2025年12月20日更新

【ネタバレ解説】映画『マスカレード・ホテル』犯人はすぐ分かる?伏線や動機を考察!ロケ地や明石家さんまの出演情報も

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マスカレード・ホテル
(C)2019映画「マスカレード・ホテル」製作委員会(C)東野圭吾/集英社

木村拓哉が主演を務め、ヒロインに長澤まさみを迎えた映画『マスカレード・ホテル』が、2019年1月18日に公開されました。原作は東野圭吾、監督はドラマ『HERO』などを手がけた鈴木雅之です。 こちらの記事では、映画のあらすじネタバレを紹介していきます。記事後半には犯人のネタバレ徹底解説、そして容疑者の怪しい言動をまとめた推理を記載しています。 ※本記事の後半では『マスカレード・ホテル』の結末に触れるネタバレが記載されています。作品未鑑賞の方はご注意ください。

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映画『マスカレード・ホテル』作品概要・あらすじ!タイトルの意味とは

タイトル 『マスカレード・ホテル』
公開日 2019年1月18日
監督 鈴木雅之
出演 木村拓哉 , 長澤まさみ

東京都内で、事件現場に不可解な数字が残される殺人事件が3件発生。警察はこの事件を予告殺人事件と断定し、警視庁捜査一課のエリート刑事である新田浩介は捜査に乗り出します。そして4番目の犯行場所となるのが「ホテル・コルテシア東京」だと突き止めました。 しかし犯人の手がかりは一切ありません。そのため新田をはじめとした刑事たちは、ホテルへの潜入捜査を開始します。新田はホテルのホテルマン(フロントクラーク)に任命され、彼の教育係として山岸尚美がつくことに。 続々と現れる素性の知れない宿泊客たちを前に、彼らの本性を暴こうとする新田。それに対して山岸は「お客様の安全が第一優先」と考えており、2人は猛反発。 しかし、互いのプロ意識を認め合う内に、やがて2人は打ち解け合い、信頼関係を築いていきます。そんな中、事件は急展開を迎えていき……。 タイトルの『マスカレード・ホテル』は、訪れる客は素性や本音を仮面の下に隠しているという作品のテーマを象徴しています。

映画『マスカレード・ホテル』を結末までネタバレ解説

映画『マスカレード・ホテル』ロゴ
(C)2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 (C)東野圭吾/集英社

現場に残された謎の暗号

3つの殺人事件には、ほとんど共通点がありませんでした。 第1の事件、品川で殺害されたのはプレイボーイの岡部。容疑者として考えられていた元恋人には、友人の証言でアリバイが成立していました。 第2の事件は千寿新橋で、主婦が首を絞められて殺されます。 第3の事件は葛西の河川敷で、ランニング中だった教師がバットで撲殺されました。 これらの被害者にはなんの共通点もなく、殺害方法もバラバラ。しかし1点だけ共通点がありました。それは現場に残された暗号です。 捜査の結果、暗号が示していたのは殺害日と、緯度と経度。つまり次の殺害現場を予告していました。そして第3の事件現場に残された暗号は、第4の事件が起きる場所がホテル・コルテシアだと告げていました。 捜査一課の刑事・新田(木村拓哉)はホテルマンとして潜入し、ホテル・コルテシアの山岸(長澤まさみ)とバディを組んで捜査に当たることになります。

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怪しい犯人候補たちが次々登場!事件の真相とは

ホテルには怪しい客が次々に訪れますが、誰も事件の犯人ではありませんでした。 一方、殺害方法がバラバラだった件を不審に思い、能勢(小日向文世)と調査していた新田でしたが、上司の稲垣(渡部篤郎)にバレてしまいます。捜査本部はその情報を使って新たな証拠「殺人事件の犯人が送ったであろうメール」を発見。そこにはX1~X4の人物が記されていました。 つまり犯人は4人いたのです。彼らは闇サイトで繋がり、各々殺したい人物がいるということで結託。まるで連続殺人事件かのように、それぞれの犯行に及んでいました。 しかしそこには事件を同一犯によるものと思わせるためのカモフラージュを行っている首謀者X4の存在が。そして新田は、X4が行ったもう1つのカモフラージュに気づきます。 今回の連続殺人事件は1つの事件を紛れさせることが目的で、もう1つの事件を結びつけなくさせるためではないかと。つまり、犯人の狙いは2人いたのではないかと仮説を立てました。 今回の連続殺害事件以外で、都内で起きた事件の中からそれらしき事件を能勢が見つけます。その被害者は松岡高志という男。彼は上京してきた劇団崩れの売れないモデルで、ヒモとして生活していた人物でした。

