2019年6月20日更新

木村拓哉主演ドラマ一覧&視聴率ランキングTOP11 キムタクが最も輝いた瞬間は?

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キムタクこと木村拓哉の主演ドラマ一覧&高視聴率ドラマランキング!

木村拓哉は1972年11月13日生まれ、東京都出身の俳優、歌手、タレントです。1987年11月、ジャニーズ事務所に入所し、男性アイドルグループ「SMAP」としてデビュー。「キムタク」の愛称で親しまれ、2016年年末の解散までメンバーとして活動しました。 その傍ら、俳優・声優業にも進出し、数多くの主演ドラマを高視聴率に導いています。木村は「視聴率男」と賞賛され、あまりの人気に社会現象を巻き起こすことも!私生活では2000年に歌手、女優の工藤静香と結婚し、2019年現在は2児の父です。 今回は視聴率男の異名にならい、木村拓哉の主演ドラマから平均視聴率の高い作品を厳選し、視聴率ランキングTOP11として紹介します。 主演した連続ドラマの一覧表も作成しているので、視聴の際の参考にしてください!

木村拓哉の主演の連続ドラマ一覧

放送年 ドラマタイトル 役名 平均視聴率
1996年 『ロングバケーション』 瀬名秀俊 29.6%
1997年 『ギフト』 早坂由紀夫 18.2%
1997年 『ラブジェネレーション』 片桐哲平 30.8%
1998年 『眠れる森』 伊藤直季 25.2%
2000年 『ビューティフルライフ』 沖島柊二 32.3%
2001年 『HERO』 久利生公平 34.3%
2002年 『空から降る一億の星』 片瀬涼 22.6%
2003年 『GOOD LUCK!!』 新海元 30.6%
2004年 『プライド』 里中ハル 25.2%
2005年 『エンジン』 神崎次郎 22.6%
2007年 『華麗なる一読』 万俵鉄平 24.4%
2008年 『CHANGE』 朝倉啓太 22.1%
2009年 『MR.BRAIN』 九十九龍介 20.5%
2010年 『月の恋人~Moon Lovers~』 葉月蓮介 16.8%
2011年 『南極大陸』 倉持岳志 18.0%
2012年 『PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~』 金田一二三男 17.7%
2013年 『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』 安堂ロイド/沫嶋黎士 12.8%
2014年 『HERO』第2期 久利生公平 21.3%
2015年 『アイムホーム』 家路久 14.8%
2017年 『A LIFE~愛しき人~』 沖田一光 14.5%
2018年 『BG~身辺警護人~』 島崎章 15.2%
2019年 タイトル未定 - -%

木村拓哉は1988年頃からドラマや映画に出演し始め、1991年の『映画みたいな恋したい』内の単発ドラマ「ロミオとジュリエット」にて、ドラマに初主演しました。 連続ドラマの初主演作は、1996年の月9ドラマ『ロングバケーション』で、フジテレビでは10回以上も主演を務めています。翌年放送の『ギフト』で初の単独主演を飾り、「ロンバケ」から2018年の『BG~身辺警護人~』まで、21もの職業を演じることに! キャラ立ちした役=キムタクのイメージもありますが、2015年の『アイムホーム』ではごく普通のサラリーマン役を演じ、こちらも好評でした。

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11位『CHANGE』(2008年) 平均視聴率:22.1%

キムタクが教師から総理に!?日本のために”木村総理”が奮闘!

2008年の月9ドラマ『CHANGE』では、35歳の若さと端正なルックスから、「国会王子」と呼ばれる憲政史上最年少の総理大臣を演じました。 小学校教師の青年・朝倉啓太(木村拓哉)は、不慮の事故で亡くなった父の後継者として、衆議院議員補欠選挙に出馬することになり、見事に当選。やがて内閣総理大臣へとかつぎ出され、総裁選を経て総理となり、老かいな政治家たち相手に奮闘する様を描きます。 政治の世界を噛み砕いて解説した点が支持され、22分30秒にわたり国民に訴える演説シーンでは、ノーカットで演じた木村に賞賛が寄せられました。さらに注目すべきは、主題歌「マイルズ・アウェイ」を歌ったのが、”あの”マドンナということ。彼女がドラマとタイアップしたのは、日本国内だけでなく世界初の試みでした!

