漫画『HUNTER×HUNTER』(ハンターハンター)を全巻無料で読めるアプリやサービスを調査

漫画『HUNTER×HUNTER』は1998年より『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始されましたが、何度も長期休載。長らく更新がないかと思われていましたが、2022年5月24日に作者の冨樫義博氏がX(旧:Twitter)を開設。原稿の写真と共に再開を匂わせるツイートをし、トレンド入りしました。 本記事ではそんな漫画『HUNTER×HUNTER』をお得に読める漫画サービスがないのか調査しました。また、あらすじや見どころなども合わせて紹介します。

2023年10月の時点で漫画『HUNTER×HUNTER』は、コミックシーモアやまんが王国など複数のサービスで配信していました。 コミックシーモアでは、初回登録時にかならずもらえる70%オフクーポンを配布しています。無料会員登録するだけで獲得できるため、お得に漫画を読むことができますよ。

アプリの配信状況を調べたところ、『HUNTER×HUNTER』が全巻無料で読めるアプリはありませんでした。 少年ジャンプ+では最初の3話が、めちゃコミックでは最初の1話が無料で読め、それ以降は有料で読むことができます。 しかし、コミックシーモアなら初回の無料登録で70%オフクーポンがもらえ、お得に全話読むことができるためおすすめです。

主人公・ゴンは、ハンターとして活躍する父親・ジンに会うために、自らもハンターになることを夢見ている少年です。 プロのハンターになるためには、年に一度開催されるハンター協会主催の試験に合格しなければなりません。その試験は、過酷であるため毎年多数の死傷者がでており……。 そんな事情もあり、ゴンを育てた叔母のミトからはハンターになることを反対されますが、ゴンは聞き入れません。彼は故郷のくじら島を出て、ハンターになるべく試験会場に向かうのでした。

ゴンはハンター試験の会場で出会ったキルアを、彼の実家・ゾルディック家から連れ出します。自らの意思でハンター試験を不合格となったキルアと共に、格闘施設・天空闘技場へと向かうのでした。 天空闘技場に向かった目的は、修行と資金稼ぎです。そこで2人は、心源流拳法の門下生・ズシと彼の師匠・ウイングと出会います。 闘技場で順調に勝ち上がっていゴンとキルアに対して、命の危険を察したウイングは、彼らの戦いを止めて念能力を教えるのでした。

ゴンとキルアは、オークションに参加するためヨークシンシティに向かいます。ヨークシンシティでは、世界最大のオークションが開かれている都市です。 ここで2人は、レオリオと合流しゲームソフト「G.I(グリードアイランド)」を落札するべく賞金稼ぎに挑戦します。さらに高額の懸賞金が懸けられていた盗賊「幻影旅団」を捕まえようとするのですが……。 そのころハンター試験の試験会場で一緒だったクラピカは、特殊な念能力を身につけて、ヨークシンシティへとやってきたのでした。

「幻影旅団」に懸けられた高額の懸賞金を逃したゴンたちは「G.I」を落札できませんでした。そこで、「G.I」をすべて落札した大富豪・バッテラが開催するプレイヤー選考会に参加します。 ゴンとキルアは、選考会を勝ち抜き「G.I」の世界に入ることに成功しますが、実際にゲームが始まるとカードをめぐるバトルに全く勝てません。 2人の姿を見かねたプロハンター・ビスケが彼らを弟子にして、技術を教え込みます。その結果、2人はみるみるうちに成長を遂げて……。

「G.I」をクリアしたゴンとキルアは、ゲームをクリアした時に得た賞品の呪文カードを使って、ゴンの父親・ジンに会おうとします。しかし、それを察知したジンによって2人はカイトのもとへ飛ばされてしまいました。 ジンの弟子であるカイトのもとで2人は彼の仕事を手伝います。そのなかで2人は「キメラ=アント」という生物の存在を耳にしました。 「キメラ=アント」は非常に凶暴で、人間にまで危害を加える存在です。そんな状況に危機を感じたゴンたちは、「キメラ=アント」の調査と討伐に乗り出し……。

「キメラ＝アント」の王の死で戦いは終結しますが、人間側も無傷とはいきませんでした。ネテロ会長は命を落とし、ゴンは瀕死の重傷を負ってしまいます。 そんなゴンを助けるために、キルアは願いを叶える能力を持つ肉親のアルカに会うべく実家のゾルディック家へ戻るのでした。 一方、会長のネテロの遺言により、ハンター協会の次期会長選挙が行われることになります。ゴンの父・ジンは会長直属ハンターの1人であったため、会長候補として祭り上げられることになってしまい……。

前回までで、ゴンの冒険の旅は一区切り。ここから新シリーズが始まります。 新興国の「カキン帝国」が宣言したのは、人類最大の禁忌とされている暗黒大陸への進出です。その大陸の探検隊を率いるのは謎の男・ビヨンド=ネテロでした。 「カキン帝国」が探検隊を派遣したことをきっかけに、多くの人たちが暗黒大陸へと足を運びます。ハンター協会や暗黒大陸探検隊、その背後にいる国を巻き込んだストーリーが描かれていくのです。 暗黒大陸の資源をめぐる国家間の争いや、カキン帝国の王位継承戦など、複雑に絡み合った物語が繰り広げられていき……。