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真犯人は誰?動機と過去が明らかに

能勢は松岡が所属していたという劇団を尋ねます。すると松岡が写っている集合写真の中に、驚きの人物が。 それは視覚障害と偽ってホテルに宿泊していた老婆・片桐瑤子の姿でした。正確に言えば、彼女の本名は長倉麻貴(松たか子)。劇団で老婆役を得意としていた女性だったのです。 時を同じくして、片桐を装った長倉が再びホテルを訪れていました。部屋に山岸を呼び出し、隙を突いて彼女を拘束。そこで変装を解いた彼女に、山岸は見覚えがありました。彼女は山岸が過去にフロントで追い返したストーカー女だったのです。

長倉は松岡との子供を妊娠していました。しかし松岡は長倉と真剣に交際するつもりなどなく、彼女の元を去ります。それを追いかけた長倉は、松岡が宿泊するホテル・コルテシアを尋ねました。 フロントでホテルマンから松岡の部屋番号を聞き出そうとするも、松岡の意向により追い返されてしまいます。その時に長倉を対応したのが、宿泊客のことを第一に考える山岸でした。 松岡がホテルにいると確信していた彼女は、一晩中ホテルの外で彼が出てくるのを待ちました。しかし激しい雨が降っていたため、彼が外に出てきた時には長倉の体は冷え切っていました。そしてその瞬間、激痛に襲われた彼女は倒れてしまいます。 彼と話すこともできなければ、雨が影響して子供を流産した長倉。自分を追い返した山岸を逆恨みし、2人を殺すことを1年間も考え続け、今回の殺人計画を用意したのでした。

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事件の顛末とその後

山岸を探そうと、片桐が予約していた複数の部屋を回る新田。長倉と拘束された山岸は隠れていましたが、新田は山岸が常に綺麗に正していたペーパーウェイトがずれていることに気づき、2人を見つけることができました。そして長倉は逮捕されます。 事件解決後、山岸は命の恩人である新田と能勢を招き、コルテシアで食事をすることに。新田は私服で会う彼女を意識してしまいます。2人の空気感を察し、その場を去る能勢。2人きりになった彼らは見つめ合い、グラスを交わすのでした。

『マスカレード・ホテル』の犯人はバレバレ?真相への伏線を考察

山岸が語るエピソード

山岸は客の部屋番号だけは誰に頼まれても教えないようにと、新田に教えていました。その例として、一年前に部屋番号を訪ねてきたある女性のことを印象的なエピソードとして語っています。その女性こそが真犯人の長倉であり、新田が真犯人の正体と動機に辿り着く伏線でした。 お客様ファーストをモットーにしていた山岸が、その対応で恨みを買って復讐されるという皮肉。しかし山岸がこの一件を覚えていたからこそ、新田が真相に辿り着けたのです。

視覚障害の嘘というミスリード

片桐が視覚障害者ではないという嘘は、容疑者ではないというミスリードを誘うもの。感覚を大切にするはずの視覚障害者なのに手袋をしていた点、そしてレストランで点字メニューを読んでいなかった点など、あちこちに簡単に噓がバレる仕掛けをしていました。 一番怪しい人物を一旦容疑者から外し、別人として登場させるテクニックは続編『マスカレード・ナイト』でも効果的に使用されていました。

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不自然な老婆の姿

長倉がいくら劇団で老婆役が得意だったとしても、それはあくまでもメイクによる作られた姿です。老婆の姿が自然ではないことがすぐわかるため、明らかに見た目で怪しく、犯人が分かりやすくなっているという点は映画的演出だといえます。

犯人候補たちの怪しい行動を見抜けるか?動機や真相を解説

容疑者①片桐

名前 片桐瑶子
疑惑 視覚障害者というのは嘘?
動機 視覚障害者の夫が使いやすいホテルか調べるため

【疑惑】視覚障害は嘘?