9位『空から降る一億の星』(2002年) 平均視聴率:22.6%

危険な香り漂うキムタクを観るならこのドラマ!

明石家さんまが月9ドラマに初出演し、木村拓哉とのW主演、2人の初共演作として話題を呼んだラブサスペンスドラマ『空から降る一億の星』。 刑事の堂島完三(明石家さんま)が担当する女子大生殺害事件を軸に、完三の妹の優子(深津絵里)、コック見習いの片瀬涼(木村拓哉)の秘密が交錯します。涼には瞬間記憶能力があり、彼が失われた記憶を辿る中、事態は悲劇へと向かい……。 木村演じる片瀬は陰りを帯びた雰囲気を全体に醸し、逆にそれが女性を惹きつける”悪い男”という、強烈な印象のキャラクターです。日本では過激な内容に賛否あった一方、ドロ沼劇を好む韓国で好評を博し、2018年にリメイク版も放送されています。 本作の主題歌は、エルヴィス・コステロの「スマイル」で、挿入歌に坂本九の「見上げてごらん夜の星を」が起用されました。

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9位『エンジン』(2005年) 平均視聴率:22.6%

挫折したレーサーと心に傷を負った子どもたちが綴るヒューマンドラマ

2005年の月9ドラマ『エンジン』は、才能あるレーシングドライバーの再起を縦軸に、現代社会の子どもの問題を横軸にした緻密なドラマ。 レーサーの神崎次郎(木村拓哉)は、トラブルを起こしてヨーロッパのチームをクビになり、児童養護施設を営む実家に居候します。送迎バスの運転手として、純粋で天真爛漫な子どもたちとふれあいながら、レース復帰を目指す姿を描きました。 本作の撮影は、月9枠のスポンサーでもあるトヨタが全面協力!ドラマ撮影では異例となる、F1開催中のサーキットで収録が行われました。レーサー木村はとにかくカッコいいですし、ぶっきらぼうなのに子どもを見る目はどこか穏やかで、繊細な演技が見事でした。 OP主題歌はエアロスミスの「Angel」、EDは映画『クール・ランニング』の主題歌として知られる、ジミー・クリフの「I Can See Clearly Now」です。

8位『華麗なる一族』(2007年) 平均視聴率:24.4%

人間の欲望と愛憎入り交じる華麗な社会派ドラマ

TBS開局55周年記念作品として、2007年に「日曜劇場」枠で放送された『華麗なる一族』。山崎豊子の同名小説を、豪華絢爛なセット、キャスト&スタッフで映像化しました。 高度経済成長期の金融業界で、変革を求めて奔走する万俵鉄平(木村拓哉)と、その父で銀行頭取の大介(北大路欣也)の衝突を骨太に描きます。長谷川京子、鈴木京香ら女の駆け引きも絡む社会派ドラマにして、究極の人間ドラマです。 鉄平は万俵財閥の主力企業・阪神特殊製鋼の専務で高学歴エリートですが、カリスマ溢れる父の前では”青臭さ”を感じる場面も。情熱と理想に燃える鉄平を抜群の存在感で演じた木村と、北大路の異様な迫力が作り出す異世界感に、終始圧倒されます。 本作は服部隆之によるメインテーマ曲と、挿入歌としてアメリカのロック・バンド、イーグルスの「Desperado(ならず者)」が起用されました。

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6位『眠れる森』(1998年) 平均視聴率:25.2%

美しい映像と濃密な情感溢れる傑作サスペンスドラマ

故・野沢尚脚本、木村拓哉と中山美穂のW主演ドラマ『眠れる森』。野沢は1998年に、本作と『結婚前夜』で第17回向田邦子賞(当時最年少)を受賞しました。 15年前の一家惨殺事件で生き残った女性・大庭実那子(中山美穂)は、婚約者との結婚を目前に控える中、謎の男・伊藤直季(木村拓哉)に付きまとわれ始めます。彼は敵か、それとも味方か、実那子は不安に苛まれますが、実は驚くべき真実が隠されていたのでした。 ストーリー構成や伏線が非常に緻密で、全編にわたって情感たっぷりに演出された映像美から、キムタク主演のサスペンスドラマの最高傑作と称される作品。運命的な恋を歌う竹内まりやの主題歌「カモフラージュ」が視聴者の心を揺さぶり、ドラマを盛り上げました。 本作では”キムタク色”は薄めで、中山を上手く引き立てつつ、ナチュラルに演じています。

