2021年1月8日更新

『銀魂 THE FINAL』は本当に“最後”なのか?これまでの終わる終わる詐欺をまとめてみた!【1月8日公開】

銀魂
©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

2021年1月8日公開の映画『銀魂 THE FINAL』で『銀魂』は本当に終わるのか!?「終わる終わる詐欺」常習犯である『銀魂』の過去の「悪行」を暴いて検証します。

目次

「銀魂」は「THE FINAL」で本当に“終わる”のか?過去の終わる終わる騒動を振り返る

銀魂
©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会 配給:ワーナー・ブラザース映画

2021年1月8日公開の映画『銀魂 THE FINAL』で、ついに終止符を打つ(はず)のアニメ「銀魂」シリーズ。しかし本作はこれまでに、原作漫画とともに「終わる終わる詐欺」を繰り返してきた常習犯です。 相変わらずふざけた予告を展開し、原作者が描く「鬼滅の刃」イラストカードを入場者特典にしたりと、いまだ世間を騒がせている「銀魂」。本作で本当に終わるのか?とドキドキしている銀魂ファンのためにも、ここで過去の「悪行」の数々を暴いていきましょう!

原作漫画は「銀魂おわります」と言ってから3年かかって完結

原作の漫画『銀魂』は、2003年から週刊少年ジャンプで連載がスタート。2006年にはテレビアニメも始まり、アニメも原作とともに人気作として成長してきました。 2016年からは原作で最終章「銀ノ魂」篇が始動しましたが、3回もの「最終回」を経てようやく3年がかりで完結。ここではそんな原作の迷走ぶりを振り返ってみましょう。

1回目の最後(「少年ジャンプ」連載最終回)

まず1回目の「最終回」は、2018年9月15日の『週刊少年ジャンプ』42号。堂々最終回と銘打った表紙にすっかり騙された読者たちは、桂小太郎がいきなり呟くセリフ「ページ数が足りん」に驚愕したことでしょう。 朝の情報番組「ZIP」では先駆けて「銀魂連載終了」のニュースを流したがために、桝アナウンサーが原作で標的に。これ以降お互いにいじり倒すという、愛あるやり取りにもファンはほっこりしたものです。 2018年のジャンプフェスタで流されたサプライズ映像は、『ジャンプGIGA』での連載再開を宣伝する内容でしたが、その中でも「全ての枡アナに送る」と名前まで間違えつつのいじりを展開(×枡アナ○桝アナ)。 2018年38号で最終回まで「あと5回」と発表した時はGIGA連載が決定済みだったそうで、ニュース拡散に原作者は気が気でなかったとか。

2回目の最後(「GIGA」連載最終回)

「最終回の向こう側」へ行った『銀魂』は、系列誌の『ジャンプGIGA』へ移籍。3号連続で掲載され、2019年2月22日のGIGA3号で今度こそ最終回と思いきや、「『銀魂』堂々、完結!!…せず!!!」と、またもや最終回は未遂に。 GIGA1号で初っ端から『ドラゴンボール』のパロディを6ページも展開していたことを考えれば、不安的中としかいいようがありません。本当の最終回は前代未聞のアプリ配信に引き継がれていきます。

3回目の最後(最終703訓)

アプリの配信でも、『銀魂』はやらかします。アプリ配信1回目の5月13日には無事に最終話の1つ前の第702訓が配信されたのですが、最終回は6月10日から17日、そして20日と2回も配信が延期する事態に。まさかの2度にわたる最終回の延期は、さすがのファンの予想も上回るものでした。 そんな予想外の紆余曲折を経て、ようやく漫画『銀魂』は2019年6月20日に最終回の第703訓をもって完結を迎えたのです。

4回目の最後(単行本最終77巻)

ところがさすが『銀魂』、ここで有終の美は飾れない!単行本最終巻の77巻は、発売日が2回も延期してしまいました。当初は76巻で2019年春と告知していましたが、当然のように叶いません。 次に同年7月に延期され、最終的に同年8月に最終77巻が発売されました。どうしても77巻で終わりたかったのか、この巻のボリュームは通常の2倍になり、価格も2倍に。あらゆる意味で、忘れられない最終巻となりました。

タイトル詐欺だったアニメ『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』

銀魂
(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

『銀魂』の「終わる終わる詐欺」は原作だけではありません!2013年の『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』はアニメシリーズの完結編として公開されたにも関わらず、その1年半後にはアニメ新シリーズ・第3期が開始。 劇場版は完全新作エピソードで、キャッチコピーには「アニメ銀魂 ラストエピソード」と銘打たれていました。主人公・坂田銀時の過去にまつわる物語が展開するシリアスな内容でしたが、実はタイトル詐欺をはたらいていたのです!