宿泊客の中で最初に怪しまれたのは、視覚障害を持つ片桐でした。新田はすぐに彼女の不可解な点に気づきます。本来視覚障害を持っている人間であれば、視覚以外の感覚に頼るはず。それなのに片桐は触覚の妨げとなる手袋をしていました。これについては、彼女は手に負った火傷を隠すためとしていましたが……? さらに片桐が山岸を部屋に呼び出した際、なにも言わずについて行った新田が突然声をかけたにも関わらず、彼女は驚きませんでした。それらの理由から新田は、彼女は目が見えていると主張します。 最初は新田の意見を疑っていた山岸でしたが、彼女のレストランで点字メニューを読まないなどの怪しい行動から、次第に片桐を疑っていきます。

【真相】視覚障害と偽っていた理由とは

翌日片桐のチェックアウトの際、怪しがっていた山岸に対して、本当は目が見えていると自白します。彼女が嘘をついていたのは、彼女の夫のためでした。 実際は夫が視覚障害を持っており、ホテル・コルテシアに泊まりにくる予定の夫のために、安心してサービスを受けられるかどうかを片桐が確認していたのです。

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容疑者②安野

名前 安野絵里子
疑惑 名前も住所もデタラメでストーカー被害に遭っている?
動機 夫の浮気現場を押さえて離婚届を突きつけるため

【疑惑】名前も住所も全てデタラメ

不機嫌な様子でホテルに入ってきた、美しい女性・安野絵里子(菜々緒)。彼女はフロントの山岸にある男が写っている写真を渡します。この男が尋ねてきても、自分が宿泊していることは黙っていて欲しいと頼みます。山岸が事情を聞こうとするも、安野は頑なに答えません。ストーカー被害に遭っていると考えた警察側は連続殺人事件の関連性を考えて、ホテルを警備することに。 しかし関根が調べたところ、安野がフロントで記入した住所、そして名前さえもがデタラメだったのです。その頃、写真の男がホテルにやってきていました。山岸は男の来訪を安野に伝えに行った際、護身のためにと、本来教えてはいけない男の「部屋番号」を教えてしまいます。

【真相】安野がホテルを訪れた真の目的

自分の過ちに気づいた山岸。すぐに新田と共にホテルのセキリュティカメラを確認すると、男の部屋に向かう安野の姿が。安野の目的こそが、この男だったのです。しかし、男の部屋には別の若い女性が入っていきました。2人が慌てて部屋に向かうと、先に到着していた安野が若い女を部屋から追い出しています。 実は、男の正体は安野の夫。安野は出張に行く度に夫が浮気をしていると気づいていました。現場を押さえることでしか浮気を証明できないと考えた彼女は、離婚届を握りしめてホテル・コルテシアを訪れたのです。本来ホテル側は、ストーカー対策のため宿泊客の部屋番号を教えることはありません。それを知った上で騙したことを謝り、安野はその場を去りました。

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容疑者③栗原

名前 栗原健治
疑惑 新田にやたらと絡んでくるため、刑事だと気付いている?
動機 過去に恥をかかされた新田をクビにさせようとした

【疑惑】新田が警察だと気づいている?

栗原健治(生瀬勝久)がホテルのフロントを訪れた際、能勢は近くで新田の潜入捜査の話をしていました。それから新田のことを見つけると、本当にホテルマンなのかを試すかのようにカバンを持てと命令します。刑事であり、ベルボーイではない新田は困惑。 するとそれに気分をよくしたのか、栗原はその後も彼を引き回して沢山の部屋を見させたり、なにかと彼の時間を拘束します。新田は栗原に見覚えがあったため、彼を警戒し始めました。

【真相】栗原と新田の過去

新田のために、栗原について調べた関根(泉澤祐希)。そしてあることがわかります。栗原は新田の学生時代に彼のクラスを教育実習で受け持っていた教師でした。 翌日のチェックアウトの際に、栗原は新田に命令していたデータ入力にミスがあると騒ぎます。しかし新田が冷静な対応を取ったことで、栗原は泣き崩れてしまいました。 栗原は教育実習時代に、新田のせいで恥をかき教師の道を断念。その後も職を転々とするもどれも続かず、実家に帰ることになっていました。最後の贅沢をしようと思ってやってきたホテル・コルテシアで逆恨みをしていた新田を見つけたため、挑発し自分を殴らせることで彼をクビにしようと考えていたのでした。 ちなみに栗原は新田を「立派なホテルマン」と言っていたため、結局彼が刑事とは気づいていなかったようです。

