2021年1月29日更新

【キングダム】呉鳳明(ごほうめい)は実在した?魏の狡猾な知将について解説

呉鳳明

人気漫画『キングダム』に登場する魏国の将軍、呉鳳明。本記事では奇抜な戦術を駆使する強敵として秦に立ちはだかった知将である彼の活躍や史実との関連、さらには最新刊での登場について解説していきます!

恐るべき呉鳳明(ごほうめい)の知力!性格はずる賢い?【ネタバレ注意】

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呉鳳明は合従国編で魏国の総大将として登場した武将。非常に高い知力を持ち、奇抜な戦術や発明を駆使した戦法で戦いました。公式ガイドブックでの能力数値は武力:60、指揮力:89、知力:98、経験値:A、発明:考案中となっています。 さらに蛇甘平原の戦いで麃公(ひょうこう)将軍との一騎打ちの末に敗れた将軍、呉慶(ごけい)を父に持ち、秦に対して強い恨みを持っているアンチ秦国将軍。 また、37巻で信が呉鳳明と鳳明の師匠である霊凰(れいおう)がいる本陣に攻め入ったときに、どちらが標的の鳳明か迷っている信が迷う場面があります。 そこで鳳明は「鳳明様お逃げをっ」と霊凰に声をかけて信を差し向け、霊凰を盾にして自らは逃走するというエピソードがあるように狡猾な性格を持った武将でもあるのです。 ※この記事は2020年1月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

度肝を抜かれる!鳳明のド派手戦術

呉鳳明の初登場シーン

初登場は25巻。秦国を結託して攻める事となった魏・趙・韓・楚・燕の合従軍の各国総大将が会合を行うシーンで初登場です。 汗明やオルドなどそうそうたる顔ぶれにまったく臆することなく、他の武将たちを冷静に分析する知将キャラとして印象的に描かれています。 その後、呉鳳明率いる魏軍は韓軍と共に秦の首都、咸陽につながる道を守る難攻不落の門、函谷関(かんこくかん)を攻め、秦軍を苦しめることになるのでした。

驚きの奇抜戦術、井闌車(せいらんしゃ)

函谷関は城壁の高さが普通の城門の2倍以上もあるため、抜群の防御力を誇り、函谷関攻めをする魏軍のはしごもまったく門に届かない、まさに難攻不落の門。 そこで登場したのが井闌車というわけです。井闌車は車輪の上に塔状の兵舎を設置した兵器。 しかしその井闌車の高さも函谷関の城壁の高さに及びません。 作戦は失敗かと思われましたが、魏兵の合図によって車上から重りが下ろされると、重りに引っ張られて井闌車の内側に隠れていた板が跳ね上げられて函谷関の上に届いたのです。 こうして鳳明は魏軍が攻め込むための道を作りました。 この井闌車は結局、垣騎の機転により油をかけて燃やされましたが、魏軍の攻めの一手となったことは間違いないでしょう。

超強力兵器、床弩(しょうど)

呉鳳明は函谷関での膠着を打破すべく、新たな作戦を実行しました。その作戦とは床弩(しょうど)作戦。 床弩とは大型化した弩を台車に固定して矢を放つ投擲兵器です。 しかし、この床弩自体はすでに函谷関で韓軍が使用済み。では魏軍と韓軍の床弩では何が異なっていたのでしょうか? 答えは明白。その大きさが全く異なっていたのです。 韓軍の用いた床弩が放つ矢は2メートル程度のものでした。 しかし、魏軍が用いた矢は倍の4メートルもの大きさがありました。この矢の威力はすさまじく、柱のような矢が城壁に深々と突き刺さるほどのパワー。 呉鳳明はこの矢に縄をつけ、兵が函谷関を上るための杭として利用したのでした。

呉鳳明は実在の人物なのか?信とは戦うのか考察!

結論から言うと、呉鳳明は中国史には存在せず『キングダム』の創作のキャラクターのようです。 これは原先生へのインタビューでも明らかになっており、父の呉慶も同様に創作キャラクターとのことでした。 しかし、実際の歴史では秦と魏は再び戦う事は確定しているので、呉鳳明がこの先秦の前に再び立ちはだかることは間違いないでしょう。 また中国史上では魏国を滅ぼしたのは信ではなく王賁だということになっているので、王賁との関係にも注目していきたいですね!

呉鳳明はキングダム最新刊(60巻)にも登場!

呉鳳明が『キングダム』60巻で味方として再び登場しました! 秦対趙の大戦が終わった後、秦は趙の首都邯鄲(かんたん)を落とそうと試みます。しかし、趙に戦力を割きすぎると魏軍に背後から攻撃されてしまう恐れがありました。そこで秦はある条件と引き換えに魏と3年間の同盟を結んだのです。 その条件とは楚の領地にある「什虎城」を魏に譲渡すること。つまり秦と魏で協力して楚軍を破り、得た城は魏にあげるという破格の条件だったわけです。かくして秦は魏と同盟を結びともに戦うことになりました。 この魏軍のリーダーは呉鳳明であり、60巻の時点でこの戦いに参加している秦の武将は蒙武と騰。 このメンバーの武力と知力が合わされば怖いものなしと言っても良いでしょう。 また、60巻の最期のコマにはあの井闌車もちらっと再登場していたので函谷関の戦い同様、派手な戦術を見ることができるかもしれませんね!

これからの呉鳳明の仲間としての活躍に期待!

ここまで呉鳳明の活躍や実際の歴史との関係について紹介してきました。 最新刊で秦の仲間となった呉鳳明の戦術や兵器に期待ですね! また、楚や趙との戦いを終えて再び敵となって立ちふさがる時にもどんな活躍を見せてくれるのか注目していきたいところです!