は下級伍長で、戦友のトムよりも従軍歴が長いです。 そんなウィリアムを演じているのは、イギリスのドラマ、映画で活躍する若手俳優のジョージ・マッケイ。サム・メンデス監督は、彼を内面的で古風な俳優と評しています。2020年にイギリスで公開予定の映画『Wolf』で彼は、ジョニー・デップの娘であるリリー=ローズ・デップと共演しました。 日本語吹き替えを担当しているのは俳優で声優の小林親弘。アニメ『ゴールデンカムイ』の杉元佐一役などで知られ洋画や海外ドラマの吹き替えでも多く活躍しています。

トム・ブレイク/ディーン=チャールズ・チャップマン(最上嗣生)

トム・ブレイクはウィリアムの戦友で、階級は下級伍長。兄のジョセフが所属するデボンシャー部隊の攻撃作戦を止めるため、ウィリアムとともに伝令に抜擢されます。 そんなトム・ブレイクを演じているのは、イギリスの俳優ディーン=チャールズ・チャップマン。彼は英国内でテレビ、ドラマと活躍し、ロンドン版舞台「ビリー・エリオット」では、2005年から2009年まで様々なキャストを演じ、2009年から2011年まで主役のビリー・エリオットを演じました。 サム・メンデス監督は彼を、天性の俳優と評しています。 日本語吹き替えを担当しているのは、声優の最上嗣生。ゲーム「ハートの国のアリス〜Wonderful Wonder World〜」シリーズのエリオット=マーチ役などで知られ、洋画や海外ドラマで多くの役を演じています。

マッケンジー大佐/ベネディクト・カンバーバッチ(三上哲)

マッケンジー大佐はイギリス陸軍のデボンシャー連隊長。階級は大佐ですが、劇中では中佐の階級章を身につけています。 そんなマッケンジー大佐を演じているのは、イギリス人俳優のベネディクト・カンバーバッチ。彼はドラマ『SHEROCK』のシャーロック役や、マーベルヒーロー映画『ドクター・ストレンジ』のドクター・ストレンジ役など、多くの作品で活躍する人気俳優です。 日本語吹き替えを担当しているのは、声優の三上哲。彼はアニメや洋画で多く活躍していて、ベネディクト・カンバーバッチの担当声優としての活動でも知られています。

映画『1917 命をかけた伝令』の見どころ

驚異的リアルな戦場体験!主人公と同じ視点で物語を追いかける!

本作は演技とシンクロした巧みなカメラワークや全編ワンカットの効果によって、圧倒的リアルな戦場を描いています。視聴者は映画を観るというより、3人目の兵士の視点で戦場を体験するような感覚を覚えることでしょう。 サム・メンデス監督は製作当初から全編ワンカットを考えていて、撮影監督のロジャー・ディーキンスとともに計画を練りました。 主演のジョージ・マッケイは長回しの撮影を振り返って、失敗しても続けるしかない舞台演劇のような映画だったと語っています。ぜひ全編ワンカットの戦場を体験してみてください!

監督のこだわりを実現したセット、映像の数々!

本作は平原に作られた精巧なセット、エキストラの選出方法など細部に監督のこだわりが詰まっています。撮影の準備は通常の映画撮影の5倍の時間をかけて念入りに行われ、セットのサイズも数センチ単位で調整されました。 また初めから終わりまで一貫して見えるよう台本の順番に撮影され、天候や光に配慮しています。 本作に登場する500人のエキストラは戦場経験者ばかりで、1人ずつサム・メンデス監督が自ら選出しました。こうしたこだわりは戦場への没入感を生み、本作を傑作に仕立てています。

おすすめの関連作品は?

サム・メンデス監督作品!湾岸戦争を描いた映画『ジャーヘッド』

2005年に公開された映画『ジャーヘッド』。本作はアンソニー・スウォフォードの湾岸戦争体験記『ジャーヘッド/アメリカ海兵隊員の告白』を原作として、サム・メンデス監督が映像化した作品です。 1990年夏、湾岸戦争真っ只中のサウジアラビアへやってきた、新米海兵隊員アンソニー・スウォフォード。彼は海兵隊員の父に憧れ、厳しい訓練に耐えて戦場へ来ました。 しかし想定していた戦闘はなく、砂漠で訓練ばかりの日々。ひたすら待機する生活に、やり場のないエネルギーを持て余した海兵隊員たちは……。

沖縄戦へ従軍した、銃を持たない兵士の映画『ハクソー・リッジ』

2016年に公開された戦争映画『ハクソー・リッジ』。本作は第2次世界大戦中の沖縄を舞台に、銃を持たずに多くの味方を救った実在の兵士の逸話を、メル・ギブソン監督が映画化したものです。 陸軍に志願したデスモンド・ドスは、宗教上の理由や自らの信念から武器を持たない姿勢を貫いていました。衛生兵志望といえど、軍隊では銃を取り扱う訓練は欠かせません。 ドスは軍法会議にかけられますが信念を理解され、激戦地の沖縄・前田基地のハクソー・リッジへ送られることになるのでした。

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本記事では映画『1917 命をかけた伝令』を観られる動画配信サービス、あらすじ、見どころとおすすめの関連作品を紹介しました。 第1次世界大戦中、1600人の味方を救うため2人の兵士が戦場を駆け抜けます。全編ワンカットに見えるよう計算された演出で、戦場への没入感がすごい本作。ぜひ紹介した動画配信サービスで体感してみてください。