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④怪しい客

名前 女装男
疑惑 女装をして現場の警察をかく乱
動機 頼まれてやっただけと主張

【疑惑】高山宛に届いたワインとストーカーの存在

捜査が難航している頃、結婚式直前の高山佳子(前田敦子)の元に、ワインのプレゼントが届きます。しかしその包みが一度開封されていることに気づいた新田。それを見識に回したところ、コルクに針の穴が開いていたことがわかります。ワインには何かが投入されていました。そこで新田と山岸は、高山から彼女のストーカーの存在を知らされます。 そのストーカーが犯人である可能性が高いと考えた刑事たちは、結婚式で万全の警備をすることに。すると当日、山岸はロビーである男(勝地涼)を見つけます。袋の中に女性ものの帽子を忍ばせていた彼は、化粧室に行くと女装した姿で戻ってきました。そのまま披露宴の会場に向かった怪しい女装男。新田は彼を追います。

【真相】彼は何者かに頼まれてやっていた

高山の目の前に現れ、笑顔でとある封筒を取り出した女装男。近くで護衛していた本宮(梶原善)が警察だと叫ぶと、彼は一目散に逃げました。 身柄を捉えられた彼は、「頼まれてやっただけだ」と容疑を否認。彼が持っていた封筒には、これまでの連続殺人事件で次の現場が記されていた暗号がありました。

原作は東野圭吾の同名小説!映画版との違いは?

新田が山岸を助けられた理由

新田が山岸が隠されている部屋に気付いた理由が、原作小説ではベッドメイクの乱れと化粧の匂いでしたが、映画ではペーパーウェイトのズレに変更されています。山岸のホテルマンとしての普段の行動が自らを助け、新田の山岸への信頼感も垣間見えるシーンとなりました。

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仮面舞踏会のラストシーン

タイトルの伏線回収のような、ホテルの客たちが仮面を被るホテルでの仮面舞踏会のシーンは、映画オリジナルです。視覚的に「マスカレード・ホテル」の概念を見せられる、映画ならではの演出でした。

『マスカレード・ホテル』キャスト・登場人物を紹介

新田浩介役 木村拓哉
山岸尚美役 長澤まさみ
能勢役 小日向文世
本宮役 梶原善
関根役 泉澤祐希
尾崎役 篠井英介
稲垣役 渡部篤郎
川本役 石川恋
久我役 東根作寿英
藤木役 石橋凌
田倉役 鶴見辰吾
織部貴彦役 濱田岳
安野絵里子役 菜々緒
栗原健治役 生瀬勝久
高山佳子役 前田敦子
怪しい客役 勝地涼

バディ

新田浩介役/木村拓哉

木村拓哉

優れた推理力を持つ刑事の新田浩介。短気で功名心が強い反面、密かに正義感が強い性格をしています。歩き方や髪型を、山岸から叱られてばかり。連続殺人事件の第一の品川事件で捜査を外されており、今回の調査では自分の役割以上に出しゃばるなと、上から注意されます。 本作の主人公にして、ホテルに潜入捜査することになるエリート刑事・新田浩介を演じるのは木村拓哉。映画やドラマで活躍する木村ですが、意外にも刑事役を演じるのは本作が初挑戦となりました。

山岸尚美役/長澤まさみ

長澤まさみ

新田の教育係となるホテルマンの山岸尚美。彼女は非常に優秀で、総支配人からも一目置かれる存在です。自身が学生時代、受験をした時に止まったホテルに置き忘れたお守りをホテルが届けてくれたことに感銘を受け、ホテルマンになった過去があります。 それから常にお客様第一で物事を考え、完璧なホスピタリティを求める一面も。新田とは衝突も多く見せますが、徐々に彼の性格を理解していき、信頼し始めます。 山岸を演じるのは長澤まさみです。舞台、映画、ドラマなど幅広い活躍を続けており、2020年5月1日公開の劇場版第2弾『コンフィデンスマンJP プリンセス編』にも出演する彼女。本作で木村と初共演となりました。

