2021年4月6日更新

『キングダム』全編まるッとネタバレ解説!最新話までの信と将軍達の活躍を振り返る

「キングダム」第3シリーズ
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会

『キングダム』は古代中国の春秋戦国時代を描いた中国史漫画です。累計発行部数は7000万部を超え、名実共に『週刊ヤングジャンプ』の看板漫画となった本作。本記事ではそんな『キングダム』を、全編ネタバレありでまるッと解説していきます!

目次

『キングダム』ネタバレあらすじ解説!信と仲間達の熱い戦いを刮目せよ

1人の少年が天下の大将軍になるまでの道筋を描く、中国史漫画『キングダム』。アニメ、実写映画共に大ヒットを記録した本作ですが、遂に2020年5月に実写映画の続編製作が発表されました。 そこで本記事では、来る実写劇場版『キングダム』の2作目公開に先んじて、原作を全編まるっとネタバレ解説していきます!本編を復習してから、映画公開を心待ちにしましょう!

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①王都奪還編(1〜5巻)

天下の大将軍を目指す2人の少年が辿る悲運な運命

まだ中華統一が成される前の古代中国。大国・秦には戦争孤児である信(しん)と漂(ひょう)という2人の少年がいました。天下の大将軍を目指す2人の前に昌文君が現れ、漂のみが見出されます。信を置いて1人で士官してしまう漂。しかしその晩信のもとを訪ねてきたのは、血に塗れ衰弱しきった漂でした。 信が漂の死を悲しみながら言う通りにある場所へ向かうと、そこには漂に瓜二つの少年がいます。政(せい)と名乗るその少年は、実は秦国の王。秦は現在王弟によるクーデターの真っ最中であり、漂は政の影武者として召集されていたのです。 信は漂の意志を汲み政、道中で出会った河了貂(かりょうてん)と共に3人で王都の奪還を目指すのでした。

山の民を味方に付け王都を奪還せよ

昌文君一派とも再会を果たした信達は、かつて秦国と交流のあった「山の民」と同盟を結ぶため動き出します。 かつて同盟関係にあったと言っても、すでに400年も昔のこと。話し合いは難航を極めます。しかし政が口にした「中華を統一する」という言葉に山界の王・楊端和(ようたんわ)は心を打たれ、信達は強力な味方の獲得に成功しました。王都である咸陽を守るは、8万の軍勢。真っ向勝負では数で圧倒される政軍は、山の民と共に王都に奇襲をかけます。 数々の兵士が深手を追いながらも、クーデターの鎮圧に成功した政軍。政は玉座を取り戻し、功績が認められた信は家を与えられ遂に下僕の身分を脱出するのでした。

②蛇甘平原編(5〜7巻)

信の初陣、大将軍への一歩を踏み出す

河了貂と同居する信は、「魏」との戦にイチ歩兵として参加します。5人1組の「伍」のメンバーに羌瘣(きょうかい)という無口な子供がいることに、不安を感じる信。王都奪還編で行動を共にした千人将・壁(へき)と再会を果たした信は、遂に戦に身を投じて行きます。 圧倒的な力で次々と敵兵を討つ信ですが、その前に魏自慢の戦車隊が立ちはだかりました。苦戦を強いられるも、羌瘣の「死体を盾にする」策でなんとか状況を打開する信達。 信の活躍を見ていた千人将は、信を連れて魏の副官のもとに忍び寄ります。そして千人将は信の力を借りながら、自身の命と引き換えに副官を討つのでした。

激闘の末決着、初陣は見事な勝利

山の上から戦況を見る信のもとに現れる、戦に参戦していないはずの王騎(おうき)将軍。王騎は本能で戦をする秦軍総大将・麃公(ひょうこう)と、知略で戦をする魏軍総大将・呉慶(ごけい)のどちらが勝つかを信に話します。信はこの会話によって、王騎から戦とは何かの片鱗を教わりました。 その後両軍の将による一騎討ちが行われ、激戦の末麃公が勝利します。こうして信の初陣となった対魏攻防戦は、秦の勝利で幕を下ろすのでした。

③馬陽防衛編(11〜16巻)

次なる敵は趙の三大天、飛信隊は武功を残せるか

秦に対して恨みを抱えている「趙」との戦。秦の総大将は長年沈黙を守ってきた王騎将軍が務めます。前回の武功が認められ一気に百人将となった信は、王騎に自身の隊を「飛信隊」と名付けられ、優秀な敵将の首を取る任務を授かりました。そして期待に応えるように、見事敵将・馮忌(ふうき)を討ち取った信。一見順調かに見えた秦軍でしたが、王騎は得体の知れない違和感を感じ取っています。 戦が続く飛信隊の野営地で、総大将であり趙が誇る三大天の1人、龐煖(ほうけん)が突如現れ攻めてくるという大事件が起こります。全く歯が立たない信に代わり、奮闘する羌瘣。援軍が来たこともあり龐煖に一太刀浴びせる信ですが、体の損傷が酷く、気を失ってしまいました。

