『キングダム』主人公信の出世の軌跡を追う!

2017年7月6日更新

原泰久によるヤングジャンプで最も熱い漫画『キングダム』の主人公、信の驚異的な出世の軌跡を紹介しています。

元は下僕だった『キングダム』の主人公信

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主人公の少年、信は中国の秦の片田舎で幼馴染の漂という少年と二人、戦争の被害により孤児となっていました。二人はとても身分の低い下僕であり、奴隷のような生活をしていましたが、夢は大きく「武功により天下の大将軍になる」という野望を抱いていたのです。

王都を奪還し平民となる

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出典: vtastes.com

そんな身分の低かった二人ですが、ある日、漂は大臣の昌文君に連れられ王宮に向かいます。しかしある夜、信の元に傷を負ってボロボロの漂が現れ、彼の目の前で漂は息絶えてしまいます。漂は、王宮で泰王・政と瓜二つだったために、影武者として雇われ、敵に襲われてしまったのでした。

漂の仇を取るために、信は敵陣に乗り込み撃破します。王都を奪還した功績から、奴隷のような身分から平民へとのし上がったのです。

対魏国戦争を経て百人将に

キングダム

平民の地位を手に入れた信は、兵士として一番下の伍兵としてスタートします。

紀元前245年、秦と魏が対立し、その戦いで初陣を迎えます。ここで信は類まれな戦闘能力を発揮し、秦の優勢を後押しします。その功績から、伍長を飛ばし、百人将になります。

趙との戦争後、三百人将に

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秦が韓に攻め入っている隙を見て、趙が攻め込んできました。攻めの体制から守りへ急遽体制を変え、防衛軍には六代将軍の王騎が中心となり、信率いる百人将も防衛軍として、出陣します。王騎により、信の部隊を「飛信隊」と名付けられ、趙との戦いはどちらも引かぬ接戦となりました。

そして、とうとう王騎将軍が戦場に出陣することとなり、将軍同士の一騎討ちとなります。

王騎の優勢かと思いきや、隙を突かれ致命傷を負ってしまい、秦は撤退せざるおえませんでした。重傷の王騎は、信に将軍の素質を見出し、自らの矛を授けた後、息を引きとったのでした。

そして、信は粉の戦での功績を認められ、部隊は300人に増員します。

輪虎を討ち果たし千人将に

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王騎が亡くなり1年が過ぎた頃、信は300人の部隊を率いて順調にやっていました。しかし、そんなとき、秦に王騎を殺した李牧が訪れることが伝わりました。李牧は秦にとって、決して悪い条件ではない秦趙同盟を持ちかけ、見事同盟成立となります。

その条件は、秦は韓国を潰したがっていましたが、韓国に攻め入るたびに趙と魏が韓国に援軍を送るためになかなか潰せずにいました。趙はこの同盟を結べば、韓に援軍を送ることはしない約束をしたのです。

そのため、秦は趙を気にすることなく、まずは魏から攻め入ることができるようになったのです。

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出典: tripoor.net

そして、その同盟の効果により、秦は魏に攻め入る体制となりました。しかし、魏には予想もしていなかった強敵、廉頗率いる廉頗軍が待ち受けていました。廉頗により派遣された輪虎の手により、千人将の将軍が次々に暗殺されていってしまう事件が起き、信はその仇打ちに猛進していきます。

そして、輪虎を討ち果たした信は見事千人将へと昇格しました。

合従軍侵攻を食い止め三千人将に

キングダム

合従軍とは李牧が企てた、趙・魏・楚・燕・韓が合併した軍隊です。その合従軍が秦国を攻撃し、秦は本拠地まで落とされそうになる大ダメージを受けます。しかし、長きにわたる戦い、夜でも奇襲をかけてくる敵陣に秦国の兵達は休むこともできずに、疲弊しきっていました。

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出典: vokka.jp

そこに現れたのは、秦国王・政自身。自ら前線に立ち、兵達の士気を高めます。しかし、そこで李牧軍の体調に重傷を負わされ、士気喪失してしまった兵達は疲弊し、他国の兵が目の前まで侵略してしまったのです。そこに突然、山の民の援護がはいり、見事合従軍を撤退させることに成功します。

その後、合従軍戦での功績を称えられ、信は特別準功賞を与えられ、さらに三千人将へと昇格します。

35巻でしれっと四千人将に

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合従軍を撃退してから、国の復興・再建に追われ、およそ2年の月日が流れたある頃、王弟成蟜の第一夫人瑠衣(るい)が屯留へ帰郷すると、突然趙国が2万もの兵を屯留に出陣させたのでした。その危機を察し、成蟜も屯留へ向かいますが、そこには大きな罠が待ち受けていました。

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成蟜が反乱を起こしている、との一報が政の元に入り、その真相を確かめるべく飛信隊を派遣します。

壁将軍の軍が屯留へ向かう途中に、龍羽将軍の軍が行く手を阻み、さらに趙国も援軍として増員されたため、壁将軍の軍は追い詰められてしまいます。そこに現れたのが飛信隊です。この2年の間に信とともに信隊も成長を遂げ、気づかぬうちに信は四千人将として昇格していたのです。

飛信隊のおかげで敵軍を追い払うことに成功し、真相を確かめるべく屯留へと向かいます。信は、さらに将軍への道をひた走るのでした。

著雍戦後、五千人将に昇格

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再び、魏に攻めの体制となった秦が狙ったのは魏の著雍奪還でした。その増援として飛信隊も抜擢されますが、なかなか手ごわい敵に手を焼くこととなりました。咸陽で、信率いる飛信隊は大勢の軍隊を相手にし、奮闘し、みごと勝利を収めます。その戦いの後、論功行賞とともに、五千人将へと昇格することとなります。