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事件を追う刑事

能勢役/小日向文世

小日向文世

元々新田の相棒として捜査に挑んでいたのが能勢。しかし品川で起きた第1の事件の際に、コンビを解消されました。第4の事件の捜査には直接関われないものの、ホテルに顔を出し新田から情報収拾をしたり、彼に代わって調査を行います。頭が切れることから、上層部からも信頼されている存在です。 小日向文世は、数々の作品への出演経験がある名バイプレイヤー。また、大人気ドラマシリーズ「HERO」で主演の木村拓哉と共演歴があることから、2人の再共演にも注目です。さらに「コンフィデンスマンJP」のドラマと映画2作で長澤まさみと共演しており、息の合った展開を見せました。

本宮役/梶原善

梶原善

本宮は口は悪いが仕事はできる、新田の先輩刑事です。今回彼はホテルマンに扮することなく、ロビーを私服で巡回するなどして、現場監督のような役割を担っています。 梶原善は多数の作品で名脇役として活躍してきた実力派俳優。映画出演は大竹しのぶ主演の『後妻業の妻』以来、約3年ぶりとなりました。

関根役/泉澤祐希

泉澤祐希

関根は新田の捜査班にいる若手刑事です。先輩である新田に付いて回るなど、彼を信頼している様子ですが、短気さにヒヤヒヤしている場面も。潜入ではベルボーイに扮しており、役割を全うしようとする真面目な一面が印象的です。 関根を演じた泉澤祐希は子役時代から俳優として活躍し、連続テレビ小説の『マッサン』や『ひよっこ』、大河ドラマ『西郷どん』などの有名作へ相次いで出演を果たしています。

尾崎役/篠井英介

篠井英介

尾崎は冷静沈着な捜査班の管理官です。ホテルの客や従業員については深く考えず、あくまで犯人逮捕を第一に考えるドライな一面も。 尾崎を演じる篠井英介は、多くの映画やドラマでキャリアを築いてきた演技派俳優。阿部寛出演の人気ドラマ『下町ロケット』や映画『ゲロッパ!』、『悪の教典』など、話題作に出演しています。

稲垣役/渡部篤郎

渡部篤郎

稲垣は捜査一課の係長。他の捜査員から状況を聞き出し、現場の指揮をとります。反抗的な新田でさえも、思わず稲垣に声を上げても最終的には黙ってしまうほどの存在です。しかしたまに冗談を言ったり、部下を飲みに連れて行ったりする一面も。 彼を演じる渡部篤郎は、これまで刑事モノの映画にも多数出演してきたベテラン俳優。代表作に『ハード ロマンチッカー』『映画ST 赤と白の捜査ファイル』などがあります。

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ホテル・コルテシア東京のホテルマン

川本役/石川恋

川本は山岸を慕う新人ホテルマン(フロントクラーク)。先輩である彼女の心配をしたり、手助けをします。 彼女を演じる石川恋は、1993年生まれのファッションモデル。大ベストセラー書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の表紙モデルとしても知られており、テレビドラマ『東京タラレバ娘』や『黄昏流星群 ~人生折り返し、恋をした~』に出演するなど、女優としても活躍しています。

久我役/東根作寿英

東根作寿英

久我は山岸らの先輩ホテルマン(フロントクラーク)。常に笑顔を絶やさず、完璧なホスピタリティを見せる傍ら、新田の危うい言動にヒヤヒヤしてしまいます。 久我を演じるのは、名脇俳優の東根作寿英。過去には大河ドラマ『龍馬伝』や連続テレビ小説『半分、青い。』など、数々の作品に出演してきました。

藤木/石橋凌

石橋凌

藤木はホテル・コルテシアの総支配人。山岸をはじめとする従業員を信頼し、今回捜査に協力します。 彼を演じるのは俳優、ミュージシャンとして活動する石橋凌。映画『トワイライト ささらさや』や『杉原千畝 スギハラチウネ』などの話題作に出演するなど、順調なキャリアを積み上げてきた演技派です。