策士・李牧の策略、王騎戦場に死す

王騎と龐煖が一騎討ちを始め、戦は終局へと向かいます。しかしその裏で策を弄する男がいました。趙三大天の1人、李牧(りぼく)です。李牧の策略により、4万もの援軍を迎え入れる趙軍。 秦軍の絶体絶命のピンチ。しかしこの状況でも王騎は諦めず、むしろ活路を見出すためより闘志を漲らせます。遂に王騎の刃が龐煖に届くかと思われたとき、王騎の胸に1本の矢が刺さりました。この一騎打ちを台無しにする矢によって、王騎は龐煖に腹を貫かれます。 戦の決着が付き秦軍は撤退しますが、王騎は辛うじて生きていました。信を自身の馬に乗せ、信が目指す大将軍の景色を見せる王騎。 そして王騎は信に愛用していた矛を託し、この世を去るのでした。

④山陽攻略編(17〜23巻)

山陽攻略戦始動、2人のライバルと凌ぎを削る!

王騎の死から1年が経った頃、信は三百人将になるまで成長し、飛信隊の名を轟かせるまでになっていました。そんな中突如秦に現れ、同盟を結びたいと話す李牧。こうして秦趙同盟を結んだ秦は、さっそく魏の領土である山陽に攻め入ります。 経験豊富な将軍である蒙驁(もうごう)を総大将としたこの戦には、「玉鳳隊」を率いる三百人将・王賁(おうほん)や、「楽華隊」を率いる三百人将・蒙恬(もうてん)といった信と同年代の三百人将も参加していました。3人は競うように武功を上げていきます。

廉頗が狙う、桓騎と王翦の実力とは?

戦が進展していく中、秦内部で怪しい動きを見せる呂不韋(りょふい)。呂不韋は国内の第3権力者である太后と密会を重ねていたのです。政が国内の勢力争いに苦戦する中、山陽攻略はいよいよ大詰めを迎えます。信達は敵将・輪虎(りんこ)と幾度となく対峙するも、歯が立たないでいました。 秦軍を迎え討つ魏には、元趙三大天の廉頗(れんぱ)がいました。しかし魏に亡命し、戦に首を突っ込まなかった廉頗がなぜ今回は戦場に出てきたのか。 その理由は蒙驁の副将・桓騎(かんき)と王翦(おうせん)にあります。この桁違いの実力を有する2人を束ねる蒙驁。廉頗は王騎から「退屈したら蒙驁と戦え」と言われていたのです。一瞬で敵将を倒した王翦でしたが、そこに廉頗が現れます。交戦すると思いきや、負け戦はしないと撤退する王翦。そして王翦に撤退された廉頗は、直に蒙驁の首を取りに行きます。こうして戦は最終局面を迎えるのでした。

信は輪虎に勝てるのか?山陽攻略戦まさかの結末

廉頗と輪虎から同時に攻められ、それぞれ迎え撃つ蒙驁と信。何度も負けそうになる信でしたが、わずかな気迫の差で輪虎を討ち取ります。しかし蒙驁は廉頗に敵いません。一騎打ちに持ち込まれ、片腕を落としてしまう蒙驁。 絶体絶命かに思えた秦軍でしたが、次の瞬間魏軍の本陣から落とされた合図の狼煙が上がったのです。桓騎が総大将を討ち取っていたのでした。こうして秦は山陽を手中に治めます。

⑤合従軍編(24〜33巻)

秦に最大のピンチ、合従軍現る

山陽攻略戦を終えた飛信隊は、連戦連敗を喫していました。理由は飛信隊の頭脳である羌瘣が、当初の目的を果たすため離脱してしまったためです。しかし飛信隊に秦随一の軍師のもと修行を積んだ、新たな軍師・河了貂が派遣されます。信達が本来の強さを取り戻した頃、秦内部では未だに醜い勢力争いが続いていました。 勢力をのばし続ける呂不韋を食い止めるため、1度は謀反を起こした弟を頼る政。そんな内部すらまとまっていない状況で、驚くべき事実が発覚します。李牧の手によって集められた「趙」「魏」「楚」「燕」「韓」「斉」の6カ国が「合従軍」を形成し、秦に攻め入ろうとしていたのです。

函谷関を守れ、偉大なる将軍の最期

秦で1番の軍師・昌平君を中心に軍師達は策を考えますが、1番良い策でも成功確率は2割程度。その策とは他の防衛戦を全て捨て、国門である函谷関を全兵力で防衛するというものでした。何度かの窮地を迎えるも、各将軍の働きで何とか持ち堪える秦軍。しかし李牧は次なる手を用意していました。 李牧は函谷関ではなく山中の南道から、少数の兵を用いて咸陽に向かっていたのです。ほとんどが出し抜かれた李牧の策を唯一看破していた麃公は、飛信隊を引き連れ李牧を追います。しかしそこに現れた龐煖に討たれてしまう麃公。 麃公の死を聞いた政は、最後の手段に手を出すのでした。

李牧の秘策を迎え討て、まさかの援軍登場

政の最後の手段とは、李牧の進む先にある村・蕞の住民と共に戦うことです。信と合流した政は、蕞の住民に語りかけます。そして政の言葉に心打たれ、迎え撃つ覚悟を決める住人達。李牧は一般人を巻き込みながらの防衛をやってみせる政に驚愕しました。 しかし永遠に防衛をし続けるのはやはり困難で、7日目にして遂に門を破られてしまいます。しかしそこには山の民の姿が。政が蕞の住民と防衛を続けた結果、山の民の援軍が間に合った秦は合従軍の撃退に成功したのです。 そんな中龐煖と対峙する信。信は龐煖とは自分が戦わなくてはと感じています。そして王騎と麃公の気持ちを背負った信の刃は、遂に龐煖へと届くのでした。

⑥秦趙連合軍編(46巻〜最新57巻)

中華統一に向け打ち出された奇策とは?

