映画『燃ゆる女の肖像』が観られる動画配信サービスは?【カンヌ脚本賞・クィアパルム賞受賞】
2019年にフランスで公開された映画『燃ゆる女の肖像』は、孤島で出会う女性同士の恋愛を描いたラブロマンス作品です。本記事では、そんな本作が観られる動画配信サービスを紹介します。 加えて本記事では『燃ゆる女の肖像』のあらすじ、魅力、関連作品などもたっぷりと紹介いたします。鑑賞済みの人も未鑑賞の人も作品を鑑賞する際の参考にしてみてはいかがでしょう。
『燃ゆる女の肖像』のあらすじ
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— 【公式】映画『燃ゆる女の肖像』 (@portraitmoviejp) December 26, 2020
舞台は18世紀後半のフランス。女性画家・マリアンヌは女性たちにデッサンを教えながら、自身が描いた古い油彩画にまつわるエピソードを彼女たちに話しはじめます。 1770年に伯爵令嬢の肖像画を描いてほしいという依頼を受けたマリアンヌは、ブルターニュのはずれに浮かぶ孤島にある屋敷を訪れます。これまで男性画家に頑なに顔を描かせなかった伯爵令嬢・エロイーズに画家という自らの正体を隠し、散歩相手として接するマリアンヌ。 しかしマリアンヌはエロイーズと接するうちに、彼女に惹かれていき……。
『燃ゆる女の肖像』が映画人から絶賛される理由
2人の主演女優の印象的な演技
本作の主演を務めるパリ出身の女優ノエミ・メルランとアデル・エネルは、これまで数度にわたりフランス国内の賞でノミネートや受賞を果たした実力派。2人の高い演技力が静かにぶつかり合う様子は必見ですよ。 派手ではないものの熱情を秘めた2人の演技が美しい映像・音楽とマッチし、いつの間にか目が離せなくなります。
現代の油絵画家を起用した肖像画
本作に登場する肖像画はすべて、現代で活躍する女性アーティストのエレーヌ・デルメールが実際に描いたものです。本作の監督・脚本を務めるセリーヌ・シアマが女性画家に絞ってSNSでリサーチをしていく中で、彼女を見つけました。 作中の舞台となる時代の古典的な技法にも精通したデルメールの絵画が、物語を美しく彩ります。
U-NEXTで今すぐ視聴可能な『燃ゆる女の肖像』関連作品
クィアムービーの騎手グザウィエ・ドラン監督『わたしはロランス』
新進気鋭の監督・グザヴィエ・ドランによるフランス・カナダの合作映画『わたしはロランス』。本作では、女性になりたい男性とその恋人の深い愛が描かれています。思わず考えさせられるようなストーリーに注目です。
カンヌパルムドール受賞『アデル、ブルーは熱い色』
本作は2013年に制作されたフランスの恋愛映画。本作はなんと、第66界カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを獲得しています。激しくも切ない女性同士のラブロマンスに引き込まれること間違いなしな作品です。
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