田倉/鶴見辰吾

鶴見辰吾

田倉は温和で品格のある宿泊部の部長。部下である山岸らを見守る中、捜査員との橋渡し的な存在となります。 彼を演じるのは、ベテラン俳優の鶴見辰吾。1977年に俳優デビューを果たし、その後数十年に渡って多数の作品で活躍してきました。

ホテルの宿泊客

綾部貴彦/濱田岳

濱田岳

ホテル・コルテシア東京に最初に訪れた宿泊客。禁煙部屋でタバコに火を点け、部屋のグレードアップを図った悪質な客です。

安野絵里子/菜々緒

菜々緒

ストーカーに付きまとわれているという女性。ホテルに到着するなり、ものすごい剣幕で男性の写真をフロントに出し、「この男に自分の宿泊を知らせるな」と要求しました。

栗原健治/生瀬勝久

生瀬勝久

クレームの多い宿泊客。新田に目をつけ、彼に突っかかっては無茶な言いがかりを言います。

高山佳子/前田敦子

前田敦子

ホテル・コルテシアで結婚式と披露宴を行う予定の女性。披露宴の打ち合わせやドレスの試着で、何回もホテルに足を運んでいます。

怪しい客/勝地涼

勝地涼

ホテルに着て早々、不審な動きを見せる人物。荷物の中には女性もののハットが混ざっており……?

長倉麻貴(片桐瑤子)役/松たか子

松たか子

視覚障害者の老婦人・片桐瑶子としてホテルに現れたのは、老けメイクをした真犯人の長倉麻貴犯行動機は元恋人・松岡への復讐と流産の原因となった山岸への逆恨みでした。 片桐/長倉で一人二役を演じたのは、歌手・声優・俳優と多面的な活躍を見せる松たか子です。2025年は主演映画『ファーストキス 1ST KISS』が公開し、ドラマ『しあわせな結婚』にも出演しています。

その他の宿泊客も豪華キャストが演じる!

橋本マナミ

さらにバラエティー番組で活躍する傍ら、昨今は女優業でも活躍するタレントの橋本マナミや、舞台俳優としても活躍する人気俳優の高嶋政宏、多数のトレンディドラマへの出演経験のある宇梶剛士など、個性派キャストも出演。

明石家さんまの登場シーンはどこ?

明石家さんま

本作には、なんと明石家さんまがエキストラとして出演しています。 2002年のドラマ『空から降る一億の星』での初共演から、木村拓哉と交流が深いことで知られる明石家さんま。カメオ出演は、2019年1月1日に放送された番組の「さんタク」がきっかけで実現しました。明石家さんまと木村がやりたいことを実現していく同番組で、さんまが『マスカレード・ホテル』の撮影現場にこっそり潜入。長澤まさみらに頼み込むことで、エキストラとしての出演が決定したのです。 明石家さんまは「大竹」という名のホテルの客として登場していますが、映っているのは後ろ姿のみ。そのシーンに「明石家さんま(友情出演)」とクレジットが同時に出ているので、よく注目して見てください!

『マスカレード・ホテル』のロケ地を紹介

ロイヤルパークホテル東京

「ホテル・コルテシア」のモデルとなっているのは、東京・日本橋にある「ロイヤルパークホテル東京」です。映画では1作目だけでなく、2作目の『マスカレード・ナイト』でも撮影のロケ地として使用されました。

「マスカレード」シリーズの今後の展開にも注目!

『マスカレード・ナイト』
©2021東野圭吾/集英社・映画「マスカレード・ナイト」製作委員会

本作の原作小説は、「マスカレード」シリーズの第1作。同シリーズは『マスカレード・ホテル』に加え、新田と山岸が出会う以前を描いた『マスカレード・イブ』、山岸と新田の新たな活躍を描く『マスカレード・ナイト』『マスカレード・ゲーム』、そして2025年に公開された最新作『マスカレード・ライフ』の4つの続編があります。 2021年9月7日には続編映画『マスカレード・ナイト』が公開されました。 大ヒットを記録している「マスカレード」シリーズは他の小説作品も実写映画化される可能性が高いと思われます。シリーズの今後の展開に注目です!