6位『プライド』(2004年) 平均視聴率:25.2%

アイスホッケー&クイーンのリバイバルブームを巻き起こした名作

2004年の月9ドラマ『プライド』は、「氷上の格闘技」と呼ばれるアイスホッケーを扱い、恋愛ゲームを絡めた野島伸司の脚本で大ヒット! 実業団チーム「ブルースコーピオンズ」のキャプテン・里中ハル(木村拓哉)と、OLの村瀬亜樹(竹内結子)の恋愛模様、競技の苦悩や喜びを描きます。他の選手との衝突など、チーム内の人間関係がリアルに表現され、“スポ根ラブストーリー”として話題を呼びました。 ハルの俺様感が木村本人のイメージとマッチし、「好きになるよ、俺のこと。Maybe 君は俺を好きになる」という台詞に、女性たちは胸キュン!「maybe」はハルの口癖なのですが、こんなキザな言葉が許されるのはキムタクだからかもしれません。 本作の主題歌は、クイーンの「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」。その他、多数の楽曲が劇中歌として使用され、クイーンの人気が再燃したことも有名ですね。

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5位『ロングバケーション』(1996年) 平均視聴率:29.6%

キムタクが連続ドラマ初主演を飾ったラブロマンスドラマ

1996年に月9枠で放送された通称「ロンバケ」こと、『ロングバケーション』。木村拓哉、山口智子のW主演による90年代を代表するラブロマンスドラマです。 木村が音楽教室講師で生計を立てる瀬名秀俊を、山口が結婚式当日に婚約者に逃げられたモデル・葉山南を演じ、2人の奇妙な同居生活を描きました。年下のピアニストに扮した木村の影響から、ピアノを習い始める男性が増えたそうです。 女性から特に高い支持を得て、週刊誌では「月曜日はOLが街から消える」と報じられ、「ロンバケ現象」なる社会現象に!竹内豊、松たか子ら後の主役級キャストが数々の名シーンを生み、ラストシーンはロンドンから生中継されるなど、何かと話題になりました。 主題歌は、久保田利伸(withナオミ・キャンベル名義)の「LA・LA・LA LOVE SONG」。楽曲単体でも大ヒットし、幅広い世代から愛されています。

4位『GOOD LUCK!!』(2003年) 平均視聴率:30.6%

夢に向かって突き進む飛行機のパイロットを好演!

2003年放送の『GOOD LUCK!!』では、キムタクが飛行機のパイロットに!全日空(ANA)を舞台に、キャプテンを目指し新米副操縦士として働く新海元(木村拓哉)と整備士の恋、仕事に生きる人びとを描いた青春ドラマです。 新海と衝突するツンデレヒロイン・緒川歩実役に柴咲コウ、実力派の堤真一、黒木瞳、竹中直人、故・いかりや長介らが脇を固めました。 視聴者は困難に立ち向かう熱い男の姿に胸を打たれ、撮影に全面協力したANAの株価が上昇、航空会社への就職希望者も急増といった社会現象に!視聴率が低迷しつつある2000年代において、平均視聴率30%超え、瞬間最高視聴率41%の驚異の数字でした。 主題歌は山下達郎の「RIDE ON TIME」。この曲=飛行機のイメージが定着し、テレビなどで航空関連の話題を扱う際のBGMに使用されるようになりました。

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3位『ラブジェネレーション』(1997年) 平均視聴率:30.8%

まるで少女漫画?王子様みたいなキムタクに会えるラブロマンス

1997年の月9ドラマ『ラブジェネレーション』では、「ロンバケ」に続いて木村拓哉と松たか子が共演し、松は初めて月9のヒロインを務めました。 本作で木村が演じるのは、広告代理店で働く入社3年目の社員・片桐哲平。営業部へ移動になるも、同僚の上杉理子(松たか子)と最悪の出会いを果たします。理子と惹かれ合い始めた矢先、哲平の初恋の女性が現れるという、少女漫画のような物語が展開しました。 ちなみに、モノマネでお馴染みの名言「ちょ、待てよ」を生んだ作品です。それまで長髪だったキムタクが、劇中で短髪にイメチェンしたことも話題に!全11話の平均視聴率は30.8%を記録し、当時の月9における最高記録でした。 大滝詠一が歌う主題歌「幸せな結末」は、「LA・LA・LA LOVE SONG」と同じく、聴くだけでドラマの場面を思い出す印象的な曲ですね。