アニメ3期『銀魂゜』第1話で謝罪会見

アニメ3期『銀魂゜』第1話ではいきなり「坂田銀時氏謝罪会見」が始まり、髪を七三分けにした銀時が「完結しなくてすみませんでした!」と深々と一礼。記者の質問に答える前に、某議員のように突っ伏して泣きわめき謝罪を始めました。 その内容はというと、完結篇だった劇場版が興行収入17億というヒットに終わり、「スーツ着た金の亡者たち」に目をつけられた云々。最後にしれっと「今謝ったんで、『銀魂』再開します!」と言う銀時もさすがです。そして何事もなかったかのようにアニメ3期が始まりました。

アニメ4期『銀魂.』最終367話で「終わる終わる詐欺裁判」

すでに「終わる終わる詐欺」を自虐ネタとしてフル活用していたアニメ『銀魂』。最終回の367話はタイトルも「終わる終わる詐欺裁判」で、これまでの悪行を銀時自身が裁判するというシュールな内容です。 それもこれも、原作が終わらなかったがために、アニメ4期は中途半端なところで突然終わらねばならなかったという事情が。「終わる終わる詐欺」で有名だったアニメシリーズも、原作者の「悪行」には勝てなかったわけですね。

『銀魂』だけじゃない!終わる終わる詐欺をしてきたあの作品、あの人……

映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』

『銀魂』と同じく『週刊少年ジャンプ』の人気漫画で、アニメシリーズも大人気だった『NARUTO -ナルト-』ですが、劇場版第10作目で「THE LAST」と完結を明言。劇場版ナルトの最終作という触れ込みで話題に。 しかし公開と同時に続編を発表し、世間を驚かせました。一応「ナルトが主人公である最後の作品」という点ではラストではありますが、続編の「BORUTO-ボルト-」でも『NARUTO -ナルト-』のキャラクターたちは登場します。

漫画『天才バカボン』

赤塚不二夫のギャグ漫画『天才バカボン』は、元々内容もシュールではありましたが、メタ的な「最終回」をネタにした元祖ともいえます。 しかも1回や2回ではなく、何度もそれを故意にネタにしている常習犯でもあります。バカボンのパパでさえ、「何回もやったから覚えていない」と言うほど!

ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』

橋田壽賀子脚本による『渡る世間は鬼ばかり』は、1990年から2011年という長期間に10シリーズを放送した長寿ドラマ。レギュラーシリーズが終わった後も、毎年のようにスペシャルドラマが放送されている「終わらないドラマ」の定番です。 あまりに長い間続けているため、キャストが途中で亡くなったり、スタート当初は子役だったえなりかずきもすっかり大人になりました。

宮崎駿監督

宮崎駿
©︎Orban Thierry/MCT/Newscom/Zeta Image

スタジオジブリの宮崎駿監督はこれまで7回も引退宣言を行ないながら、毎回それを撤回することになるので、世間も慣れっこになっている模様。 2013年公開の『風立ちぬ』で、ついに今度こそ引退!と明言したものの、またもやこれを撤回。2017年には長編アニメ『君たちはどう生きるか』を制作中であることが明らかになりました。

最後の馬鹿騒ぎに乗り遅れるな!『銀魂』がついに終わる!?

原作やアニメで何度も「終わる終わる詐欺」を働いてきた『銀魂』。しかしいざ本当に終わってしまうかと思うと、寂しいような終わって欲しくないような気がします。 しかしさすがに今回はオールスターキャストの「最後の馬鹿騒ぎ」のはず。今まで散々振り回されてきたからこそ、最後の祭りに乗り遅れるわけにはいきません!銀時たちの最後の勇姿を、ぜひ劇場で見届けましょう!