『HUNTER×HUNTER』は根強い人気を獲得し続けている作品ですが、その人気を支えるのは圧倒的なクオリティと面白さ。漫画好きの人で、本作を「好きじゃない」と言う人はいても｢面白くない｣と答える人はほとんどいません。バトル、世界観、感動、その面白さはどこを取っても最高峰と言えます。 まず厨二心をくすぐる魅力的な能力バトル。｢念｣という概念のもと繰り出される多様な能力は、細かな設定や想像を超える独創性で読者を魅了します。そのなんでもありな展開も、緻密に練り込まれた世界観があってこそ。ハンターたちの求める｢未知｣が広がる世界にワクワクせずにはいられません！ そして読者の心を揺さぶる感動のエピソードも魅力。主人公・ゴンの純粋な言動に涙した人も多いでしょう。特にキメラアント篇は正義と悪が混在する重厚なストーリーで、そのラストはシリーズ随一の名シーンともいわれています。

『HUNTER×HUNTER』での能力バトルは、強い弱いの二極化では語ることができません。本作における個々人の能力には相性があるからです。 相性の概念があることで、勝てそうにない相手でも能力の使い方を工夫して勝つことがあります。よって、キャラクターそれぞれの特性を活かしたバトルシーンは、体のぶつかり合いだけではなく、頭脳戦の応酬に。初めて読む人はバトルシーンの文字数の多さに驚くでしょう。 しかし、ここぞと言うキメのコマはかなり大胆に描かれており、少年漫画らしい爽快感も味わえるのがこの作品の凄いところ。 普通では思いつかないような能力の使い方をされることも多く、作者の発想力に驚かされます。

『HUNTER×HUNTER』の物語設定は細かいところまでよく練り上げられていて、その独特の設定に魅了されるファンも多いです。 たとえば、「水見式」。登場するキャラクターたちは6つの系統に分類される「念能力」を体得するのですが、自分がどの属性にマッチするか見る際に使われるテストが水見式です。水に手をかざして、水がどのように変化するか見る、と言うシンプルなテストなのですが、「それっぽさ」が凄いんです。本作のファンの中には水見式を真似した人も多いのではないでしょうか。 また、作品内にはいくつかオリジナルのゲームが登場するのですが、そのゲームも全てルールが矛盾なく設定されていると言う細かさ。ゲームの進行と物語の進行が同期することもあり、作り込むだけでなく作品の雰囲気づくりにしっかり活かすのが冨樫流です。

『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターたちは、みんな個性的です。悪役として描かれる幻影旅団やキメラアントでさえも、それぞれの信念を持って戦っているので、かっこよく見えることがあります。単純に勧善懲悪的な展開でないのが面白い漫画です。 また、絶対的強者や謎を感じさせる人物も登場しており、まだ伏線回収されていません。1人1人のキャラクターの描き方が上手いので、どのキャラにも興味を持って読み進めることができます。

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漫画『HUNTER×HUNTER』は、少年漫画の王道要素を全部楽しみたい方におすすめの作品です。ワクワクもドキドキも感動も、これを読めば全て一気に味わえますよ。 ただし休載が多いので、先が気になりすぎるという点にご注意ください。

TVアニメ『ハンター×ハンター』は、1999年から2001年までフジテレビ系列で放送されました。タイトルロゴは原作とは異なり、カタカナ表記になっています。 原作から大きく外れたオリジナルストーリーはほとんど描かれず、原作に忠実な内容で、多くのファンから高い評価を集めました。 TVアニメ『ハンター×ハンター』はTSUTAYA DISCASの宅配レンタルサービスで視聴できます。初回登録時なら無料で視聴で見れるのでお得ですよ。 尚、2011年からはアニメ『HUNTER×HUNTER』が日本テレビ系でも描かれており、こちらも多くのファンに喜ばれました。

漫画『HUNTER×HUNTER』初の劇場作品『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』は、2013年1月に全国東宝系公開されました。 幼いころに一族を盗賊の集団「幻影旅団」に殺されたクラピカが、旅団に奪われた仲間の「緋の眼」を取り戻す旅を描いた物語です。 『HUNTER×HUNTER』ならではの迫力のあるバトルが、スクリーン狭しと描かれており釘付けになるでしょう。 複数の動画配信サイトで『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』が配信されていますが、なかでもおすすめはU-NEXTです。 U-NEXTを利用すれば『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』を無料で観ることができます。初回登録から1ヶ月間はトライアル期間で、映像が見放題だけでなく600円分のポイントがもらえて、書籍を購入して読むことも可能。 ただし、使わなかった月でも月額料金が発生するため、映像や書籍を利用しなくなった際には注意が必要です。