2位『ビューティフルライフ』(2000年) 平均視聴率:32.3%

美容師と難病に冒された女性の純愛を描くラブストーリー

2000年放送の『ビューティフルライフ』は、キムタクの黄金時代を築いたドラマの一つ。平均視聴率は32.3%を記録し、視聴率男・木村拓哉の代表作でもあります。 腕はあるのに人気がない美容師・沖島柊二(木村拓哉)と、難病で車椅子生活を送る図書館司書・町田杏子(常盤貴子)の不器用な恋愛を、繊細に描き出しました。杏子を通して、いわゆる社会的弱者の目線を視聴者に訴え、「バリアフリー」を認知させたと言われています。 柊二にあやかって美容師志望者が増加したり、キムタクが乗るバイク「ヤマハ・TW200」など劇中車の売上が伸びたりと、世間に大きな影響を与えた様子。号泣必至の最終回は瞬間最高視聴率41.3%で、キムタクドラマ史上トップの記録です! B'zによる主題歌「今夜月の見える丘に」も大ヒットし、ミリオンセラーを達成しています。

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1位『HERO』(2001年) 平均視聴率:34.3%

型破りの検事が活躍!長期シリーズとなった大人気お仕事ドラマ

2001年の月9ドラマ『HERO』。2006年に単発ドラマ、翌年に劇場版が制作されました。2014年にはヒロインを北川景子に変えて続編が放送、さらに翌年に劇場版第2弾が公開され、木村拓哉主演ドラマでは珍しい長期シリーズ作品です。 言動は型破りでありながら、事件と真摯に向き合う検事・久利生公平(木村拓哉)と担当事務官・雨宮舞子(松たか子)の凸凹コンビが、数々の事件に挑む姿を描きました。 平均視聴率はキムタクドラマでも、平成の民放連続ドラマでもNo.1の34.3%!城西支部メンバーそれぞれに人間ドラマがあった点も、人気の要因の一つでした。久利生のあまりのカッコよさに、劇中で着用した「A BATHING APE」のダウンジャケットが大流行し、プレミアがつきました。 主題歌は宇多田ヒカルが歌う「Can You Keep A Secret?」。2019年現在、月9ドラマ主題歌では最後のミリオンセラーです。

新作ドラマが2019年10月放送!キムタクが天才シェフを演じる

木村拓哉の令和初連ドラ主演作(タイトル未定)が、2019年10月期のTBS系「日曜劇場」枠にて、午後9時より放送されることが決定しました! 今回キムタクが挑む職業は、フランス料理の天才シェフ。自らの慢心で全てを失い、世界最高の三つ星レストランを目指し、再起を図ろうと奮闘するストーリーです。彼を支える女性シェフの役を、『華麗なる一族』以来、木村と12年ぶりの共演となる鈴木京香が演じます。 他のキャストは不明ですが、制作サイドはすでにミシュランガイドの協力を得ており、パリの三つ星レストランでも撮影予定とのこと。シェフと言えば、『SMAP×SMAP』の看板コーナー「ビストロSMAP」を連想させますし、大きな注目が集まるかもしれません。

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次なるキムタク七変化ドラマは!?令和の木村拓哉からも目が離せない!

平均視聴率ランキングでは『HERO』が堂々の第1位ですが、木村拓哉が最も輝いた”瞬間”は、「ラブジェネ」の最終回という結果でした。 平成のドラマ史では、時代劇を除いて平均視聴率上位5作品をキムタクドラマが独占!どの作品も木村の魅力が存分に発揮され、主人公の職業を志す若者が増加しました。令和初の連ドラは天才シェフの役ということで、職業ごとの演じ分けに注目すると面白いかもしれません。 さらに次の作品は職業に七変化するのか、早くも気になるところ。2018年には次女・Kokiも芸能界入りし、ますます話題を集めるキムタクの今後に注目です。