政の目標である中華統一が15年では不可能だと考えた昌平君は、李牧を出し抜くため趙国の王都である邯鄲のすぐそばに位置する「鄴」を狙うという奇策を提案します。そして秦は総大将・王翦を含めた3人の将軍を選抜した三軍連合軍で、鄴へと進軍しました。 趙の国門である列尾に到着した連合軍は、1日で列尾を落とします。しかしこの弱すぎる国門を李牧の策略だと気付いていた王翦は、鄴とは無関係の吾多に攻め入りました。その後も次々と鄴の周囲の城を落としていく王翦の行動が、理解できない李牧と連合軍のメンバー。 しかしすでに複数の城を落とした後、李牧は気付きました。李牧が秦軍に兵糧攻めを仕掛けていると気付いた王翦は、周りの城を落とし住人を鄴に集めることで、自身も李牧に兵糧攻めを仕掛けていたのです。

秦軍に潜む李牧の影

散り散りに様々な戦いが繰り広げられる中、遂に李牧が行動を起こします。李牧は自ら左翼に潜り込むと、指揮をとっていた麻鉱(まこう)をいとも簡単に討ってしまったのです。それにより窮地に陥ってしまう左翼ですが、蒙恬の力で何とか持ち直しに成功します。 趙軍の左翼へ援軍として登場した藺家十傑筆頭・尭雲(ぎょううん)と一騎打ちをする信は、尭雲のさすがの実力に苦戦を強いられます。一方その間信不在の飛信隊では、羌瘣が凄まじい強さを見せていました。 そしてときは経ち、迎えた秦趙大戦9日目。信は相手武将の岳嬰(がくえい)の討ち取りを命じられていました。鬼気迫る勢いで信に詰め寄る岳嬰。しかし信は動揺を全く見せず、岳嬰を一刀両断したのです。

命運を握る飛信隊の活躍

信の次なる目的は、趙峩龍(ちょうがりゅう)の首です。趙峩龍と一騎打ちに持ち込みたい信でしたが、信の行く手を副隊長である徐肖と徐林が阻みます。その中でも古くからの仲間の死や、限界を越えた羌瘣の助けを受け、遂に趙峩龍の前に立つ信。 しかし軍略を巡らせていた趙峩龍でも、やはり将軍。手負いの信は苦戦を強いられます。次の瞬間王騎の矛を振るう信に、王騎の影を見る趙峩龍。そして趙峩龍は負けを覚悟し、信に一刀両断されました。 龐煖と対峙する羌瘣は、かつてないほど深く潜ります。スピードだけで言えば龐煖を圧倒する羌瘣。激戦の末、体を捕らえられた羌瘣はスピードを活かすことができず、ボロボロにされてしまうのでした。

あの戦いの決着は?主な対戦を一覧でおさらい

王都奪還編 信(勝利)vs 朱凶
信(勝利)vs左慈
信&バジオウ(勝利)vsランカイ
蛇甘平原編 信(勝利)vs黄離弦
信(勝利)vs麻鬼
麃公(勝利)vs朱鬼
麃公(勝利)vs呉慶
馬陽防衛編 蒙武(勝利)vs剛乱
信(勝利)vs馮忌
信vs龐煖(勝負付かず)
王騎(勝利)vs渉孟
王騎vs龐煖(勝利)
信(勝利)vs魏加
騰(勝利)vs趙荘
山陽攻略編 信vs輪虎(勝負付かず)
信vs玄峰(勝利)
桓騎(勝利)vs介子坊&玄峰
栄備vs輪虎(勝利)
信(勝利)vs輪虎
桓騎(勝利)vs白亀西
合従軍編 騰(勝利)vs臨武君
信(勝利)vs万極
張唐(勝利)vs成恢
麃公vs龐煖(勝利)
信(勝利)vs傅抵
秦趙連合軍編 麻鉱vs李牧(勝利)
信(勝利)vs岳嬰
壁(勝利)vsロゾ
信(勝利)vs趙峩龍
蒙恬(勝利)vs馬南慈

今からでも遅くない!『キングダム』を読んで信の中華統一を見届けよ

下僕の少年が強敵を討ち戦乱の世を駆け上がる姿を描いた作品『キングダム』。今回はそんな『キングダム』の全編あらすじを、ネタバレありで紹介してきました。 原作もさることながら、本作はアニメや映画の迫力あるアクションも必見の作品です。 公開が待ちきれない実写劇場版第2作、どのエピソードが題材となるのか予想しながら楽しみに待ちましょう!